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アニメ: 2013冬(年初)アニメ感想(4.2) 今期作品より二つのOPムービー

 またまた番外編ですが、今度はちゃんと今期の作品の感想です。タイトルの通り、オープニングムービーについての話を二つ。

ラブライブ!
 第一話の感想でも書きましたが、このOPムービーのステージの作画は驚異的ですね。色んな技法による効果をこれだけ自然に融合させることができるようになったのか、と。
 ともあれ、それらについて個別に書いてみましょうか。

 とは言え、基本的には動きの話になります。それらを表現した上で、CGっぽさをどれだけ感じさせずに描き上げているか、ということになるので。
 まずは、躍動感ですね。例えば、冒頭の辺り。
lovelive_op1.png
lovelive_op2.png
 飛び跳ねるように舞台を巡る人物の重心の移動が、実に綺麗です。弾むようで、それもちゃんと人の足による動きである感じがします。つまり着地のときですね。
 そしてこれは、実写と比べたりしているわけではないので私の感覚なんですが、本物の人の移動よりも微妙に浮遊感がある気がします。Gが数%少ないような。

 人らしいと言えば、こういうところも。
lovelive_op3.png
lovelive_op4.png
lovelive_op5.png
lovelive_op6.png
 中央の穂乃果の腰及び上半身の動きに注目。ちゃんと人の骨格を感じさせる動きになっています。しかも、実際にこういう風に綺麗に動くのは結構難しいのではないかと。

 これらの作画には、やはりモーションキャプチャーみたいなことをしているのでしょうが、それをしつつこれだけ「アニメ」の絵にしているわけですよねー。
 躍動感と人の骨格、という辺りでは、こんなショットも注目かも。
lovelive_op7.png

 そして、3Dもきちんとやりつつ、
lovelive_op8.png
lovelive_op9.png
やはりちゃんと「アニメ」で、しかも衣装とかもきちんと描いてあるし。
 衣装と言えば、
lovelive_op10.png
こういう動きによる変形もばっちりです。胸のリボンとか。
 人の重心と3Dという意味では、こういうところもですね。
lovelive_op11.png
lovelive_op12.png
 上記の躍動感とは逆に人の体の重みが感じられます。というか、重みが描けるからこそ躍動感が描けているのでしょう。

 と言った感じで、最後に触れたことが実は一番すごいのかも。人が動き体が変形するのだけをなぞっても、重力、つまり重心やその動きとバランスがちゃんと描けないと存在感がない。しかも、それを描きつつもCGっぽさが殆んど感じられない。
 そういうところこそが、このムービーに感じ入ってしまった理由です。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
 こちらはラブライブとは一転して、技法というよりも感覚/感性の面で魅力的です。これまで
oreshura2_op1.png
こんなのばっか紹介してきましたが(笑)、ちゃんとすごいんです。
 すごいと言えば、このOP見て一発で穿いてないのに気づく私もすごいかもですが。なんせ、そのときはまだ本編のあの事件を知らなかったんですから(笑)。

 さて、まずはカラーリング。このOPは、こんな感じの色使いで統一されています。
oreshura_op1.png
 どうでもいいことですが、こういうのの最後がこれ↓
oreshura_op2.png
だった辺りから、某お菓子の魔女[シャルロッテ]の結界の中を思い出したのは秘密です(笑)。

 で、話を戻して、そんな色使いをした上でデザイン的にもこんな背景とか。
oreshura_op3.pngoreshura_op4.png
oreshura_op5.pngoreshura_op6.png
 なんか、『戦国コレクション』思い出すなー。
 そして、更にはこんなカメラワークとか。
oreshura_op7.pngoreshura_op8.png
oreshura_op9.pngoreshura_op10.png
 わかりづらいかも知れませんが、左上-右上-左下-右下の順で、カメラは水平方向(しかし横倒し)から下方向、そしてぐぐーっとパンアップしていきます。

 そして人物です。
 四人のヒロインの絡みなんですが、これも構図が面白いのと、歌に合わせているのが巧いです。歌詞に合わせて口を動かしているところも多い。
oreshura_op11.pngoreshura_op12.png
oreshura_op13.pngoreshura_op14.png
 そして、ぱらぱらっと目まぐるしくカットが入れ替わったり、しかし続きになっているのがあったり。

