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せいじ: 2017夏頃の特定亜細亜

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 おのれ北朝鮮、よりにもよってこのタイミングでぶっ放してくるとは許すまじ。

 てなわけでというわけでもないのですが、近年は表現の自由を主張したりTPPに反対したりアベノミクスをけちょんけちょんにしたり(いや私が言っても何か影響があるわけでもないですが)、どうにもネトウヨとしてのアイデンティティが危機っぽいので、ちょっとそういう話でもしてみようかなと。

 さてそれではまずは、あれ↑から始めたので北朝鮮について。
 最近は技術も進歩してきたので、間違って途中の筈の場所に落ちてくるなんてこともあまりなさそうって感じで、ある意味では事態も安定して来た感じですか。
 世の中には、北はアタマおかしいとばかり言う人もいますが、そうなんですかね。初期値、所与の条件がアレだったら、生き残るには極めて合理的な行動を慎重に取ってきているように思うのですが。実際、核兵器も持ちミサイルも飛ばせるようになり、体制は何十年も続いている。
 自分がおかしいと感じるから狂ってるに違いないってのはちょっとどうかと。
 北についてはもしかすると、日本はかなり貢献度の高い協力者(国)かも。民間からは資金も提供しているし、国としても、安心して利用できるミサイルの実験場を提供しているし。

 その点、明らかにアタマがおかしいのはむしろ韓国の方のように思うんですよね。なんすかあの主体性もない首尾一貫してない見るべき方向もおかしい国。米朝が衝突したら日本を攻撃してきそうな。
 所詮は本気度が違うってことですかね。北みたいに常に生きるか死ぬかってわけでもないし。
 日本としては、そもそも今のあの国を認める必要ないと思うんですけど。条約とか国家同士の合意を無視するような国は、その継続性を認めなくていいんでは。条約なんかも、これが破棄したとかだったらね、ない条約は破棄できないんだから少なくともそれをあるものと認めているわけで。
 周辺の情勢がこんな感じになってても、むしろややこしくするばかりで、もしかすると引金を引くのは韓国なんじゃないかななどと思ったり。

 そういえば、日本のメディアってそういうところが韓国と似てますよね。
 加計学園の件とか代表的ですが、マスメディアは社会の空気を誘導するために存在していて、事実を伝えるとかはどうでもよくて、煽動に使えれば使うし使えなければ使わないし要らないと思えばそもそも報じない。
 ……と揶揄しようかと思ったら、まさにそんなことを言っちゃった「報道」()関係者がいて笑えましたけど。

 北の話と報道のことで思い出しましたが、8月30日の読売新聞朝刊。情報セキュリティの記事ですが、総務省がおとりのためのシステムを作るなんて報道がありました。
 それだけならいいんですけど、それがなんと、一面に載ってた。まあさすがにトップ記事じゃないですけど。
 社内に誰か止めるヤツはいなかったのか。
 記事を読んでも、どの辺りがあの(笑)読売新聞の一面を飾るほどの内容なのかよくわかりませんでした。そういうシステムはいくらでもあって、セキュリティの本など読むと、攻撃者はどういうところを見て本物が偽物か判断するかなんてポイントが書いてあったりするし。一応、頑張って本物っぽいのを作るんだ!という話らしいのはわかったしそれは確かに報じる意味がありそうですが、それにしても一面?
 日本なんかは北に本気で攻撃されたらひとたまりもないでしょう。攻撃能力がないということは、防衛能力もない(それを身に付けることもできない)ということだから。そういうレベルというものが、こういうところにも表れるのかな。

 さて、話は丸っきり変わって中国の経済の話。
 先日(2017-08-22)、日経新聞朝刊の三面で中国についての恐ろしい記事を見ました。
 その見出しは「習氏の一喝でGDP修正」というもので、遼寧省の統計の水増しとか捏造を直させたという内容。他の省でも今後こういうことが起きるかも、という推測も記事にありました。
 仮に単なるポーズで真の捏造(笑)がその奥にあるのかも知れませんが、仮にそうだとしても、中国が信頼性とかを意識するようになったとすると、これはえらいことが起きようとしているかも、という気になってきます。
 恐ろしい。

 とまあ最近の特亜について思っているところを書き連ねてみたのですが、……あまりネトウヨっぽくないかな。それっぽいのって韓国のことくらいかも。やっぱりアイデンティティが……。
 いやまあ、それは感覚が麻痺しているからでってこともあるかもしれないので希望を捨てず注視していこうかと。

アニメ: 2017夏アニメ感想 (11)

 夏アニメ感想、8週めくらいのその二です。

Re:CREATORS #19「やさしさに包まれたなら "The story continues, as long as there is someone out there, who believes in my existence."」
 いきなり退場者が3人か!
 ……ごめん。今「2人」って書こうとして、あもう一人いたと気付いた。
 ただ、アリスは強烈な一撃を残していきましたね。それは攻撃のことではなく、ここしばらくの間で唯一アルタイルの「地」を出させたという意味ですけど。
 ずっと余裕を見せてこんなことも言っていたアルタイル。

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「そう、これは物語であると同時に、諸君等もまた演目の中にいるのだ。
我が兄弟達」

 しかし、アリスの言葉に対し、こんなことを言っています。

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「愚弄なんかではないよ。私は、この世界にただ銷魂の念しか懐いていない!」

 言っている内容よりも注目すべきは、一人称代名詞が「私」になっていることです。これまで多分、プライベートな場での対話(等)でしか使っていなかったように思うのですが。
 珍しいという意味では、
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サーベルを手で使うアルタイルも珍しいですが、こちらはどちらかというと、少し冷静になっていて「見せる」ためにやっている感じかな。

 ところで、上記の「物語であると同時に」という台詞ですが、こちらはその意味が気になりますね。これは観客との境界を曖昧にするものであり、それはつまり、メテオラが鳥籠と表現した結界の喪失を承認させる言葉なのではないか? そんな気がします。

