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アニメ: 2017春アニメ感想 (2)

 今期アニメ感想、三週めくらいです。前回とあまり代わり映えしないラインアップです。
 あと、やっぱりまだそんなに物語も進んでないためか、気になったところにちょこちょことコメントするくらいになっちゃいますね。

Re:CREATORS #03「平凡にして非凡なる日常 "Don't worry about what others said. Just be youself."」
 第1話冒頭、それからOPに出てくるこの人
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は同一人物だと思うのですが、中々本編で触れられないですね。
 まあそれは多分追々ってことで、OPと言えばその最後の勢ぞろいのところ。
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 そもそもこの人数そろってないしやはり色んな面でまだまだ序盤って感じですが、ここに軍服の姫君がいないってのも。
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 そして今回はその姫君がラストを決めたわけですが……。そういえば、このシーンで颯太との関わりがまたちょっと見えてきました。彼、どうやら全ての物語を知ってることになるのかな。姫君のことは忘れてるだけで。
 いや、どうも彼女には妙な思い入れができちゃって、つい注目しちゃう。
 ちょっと他のところにも目を向けてみると……。
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 「犀の角のように」とか、
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「これは縁」とか、妙に馴染みのあることを言うのは元々そういう世界の人だったのかこちらに来てから勉強したのか。

 ところで、今回のこのシーン。
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 ピアノのBGMがなんか良かった。

アトム ザ・ビギニング 第02話「ベヴストザイン」
 どうやら、やっぱり蘭が非常に重要なキャラになりそうな展開ですね。物語の中心、のその側にいつもいて語り部になる、的な。
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 で、じゃあ中心にいる人はというと。
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 何やらよく見掛けるおっさん(笑)が目を付けた様子。というか、注目してた様子?
 この場で若きお茶の水君が言ったこと、中々に面白いです。彼の考え方が後にアトムをよく知られるあのアトムたらしめることになるのでしょうが、彼の言ったような意味での「心」が自と他を区別できないと成立しないのは確かであるし、その意味では自律への(一つの?)道であることも、研究の可能性としては興味深い。
 対する
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こういう所は天馬君の力かな?

エロマンガ先生 #3 「全裸の館と堕落の主」
 前回、本作の感想の冒頭辺りで

 何と言うか本作、紗霧の描き方に気合いが入っているというか……(笑)。まあ、そこのところは揺るがしてはいけないポイントだと思うので。

と書きましたが、まさか「紗霧アニメーター」
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なんて専属のスタッフがいるとわ(笑)。ネットの指摘を見て確認してみたら本当にいて、つい笑っちゃいました。でも、実際これは重要なことだし。まあ、今までも実態としてこういう作品ではこういうことになっていた可能性もありますけど。
 しかし、今回のメインはサブタイトルの通り、実はお隣さんになってた山田エルフでした。

 あの原作小説一巻の名台詞、

「やる気がないのに原稿を書くなぁああぁぁぁぁあぁあぁぁぁっ!」

が早々に出てきましたね。実にアニメ流の演出で(笑)。
 エルフのそういう所についてはそちらの感想で書きましたが、結構難しい問題でもあると思います。

 また、エルフのメイン回ということもあってかいい表情が沢山あったなと絵を貼ろうと思ったら思いの外多くてエルフギャラリーになっちゃいそうで、仕方ないので一枚だけ選んでみました。
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 単にエルフのいい絵という意味ではもっと好みなのもあったんですが、絵を描く紗霧を見ての想いも込みで。上記の台詞にもつながるわけですが、その意味ではエルフの考え方も表(さ)れているかなと。
 ところで、これは原作小説を読んでいながらこんな疑問を抱くのもどーよと思っちゃうのですが。

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「あんただって、一回くらい、一人くらいは救っているんじゃない?」

 この「一人」という半端で妙に具体的な数は、一体何を意味しているんでしょう。勿論紗霧のことは知らない筈だし。重要なイベントを忘れちゃってる感じ?

