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アニメ: 2015春アニメ感想(13)

 今週のアニメ感想です。
 今週はそろそろ春期アニメの最終回も多く、まあネタバレデフォでやってはいますがブログトップページには出さないようにしましょうか。
 特に『グリザイアの楽園』の、死闘の後に描かれた平和な楽園での驚愕のラストシーンは、あまりにも衝撃的だったので。

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tag : アニメ

おカネ: さんすうのおじかん - 家計消費支出2015.5

 何か最近はどうも真面目な話を書く気になれなかったのでこういうのは久し振りですが、でも考えてみると、テーマは真面目でも内容がそうでないので平常運転ですね(笑)。

 昨日辺りから報じられている総務省による家計調査のことなんですけど。

 総務省が26日発表した5月の家計調査(速報)で、1世帯(2人以上)あたりの消費支出が2014年4月の消費増税後、初めて前年同月実積を上回った。

(読売新聞 2015年(平成27年)6月27日 9面)


 まあ、この部分は別にいいです。単なる(発表内容がこうだったという)事実でしょうから。
 ところで、前年同月比ということは、昨年の5月の値、つまり前年(2013年)同月に比べて8%くらい(記事のグラフを見ての目分量)落ちたところとの比較ですよね。つまり、一昨年に比べて、8%落ちて5%上がったので差し引き3%くらい落ちているんですけど。
 それで記事の見出しは「消費支出 やっと持ち直し」という表現にしちゃっていーの?
 ちなみに、数字そのものが目分量なので比率も真面目に計算していません。あしからず。

 いくら何でもそんなことすらわからないなんてことあるのかな、でもマスコミだからな、とちょっと訝しんだのですが、どうやらわかってやっているようですね。こういう記載もあるからです。

消費増税の影響のない13年5月(28万2366円)と比べても1.4%増えた。

(同上)

 一昨年より上がっているよ、と。
 ここで、4.8%増というのは「物価変動の影響を除いた実質」であり、ということは、前年同月比は実質、前々年同月比は金額そのままで計算しています。ちなみに2014年5月は271,411円、2015年5月は286,433円。
 つまり、使い分けをしており、わざわざ変えるということにはやはりどうしてもそこに「意図」を感じてしまいます。

 要するに、落ちてるってことを隠したいんじゃないの?

 ところでこの2013年5月との比較ですが、これ実はよく知らないんですけど、家計消費支出って税とか抜きますよね。でも消費税は? また、消費税が含まれているとすると、消費税の課税対象のものはどのくらい含まれている?
 もし仮に、消費税の支払いが含まれていて、支出全部が課税対象だとすると、1.08/1.05≒1.029なんで、2%以上は増えていないと、家計の支出を受け取った側の売り上げとかは減っているはずなんですけど。
 この辺りどうなんでしょうね。

ラノベ: 『冴えない彼女の育てかた 8』の加藤について

 もう、加藤のことしか頭にないんかというくらい加藤のことばかり書いているような気がしますが(笑)。

冴えない彼女の育てかた (8) (富士見ファンタジア文庫)
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 いや、たまたま新刊が出たから続いちゃったというだけですよ?
 さてそれでは、タイトルに「加藤について」と書いたんですから、早速加藤のことを。

 ……なんか、属性薄れましたね。

 いやまあ、キャラは濃くなってますけどね。

「加藤が怒ると平気で二か月は口きいてくれないとか、誰も勝てないとか、超怖いとか、十分すぎるほど理解してる自負があるんですけど〜」
「メインヒロインに属性がついてよかったね〜」
「そんなめんどくさい方向なのは望んでなかったけどな〜」

なんて会話もありましたし(笑)。
 ただ、加藤を加藤たらしめていたフラットさ、ステルス性能がなんかダウンしている気がします。伊織にはこんなこと言われちゃいましたし。

「君の彼女、ちょっと重いよ?」
「……………………」
 あ、加藤の目が死んだ。

 まあそこは加藤も気にしているようで、

「う、うん……わたしはフラット……感情表現が適当で、後に引かない、喜んでるのか怒ってるのか哀しんでるのか楽しんでるのかよくわからない女の子……それがわたし、加藤恵……」

などと自分に言い聞かせていますが、その時点でフラットじゃないし(笑)。
 ……いやまさか、前からそうやってステルスしてた?

