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ラノベ: 『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』1〜2巻感想

 今月からアニメも始まった作品ですが、先日の感想でも述べたように、妙に本作、特に真涼について興味が湧いてしまい、小説に手を出してしまいました。
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 取り敢えず二巻まで読んだので、そこまでの感想。

 の前にまず概観。というかキャラ配置について。
 先日までアニメが放送されていた『ソードアート・オンライン』を何となく思い出します。まだその印象が強く残っているせいというのもあるでしょうが。
 キャラの性格とかはともかく、千和がSAOのアスナのような位置にいて正妻っぽく(まあ二人の関係はあちらとは随分違いますが)、真涼は何かとても鋭太に似たところがあってでもとてもドラマ性があるという意味でリーファのようであり、姫香は過去の鋭太と同じようなものを抱えて(笑)いるという意味で(SAOのアニメでは出てきませんでしたが)シノンのようなところがあります。
 ……殆んどこじつけのような感じもしますが(笑)。

 ところが、ここまでだとまだ、肝心の真涼に関して謎が多く、色々とわからないことが多いです。
 一巻の最初の方で出てきた「ぱんつはいてない」疑惑にしろ、鋭太と同じような恋愛アンチなんですがではそうなっている理由は?とか。こちらはどうやら鋭太と同じように両親と関係がありそうですが。
 ただ、やはり、その行動力から物語を引っ張ってくれるので、自然と彼女を中心に見てしまうようになっているという印象です。千和は幼なじみの立場から中々抜け出せそうもなく、言わば保守系ですし。

 さて、物語については今回はおいておいて(しかしここでおいとくともう機会がないかもですが)、ここでは冒頭に述べたように、真涼についての興味深いところを追っていくことにします。

 真涼は恋愛アンチ。しかしあの容姿なのでモテモテ。というわけでフェイクの彼氏を作ることにした。同じ恋愛アンチの鋭太なら最適だ。真涼は彼の恥ずかしい過去、つまり、昔書いた妄想ノートを入手していて、その内容でもって彼を脅すこともできる。
 そういうことが明らかにされていますが、実に色々裏がありそうに感じられてなりません。鋭太の中二病ノートをむしろ好んでいるようにも見えるし、自身でもそのノリに合わせることも対することもできる。自分の名字の「夏川」から「サマーリバー」(笑)なるペンネームを作ったり。
 クラブを作れば名前は『自らを演出する乙女の会』、略して『自演乙』。
 『ジョジョの奇妙な冒険』に傾倒しており、ことあるごとに引用し持ち出す。

 そして、一巻のp167。

「…………お前、いったいどこまで本気なんだ?」
「どこまで?」
 体を離して、真涼はにっこり微笑み、
「全部ですよ。ぜんぶウソです」

 つい何かを連想してしまいます。

 一巻と二巻は物語の構成の面でちょっと似ているところがありますが、一巻で鋭太が行動したのは千和のため、二巻では真涼のためでした。
 しかし、一巻でのそのときも真涼はその場所にいて、見ていたわけで、それと同じようなことを二巻で鋭太が、今度は自分のためにやってくれた。そのとき、真涼は何を思ったか。一巻でのそのとき何を思い、次に自分が当事者になったときその想いは?
 明らかに変わった鋭太に対する態度から何を読み取るべきか。……などと言うのも白々しいですが(笑)。

 そして、二巻のラストで姫香が放った一言に、完全に一本取られて珍しく狼狽える真涼。

 うーん、やはり、どうしても真涼を追った方がドラマ性があるなぁ。彼女の想いと彼女自身の変化、そして徐々に明かされる謎とか。そういう点で千和なんかは、さっさとその過去と鋭太との関係もあらかた明かされ、つながりの強さも見えてしまっている、逆に言えばそれ以上の進展が難しい存在ですし。やはり千和が正妻で、他のヒロインの方がドラマになるのか。

 ところで、冒頭にも述べたようにこの作品はアニメ化されているわけですが。
 他のネタはともかく、頻出するジョジョネタはアニメではどうするんでしょうね。それを削ってしまうと真涼の重要な特徴が消えてしまいますし、何より一巻のラストシーンで真涼がジョジョに絡めたあのエピソードをどう表現するのか。
 ともあれ、その辺りはお手並み拝見ということで。

[追記]
 アニメ第二話を見ましたが、ジョジョしっかり出てきますね(笑)。

tag : GA文庫 裕時悠示

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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