 歌詞と言えば、こんなお遊びも。
oreshura_op15.png♪油断も
oreshura_op16.png♪ス
oreshura_op17.png♪キ
oreshura_op18.png♪もない
 勿論、「隙」と「好き」を引っ掛けているでしょう。また、
oreshura_op19.png♪優しいキミも
oreshura_op20.png♪意地悪なキミも
 勿論、「君」と「黄身」ですね。こちらは絵で表現。柔らかそうな目玉焼きと多分固茹で玉子。

 ところで、キャラの絡みと言えば、四人の雰囲気がいいです。
oreshura_op21.png
oreshura_op22.png
oreshura_op23.png
 結構目まぐるしいムービーですが、実はそればかりでなく、たまにこの↑三枚目みたいにちょっと静かなのがあったり。そういう緩急も見所ですね。緩急と言えば、時間の面だけでなく、明るさでもこういうのが入ったりしますし。
oreshura_op25.png
oreshura_op26.pngoreshura_op27.png

 とまあこんな感じのムービーですが、ここまででも触れたように歌との同期が実に見事なので、そこのところは絵だけではなんともですね。

 ちなみに、このOPムービーの中で最も好きなカットは終盤のこれだったりします。
oreshura_op24.png
 四人、顔も見えないんですけどね。でも、雰囲気が好き。

おまけ:
 音楽つながりということで。
 「#4 男の戦いは修羅場」の感想を書いたときに触れようと思ってすっかり忘れてしまったのですが、音について。
 鋭太が千和を助けに行ったとき、中2病世界(笑)で流れる派手なBGMが、描写的に現実に戻ったときにぱっと途切れてBGMなしになるんですが、その変形パターンとして、あれ、現実に戻ったのにまだBGMが、と一瞬だけ思わせておいて、実はそれは車のクラクションの音でドップラー効果により曲の一音からすぐに下がっていく、という演出がありました。
 あれには笑わされましたね〜。実に素晴らしい(笑)。

tag : アニメ

コメント

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No title

OPEDアニメーションでお気に入りなのは、私は二つですかね。
まずはさくら荘のED。さくら荘の面々が首を左右にフリフリしている中、なんでさくら荘自身まであらぶるんですかねぇ。最初見たときは爆笑しましたw
そしてダ・カーポⅢのOP。あのMPが減りそうな謎の踊りは一体何なんですか。多分意味はないんでしょうけどもw 個人的に「ラブライブ!」のOPダンスと(ある意味)双璧をなしています(え

Re: No title

> さくら荘のED
ああ、あれ(笑)。後述!

> MPが減りそうな謎の踊り
SAN値じゃないならまだいいかもですね。私はそれよりもサブリミナル的に入っている水着の方が気に……。

ところで、謎ダンスだったら『問題児たちが…』のEDはどうでしょう。ご覧になりましたか?
さくら荘のように建物が一緒に踊ってくれますし。
あと、サビの部分での飛鳥の踊りの腰の動きが微妙だとか(笑)。

No title

>謎ダンスだったら『問題児たちが…』のED
申し訳ないっす。『問題児たちが…』は観てないんですよ。
ネット配信ェ……。

Re: No title

> 観てないんです
画像を紹介してもいいんですが、動きが問題なので……(笑)。

> ネット配信ェ……。
配信のあるのとないのの基準がよくわかりませんねー。
まあ、そもそも分類とかしてみたわけでもないんですけど。

No title

さくら荘のEDは前のヤツが好きでした。
なんで変えたんだ-と思ってます。

 さすがベテランりんたろうがコンテ描いてただけはある、とお気に入りだったのに。
 
 「問題児達が・・・」
 特に気にすることなく見ては消しを繰り返していた。
 来週からちゃんと見よう。
 早送りせずに。

Re: No title

> さくら荘のEDは前のヤツが好きでした。
あちらはまた、随分豪華でしたよね。

>  「問題児達が・・・」
>  来週からちゃんと見よう。
まあ、本編はそう面白いとも思わないんですが……(笑)。
EDはCDも買ってしまいました。
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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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