 ともあれ何と言うか、どうしてそう思うのかはまあ相変わらずわかりませんが、何を思ってそうしているのかはわかるという感じ。「加藤」が「ヒロイン」に、あるいは「恵」になっている、とでも言いましょうか。まあ、恵、倫也くんと呼ぶ仲になりつつあるわけですが。

 でも、そういう辺りは仕方ないのかも知れませんね。なんせ、詩羽先輩や英梨々という濃いキャラの出番がかなり減っていて、いくらおいしくてもご飯だけでおかずなしじゃ寂しいのと似たようなものかも。出海も頑張っていますが、やはり役者不足な感は否めない。美智留なんかはオタでさえないし。

 さて、伊織や出海やなんかの話も出てきたし、折角なので物語の展開についても触れてみることにしましょうか。
 『blessing software』から詩羽先輩と英梨々がいなくなり、出海が加わったもののやはり戦力不足。というわけで倫也が選んだ道が、伊織を巻き込むことでした。
 実はその過程でまた例によって加藤を怒らせてしまったりもしましたが(笑)。

 それを頼みに行ったとき、伊織は企画書を見て「これじゃ売れない」と突っぱねるのですが、再チャレンジのチャンスはくれました。
 ……というか、売れない理由は、伊織が「内容に満足いかない」と言った次のページにあるんですけどね(笑)。
 まあともあれ、それで倫也と加藤が頑張ってなんとかして、そのなんとかする過程で上記のように呼び方が変るようなイベントがあって、という展開なんですが。

 詩羽先輩と英梨々も勿論、その間遊んでるわけじゃない。
 この巻のラストでは、英梨々がその恐ろしさを見せ付けました。その衝撃は、作中の表現を借りれば、「幼稚な天才の残虐さ」。
 勿論、それに対するのは出海になるのでしょうが、だとするといずれ、詩羽先輩と倫也の脚本対決という展開になるんですかね。
 ……詩羽先輩、ラスボス(笑)?

 ってな感じの、新展開という意味では序盤の8巻。
 まだまだ色々ありそうな今後は、どんな風になるのでしょうか。

tag : 富士見ファンタジア文庫 丸戸史明

アニメ: 2015春アニメ感想(12)

 今週のアニメ感想です。

響け!ユーフォニアム 第十一回「おかえりオーディション」
 何だか、葉月と塚本みたいな話とか、あと麗奈が滝先生を"Love"だという宣言があったりするんですが、
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どうみてもこういう部分の方が目立っているし重点も置かれている気が……(笑)。
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 そして今回のオーディション(再)についても。
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 真っ先に立ち上がって麗奈を支持した久美子に対し、
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もうそれで充分みたいな表情をする麗奈。これはもしかすると、オーディションの結果についてはもう確信しているので、あと気になるのは久美子のことだけだった、ということでしょうか?

 しかも、からそうでしたが、
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主人公たる久美子のオサーン度合いと来たら(笑)。

シドニアの騎士 第九惑星戦役 #11「邂逅」
 つむぎが言った「ごめんなさい」というのは、一体どういう意味なんでしょうね。
 それにしても、
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ここのところで
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一体どういう「目」を描くのかと思ったのですが、
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……こう来ましたか!
 ところでどうでもいいことですが、以前ロケットパンチを思わせる描写があった本作。今回の

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左胸部滑腔砲

は何だかおっぱ……いやなんでもありません(笑)。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第12話「悪意[ショー]
 以前も思ったことですけど。

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「女の子達が水浴びをしているんだぜ~? そりゃ覗くに決まってるだろ」

