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独り言: 新聞を読んでつい邪推 - ウイルス対策ソフトによる誤検知

 今日(2012年12月21日)の読売新聞の夕刊を読んだら、こういう記事がありました。

健全サイトを「詐欺」扱い
対策ソフト 誤検知 自動判定システム裏目

 コンピューターウイルスからパソコンを守る“必需品″のウイルス対策ソフトだが、健全なサイトを「危険」「詐欺」などと誤検知し、パソコンで閲覧できなくしてしまうケースが多発している。(略)
 「何度、苦情を申し立てても改善されない。もう疲れた」。さいたま市のシステムエンジニア矢吹拓也さん(33)は10月、10年以上にわたり続けてきた新作ソフトの無料提供を中止した。
 矢吹さんはパソコンの処理能力を高めるソフトなどを開発しては自分のサイトで公開しており、毎月、数万件がダウンロードされるほどの人気サイトだった。
 ところが、今年5月から急に、「アクセスしようとすると『詐欺サイト』と警告された」との問い合わせが相次ぐように。(略)


 私はもう被害妄想(と言うかなんというか別に私に被害はないんですけど)なのか、この記事を読んだ途端思ってしまいましたね。
 それは、この件があったからです。

PC遠隔操作事件、捜査本部がFacebookページ公開 ウイルスのコマンドなど明らかに - ITmedia ニュース

 PC遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は12月21日、情報を公開するFacebookページをオープンした。警察の捜査本部がFacebookで捜査情報を公開するのは全国初という。

 Facebookページは「遠隔操作ウイルス事件合同捜査本部」。「遠隔操作ウイルスによる連続威力業務妨害等事件について、どんな些細なことでも結構ですので、情報をお寄せください」と呼び掛け、詳細情報を公開した警視庁のサイトへのリンクや、最大300万円の捜査特別報奨金の情報などを投稿している。


 つまり、非常に「今更」感のある読売新聞の記事からは、「何故、このタイミングでこの報道なのか?」という疑問がまず湧いてきます。その疑問や違和感と、同じ日に起こされたこの警察の動き。
 つい、邪推したくもなるというものです。──間違うのは警察だけじゃないよ、という、警察擁護の意図があるのではないかと。
 新聞社の意図かも知れないし警察の意図に新聞が従ったのかも知れませんが。

 記事には、同じような被害の関係者である別の人によるこういうコメントも書いてあります。

「まさに『冤罪』。しかも、その後も名誉回復のための措置さえとられない」と憤る。

 ほらね、専門家が作ったソフトだってこうなんだから警察じゃ仕方ないよね、とでも言いたいかのような。

 しかし、警察は「名誉回復」はしてくれたかも知れませんが、冤罪で与えた損害の大きさが違うんでは?
 それに、「警察じゃ仕方ないよね」などという甘えが許される筈もない。まあ、もちろんそんなのは私が妄想しただけの「言い訳」ですが。

 私の邪推では、そうやって少しでも情報提供を増やそうということなのでしょうね。
 しかし、そんなことよりも先にすることがあるでしょう。つまり、「ごめんですむのは警察だけ」という現状をまずなんとかする。つまり、犯罪者(今回の事件の捜査関係者の中にいる)を処罰する。話はそれから。でないと、怖くてそもそもその情報を募るサイトを見に行けない。
 そしてもっと言えば、「それから」も要らないでしょ。そんなことをしてヒマを潰してないで、もっと実害の出ていることに対処したら? 『黒子のバスケ』の件の脅迫とか。相次いで企業やなんかの情報が盗まれている件とか。

 メンツのために躍起になっているのかも知れませんが、そうやって余計なことをすればするほどメンツが潰れていくのに気づかないのでしょうか。

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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