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独り言: プログラミングの価値

 今日二つ目のネタはこちら。


 1980年より毎年開催し、今年で35回目というプログラミングコンテストがあります。
(略)
 今回、プラチナスポンサーとして名乗りを上げたのが、グループウエアや業務アプリなどを手掛けるサイボウズです。その代表取締役社長・青野慶久氏は、コンテストの実行委員長も務めます。青野氏に同社が協賛した理由を聞くと、「プログラマを育成しなければ、この国の将来はない」という危機感があるからだと言います。


 これまでに何度か、日本のものづくりでは、機能的価値はよくても意味的価値がダメダメだー、という話をしました。
 これを具体的なモノにマッピングすると、一例としては、パーツはいいのが作れるけどソフトが必要になるようなIT機器はダメダメだー、というような話になります。
 こういう話になると、やはり思い出すのはiPodが出た頃のこと。
 雑誌なんかでも、重さとか音質とかいう話(それが不要というわけではありませんが)「ばかり」をしている記事を結構見ました。印象としてはその方が多数派だったように思えるのですが、批判的に見たものはやはり印象も強くなるでしょうし、実際にはわかりません。

 私や周囲にいた人たちは、iTunes Music Store(iTMS, 当時)こそが本質だと思っていました。まあ、私も周りもプログラマばかりだったわけですけど。

 人が作ってきた様々なもの、道具等は、やはり工夫を重ねることにより進歩してきました。
 その進歩、比喩的には「進化」の過程でコンピュータにより制御されたものが登場したことは、生物の進化で言えば、人間が登場したことに相当するでしょう。
 遺伝により定まった形態、本能。それで定まった機能を持つ生物達。
 その中から、人間という「プログラマブル」な生物が誕生しました。

 人間はインストールするプログラムを変えることで、様々な大きく異る存在に変化します。
 コンピュータが組み込まれたデバイスは、人間のように様々に姿(機能)を変え得るのです。そしてその本質は、脳の中のソフトウェアであると言えます。

 しかし、日本では長い間、いや多分今現在でも、ソフトウェアが軽視されています。

 「今や電車も車もみんなプログラムで動いているし、プログラミングが活躍しない場所を探す方が難しい。それなのに、プログラミングをやっている子供たちは“オタクな子”と見られる。それは違うのではないか」。青野氏は、今の時代、プログラミングのスキルは非常に重要で、優秀なプログラマはもっと評価されるべきだと主張します(写真2)。

 まあ、これはここで言う話とは若干視点が異り、それを担う「人」の評価が主題なのですが、しかしこれらは同根と言えるでしょう。

 上記のiPodの話で言えば、その音楽デバイスの世界で、人間が図書館を作り出したようなものではないでしょうか。IT機器の場合は境界が曖昧ではありますが、手元のデバイスの「中」にあるものと、人が光と目を使って外部に蓄えた情報を受け取るように、ネットワークの先がつながったのです。
 だから概念としては、iPodが出て、それが外につながるのではなく、iTMSがあって、その端末デバイスとしてiPodが用意されたのです。

 しかし、上記の雑誌記者だけでなく、どうやら日本のメーカーにも、それは理解できなかったようです。
 メーカーにも多分プログラマはいて、彼らはわかっていたと思います。であるとするならば、いかにそういう人たちの意見が軽視されていたかということでもあると言えるのではないでしょうか。

 ここで話は大きく変りますが、先日、こういう話がありました。

 この資料を見て私が興味を持ったことは、変った人材を求める云々よりも、評価の部分にあります。そこには、このようなことが書いてあります。

これまで漠としていた実現性(成功)への道筋への輪郭が明確になったかどうか。(低い評価=あいまいなままである課題)
失敗により道筋がたてられ方向性が明確になった場合は「高評価」
失敗例の共有をプログラムで実現。