 やはりちょっと神らしい冷酷さもありますが、ヘルメスさんいいですねぇ(笑)。まあ、元々愛着がある人(神?)というバイアスはあるかも知れませんけど。
 ともあれ、彼が色々ちょっかい出した成果がちゃんと出たようです。
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 ベル君がまた一歩成長したようで。
 ただ、ベル君がヘルメス神の言うようなことを学んでしまったら、ちょっと残念な気がしないでもないですけど。以前触れたことですが、ベル君にはずっと愚かな主人公でいて欲しいなと思います。でも、そういうことを知ってしまってそれでも今のようで居続けたとしたらそれが望ましいんですが。
 まあ、多分そうなるんでしょう。賢しい役回りは周囲にいくらでもいますから。

 あと今回は、神々しい御姿のヘスティア様にも拝謁することができました。
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Fate/stay night [Unlimited Blade Works] #24「無限の剣製」
 遂に決着の時。
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 不粋な話ですが、この時の士郎の言葉を聞いていて、ものづくり大国(笑)日本の現状を思うと皮肉だな、みたいに感じてしまいました。
 まあそういう下らない話はおいといて。
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 アーチャーが最後に見せた表情は、その素姓に思いを馳せさせるものでした。凛はそれを見て、どのように感じたことでしょうか。
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 というわけで、この[Unlimited Blade Works]のシリーズも次回のエピローグを残すのみとなりました。

長門有希ちゃんの消失 第12話「長門有希ちゃんの消失II」
 まーね〜。
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 有希が図書館に来たらこうなるってことで(笑)。EDのテロップに載っている本の一覧が凄い。
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 ところで、
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この本を

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「切りのいいところまで」

っていうのは、三冊ってことですか?

 さて、そんな中、有希の中でどんどん進んでいる何か。
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 考察とか、推理とか、
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解読とか。それはまるで夢の中のようだし、また夢の中で見ていることでもあるし。
 このシリーズではBGMにドビュッシーが多用されています。今回もありました。まあ曲調が云々とか(著作権料とかも?(笑))あるんでしょうが、もしかすると曲のタイトルも関連しているかも。以前流れた『夢』とか。『雪は踊っている』や今回流れた『雪の上の足跡』は、もしかすると「雪」と「有希」を引っ掛けているなんてことも?
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 物語の初めの頃とはまるで別の世界のように、つまりまるで別の作品のように変っていく雰囲気、そしてテーマ。「有希ちゃん」と「有希」のようなこの違いは、どのように収束?終息?していくことになるのでしょうか。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 続 #12「未だ、彼の求める答えには手が届かず、本物はまちがい続ける。」
 何か最近、つい結衣の姿ばかり目で追ってしまう。これって、……(笑)。
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 ともあれ、物語は進んでいます。

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「シスコン?」
「ばかちげーよ」
「それは、否定できないかも」

 この時のいろはすの声が違うのが凄い(笑)とか。

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「そういえば、あたし比企谷にあげたことあったっけー」
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 最初の二人はともかく、反応する人多すぎ(笑)とか。
 でもやっぱり一番気になるのはこのヒト。
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 こうして一所懸命に場を支えているのに、
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それを気ままにかき回してくる陽乃。
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 その言葉に脅える結衣。
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 震える手。
 でもきっと、ここで対抗できるのは結衣しかいないと思うんですよね。これまで殆んど孤軍奮闘してきた結衣には負担をかけてしまいますが、もう一息頑張って欲しい。
 間もなく発売される原作小説11巻↓

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11 (ガガガ文庫)
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の表紙が結衣なのは、それを示しているんじゃないかなー、などと期待したりしてるんですが、さてどうなるか。まあ関係あるのかどうかわかりませんが。
 多分、次回予告で結衣が「本当は、嘘でもいいのに」と言っているのが答えなんじゃないかと思うんですが。