 さて、前回のラストで切り札のように登場したカロン。
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 まあ確かに切り札ではあったのですが、どちらかというとブラックな職場で過労自殺寸前の人みたいになっていますね。
 以前どこかで読んだのですが、鬱の場合、治りかけの頃が最も自殺リスクが高いそうで。彼の場合も、「神の世界」で希望を見てしまったから一気に「俺は……もう疲れたんだ」という状態になってしまったのかも知れない。

 色々と背負っているという意味では、ラブコメなギャルゲー(元エロゲ)のヒロインのひかゆにも、色々とあったようです。
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 もしかして彼女のゲームは、所謂泣きゲーにジャンル分けされるような作品だったのかも?
 ただ、そのひかゆについてアルタイルは重要な指摘をしています。

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「承認力は得たようだが、そういう人物像は作劇の運びにあまり宜しくないぞ」

 確かにファンディスクで承認力を得た。そのやり方は確かに単品では賢かったかも知れませんが、この場ではバランスを崩すものだったということですか。
 それは言い換えれば、(メテオラが想定してる)アルタイルの目的にむしろマッチするものだった可能性があるわけですね。

 ともあれ、アリスとセレジア、そして多分カロンと一気に大きな異動のあった回でしたが、一番頑張ったのは鹿屋だったかも。

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「主人公だなんて言うんなら、セレジアの言ったことにブルって脅えてんじゃねーよ」


プリンセス・プリンシパル #07「case16 Loudly Loundry」
 今回は、実に意外な方向性の話でした。
 重大な犯罪が起きている割にそれに関する直接の描写はなく、白鳩の宿敵であるノルマンディー公の姿も見えない。いやいたかも知れませんが印象には残ってないし、敵役はせいぜいあの金貸し程度です。
 しかも、ラストも極めて和やかな雰囲気。いやまあスパイとしての仕事をしている最中だから穏やかではないわけですが、彼女等にしてみれば平和な日常の一コマに過ぎない筈。

 今回の仕事は、毒ガスを使った犯罪に関する調査。疑わしい人物は既に目星が付いていて、薬物を扱っていれば服に付着する筈だから洗濯屋に潜り込めばいい、ということで始まったのですが……いや実際、そんなことは本人も気付いていて洗濯は自分でやってたので、同僚の余計なお世話がなければ白鳩の仕事も行き詰っていたかも?
 要は、そういう本業はどうでもよくてこの工場でのドタバタが描きたかったみたいなある意味癒し回かな。

 実際、アンジェの出番が殆んどないというのは平和の証拠だし、アンジェに関して言えばむしろ、
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これの意味が気になる(提供バックを選んだ意味は特にありません(笑))。細かい設定とか言っていますが、ただ単にプリンセスがこんなところに来て働くのが気に入らないというのを隠さなくていいやり方を選んだだけ、かも?

 ベアトは意外にも……でもないですけどメカをいじるのが得意らしいですね。機器の動作の問題点を指摘し修理やメンテもやってたみたいだし。多分一人で。
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 ただ、仕事中には
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寝ちゃってますけど、それはまあいいですよね。インターバルってことで(笑)。

 ちょっと印象的だったのが、このシーン。
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 勤勉なのが必ずしも美徳ではないこと、そして、機械はちゃんと動くのが当たり前という感覚の間違い。この時代の日本、特にそこでの機械がどういう様子なのかはわかりませんが、ちせも何かを得たかも知れません。
 ところでこの時にもいたこの人。
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 別に磨かなくても光ってるんじゃね?

 ともあれ、
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なんか穏やかなBGMと共に穏やかに終って、なんかこう清涼感すらあるような、たまにはこういうおとなしいのもいいよね的ないいお話でした。

○ 番外編:けものフレンズ
 現在、テレ東などで再放送中の本作。再放送はまさに佳境に差し掛かるというところで、BD(付オフィシャルガイドブック)の最終巻も発売されました。

けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (6)

KADOKAWA (2017-08-26)
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 ガイドブックには非っっっっ常に気になる一言が。
 の前に、二つほど。一つは11話に出てきたサンドスター・ロウについて。「カビの胞子みたい」という表現が出てきたので一瞬、感想に書いたように「roe」(これは胞子じゃないですけど)が正しいのかと思ったのですが、多分ここでは単に見掛けが似てるというだけなんでしょうね。
 よしざきおにいさんによる情報開示(p20)では、黒塗り……じゃなく赤塗りになって隠してある個所があるのですが、なんかそれが相当しそうな感じ。つまり結局よくわかりません。

 よしざきおにいさんと言えば、インタビューでこんなことも言っています。

それが4話のラストまで完走できたので、自分としてはもう、これでよかったよかったと。ホっとしました。

(p26)

 同じページの上の方で、「大人が見ればその深刻さは伝わるし、子供が見てもその重さはあまり関係ない」という二重構造について触れていますが、となると、4話辺りからの大きなお友達による急激なブレイクはある意味必然だったわけですね。

 さて。
 そのインタビューのその部分の「深刻さ」が何を意味するか、です。
 前のページから、このように続いています。

主人公を作劇的に、地球最後の一人にしました。

(p25-26, 強調は引用者による)

 …………えっ…………。
 その後の話でも別にやっぱり見直したとかいう話はないし。
 やっぱり、あれは「遺した」ものだったし、ツチノコの言った「絶滅」は用法が違っていたようですが、実は言葉通りの解釈が正しかったとか……?