 また、「ゴールへの道筋が明確になる価値ある「失敗」を奨励」ともあります。

 起業が少ないことについては、起業のし易さよりもセカンドチャンスがないことが問題だ、と私は何度も指摘してきましたし、それは受け売りなのでそういう主張はずっと昔からあったわけです。
 まあ、学生の頃にも「失敗したという報告の重要さ」という話は聞いていましたが。
 結局、セカンドチャンスがないというのは、人は失敗から学ばないものであるという意識があるからで、それはつまり評価する側がそうだからなのではないか、などと思ったりします。
 実際、過去の歴史や外国の例から、うまく行った話は参考にしても失敗は見ないことにしているのではないかとしか思えないこと、多いですし。余所の例を吟味し、石橋を叩き、じゃあ通ろうと思ったときには参考にしたその地で大失敗していた、という感じで。

 全然違う話を並べましたが、しかし、それらはいずれも直接の価値が見えづらく、そのせいなのかこれまで軽視し続けられてきたものについての話題であり、まあ言ってみれば、そういうところにつながりを見ることもここで挙げたテーマにつながることなのかな、とも思います。

 今回とりあげたような話があったとしても、それで実際に今後社会がどう影響を受けるかはわかりませんが、少なくとも、危機感を覚えている人はいるな、そしてそういう人たちが動き出しているな、という風に感じることはできます。
 さて、そのことは一体何を引き起こす、もしくは引き起こさないでしょうか。

独り言: 「巨乳が嫌いな男なんていません」?

 今日のネタはこの記事です。


 「男はみんなおっぱいが好きなもの」とか「男はみんな『おっぱい星人』なんだ」などと力説したがる男は多いもの。
(略)
 もちろん「小さい方が好き」「大きい方が好き」という個人差がないわけではないが、それは「好き度100と120」程度の誤差だそう。そう思うと、「巨乳に興味ない」と言いたがる男も、巨乳好きと同じってこと。案外かわいいものなのかも?


 さて、以下では当ブログ『水響風』らしく、二次元の話をしましょう。……混同するような文章になるかも知れませんが、あくまで二次元の話ですので(笑)。

 これを読んで私は、アキレスと亀を連想しました。
 アキレスが亀に追い付けないのは要するに、追い付く前の話しかしていないからです。それと同様に、この記事が我々(私一人ではないと信じて)の次元に及ぶことができないのは、「大きさ」の話しかしていないからです。
 ここで使った「次元」という言葉は次数を意識したものではなく、物理等で登場する単位の違いがそのイメージに近いでしょう。時間と質量のように、そもそも単位が違う別の物差しを指してのことです。

 そういう意味では、巨乳好きも貧乳好きも、同じようなものです。それは、論じているものの次元が同じ、つまり趣味嗜好やそこに認めている価値は全く異っていても、物差しが同じであるからです。
 しかし、何故この記事には出てこないのか、意図的に外したのかも知れませんが、昔から「巨乳派」と「美乳派」は熾烈な宗教戦争を繰り広げてきました。そこで争われているのはつまり、重要なのは大きさなのか形なのか、です。

 では、美乳派は何故巨乳派と相容れないのか。
 それは、乳房は単独で存在するものではないから、ではないでしょうか。

 乳房の大きさの違いにはかなりの幅がありますが、それの土台、つまり肋骨等からなる基部の大きさにはさほどの差はありません。特に、通常二次元の世界に登場するような人物では。
 となると、乳房が大きくなれば当然、土台部分は絞られるようになり歪んでくるし、形も単純な丸に近づき、曲線も単調にならざるを得ません。
 同じように、小さすぎてもそれはそれで、やはり基部の大きさ、山形の底面の大きさはそう変らないので、美しい曲線を保ったまま小さく描くこともまた極めて困難です。

 従って、美乳派の観点からは、高く評価できる乳房というものの大きさにはかなり厳しい上限と下限が存在するのです。大きすぎるのはマイナス要因でしかなく、牛の乳と同じくらい興味がない。

 記事より、別の部分を引用してみましょう。

実は大抵の男性は『どちらでもいい』か『どちらも好き』の2グループに分けられるもの

 我々(笑)も、単に「大きさ」を問われれば『どちらでもいい』と答えるしかありません。興味があるのは形なのですから。それは、喩えて言えば、書籍の大きさと書いてある内容のようなものです。