独り言: ルペンは本当にルペンか

 マリーヌ・ル・ペンについては報道も含めて、まあ「・」を使うかどうかはともかくとして大体ルペンと表記してます。
 ただ、大学で習った時の記憶では、仮名表記して「エン」になるように聞こえる音はフランス語にはなかったんですけど。例えば、Parisienは普通「パリジャン」と書きますよね。女性形でParisienneにしても「パリジェンヌ」で。

 だから、Le Penでルペンというのは前々からどうにも違和感があって。
 でも、これは人名だからそういうルールとは外れていることもあるかも知れないし、そもそも大して真面目に勉強しなかった第二外国語のそれも何十年も前の記憶が正しいのかという問題もあるし。

 まあ、真面目に調べればすぐにわかることをこんな風に書いている辺り、あまり関心がないということですかね。
 むしろ、「ばっかも〜ん、そいつが(略)」と言いたかっただけかも(笑)。

アニメ: 2017春アニメ感想 (1)

 二週めくらいでのアニメ感想です。そろそろ、見ることを予定していた作品が出揃った感じです。

 というわけで順不同でてきとーに挙げてみます。まずは『Re:CREATORS』。ルビは「レクリエイターズ」となってますね。そしてもう第二話まで放送されています。
 その#02「ダイナマイトとクールガイ "......that wasn't funny."」では出番ありませんでしたが、軍服の姫君、ものすげーかっこいいじゃないですか。
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 中の人があのキャラと同じとはとても……(笑)。
 ところで、このヒト意外と悪どくなかったりして? いや特に根拠はないんですけど、そうだと面白いかなと。
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 颯太を見た時の反応がね。一体どんな関係が。まさか……いやでも彼は一話冒頭で自分を狂言回しと言ってたし。ただ、その時に触れていた「最後まで中心にいた彼女」とは誰のことなのかな。普通に考えればセレジアですけど。
 さて二話では、これまでに出てきた異世界キャラとはキャラデザの方向性からして全く違うまみかが登場。
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 この世界から生み出された(?)キャラならこういうヒトがいるのも自然ですが、OPでのこの浮きようがまたよく作られていますね。まあ、浮いてる感じってことでこの絵出しましたが、
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実はこちらの方が好きなんですけど。また本編でも、
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あの雰囲気とあのBGMとあのSEとあの破壊力と、もう無茶苦茶(笑)。
 ただ、彼女には今回、重要な役割が与えられているように思いました。
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 調子に乗ってほいほい攻撃しまくった結果の惨状に唖然。

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「……おかしいな……こんな……ふ、普通、血なんて、出ないのに」

 つまり、この作品世界の有り様を説明するための役どころということですが、ちょっと可哀想ですね。
 まあ、二次元キャラがあの世界でどのように三次元化しているのか、周囲からはどのように見えているのかというのも気になるところですが(笑)。

 『クロックワーク・プラネット』、第2話「大支柱崩落[パージ]」になってやっと二人(というか四人?)が出会いましたが、次回予告で「天才」と言っちゃってる辺り……。いやつい上で挙げた作品の感想の影響でメタっぽいコメントが(笑)。
 この二話のサブタイトル、崩落という現象に他動詞のルビを打っているのにはやはりそういう意味があるんですかね?
 あと取り敢えずコメントしとくと、
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赤面すんのかよ(笑)。

 『アトム ザ・ビギニング』第01話「鉄腕起動」は、まあ取り敢えず見ておくかーという感じで見たら意外と面白かった。まあ予想よりはという感じですが、ちょっと今後に期待しちゃおうかな。
 まずはどうでもいいところに突っ込んでおくと、