 今回のEDテーマ曲、結衣のソロバージョン(CV.東山奈央)でしたね。
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 囁きかけてくるような、そっと触れてくるような歌い方は、お見事でした。

tag : アニメ

アニメ: 加藤と茜

 しつこいですが、昨日に続いて冴えカノの加藤の話です。昨日のエントリを書いた後にちょっと思い出した、あるいは思いついたことがあったので。
 ほんとは今日は真面目なことを書く予定だったのですが、真面目な話なんてそう重要なものでもないし、いつでもいいですよね(笑)。その話もそもそも先週書くつもりだったものだし。
 で、対比の対象がアニメ作品なので、今回もカテゴリはアニメにしました。

 さて、ではどういう話かというと。
 昨日のエントリの主題はつまり、加藤があそこまで倫也を支援(どころか奉仕と言っていい)してくれる理由がわからない、だからこそ主導権を握られてしまっている感じがする、という事です。
 そこでふと思ったのですが、ではもし今後、原作小説などで加藤の本心、あそこまで尽くしてくれる本当の理由が明らかになったとすると、その時加藤は「普通の」ヒロインになってしまうのかな、と。
 で、そこで思い出したのが茜です。

 茜というのは一体何者かというと、アニメ『魔法使いTai!』の登場人物、愛川茜のことです。以前、茜についてはちょっと語ったことがあります。
 どうでもいいことですが、そこで私が使った「チャラい」という言葉、女の子にも使うものだったかなぁ?

 話を戻すと、そこで書いたことの繰り返しになりますが、茜というのは主人公の沙絵が所属する魔法クラブの後輩です。いつも男を連れて遊び歩いていて、沙絵はもっと真面目にやってほしいと思っているのですが、しかし考えてみると、そんな茜がどうして魔法クラブなんぞに所属して、しかも、ちゃんとではないにしろ顔を出しているのでしょうか。
 先輩には気を使うし、宇宙人の目的の調査にも尽力しています。
 そんな茜の本心は、どうにもよくわからないのです。

 この『魔法使いTai!』は、不死川書店……じゃなく富士見書房のファンタスティック……じゃなくファンタジア文庫でノベライズされています。全4巻で、3巻目までは魔法クラブの女子部員三人がそれぞれフィーチャーされていて、その第3巻「オータム・フリーダム」が茜の話です。

魔法使いTai〈3〉オータム・フリーダム (富士見ファンタジア文庫)
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 1, 2巻は沙絵と七香の一人称の部分が多くあり、彼女等の心の裡を追うような話なんですが、「オータム・フリーダム」はそうではなく、むしろその謎、ミステリアスな部分を増やすような作品です。強いて言えば、彼女の父親に対する想いが重要な鍵なのだろうなということがわかるくらい。
 まあ、ヒントは沢山あるので推測は色々できるわけですが。

 このようにして思い出してみると、加藤と茜というのはとても似ているように感じたわけです。まあ、似ていると思ったから思い出したのでしょうけど。
 なので、冴えカノの加藤もこの茜のように、最後まで謎のままでいるといいかな、などと思ったりしました。
 そうすれば、ずっと特別なヒロインでいるんじゃないかな、と。
 まあでも、それだと結局メインヒロインが謎のままってことで妙に宙ぶらりんになってしまうので、そういうわけにも行かないんでしょうけど。

P.S.
 上記の「オータム・フリーダム」によると、茜は1989年の時点で9歳ですね。
 ということは、現在大体35歳くらいかぁ〜(笑)。

[追記: 2015-07-19]
P.S.2
 ふと思ったんですけど、「オータム・フリーダム」というサブタイトルって、アニメ中に出てきた呪文「ノータム・フィーダム・リーデンモーフ」(のように聞える)から取ったんですかね。

アニメ: 冴えカノ - 再度、加藤推し

 この間までアニメもやっていた『冴えない彼女の育てかた』ですが。

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 コメンタリが面白いのでBDも結構楽しく見ています。今回はその4巻のコメンタリを聞いてちょっと思ったことを書いてみます。カテゴリをアニメにしたのはそのため。
 4巻ではついに、まあ以前「満を持して」とか予告していましたが、主役の松岡さんも登場しています。