 しかし実際には、こんな記事、つまり大きさの話しか出てこない記事ができるくらい「巨乳派」の声は大きい。
 このことには、いくつか理由があるでしょう。例えば、基準が単純で客観的であれば聞く方も状況を受け入れ易いとか。
 それらの理由の中に、「巨乳派」以外は声が小さくならざるを得ないものがあります。何かというと、大きな乳房は成熟した女性の象徴であり、逆に言うとそれ以外を評価するのは「成熟した」女性を受け入れられないのだと受け取られる恐れがある、ということです。だから、あまり声高には言えないのです。
 そんなとき、話題はやはりわかりやすい「大きさ」という次元になっていることが多いので、ならば『どちらでもいい』と言っておけばいいという大人の対応が選ばれることになります。

 ……繰り返しますが、あくまで二次元の話ですけどね(笑)。

 というわけで、乳を論じるには、折り畳まれた別の次元が存在する、ということで。

 以下、記事のコピペ。

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アニメ: 2014春アニメ感想 (7)

 今週のアニメ感想です。まずは小ネタをいくつか。

シドニアの騎士#7「覚悟」, デート・ア・ライブII 第七話「破軍歌姫」
 前回の感想で「いやいやまだまだ」と儚い期待をしたこの二作ですが、やはりいずれも儚かったようです……。
 星白はアレだったし、琴里も来てはくれなくてむしろアレだし。

ブラック・ブレット #7「静寂の月夜、夜明けの空」

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「責任、取ってもらいます」

 この歳で、この台詞をこの表情で言いますか(笑)。

それでも世界は美しい 第7話「Wild waltz」

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「坊やだからな」
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ヴォーダン
池田秀一

 語尾を微妙に変えて逃げたってことでしょうか(笑)。

魔法科高校の劣等生 第8話「九校戦編I」
 今更気付いたのですが、小野遥の声、どこかで聞いた声だと思ったら丹下桜さんでしたか。こういう役をやるようになるとは。

 現代より少し前の時代、いや現代も含めているかも知れませんが、未来では「モラル崩壊時代」と認識されているんですね。
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 でも、知ってるならどうしてわざわざそれを選ぶ(笑)。

 ところで、深雪ですが。

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「お兄様、コーヒーをお持ちしました」

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 魔法少女のコスプレにしか見えないんですけど(笑)。飛んでるし。

一週間フレンズ。 #7「「ほっ」の友達。「ふぅ」の友達。」
 あれ?前回の次回予告とサブタイトルが違う、と思ったのですが、まあそれで予想した通り、Bパートでもう一度出てきました。Aパートが「ほっ」でBパートが「ふぅ」なんですね。
 というか、「ふぅ」はCパートかも知れませんが(笑)。
 今週は何だか見る方もほっと一息という感じで、藤宮さんがなんか良かった。

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「私、長谷君と出会えて本当に良かったと思ってるの」

とか、

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「夏休み、あんまり会えない?」

とか。あと、
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こういう格好が意外といいなーとか、
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この攻撃的な私服は?とか(笑)。

 でもこのとき、月曜日なのに「初めて会ったとは全く思わなかった」という言葉が飛び出してきました。もしや、夏休み中だと曜日が関係なくなるんでしょうか。
 記憶の問題も、交通事故がきっかけではあったようですが、しかしそれで脳がどうとかではなく、心理的な理由のようですし。

健全ロボ ダイミダラー 第七話「万歳!南極11号登場」
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 リッツを泣かすなよ!