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「ピストンは男のロマンなんだよ」

って台詞には深い意味はありませんよねNHKだし?
 どうでもいいことをもうちょっと挙げておくと、
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こういうの映像的に佐藤監督らしいなとか、
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モン娘だったのかよ!とか、A106というネーミングが(笑)とか。
 さて、EDのキャストではメインキャラである天馬、お茶の水、A106に続いて出てきて、モノローグも入っていた蘭について。いや彼女もお茶の水か。
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 この描き方から(いやこれは一瞬ですけど)、
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こうなって、
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こうなるわけですか。実はOPで気になったカットがあって。
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 A106が一瞬手を出しかけて身構える所。自律的に判断するA106という表現かなと思ったのですが、一話の主題がそもそもそれだったのでちょっと違う意味に見えてきました。いや気にしすぎかも知れませんけど。
 OPの話をしたのでEDにも触れておくと、歌が南條愛乃さんですね。このセレクションはちょっと意外でした。もしかして、ラブライブの縁だったりして? いやこれも気にしすぎかも知れませんけど。

 原作ラノベの感想も書いている『エロマンガ先生』はもう二話になっています。
 ……二話と言えば冒頭のここのところ、
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ピー音にならなかった上に連発(笑)。
 さて。
 何と言うか本作、紗霧の描き方に気合いが入っているというか……(笑)。まあ、そこのところは揺るがしてはいけないポイントだと思うので。二話ラストのパジャマ姿なんて凄い破壊力。しかも、正宗視点ってことなのかちょっと上からの構図なので……。
 それにしても先生、
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よく踊ってますねぇ(それぞれOP/EDより)。
 EDと言えば、今回のラスト、あのシーンからこのEDムービーにつなぐってねぇ……(笑)。
 でも、微妙な露出が多かったり色々とありましたが、個人的に第二話で一番エロかったのは
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ここだったかな、などと思ったりしますが。
 話については、小説版読んでる分にはまだまだ序盤ということで、こういう感じかな、くらいかな。

 他にも見てるのはそれなりにありますし面白そうかなと思ったのもそれなりにありますが、それらはまあ追々と言うことで。

独り言: 「抽象」の復権を

 前々から折に触れ言っていたことではありますが、あまりちゃんとは書いてなかったように思うので、一度軽くまとめておきたいと思います。
 きっかけは、とあるIT関連の記事。その中に、「抽象的にしか理解していない」というような表現が出てきたことです。あまり正確に引用できないのはそれがどの記事か忘れてしまったからですが、そんな言葉尻を捉えるだけのことでわざわざ探すのも面倒だし。
 でも、よりによってITの記事でこんな表現が……。

 今回の主題は二つあって、「抽象」という言葉の復権を望みたいということと、抽象的な思考の重要性がもっと認識されたらなーということです。ただ、前者に関しては別にその言葉に執着しているわけでもなく、基本的には後者のためなので、別の言葉で代替できるならそれでもいいです。
 ただ、思いつくのってどこか意味するところが違うんですよね。

 余談ですが、思いついた言葉に例えば「帰納」のような言葉があります。この言葉、演繹の逆って感じに辞書などには書いてありますが、あまり対称的でなく使われることが多いような気がします。
 つまり、演繹に対し帰納は、帰納して演繹するところまで含めている場合が多くないかな?ということです。
 まあ、美しくはないけど実はそれが正しい用法、なんてこともあるのかも知れませんけど。

 話を戻しますが、上記の記事の「抽象的」って、文脈からすると曖昧にしか理解していない≒そもそも理解していないという状態を指していたと思います。しかし、それに「抽」ですからね、なんかおかしい。絵を描けない人がちゃちゃっと描いたものを「略」画と呼ぶのがなんかおかしいのと同じようなものではないでしょうか。
 そして、曖昧よりもちょっと進んだ程度なのが、「具体的」なんじゃないですかね。「具体的にしか理解していない」。
 喩えて言えば、マニュアル通りにはできるけど、それに書いてない事態に直面すると途端に対応できなくなる、みたいな。
 ……なんか今読んでるラノベを思い出しましたが、かなりテーマの本質に関わることだし、レビューでもないのにネタバレはあんまりなのでタイトルは伏せます(笑)。

 で、抽象化できた段階がやっと「理解した」と言えるんだと思うんですよ。それが意味とか本質を掴んだ状態であり、理解でしょう。となるとそもそも、むしろ上記のような用例に「理解」はふさわしくない。