アニメ: 2017夏アニメ感想 (10)

 夏アニメ感想、8週めくらいのその一です。

捏造トラップ−NTR− trap:8「制御できない感情」
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 また話をややこしくするー。相変わらず余計なことをしてくる由真です。……ですが。
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 まあ、いい方向に順調に育っていると言えなくもないか。
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 ところでこの付け方、後で困るようにわざとやってるなんてことないですよね? まあ実際にそういうことになるまでもたなかったようですが。

ナイツ&マジック 第8章「Secret & Quest」

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「全部バラして、」

 そうですよね、バラすのは基本ですよね!
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 この時この人、いや人じゃないですけど、エル君を見て一体何を思ったか感じたんでしょうね。

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「徒人でありながら徒人とは別なる理を知る者よ」

 後でこんなことを言っているし、そしてエル君にはそれが何を意味しているかわかる筈だし。そういう意味では、エル君はそれを聞いて一体何を思ったか感じたんでしょうね。
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 とまあ色々ありましたが完成した「斑鳩」。こちらには多分こんな文字はないだろうしフォントもないだろうから、自分でデザインした筈で。中々巧いじゃないですか。

天使の3P! #07「びっくり招待状」
 まずアヴァンですが。
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 てっきりあの純真な笑顔に答えてくれる気になったのかと思いましたよ。
 勿論、嘘ですけど。ともあれ、
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こんなだったり、
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こんなだったりするからそういう間柄になれないんじゃないですかね、桜花さん。
 まあ、新たに登場した霧夢を名乗る人物の策略は尽く失敗しているので助かってますけど(笑)。

はじめてのギャル 第7話「はじめてのバイト」
 なんかこの作品とても不思議な感じがします。特段ドラマティックなことがそう起きてるわけでもないのに、みんなでわいわい騒いでいる内に
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いつの間にかジュンイチと八女さんの間の雰囲気がどんどん良くなってきてるんですよね。赤い糸がいい仕事してるみたいなっていうか。

ゲーマーズ! DAY7「雨野景太と天道花憐の最高の娯楽」
 前々回、前回の目が回るような激しい展開とは打って変わって穏やかな話。
 最初はちょっと不穏な空気も漂ったものの、こうなるともう景太じゃないですが、例の定型セリフも出番がないですね。
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 一瞬の絵でしかもちょっとぶれてますが、今回私が選んだ天道さんのベストショット。デートの前には
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こんな顔もしてたことを考えると、良かったですねーという感じです。
 まあ、そうせずにはいられないということなのか、いつもの調子で
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こんなことをしたために
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こんなことになったのもいい思い出になるでしょう。これからも、互いに「末長く」「幾久しく」とか言ってるし、天道さんも

「交際にもステップというものがありますからね」

などと、ステップを踏めば良いと言ってるし。あとは原作のようにさえならなければ(笑)。
 ところで、千秋の「 とても可愛い」妹って、アニメで出番あるのかな?
 あと、亜玖璃さんも

「雨野っちってそういう大事なことも、他人の意見で決めるつもりなわけ?」

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「ごめんなさい。今の相談は聞かなかったことにしてください」
「うん。よろしい」

中々厳しいことを言っていましたが、景太もそれですぐに理解して反省するし、なんだかんだ言ってみんな結構ちゃんとしているのに、景太と天道さん以外はどうしてこんな大変なことになってるんですかね。

恋と嘘 第8話「嘘のない想い」
 頑張っていたり、由佳吏には明るい表情を見せる高崎さん。
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 でも、密かに、あるいは演じている際に 
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こんな表情をしている高崎さん。

「高崎さん、大丈夫?」
「えっ…」
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「あっあっ気のせいだったらゴメン…!
なんか頑張ってる分、無理してるんじゃないかなって思って」
「……すごいな根島くん」

 でも、気付く由佳吏。高崎さんじゃないですけど、確かにすごいかも。
 さて、終盤は由佳吏と高崎さんの、「好き」についての対話。でも、同じ言葉について話していても随分と違う話になっています。

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「…ねえ高崎さん。“好き”って何?」

 こう問うた由佳吏は多分、それがどのようなものかを聞いている。しかし、

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「…ねえ根島くん。私わかんないよ。
好きって 何」

こう呟いた高崎さんは、どうしてなのかについて思っている。どうしてこんななのか。どうしてこうなっちゃうのか。
 まあある意味では、高崎さんはこの物語の象徴とも言える人物だし。
 色々と気にはなりますが、まだまだわかりませんね。

独り言: 言い方とか呼び方とか

 なんとなーくですけど、物事の表現の仕方、どう呼ぶかとかも含めてちょっと考えた方がいいんじゃないかなーと思う事って結構あります。まあそれでそのように言い換えて本当にいいことがあるかっていうとそれは分からないんですけど。
 なんでこういうことを書いているかというと、たまたまこういう記事を見たので。
コミケ「2020年問題」東京五輪開催中はどこで開催するのか? 共同代表に聞く:イザ!
 この件、ちょっと前の都議選の時に感じたことがあったなぁ、と。
 というわけでまずはその件から。

○ オリンピックとビッグサイト問題
 これ、コミケの話をしても仕方ないんじゃないかな。いやむしろ良くないんじゃなかろうか。だって、一般の人からしてみればそんなのどーでもいいことであるわけで、ビッグサイトの問題を矮小化してしまわないか。
 上記の都議選の時に思ったんですが、この問題はオタクが発見した!とそこまで言ったら言いすぎかも知れませんがそういう方向で訴えかけた方がいいんじゃなかろうか。

○ NHKネット受信料
 前々から話はありましたが、ついにNHKがネットからも受信料を取ろうと具体的に動き始めたという件。
 先日の話では、専用アプリで云々という方式みたいですが、だったら受信料とかでなく、有料配信、ただし受信料を払っている人は無料、と言ってればもうちょっと抵抗は少なかったんでは。
 ただこういう問題って、例えば法的にそう表現するしかないなんてこともあるかも知れないし、どうかな。