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 ついでに言うと、原作ラノベ7巻↓
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の表紙がリバーシブルだということもコメンタリで(だと思うんですが)言われて気づいたというボケっぷり。だってすぐカバー付けちゃったし。さすがステルス加藤(笑)。
 ちなみに、こんなの↓も聴いたりしました。まだ全部じゃないですけど。

ラジオCD「冴えないラジオの育てかた」Vol.1
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 最初、再生したら無茶苦茶なノイズが出たのでびっくりしてよく見てみたら、新規録りおろし以外はMP3で収録されてるんですね。先日感想を書いた『LOVE iLLUSiON』の出典というかお披露目の頃の話とかあったりして、ああ、そういう風な経緯があったんだーみたいな。それとそれで思い出したんですが、キャラソンのCDには3人それぞれのソロバージョンのこの曲が収録されてたんですね。完全に忘れていました。
 他にも色々、例えばタイトルの略し方についてとかも出てきました。

 まあそれはともかく、どうして今頃またこんな話なのかというと、BDのコメンタリで加藤のことが話題になっていたからです。いや、話題にはいつもなっているんですが、今回その中に、加藤が予想外に人気みたいな作者からのコメントがあったので。
 個人的には、アニメ始まってちょっとした頃に原作ラノベ読み始めて、その感想に加藤がいい!と書いている通り、やはり原作読んだら加藤しかないでしょーという感覚だったので、逆にちょっと意外でした。

 その時にはせいぜい、あっさりだとか活躍がとかしか書けなかったのですが、その後気づいたことがあったので「再度、加藤推し」してみようかなと。
 いや、みんなが加藤の魅力に気づいてしまった(笑)らしい今、それにどんな意味があるのかというのもありますし、実のところほんのちょっとで終わってしまう話でここまでの前置きよりも短くなるだろうし、他の人が同じように感じているかもわからないわけですけどね。

 それにしてもこの作品、レイヤー構造が無茶苦茶複雑で、昇ったり降りたりで目が回りそう。加藤についても、純粋に加藤本人についてだったり倫也から見てだったり倫也との関係性だったり読者/視聴者から見てだったり、果ては読者/視聴者vs.作者だったり劇中劇まであったりともう大変。
 そんな加藤が、例えば詩羽先輩や英梨々とどう違うのか。

 これは倫也から見ての話だとそう変らないかも知れませんが、こっちの次元から見ると大きく明らかな違いがあります。それは、働き掛けの順序です。
 詩羽先輩が典型と言えますが、彼女の場合、自身を投影して書き上げた作品『恋するメトロノーム』が打ち切りになろうとしている時、それを絶賛して布教し、果ては生き長らえさせたという王子様が倫也だったわけで。英梨々にしても、また美智留や出海にしても、似たようなところはあります。
 ただ、倫也本人が認識しているかという問題はあるので、彼からはさほど「明らかな違い」とは見えないかも知れませんが。

 余談ですがこの辺りの倫也の認識について、同じくBD4巻のコメンタリで原作者からコメントがありました。
 個人的にはその指摘のように「信じられない」というよりも、そういう設定とそうでない設定をパラレルに、まるで二次創作のように、同列に想定してしまうからじゃないかなぁなどと思ったりしましたが、そんな話は閑話休題(笑)。

 さて。
 そんな中、読者/視聴者の立場からは、加藤は倫也が何も影響を及ぼしていない、くらっと来てしまうようなことを何一つしていない段階から、どうしてなのか付き合ってもらっているし助力ももらっています。
 これは、「借り」です。
 つまり、他のヒロインはある意味なるべくしてなったヒロインであるわけですが、加藤はそれがないわけで、それなのにあの献身ですから。だから、すごく居心地が悪い。なんとかして返したくなる。
 何か、加藤に報いることができる機会はないか。
 そんな風に思ってしまうわけです。