 なんとなく、具体的でないものが世の中軽視されているように思います。
 確かに、具体化できないのは抽象化できてないからじゃないかと思うのでそれはそれで間違いとは言いませんが、だからと言って抽象化、つまり物事の本質に迫ることを無意味とするのはやはりおかしいのでは。
 本末転倒なことが沢山起きているのも、そのせいなんじゃなかろうかとよく思うんですよね。

アニメ: けもフレよもやま

 放送が終わってもけもフレの日(笑)。あ、でもそれなら明日書いた方が良かったかな。

けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (1)

KADOKAWA (2017-03-25)
売り上げランキング: 9

 見始めたのが遅かったので、結局2刷になりました。急遽重版ということだったので忙しかったのか、帯がちょっとずれてたりして何となく手作り感が(笑)。
 でも、BDのケースが妙に高級感ありますね。色が漆黒で、文字通り漆塗りみたい。ジャケットデザインもシンプルでいい感じ。……いや手抜きかも知れませんけど。
 あとどうでもいいですけど、OPのジャパリバスのタイヤが回ってるぞ。
 そういえばこれ、BD付きってところにちょっと笑ったのですが、考えてみると「本」なのでなんちゃら制度で値段がアレですか?

 たつきおにいさんのインタビュー、かばんちゃんの正体が書いてあるという噂がありましたが、確かにかなり核心に迫ったこと言ってますね。
 あと、これは他のところでの言葉からも、あとそもそも作品見てても思ったのですが、監督の感性ってなんとなく近しいものを感じます。構造とか意味とかそもそもこれはとか。このインタビューにあることなら、「第1話は全話の相似関係になっている」とかね。

 今日は他にも、Newtypeが13ページもの特集組んでて更にクリアファイルまで付いてるぞとかコンプティークも巻頭特集だとか何やらNHKが参戦してきてるぞとか色々ありましたが、実は雑誌とかまだ全部読めてなくて。
 やっぱり明日にした方が良かったかな?
 でもまあ、こういうのは気分とかノリだし(笑)。

アニメ: オライリー(笑)

Sales Information - 「技術書典2」4月9日に開催、オライリー・ジャパンも出展いたします
 ってそのTシャツ(笑)。
 しかもネットに上がってた報告によると、電子書籍を詰め込んだ二枚組のCDのジャケットイラストがそれぞれサーバルキャットと鞄になってるらしい……。

ラノベ: 『冴えカノ 12』/『ゲーマーズ 7』感想簡略版

 簡略版というとこれと別に詳細版がありそうですが、いつも(これまで)よりは簡単な感想という意味で。
 二冊ともさっさと買ってすぐに読んだんですが、色々とあって、書けなかったというのとあまり書きたいと思わなかったというのとあります。後者については二冊それぞれ違いますが。

冴えない彼女の育てかた 12 (ファンタジア文庫)
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 冒頭のせいで懐かしい曲を聞き返したりしてましたが(笑)。
 前の巻であんな「引き」だったし表紙がこれ↑なので加藤のエピソードの、11巻が前半12巻が後半なのか、と思ったら……加藤の出番があまりないじゃないですかぁ……。
 いや確かにね、そこそこ出番はありましたし加藤にとっても色々考えなきゃいけない大変な時期になったかなとも思うんですが、それと物語の中心に誰がいるのかって別ですよね。まあ、作者によるとどうやら12巻は倫也の話だったようです。
 今期始まるアニメ二期「♭」も、期待してたらのっけでなんかナメたことしてくれるし。
 なんだかなぁ。
 あ、でも「♭」のキービジュアルのイラストは好きですよ。