○ Amazonはネット「書店」か
 もうずっと以前の段階での話になりますが、果たしてAmazonをネット書店と表現していたのは正しかったのか。名が体を表しているかということではなく、対抗する側のために。
 リアルの書店では、在庫がなかった場合取り寄せに大体2〜3週間とかいうことを言ってて呆れさせてましたが、逆に言えば、在庫があればその場で入手することができるわけですよ。電子書籍とかまだ現実的でなかった頃は。つまり、本屋さんがAmazonに負けてるのは必ずしも書店のせいってわけではなくて、そもそも別の相手が戦うべきところを何故か書店が矢面に立たされてましたが弱点は書店のせいじゃないし。
 だから、ネット「書店」と呼んでなければもうちょっと別の戦いができたのではないかな、と。

○ ハードの時代
 Googleみたいなところがどんどんハードに手を出してきて、ソフトからハードへ揺り戻しが来ているみたいに言う人がたまーにいますが、いやいやそういう見方はちょっとどうなの、と思ったり思わなかったり。
 ああいうところはソフトでできることががどんどん拡大して、それを実現するためにハードが必要になったという構図に見えますし。

○ 銀行の資産
 はカネよりも信用じゃないかな、と思う。
ニュースリリース : 三井住友フィナンシャルグループ(PDF)
 そう言えばこんな話もありますが、つまりもう自分じゃできないってことかな。
データサイエンティスト育成へ、東大・NECなど10月に共同組織 | 科学技術・大学 ニュース | 日刊工業新聞 電子版

○ ジャーナリスト
 じゃなくて彼等はクリエイターじゃない?

○ 番外編:性表現と暴力表現
 最後に番外編。これは単なる呼び方の話ではないので。
 表現規制派に対し、性表現がダメなのにどうして暴力表現はいいんだ?という展開をよく見ますが、というか私も言ったことあるような気がしますが、それはあんまり反論になってないかなー、と。
 まあ例外とか言い出したらきりがないし根拠があるかというと微妙ですが、性に関しては概ね、全員が生得的に「したい」と思うものであるのに対し、暴力は別に、ヒトは誰もが必ずそれを好むものだって共通認識があるわけでもないですよね。
 ほっといてもやるものと何か理由がなければしないことを比べても説得力ないかもなぁ、と。

アニメ: 2017夏アニメ感想 (9)

 今期アニメ感想、7週めくらいのその二です。この間言ったように今回は簡略版ですが、こういう時に限ってなんか見所が多いんですよね。結局あまり簡略版ではないかも。

はじめてのギャル 第6話「はじめての八女さん家」
 あ、八女さんかびっくりしたー。
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 っておい怒られるよ!?
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 香椎さん楽しそう。これで打ち解けられるかも?

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「助けてくれて、ありがとね」

 最後に男を見せたジュンイチ。そして八女さんもちゃんとわかってくれてます。いい子です。
 よかったね。

捏造トラップ−NTR− trap:7「親友でいられるよね?」
 それに引き替え由真。
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 蛍にここまでさせるなんてー。

ゲーマーズ! DAY6「ゲーマーズと全滅ゲームオーバー」/「天道花憐と不意打ちハッピーエンド」
 前回はまさに通信エラーという感じの誤解の連鎖でしたが、今回は策士策に溺れるというかいやそれは前回の上原君だし、今回のみんなはどう表現したら。
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 「案ずるより」かな?
 で、最早諦めムードの天道さんに景太が「友達申請」。

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「僕と、付き合って下さい!!」
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「はい、よろこんで」

 ……じゃねーよこれ友達すっ飛ばしてるよ(笑)! しかも天道さんも「素直な気持ちありき」過ぎるよ!

Re:CREATORS #18「すべて不完全な僕たちは "As long as we're alive, we have to enjoy our lives to the fullest."」
 まあアルタイルには全部筒抜けなのでこうなりますよね。あの魔法みたいなのが何なのか知りませんが、承認力が得られる程になってればネット見るくらいの手間でわかっちゃいますし。
 しかし、そういう構造的な弱みを一気に引っくり返せる秘策が、今回やっと授けられました。

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「解錠。さあ、これで君の作ったものは動き出す。
承認力なんてまだるっこしいもの、関係なく」

 なななんと、それは真鍳がもたらしたもの。
 アルタイルが前にアリスに見せていた能力がどういう仕組みかによりますが、これで颯太の動きも読まれちゃうようだと話の筋がちょっと……なのでさすがにそこまではできないのではないかな。
 その真鍳が裏返してくれたのは、颯太の次のような言葉。

「承認力は絶対の鍵だ。鍵を無視して扉は開かない」

「薄っぺらい付け焼き刃みたいなやり方で、人の心を揺さぶれるわけがない」


 それにしても真鍳って、いつも颯太に言うことにはちょっと誠意を感じますよね。彼女なりの、ですが。考えていることをちゃんと言う。
 まあ、彼女は颯太のことを「似た者同士」と言っていますし。多分それは本心で、颯太に言って来たこともこれまでずっと本心だったのでしょう。今回はそれに加えて、試してもいるようです。颯太から

「悪いとかいいとか、そんなのどうでもいいんだ。
それがもし叶うなら、他のことなんて全部どうでもいい!」

という言葉を引き出したとき、ちょっと嬉しそうだったし。あと嬉しそうと言えばこれ。

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「あの不良少年の文楽人形? あれ、もう飽きちゃってさぁ」
「え、それは……嘘だ。君は板額を、手放さないだろう?」
「打てば響く。いいもんだねぇ」

 響くと言えば、なんかもうこう何度も繰り返すとメテオラさんに申し訳ないような気がしてきますが。

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「それが人。それこそ人。私はだから人が好き。
颯太君。私の言ってること理解してもらえるかな」

 考えてみれば、人というものを知り尽くしているからこそ嘘が吐ける。そして、颯太へ向けた蛇足のようにも見える言葉。これも真鍳自身について「それが人。それこそ人」と思える言葉です。
 真鍳について更に付け加えるならば、去り際の一言が今後の展開の鍵かも知れない。

「この世界は、矛盾した法則を許さない。君の存在だってきっとそうなる」
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「さて、どうかな。ここは物語の外側だよ?」

 颯太達、つまりはメテオラの考えにある穴。その指摘とも言えるコメントです。

 さて、対するアルタイル。なんかみーんな颯太達の方についたり寝返ったりして、しかも
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あの無敵に思えたサーバル……じゃなくサーベルも無力化され絶体絶命、に見えたのですが。
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 ……いやごめん。すっかり忘れてたわ君のこと!