 前述のように、この作品と接するときのレイヤー構造は極めて複雑で、こうなってくるとレイヤーが完全に分かれず、倫也の立場と自分の感覚が交わってきてしまう。
 本作を読んで/見ているときの加藤に対する「感じ」は、こんな風にでき上がっているように思います。

 だから、やはり加藤は、前述の以前書いた感想で「「♭」のような印象」と書いた、他のヒロインとちょっと次元の違う、必然のメインヒロインなんだと思ったりするわけです。

アニメ: 2015春アニメ感想(11)

 今週のアニメ感想です。
 前回、各アニメ週代りで云々と書きましたが、今週はグリザイアの番みたいですね。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] #23「顕現」
 燕返しとエクスカリバーの対決って、何だか量子論の世界みたい。

響け!ユーフォニアム 第十回「まっすぐトランペット」
 まーほんとにまっすぐなトランペットさんだこと。

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「好きって言ってもLikeじゃないよ。Loveの方ね」

 ただ色々迷いはあるようで、まあ、久美子がいるからまっすぐでいられるのかも知れません。

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「久美子!」
「え、あ、なに?」
「私、間違ってると思う?」
「ううん、思わない」
「……ほんとに?」

 どことなく、一歩離れたところにいるような感じの久美子が座標軸になってくれている、という感じがします。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 続 #11「いつでも、葉山隼人は期待に応えている。」
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 葉山の話なんですが、それに翻弄される優美子の話でもありますね。ただやはり結局は、優美子を戸惑わせてでも押し通す葉山の話なんですけど。
 まあ、ヒッキーは男にもモテるということで、事情を知ったら海老名さん大喜び、かも?
 個人的には本筋よりもこっちの方が気になったり(笑)。主に結衣が。
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シドニアの騎士 第九惑星戦役 #10「進入」
 いきなりの紅天蛾再登場。

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 この対決↓
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は、どう表現すべきなんでしょうねえ。母娘喧嘩? ちょっと違うかな? ややこしくてよくわからない。

ニセコイ: 第10話「オウエン」
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 珍しく舞子の本心が見えた話であり、男を見せた話でもありますか。

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「ちゃんと青春してるじゃないか。お前はきっといい男になるよ」

 確かに、舞子が好きになりそうな人だなとは思うんですが、でも考えてみると順番は逆かも知れないし。
 そして、周辺にもちょっとした波紋が及んでいるようで。
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ハイスクールDxD BorN 第10話「オカ研消失!?」
 部長に関連する重大事件の発生、なんですが、見せ場という意味ではアーシアなんですかね。アイキャッチもそうですし。
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 それに、アーシアの表情の描き方にかなり気合いが入っている気が。いい絵が沢山ありました。

長門有希ちゃんの消失 第11話「長門有希ちゃんの消失I」

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(自分が誰かわからなかった。……記憶がなくなったわけじゃない)
(自分が、長門有希だとはわかっている。でも……この記憶が、自分のものと認識できなかった)

 記憶と「自分」とは? 中々根元的な問題に迫る話になってきました。朝倉との会話ではこんな言葉も出てきました。

「今の私は、あなたにとって異常な長門有希かもしれない」
「その判断に間違いはない。でも、私には、自分で自分を異常なものと認めることはできない」


 そして再度、記憶と「自分」とは?

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「確かに、元の長門さんに戻ってほしいですけど、まあだからって、あなたを否定するのは違う気がします。
そもそも、一番大変で困惑しているのはあなた、今の長門さんですもんね」

 この場合は、「長門さん」とは?