 というのはおいといて。
 キリコの攻撃の弱点を補ったのが、ショウマの素人攻撃(笑)。パンチの筈がキックになったりとかしたわけですが、それでなんかとても昔のことを思い出しました。ナデシコのホーリーさんがゲキガンガーを見て、音声認識で技を出しているのかと突っ込んでいたんですよね、多分。
 コマンド入力が音声認識だったらこういう逆転勝利もできなかったのではないかと。ローテク万歳。
 それにしても、うぜー!
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 ところでほんとにどうでもいいことなんですが、屋上でチア(の練習?)やってた女の子について。
 最後に逃げたあの子、アンスコじゃなく普通に下着だった気が……。
 いやもうほんとにどうでもいいことですね(笑)。

ラブライブ!第2期 #6「ハッピーハロウィーン」, #7「なんとかしなきゃ!」
 前回のラブライブ!

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「ハロウィーンって、昼と夜とじゃ印象が全然違うんだね」

 結局、穂乃果のこの言葉が今回のライブの演出コンセプトになったってことなんでしょうね。
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 それと、穂乃果の例の台詞ですが、そもそも「普通の(女子)高校生なら」というのがわからないのでなんとも(笑)。

 そして今回の話。

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「仲間?」

 この表情が(笑)。
 前回のラストで出てきた書類が一体どんな波乱を呼び起こすのかと思ったら……いやまあ、これはこれで重大な問題で。
 ふと思ったんですが、「重大」って言葉はこの事態にまさにぴったりですね(笑)。

 ところで、それとは別に起きてしまった生徒会の不祥事。というか、まあ単純ミスなんですけど。
 これも生徒会長である穂乃果が解決したわけですが、非常に難しい問題ですね。今回は実際に執行される前だったわけだし、誠意を形にも示した。
 そして、ミスはミスと認めて、逆に言えばルールを遵守する方に話を進めたわけです。そういう意味では、生徒会の信頼(仕事の精度とは別の意味で)と正当性を選んだと言えるわけで、長期的に見れば適切ってことでしょうか。
 ついでに言えば、今回は早期に見つかったことで、まあこの生徒会にはこんなこともある、という印象ができたのは、今後のミスにも寛容になってもらえるという副次的効果があるかも(笑)。

 採決の時、美術部の代表の挙手が控え目で苦笑混じりだったように見えたのが、(作画の)芸が細かいな、と思いました。

ノーゲーム・ノーライフ 第7話「死に手[サクリファイス]
 サブタイトルが、「死に手」で「サクリファイス(sacrifice、犠牲)」。「死」にはもしかすると、エルキュアの前国王の裏技、つまり死後のことは含まれない、というのとも関連づけられているのかも知れません。
 このエピソードは、ここまでの話で、というかもしかするとこの後も含めて、最も感動的と言えるのでは。

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『我は賢王に非ず。むしろ、稀代の愚王として名を遺すだろう』

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「こいつは愚者を演じ、無謀に挑み、儚く敗れ、その手の内を暴くことに徹した偉大な男の生涯。
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人類への、信頼の全てだ」

 空の言葉を参考にすれば、『  [くうはく]』のような弱者であるが故に強くあれることを知っているがために強者となっている者とは違い、本当の弱者中の弱者である前国王が、弱者を強者にするためのものを得、遺していた。これは、まさに彼らが最も尊ぶことでしょう。
 彼ら『  [くうはく]』の心に与えたものは、とてつもなく大きかったでしょうね。

tag : アニメ

艶漫画: 『ちる露出5』感想

 エロマンガの感想もほぼ一ヶ月振りの久し振り。

ちる露出5ちる露出5

サークル:ちみはうす(Official)

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歌とか: 2014春アニメ感想 (6.5) 今期アニソンから三曲

 アニメ感想番外編、主題歌等についてです。こういう感想は久し振りですね。
 ところで、もう何度か話したことではありますが、4月に始まったアニメのCDの発売が5/21とかってどーよ? 三曲中二曲がそんなですから。

ノーゲーム・ノーライフ エンディングテーマ曲『オラシオン』
TVアニメ「 ノーゲーム・ノーライフ 」 エンディングテーマ「 オラシオン 」TVアニメ「 ノーゲーム・ノーライフ 」 エンディングテーマ「 オラシオン 」
(2014/05/21)
白(CV:茅野愛衣)、茅野愛衣 他

