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ラノベ: 『なれる!SE』ドラマCD「60分で聴く新人SEのごくごく平均的な日常」感想

 うーん、ドラマCDなんですけど「ラノベ」。
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(2012/12/05)
イメージ・アルバム、石川界人 他

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 実は、買ってもうしばらく経ってしまっているんですよね、これ。『なれる!SE』公式サイトなんぞというものが存在するのですが、そこで配信していたボイスドラマらしいです。原案:夏海公司、脚本:秋月ひろ。
 相変わらずサブタイトルの「ごくごく平均的」からして突っ込みどころになっていますが(笑)、状況がどうこうではなく、新人がこんなことをやってしまうという辺りがポイントですね。新人は日常的にこんなことできません(笑)。

 今回は何をやらかしたかというと、やはり番外編的なことで、社内の調整、もしくは調停ってところでしょうか。SE部とOS部の、より具体的には立華と梢の間に工兵が立たされてしまうのです。
 長い仕事から解放され、二週間ぶりに帰れるーという藤崎さん。彼と工兵が食事をしているシーンから始まります。
 藤崎さん、技術力とかコミュカだけでなく、やはりSEには体力が必要だとか健康についてとか、まあ確かに正しいことを言っていましたが、それでその店のおすすめってことで生牡蠣やなんかどんどん頼んだところでフラグが立ちましたね(笑)。

 しばらく復帰できそうもない藤崎さんの仕事の一部が工兵のところにやってくるのですが、バジル・エンターテイメントなる顧客のところに立華と梢と一緒に赴くことになります。
 そこの味坂という人が、これまでこのシリーズに登場した人物とはちょっと……一風変わっており、立華とツーカーの仲。ちょっと急な案件が持ち上がっているのですが、OS部の梢の目の前で、「こういう機能はどうでしょう」「それいいですね」という感じで見る見るなんかが決まっていきます。
 梢曰く。味坂氏は、人当たりはいいが、

「新しい技術や設定に対するリスクを驚くほど顧ないんです!」

だそうで(笑)。そりゃ、梢の天敵みたいな人ですね。
 味坂氏の口癖は、「じゃあそれで」(笑)。

 ……どうでもいいですけどこの台詞、藤崎さんが食い物屋で言っていたのと同じなんですけど(笑)。

 今回のテーマは、立華がやっていたようなスルガのウリである柔軟な対応と、それで発生する運用への負荷をどうするかということですね。
 これまでは言ってみれば、そこのバランスを現場で藤崎さんが調節していたようです。立華・味坂コンビが暴走しそうになると藤崎さんがまあまあ、と。

 工兵も色々考えます。最初だけはやるが以降の追加変更は受け付けないようにするとか。しかし、立華と味坂氏は直接電話でやり取りして進めちゃう仲なので、それも難しい。立華を運用に巻き込むのも今回は難しい。非定型運用の増大が大きい上に期限がない。立華を運用に、というのは以前やった手なのですが、そのときは期間限定だったので。
 コストを持ち出しても、味坂氏はあっさりとOk出しちゃう(笑)し。

 さて困った、というときに登場するのが、工兵の妹の誉。
 今回は何かアドバイスをくれたわけでもないのですが、使っていたネットのサービスがアップデートでおかしくなったという相談。実際には仕様変更でちょっと一手間が必要になり面倒になったということだったのですが、それがヒントになりました。

 藤崎さんが帰ってきたとき、彼も実はちょっと考えていたけど顧客がどう反応するかで踏ん切りがつかなかったという事情を聞かされることになり、まあ危なかったけど結果オーライだったな、という感じで。

 こういうのは、別のシーンで実際によく用いられている手法であるわけですが(藤崎さん談、実際よくある)、そこに工兵は辿り着いてしまったわけですね。相変わらずどこが新人SEなんだと(笑)。
 また、工兵の対策についての梢の反応として、やや「ラノベ」らしさ(笑)もあり、という脚本。

 しかし、今回の困ったちゃんは立華でしたねー。いくらそういうのが好きでも、あそこまで暴走する人でしたっけ。
 まあつまり、いつもは藤崎さんが手綱を引いていたということでしょうか。

 ところで、最後にキャストコメントが収録されていますが、その中の、誉役の佐倉綾音さんから驚きの発言が。
 なんと彼女、小学生の頃の「将来の夢」がSEだったとか! なので、資格を色々持っていたり、

「SEとプログラマの違いを語り出すとまた話が長くなるのですが」

というマニアックな発言が飛び出したり(笑)。
 しかし、将来の夢を自分で調べてみるという授業でSEの実態を知り、これは早死にしそうだからやめたとか。
 日本のITの未来は暗いですね(笑)。
 でも、SE目指すのはやめた筈なのに資格とかは取ったんですねー。

 それにしても、これまで作中で頼り甲斐のあるところを見せてくれた誉ですが、今回中の人になった人も頼もしいこと(笑)。

 という感じで、まあややあっさりめのお話でした。まあ尺が尺ですし。
 工兵がちょっと新人らしくないのは相変わらずですが(笑)。

おまけ:
 ブックレットには、原作者による書き下ろし短編小説「社内レクリエーション?のススメ」が収録されています。バジルのサイトで見た昔のボードゲームを、懐かしさからつい購入してしまった工兵と梢。
 プレイする二人のところに立華が現れ……。
 立華・梢のマニアックさがいつもの如く発揮されます(笑)。

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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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