 あと、やはり触れておかないわけにはいかない、「随分と涼しい格好の」或いは「凄い恥ずかしい格好の」ねーちゃん(笑)。

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「え、えええくすとりーむふぁいなるれじぇんどまーしゃるあーてぃすと、ひかゆ!
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ここに推参ー!」

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「よく承認力得られたな、あれ」
「意外にみんな、ああいうの好きなんですね」
「いやカンペキっすわ」

 いやさすが元エロゲのヒロインっすわ(笑)。
 しかし大西さん、どっかのハイパーでアルティメットな人の産みの親に感性が似てる?
 エロゲのライターだし。

読んだ: 『PC遠隔操作事件』感想

 世間を騒がせたという意味では大事件だった所謂「PC遠隔操作事件」の取材なんかをまとめた本です。

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 それとはあまり関係ない個人的な話ですが、この夏は何故かちょっとITづいてました。結局手を入れる必要はなかったのですがLinuxのカーネルいじったり、6年くらい前に書いたCのプログラムを手直ししたり、ラノベ『なれる!SE』が完結したり、購読しているメルマガ/ブロマガでITの話してたり。
 中には、今回の本に関係あることも。部屋の掃除をしてたら、5年前(2012年10月29日)の読売新聞でPC遠隔操作事件の誤認逮捕について検証した記事の切り抜き、というか1ページまるごとですけど出てきたり。

 まあそれはさておき本の感想です。
 まず表紙ですが、……猫ですね。この事件、猫(のまネコ)に始まり(江の島の)猫が締めくくったというかそんな面があります。多分、そういう意味でこうしたのでしょう。
 当時私もそれなりに興味を持って追い掛けていたわけですが、その範囲でもあり事件が事件として進展していた頃の、公判の前くらいまでのことは、分量としては概ね1/3くらいですね。裁判関連のことがこれも1/3くらい。残り1/3くらいは分析、という感じ。

 で、読んでの感想ですが、この「PC遠隔操作事件」。主役は警察だったように思います。

 一連の「事件」として最初に発生したのが横浜のCSRF事件ですが、現象面はともかく意味的には、これはまだ「PC遠隔操作事件」ではなかった。片山(本文にならい原則として敬称を略します)はこの時、身を隠しただけのつもりだったようです。
 しかし、そこでまさかの誤認逮捕が起きてしまった。その「犯人」は犯行の動機や、未公開の情報まで「自白」しています。
 片山はそれでPCを遠隔操作する方向に動き始めるのであって、彼のいたずらを「PC遠隔操作事件」に方向付けたのはこの神奈川県警だったわけです。
 そして曇取山。埋められたUSBメモリを警察が発見できなかったことで彼の計画は狂ってしまい、想定外の対処をすることに。で江の島の猫が登場するのですが、それが逮捕につながることになったわけで。

 結局、警察のミスが全てをドライブしていたと言っても過言でないくらいですね。

 しかも、逮捕後のことはあまりよく知らなかったし、もう色々と忘れてしまったことも多いのですが、警察は取り調べができてなかったんですね。録画等の記録を拒否したことで。
 著者が彼にした質問(p257)くらいで狼狽えるような有り様だったのだから、きちんと取り調べができていればそこでボロを出した可能性は確かに高い。つまり、裁判をこじらせたのも警察だった。

 判決も、主役は警察みたいです。ただこれは、ちょっと可哀想とも言えるものですけど。
 判決では、「高度な知識・技術を最大限に駆使し」たこと等も含め「サイバー犯罪の中でも悪質」としているらしい(p397)。しかし、そこで指摘されていることを見るに、どの辺りがそんなに高度なのか、と。
 そういうことを思いながら読むとこの判決、警察にとってその程度のことがそんなに高度だったのかとかいうことになり、哀れになってきます。もうやめて、警察のライフはゼロよ!

 まあある意味で煽り耐性の低さが暴走させたというようにも言えますが、耐性の低さには、感受性の高さという面もあると思うんですよ。つまり、同じ刺激でもこういう場合には特に、みたいなのが。
 この事件でそれが増幅された理由を考えてみると、ITがキーワードかな。
 例えば、ある犯罪が起きたとき。犯人がスポーツマンだったら、「スポーツやってるのにどうして」という感覚が多くの場合働くものです。これがパソコンオタクだったりすると「やっぱり」となる。そして、こういう感覚は特に、警察のような組織では強いように思いますね。警察はITが苦手なだけでなく、嫌っているし蔑視もしている。「違う世界」(p510)というのは「下」ということです。
 日本で公的な機関がハッキングのイベントをやったりセキュリティ関連のボランティアを募集したりすると、大概誰かが「ブラックリストに載るんじゃね?」とか突っ込みますし。

 ただ、この4人の誤認逮捕の被害者を出した事件からもう5年程は経つわけで、色々と意識も変ってきているんではないかなとは思います。
 思いますが、冤罪の恐怖で社会不安を引き起こしている状況は今でも健在(?)だし、これは警察の話ではありませんが、冒頭に書いたメルマガでは、未だに「偉い人」にはITのことなんか些事だという例が出ています。たとえそれが安全保障の問題であっても。
 或いは、私はいつもメディアについて批判していますが、メディアは特にITが嫌いですよね。わからなくてもしかたない、わからなくてもいい、わからなくて当然、だからそんなことやってるヤツはどっかおかしい。当然、間違った記事を書くのも許される範囲のこと。そういえば「iesys.exe」を「アイシス」と呼び始めたのもどっかのテレビ局らしいとこの本に書いてありますね(p334)。まーそんなことじゃないかと思ってましたが。
 またビジネスの世界でも、海外の企業とトップ会談をして、ITのことだから持ち帰って部下に相談しますなんてことがよくあるらしいし? IT系の大企業であっても。