 一方、全く違う視点からの指摘も。

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「他人を演じ続けるなんて、さすがに辛いだろ」

 一つには、ともかく対処すべき現実があるという実践的な意見と言えますが、もう一つ。
 つまり、記憶にあるような「有希」が自分から発生するか、というところに自己同一性が見出せるという意味も暗に含みますね。
 実際のところ、「自分」ならそうするか、というのが自分だと思うんですが。

 さて。

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「これ以上迷惑はかけない」

と言われて
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こんなんなっている朝倉。ダメージは大きい(笑)。
 そういうところもちゃんと気づいているキョン、上のもそうでしたが、お見事ですね。まあ、あまり朝倉にストレスが溜ると

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「背後からいきなりキョン君を」

だそうですから(笑)。って
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こういうこととかですか?

 ともあれ、前回からのEDムービーのこういう絵って、
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今の有希の状況を示してたんでしょうか。

 ところでちょっと気になったんですけど。
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 このもやもやって、何か意味あるんですかね。

グリザイアの楽園 第八話「ブランエールの種IV」
 なんかもう、殆んどフィルムコミックみたいになっちゃったので分けますが、これでも選んだんですけど。

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tag : アニメ

エロゲ: ねこねこソフト『すみれ』感想4 - 追記

 先日から色々書いたりしているねこねこソフトの『すみれ』感想の、まあちょっと書き足しというかなんというか。

すみれ
すみれ
posted with amazlet at 15.06.13
ねこねこソフト (2015-05-29)


 どうでもいいですけど、Amazonについては色々怪しげな噂が流れていますねぇ。

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tag : ねこねこソフト

アニメ: 『そーどあーと・おふらいん つー その7&8』感想

 ちょっと時期がずれてしまいましたが、アニメ『ソードアート・オンラインII』のBDに収録されているおまけアニメ『かわはられき黙認 そーどあーと・おふらいん つー』のその7と8の感想です。



 本編が≪マザーズ・ロザリオ≫編に突入したということで、解説者としてユウキが出演しています。
 何だかこのユウキとキリトが妙に気が合うというかノリが合うというかで、面白い雰囲気です。まあ、キリトは悪のりでユウキは純真に楽しんでる感じですけど。
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 そして何と言うか、やんちゃをする子供達に手を焼いているお母さん、みたいなアスナが面白かった(笑)。

 また、これも本編がああいう展開だからなのでしょうが、バーサクヒーラーネタが結構多かったですね。
 特に8の方のニュースヘッドラインでは、アスナが微妙な表情をしているので一体何かと思ったら、≪バーサクヒーラー≫出現のニュースをアスナが読み上げるという(笑)。

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恐怖のプレイヤー バーサクヒーラー出現!?
「地震や雷と同じ天災の一種として分類されている≪バーサクヒーラー≫。
この災厄を逃れる術は、今のところ見つかっていません」


 ここでユウキが、それなら別の名前付けようかという提案をしたわけですが、またキリトが悪のりしてジェノサイダーだのキラーマシンだのデス・クイーンだの……あ、なんか最後のいいかも。
 結局ユウキの≪ホーリープリンセス≫が選ばれたのですが、

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「じゃあこれからアスナは、ホーリープリンセスだねっ。戦闘するときは必ず、『ホーリー・プリンセス参上!』って名乗ってね!」
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「えっ……」

 まあ確かに、もう名前が広く知られているのだから、それを覆すにはそのくらいしないといけないわけです。
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 結局諦めるアスナですが、やはりこのキリトとユウキのノリはいい(笑)。

 あと例の、プレイヤーまで虫になっちゃう≪インセクサイト≫の話になった時ですが、

「俺は、どんな虫になると思う?」
「んーキリトはー……
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はっ」

というわけで、やはりアレですか。
 それにしても、やはりユウキはユウキで、妙な隠語を使ったりせずにそのものずばりを言っちゃう辺りユウキだ(笑)。

 ……ところで、この『そーどあーと・おふらいん つー』ですが。
 ユウキが解説になったのはいいんですが、最終巻では一体どうするんでしょうね。まさかユウキを出すわけにもいかないし、かと言ってずっとしんみりしているのも何か空気が違いすぎるし。
 難しいところなのではないでしょうか。

tag : アニメ

プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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