ゲーマーズ!7 ゲーマーズと口づけデッドエンド (ファンタジア文庫)
葵 せきな
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 雨野君、まさか、そこだけは避けるかと思ってたフラグまで立てちゃう(笑)?
 そんな7巻の232ページ辺り。いやなんか、彼がここまで本気で怒りモードに突入したのってもしや初めてでは。
 ただ、この巻のラストはちょっと重苦しい雰囲気なので。本作こういう作風なので8巻では180度引っくり返る展開が期待というか希望されるのですが、いかんせんここに辿り着くまでの流れがアレですからね。
 別にこういう展開や描写が悪いとか嫌いだとか言っているのではなく、ただ単に、疲れるなぁと。それに、ここまで関係が親密になってからでないとできないことってありますし。
 リア充は大変ですねぇ(笑)。

せいじ: EUってヤバいよねー

 色んな意味で。ただし、書いている人の年齢が年齢なのであまり肯定的な意味は含まれません(笑)。
 まあでも実際のところ、現地で取材したわけでもなければ歴史をお勉強したわけでもなく、新書本やフィルターかかりまくりのマスメディア経由の情報からざっくりとした印象を語るだけですけど。

 イギリスについては何度か書いたので、オランダフランスドイツ辺りのことについての印象を書くと。
 オランダ。なんか極右(?)政党があまり票を取れなかったとかで胸をなで下ろしている人が多いようですが、あそこはどっちかというと比較的勝手なことをやっている国で、あまり極右(?)の必要性がないんでない?という感じじゃないでしょうか。
 対するフランス辺りは逆で、宗教と言っていいくらいの感じのイデオロギーに凝り固まってて、だからこそ極右(?)勢力がのしているという感じ。どうでもいいですけど、フランスの自由と博愛みたいなのって実に排他的で他に対して抑圧的ですよね。
 でもまあそのシューキョー的な強さのために結局極右(?)は勝てないんじゃないかと思うんですが。ドイツなんかもそこは似ていて、加えて過去の経緯やユーロでぼろ儲けってのがあるので、同じようなことになるんでは。

 タイトルに書いたようなEUのヤバさは、仏独みたいな国ががっちりとグローバリズムに凝り固まってること自体だと思います。電磁気力の世界の化学反応に比べて核力の世界の核反応が格段にデカいエネルギーを出したりするように、もしEUがまずいという段階になったら、その時にはもう大変なことが起きるんでは。さっさとバラけちゃえば良かったのに、みたいに。
 でも、元々EUは閉鎖的なものであり、それを思い出してくれればそこまで悪化せずに軟着陸できるんではと思うんですが、はてさて。

 彼等が多文化共生とか言ってたのって所詮は宗教も文字もさほど変らん世界のことだったのだしグローバルでもなんでもないので、そこに気付いてくれればいいんですが、果たして彼等にそれが可能かってのがねぇ。
 特に、フランス・ドイツ辺りがね。

マンガ: 『マンガ パソコン通信入門』感想

 マンガ図書館Zの作家応援キャンペーンで「永野のりこ先生キャンペーン」ってのがあったので参加。
 で、まず読んでみたのが『マンガ パソコン通信入門』です。どうやら1996年頃の作品だったようですが、出てすぐに読んだかどうかはもう憶えていません。
 原作があるのでどの程度が永野さんの色なのかよくわかりませんが、個人的には後半の展開は実に永野のりこ的だなぁと思いました。

 実際、やはりブルーバックスだけあって、内容はかなりしっかりしている……というか、いたと思います。さすがに時の流れの影響は大きいですけど。
 主な登場人物は、一応彼が主人公だと思うんですけどトオル君と、その彼女のユキさんの二人。ある夜トオル君はユキさんに電話をかけたのですが、いつまで経っても話し中。しびれを切らして家を訪ねてみたら、実はユキさんはパソコン通信をやってた、というのが発端。
 ……いやまあこの辺りで既に時代を感じちゃいますけど(笑)。

 この物語、パソコン通信に関してはユキさんの方がある程度先を行っていて、トオル君は全くの素人なんですね。だから、ユキさんが奨めてトオル君が始める、その悪戦苦闘の過程が「パソコン通信入門」であるわけです。