 ともあれ、今はこの事件はあまりサイバー犯罪という印象がないです。勿論、コンピュータを使った様々なイベントがありましたが、こうして後から振り返ってみると、それは本質ではなかった。今だから言えるわけですが、結局ITは脇役だった。
 片山と警察と司法とメディアが繰り広げた、どたばた騒ぎ。レベルはあまり高くなかった。色んな意味で。
 そして、片山がどうかはわかりませんがその他の主要な役者は、さほど変っているように思えない。

 そういう意味では、似たようなことが起きる素地はまだまだ残っているように感じますね。

アニメ: 2017夏アニメ感想 (8)

 今期アニメ感想、7週めくらいのその一です。ちょっと私用で、毎週日曜に書いている感想が今度の週末は簡略版になりそうなので。
 いやこのブログも私用ですが。

ナイツ&マジック 第7章「New & Old」
 ここで、前回二人の美少女に迫られてたときのエル君と今回を比べてみましょう。
knightsmagic_6_2.pngknightsmagic_6_4.png←前回
knightsmagic_7_1.pngknightsmagic_7_2.png←今回
 というわけで分析は終了したので(笑)、本編へ。

 いやもうなんというか、エル君のお陰で本作開始当初と比べると、
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シルエットナイトの動きが見違えるようです。そう考えると、ヨーハンソンのじーさんは実に幸福者ですね。いい時代に生まれたものです。しかも、熟練の技術を手にしてからですから。
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 このとんでもない機体を、自分の手で完成させることができる。なんという幸運か。
 こうして見ると、エル君達とラボって、ソニーと松下とかそんな感じ?

 そして後半のアンブロシウス王ですが。
 あれってまさかとは思いますが、エル君の新しいシルエットナイトが欲しいから退位したなんてことないですよね?

 あともう一つ。

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「だからね、体を傾けて、グッとして、こうガッと体を戻せば、いけるわ」
「ごめん、全然わからない」

 あーこんな人いましたね昭和の有名人に(笑)。

恋と嘘 第7話「無言の嘘」
 今回思ったこと。本作で一番「可愛い」のって実は仁坂(笑)?

 はまあいいとして、冒頭の、前回ラストからの続きのシーンの莉々奈で、冴えカノの加藤を思い出しました。
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 こんな表情をしていたし、触られるのが怖いとまで言っていたものの、それは結局イヤだからというわけではなかったわけで。
 政府通知恐るべし。
 ただ、それで由佳吏との関係がちょっとぎくしゃくするようになってしまったのも事実。まあ、矢嶋のせいですけど。

 それをつなぎとめ、修復してくれたのが高崎さん。

「なんかぁ〜根島がケガしたって」
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「えッ…!!」
「え?そんな驚く?」
「あ…えっと…」

 それで保健室の由佳吏のところへ急行して、
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莉々奈のことを聞き出し、今度は莉々奈を呼び出して
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相談を装って状況を確認するのですが……。
 この後の演出、ちょっと面白いですね。

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「会いたくないのに
すごく寂しい」

 ぽつりぽつりと話す莉々奈。そして、
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ただ、見つめる高崎さん。莉々奈は、矢嶋のアドバイスで連絡してきた由佳吏に、手紙で気持ちを伝えます。
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 そして、二人の気持ちの上では大体元通りになったかなという辺りになってやっと、高崎さんのモノローグ。

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『それは 恋だよ』

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『私がひと言教えるだけで、二人は本当の恋に気付くかもしれない』
『だから——』
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 順番の入れ替えや台詞の省略。とても効果的に働いていると思います。
 巧い。

プリンセス・プリンシパル #06「case18 Rouge Morgue」
 これ、ドロシーにげてー!という話ですね。今後のそういう展開を暗示……というかもしや明示しているのでは、とも思えます。

 チェンジリングとは別のミッションがドロシーに。それは王国外務省の暗号表を盗め、というもので。ノルマンディー公はそれの回収をある人物にやらせているのですが……。
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 それがなんと、ドロシーの父親のダニーでした。
 少なくともドロシーの口から説明される限りでは酷い父親で、ベアトなんかは「あんな親」という言い方をしています。まあ実際に会ってもいるのですがところでベアト、口軽いんじゃない(笑)?
 ただ、ドロシー自身はというと、嫌っているというよりも、嫌なのでしょうね。そんな風でいて欲しくない、ということです。

 自分達が暗号表を奪ったら、ダニーがどうなるか。そう心配するドロシーですが、実際、奪ったら、つまり紛失したらそれは意味がなくなる恐れもあるので、合理的な口実にもなる。
 結局ベアトが見つけるのですが、

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「それが、暗号表なんですね」
「ああ。書き写すぞ」
「このまま持って帰っちゃだめなんですか?」
「ノルマンディー公に気付かれたくない。それに……」

ドロシーは合理的な口実を口にし、任務と父親のことを両立させようとします。
 しかし、当然のごとく物事は悪い方向へ。

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「大事なもんなんだろう? もうちょっと報酬を弾んでもらおうか」

 この「取り引き」は勿論盛大なフラグなんですが、しかしここではそれはさほど重要ではないと思います。何故なら、これなしでもいずれにしろダニーは殺されていた筈だから。
 重要なのは、ここでダニーが娘の「デイジー」のことを口にしていること。そして、モルグでは「デイジー」の顔が知られている。更に、一緒にいたベアトはデイジーを「ドロシー」と呼んでいる。
 ダニーに協力したのだから、そのデイジーだかドロシーだかは、暗号表を見た恐れがある。

 これはまずいですね。とても。
 だから、冒頭に書いたような感想になるわけです。

 あと、ラストシーン。『moonlight melody』の合唱から、
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同じ曲のピアノバージョンを使ったCMへの流れ、実に綺麗です。

 ところで「ドロシー」というのは、ドロシーことデイジーの母親の名前だったようですね。みんなD?

 あと、ドロシーはベアトに「私は、多分アンジェより弱いんだ」と言っていましたが、CMを挟んでその直後に興味深いシーンが挿入されています。
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 実に意味深ですね。確かにドロシーよりもアンジェの方が強いかも知れない。でも、脆そうです。
 アンジェことシャーロットは、プリンセスに依存しすぎている。
 これもまた、後の展開に不穏なものを感じさせます。

マンガ: 『からかい上手の高木さん 6 』感想

 相変わらずの高木さん……ですがちょっといつもと違う面も。というか最近そういうの増えてきた?

からかい上手の高木さん 6 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
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 あと、フィギュア付きもあるよ!


 相変わらずだなぁという感じなのは、例えば最初のエピソード「デート」。駄菓子屋?でカップめんを食べる二人ですが、「デートみたいだね」という高木さん。
 クラスメイトに見られたら、という話になり、西片は否定するから大丈夫だよなどと言ってますが……やってきたクラスメイトは、見て見ぬ振り。そりゃーね(笑)。これじゃ否定しようにも。
 さすがの読みの深さです。

 いつもと違う面と感じたのは二つ。
 一つは、三話もかけて描かれている連作「ウォータースライダー」。中井君、真野さんと四人でプールに行く話です。真野さんは縁結びっぽいジンクスのあるウォータースライダーを中井君と滑りたいと思ってるのですが……。
 真野さんと二人での会話の中で高木さんは、軽口のように西片のことを話します。高木さん、女子にはあまり隠す気がないっぽい?
 というかもしや、女子の間では周知の事実?

 もう一つ。これは、「お悩み」という話。
 ある日、西片は違和感を覚えます。……なんと、高木さんがからかってこない!
 エピソードのタイトルの通り、ちょっと悩みを抱えてたんですが、それがなんと偶然にも、西片のお陰で解決、はしてないけど解消されちゃう。その時に出てきた一言がね。
 ぽろっと出ちゃったという風でもないしからかってる風でもない。
 そう考えるとこの回では、一度もからかってないですね高木さん。

 まあそういうのもある意味では相変わらずと言えるんですが、最後にもう一言。
 この巻では最初と最後のエピソードで、二人を見る第三者の目が描かれています。でも高木さん、全く意に介してないですよね(笑)。

艶漫画: 『フンドシWalker』『裸じゃん』紹介

 形式上エロいマンガに分類しましたが、イラスト集に近いです。まあもっと正確に言うと、作品タイトルやロゴから連想されるような形態がより近いですけど(笑)。

フンドシWalkerフンドシWalker

サークル:くろわさび(Official)

裸じゃん裸じゃん

サークル:くろわさび(Official)

 その界隈ではこれまでも独特のフェティシズムで定評があった(に違いない)サークルくろわさびさんですが、DLsiteでは今回が初みたいですね。
 中でもNECK-Paiのシリーズなんか特に素晴らしい発想だとは思うんですが、実は私、実際に購入したことがあるのは最近の何冊かだけだったりします。オフィシャルサイトの絵を見て前から欲しかったんですけど(あ、違法のは見てないっすよ)。
 今回の二冊の内『フンドシWalker』はR-15となっていますが……いいんですかね?
 そして『裸じゃん』。「密着!旅先だからみせる、本当の自分♥」って、ハダカじゃん(笑)。まあ、特集のタイトルが「全裸で歩きたい夏の人気温泉街」ということみたいなので。
 6ページのショットの二人の表情の違いとか、7ページに書いてあるハプニングとか、いーですね〜。

 あと、DL版によくあるパターンとして、ノンテロップ……じゃなかった、文字を抜いたイラストのみのものを収録したりしてるので。

アニメ: 2017夏アニメ感想 (7)

 先週、6週めくらいのアニメ感想です。昨日書き切れなかった二作について。

Re:CREATORS #17「世界の屋根を撃つ雨のリズム "I mean I'm the CREATOR."」
 この英字サブタイトルは、「ウチはあんたの神様や」かな。もしかすると別の台詞のことかも知れませんが、この台詞の直後に出たのでとても合っているように思えて。

 まずは、本作の感想も久し振りなので軽く試運転。

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「セレジア、呼吸を合わせて」
「ええ」

 ここでヘンな想像をしてしまっても、それはセレジアさんの担当する役職のせいですよね(笑)?

 さてではもちょっと真面目に。
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 相変わらずアルタイルの技は美しいなぁしかもちょっとアレンジしてきてるし、と思いながら見ていたんですが。
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 これは? なんか見た覚えないような。やはり日々増えてるんですかね。

 そして、変っている人がもう一人。

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「根に持つ男は娘に好かれぬぞ」

 こりゃたまげた。弥勒寺じゃないですが、冗談なんて言えるようになったんだなぁ。しかも、
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これですよ。まあ、相変わらずな所もありますけど。「時宜を計る」なんて言葉知らなかったので辞書引いちゃいました。

 まあそんなこんなで色々と事態は進みますが。

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「やはりか。これは結界だな。世界から隔絶した虚構の街だ。
だろう? メテオラ」

 やはりメテオラ、読まれていますね。で、これ前にも言ったような気がしますが、回を追う毎によくわからなくなるのがこのメテオラ。この反応は本当に驚いているのか? でも、これも前に言いましたがメテオラが颯太に言った言葉その他どうも心に響かない、つまりぶっちゃけあまり大したことないという可能性も。
 作者のこともよくわからないし、どっちなんだろう。でもこの問題、わかってもあまり面白くない気も。