 ハードからソフトから、パソコン通信なのでサービスの使い方等までかなり詳しくかつわかりやすく描かれていきますが、途中から空気が一変します。
 そこそこ程度慣れて技術的には色々なことができるようになった……辺りの人がよくハマる所でトオル君も失敗してしまい、ユキさんとの仲がちょっとよろしくないことに。まあ、元々彼は、ユキさんに色々教えていた「ノイマン」なる人物にちょっとばかり敵愾心的なものを懐いていたというのもありますし。
 いやそれにしてもあのヒト、「ノイマン」とは大きく出ましたなぁ(笑)。

 しかし、色々あって結局、二人の仲は修復、というよりも雨降って地固まる的に大ハッピーエンドです。よかったね。

 この、最後の辺りの展開、実に永野節って感じがします。
 トオル君、かなり突っ走って無茶苦茶やっているのに、そのクライマックスシーンは、とても静かで暖かいものになっています。ギャグのようでいてほのぼの、というよりもほろりと来るような所がまさに永野のりこさん的、という印象。
 最後の「私も」のところなんてもう、ちょっと感動です。

 ところで、上で「途中から空気が一変」と書きましたが、本作は『パソコン通信入門』です。『パソコン入門』ではなく。つまり、テーマは通信であり、それは相手がいるということでもあり、であるからには、パソコンがつながったら終りではなくその先にいる人とのつながりまで描いてこそ入門であるわけですよね。
 ということは、やはりあの展開も脱線していたわけではなく、ちゃんと必要なことだったと言えるんでしょう。

 あとは、その後のオチがやっぱり永野的(笑)。

 ところで。
 私の永野さんの作品との出会いは、実に不思議でした。
 作品は『みすて♡ないでデイジー』だったんですが、本屋でふと手に取ったんですよ。理由はわかりません。平積みになっていたわけでもなく、棚に収まっていたのにふと目が止まって、なんとなく。確か3巻だったかと。1巻や2巻だったらそのまま戻していたかも(笑)。
 そういえば、なんとなーくかがみ♪あきらっぽいものを感じたりもしましたっけ。

 主人公の歩野(てくの(笑))はどー考えても頭がおかしいヤツで、何故かデイジー呼ばわりされているフツーの(自粛)につきまとうだけつきまとうという物語なんですけど、ラストは実に、無茶苦茶でありつつも歩野の勘違いやデイジー(違(笑))のちょっとした行動でとっても美しく終わるのが印象的です。
 そういえば、すげこまくんなんかもその系譜かな。

 とまあ閑話はこの辺りで休題して。
 上記のように本作『マンガ パソコン通信入門』はしっかりと「パソコン通信入門」しているわけですが、全編ちゃんと物語としても面白く、また長さとの兼ね合いもちゃんとしているというのもあり、普通に読み物としても面白いですね。

アニメ: 『けものフレンズ』第12.1話感想

 今週もけもフレの感想を書ける幸せを噛み締めて(笑)。

けものフレンズ12.1話「ばすてき」

 監督がこういうのをやると、声も本物が付きますよね。

 いやしかし驚きました。今回の12.1話は、フレンズ達がバスを修理、というか改造する過程から一シーンが描かれているようですけど。
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 12話の時にちゃんとタイヤの色が違ってるじゃないですか。
 一体いくつこういうネタが仕込まれてるんだろう。こんな作り方だから、12話終わった直後にもう「つづく」っぽい文字に気付いちゃうくらい見ている人が出てきたりするんでしょうか。
 こういうのがあると、直接の意味での新作部分が少なくても、過去に公開済みのものが新作の一部となるとも言えるわけで。

 サブタイトルの「ばすてき」ってのは、まあ台詞にもあったようにバス的なものを指しているのでしょうが、何か「すてき」と引っ掛けてるんじゃないかなーという気がしないでもなかったり。

 ところで、私はよく日本経済がダメダメな理由はIT業界を見ると大体わかると言っていますが、良くなるための方策は実はけもフレに描かれているのではないかなどとも思ったりしました。
 忙しくて中々書けなかったのですが、第13話のエアレビュー(?)でもやってその中で触れようかと思っていたら……(笑)。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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