 でもそんなことは関係なく、アルタイルはしたいようにしてくれます。

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「朝だと思ったのかね?」

 いや違った(笑)、

「これで大団円だと思ったかな?」

というのも凄みを感じるし、
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この立ち去り方もなんかいい。変なイフェクトとかなしで、ふと見るといないという方がかっこいいですよね。
 そして勿論、この場で起きていることの意味も全て理解しています。その上で、結局行動としては同じことをしようとしている。アルタイルの中では、結局今ここで何が起きていると、あるいは何をしているということになっているんでしょうか。

 という中で、やはり別行動を取っていたコートで中年のおっさんことブリッツ・トーカー。
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 なんかちょっとした波紋を拡げながら歩いてるようですが(笑)。
 彼はアルタイルとも話していましたが、目指すは創造主・駿河駿馬。今一度確認しておきたいのですが、現在想定されている「アルタイルの目的」は、全てメテオラによる推測に過ぎませんよね。
 まあそれはおいとくとして、その駿河さんも大概偽悪的です。

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「当然や。ウチならそうネーム切る」

 この後彼女が言ったことは、時間稼ぎにも誘導にも思えませんね。むしろ、自分の被造物のクセにわからんか、くらいは考えてそう。そしてダメ出し。まあ、確かに彼はあまり面白い話を考える才能はなさそうです。

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「そんな一本調子のシナリオ、どこがオモロいねん。ウチならこうするわ」
「ん?」
「あんたを動揺させて、娘のためにアルタイルを倒すことを決意させる」

 どうやって動揺させるのかと思ったら、

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「…………パパ」
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いやもう思い切り動揺してますがな(笑)。そらそうですよね。
 思うんですが、以前あった回想では彼が銃を撃った瞬間は描かれていませんでした。原作でもそうだったとすると、彼の目にはそれはどう映っていたんでしょう。
 いずれにしろ、えげつないなぁ駿河(笑)。
 ここでふと思い出したんですが、この人に「オモロい」と言わせしめた颯太の案って、どんなもんだったんでしょうね。なんか、
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感動の再会があったようですが。

プリンセス・プリンシパル #05「case7 Bullet & Blade's Ballad」
 水道橋?の上のちせ。
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 時系列的には、多分これが初登場なんでしょうね。ところでこの直後のちせ。
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 アングルは違いますがなんか一話冒頭のアンジェを想起させます。
 今回はちせの話ということで、実に活劇!という感じでした。殺陣をメインとしてアクションの描写にかなり力が入っていた感じ。

 まずは、アンジェとちせ。ちせ程は特化していなくとも武闘派という共通点を持つ二人。
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 こんな出会いだったこともあり、いやまあそうでなくともアンジェならプリンセスのそばにこんな不審人物を置きたがらないのは当然。
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 でにらみ合いになるのですが。

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「アンジェ。あなたは、ちせさんとバディを組みなさい」

 ここ、さすがはプリンセス。ロイヤルという意味でも、指揮官という意味でも、アンジェを知り尽くしているという意味でも。だって、こうですから。

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「その方が危険だというならなおさら、信頼できる人に監視させたいわ」

 巧いなぁ(笑)。ちなみにこの時のベアトの目がなんかいい。直前の絵と同じだとは思うんですけど。
 でもアンジェ、ちせにもちょっと困らされてるし(笑)。
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 さて、途中の駅での出来事でどうやら十兵衛はちせの父親らしいということがわかりました。ちせがアンジェにした説明が先だったら微妙でしたが。その十兵衛は、やはり来ました。
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 なんか、火星の後継者の人を思い出したんですけど。
 そして始まる戦闘大活劇。というか戦闘シーン。
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 それぞれにお見事なんですが、プリンセスもただ護られてはいません。

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「アンジェ、列車を止めよう!」

 さすがにシャーロットとは呼んでませんが、口調はちょっとくだけていますね。そしてもう一つ見事だったのがこれ。
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 刀で切り結んでいる脇をすりぬけて行くプリンセス(笑)。大胆というか豪胆というか……確かに狙われているのは堀河公であり自分じゃないですけど、ねぇ。

 ちせvs.十兵衛は、
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こういうちせの身軽さを活かした体術がやはり華やかですね。
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 これは双方に言えることですが、こういう風に相手に背を向ける瞬間がある、つまり回転/翻身を多用する戦法はなんか好き。でも、戦い方の違い、そして多分基礎体力の差もありちせの息があがってきます。
 そして、勝負に出るちせ。
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 父・十兵衛を超えた瞬間です。
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 ちせの中ではどちらなのか。父を超えたが喪ってしまったのか、その逆なのか。描写は前者を想定しているように見えますが……。

 この後、仲間となり
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「握手」をするアンジェとちせですが、実は途中のアンジェの台詞に注目したいものが。

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「戦力は多い方がいい」

 つまり、ちせは敵戦力ではないということですね。非常事態の最中とは言え、この時点で既にこういう認識であったわけです。

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「ちせ。プリンセスを護ってくれて、ありがとう」

 何故、わざわざここで言うのか。
 これは、アンジェ流の慰めだと思うんですよ。勝手に、自分の損得のことを言う。それはアンジェが決めることであり、ちせが何をどう言おうと、ちせの行動によりアンジェに利益があったことは間違いない。
 武闘派であるアンジェは、やはりちせとは親和性が高いのですかね。また知性派でもあるアンジェとしては、こういう自分の知性の枠を超えた人物が興味深いのかも知れない。
 そして、自他ともに認める嘘つきであるアンジェには、ちせのような真っ直ぐな人間は眩しいのかも知れない。
 ただ、それは安らぎであると共に自らの闇をより際立たせるものであるかも知れませんが。

 という感じで、ちせの話ではありますがアンジェの話でもある、というふうに思いました。
 まあ、主人公でしょうし?
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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