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 途中まで(Aメロ)はいかにも白が歌ってるという感じの囁くような歌い方ですが、Bメロで大きく変わり、そして転調してサビ。
 このサビの、例えば「そしていつか」の辺りのコード進行とかが妙に懐かしい印象があるというか郷愁を誘うというか。もしかすると、昔の何かの曲と似ているとか(笑)?
 すごく綺麗で透明な印象がある曲で、タイトルは「祈り」という意味があるそうですが、白のキャラソンとしても『  [くうはく]』のイメージとしても、作品の〆としてもよく合っていると思います。

健全ロボ ダイミダラー オープニングテーマ曲『健全ロボ ダイミダラー』
健全ロボ ダイミダラー健全ロボ ダイミダラー
(2014/04/23)
遠藤会

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 この曲、頭の中で流れ始めると、延々と続くことあるんですよね(笑)。でも実際、まずノリがいいし、メインヴォーカルもコーラスも演奏もちゃんとしてるように思えるし、結構実力ある人達なんでは。今の時代、遠藤会とかぐぐればすぐに色々わかると思うんですが、何となくそうしない方がいいかなーという気がして調べてません。
 こういうひねくれた作品(アニメの方のこと)でこういうところで手を抜くと作品全体が手抜きっぽくなってしまうので、とても真面目に作ってるんじゃないですかねー。

一週間フレンズ。 エンディングテーマ曲『奏(かなで)』
「奏(かなで)」(TVアニメ『一週間フレンズ。』エンディングテーマ)「奏(かなで)」(TVアニメ『一週間フレンズ。』エンディングテーマ)
(2014/05/21)
藤宮香織(CV.雨宮天)

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 スキマスイッチの曲のカバー。アニメのEDとして使われているのは藤宮さんが歌うバージョンですが、カップリング曲(ボーナストラックとなっていますが)として長谷君が歌うバージョンも収録されています。ジャケットイラスト(ブックレット表紙)は藤宮さんですが、このブックレットの裏表紙は長谷君です。多分、向かい合っているのではないかな。ついでに言うとCDにはつないだ手。
 ちなみに、この藤宮さんの目には涙が。
 この二人が、相手のことを思いやる内容の全く同じ歌詞で歌うというのは、二人の関係を象徴的に表しているのでは、という感じがしますがどうでしょう。一人称代名詞が「僕」である歌が選ばれたのも、こういう風にする意図があったからかもですね。
 さすがに女声と男声なのでキーが違いますが。
 メロディーとしては、サビの部分で「ミ」が多用されていることに何となく特別な効果がある気がします。和声とか勉強してるとわかるのかも知れません。

tag : アニソン

ラノベ: 『WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律5』の簡単な感想

 以前、原作のエロゲの感想を沢山書いたこの作品。そのノベライズ版もついに第5巻まで出ました。

WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律 5 (GA文庫)WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律 5 (GA文庫)
(2014/05/15)
月島 雅也

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 原作は、『WHITE ALBUM』のタイトルを冠するにふさわしい、春希の浮気ゲー……
 のように見えて実は、どうしようもなく惹かれ合う宿命の春希とかずさの間に割り込んだ雪菜による略奪愛……
 のように見えて実は、雪菜が春希とかずさの両方とも手に入れてしまうハーレムゲー。
 なんせ、あのかずさに自分の晴れの舞台でピアノ弾かせるとか(笑)。

 というような言い回しに表れているように、私の中では主人公は雪菜ですから。

 その『WHITE ALBUM2』は、「-introductory chapter-」と「-closing chapter-」の二部構成ということになっていましたが、実は、まあよくあることですけど、その後に最終章の「-coda-」が控えています。
 この「雪が紡ぐ旋律5」は、ついにその最終章に突入する巻となっています。

 春希達も社会人になり、春希と雪菜は付き合っていて、武也と依緒も微妙な距離まで近づいています。何よりあの武也の身辺が綺麗なこと(笑)。
 ところが、クリスマスにヨーロッパに出張することになった春希と、折角なので自分もヨーロッパ旅行することにした雪菜なのに、そこに登場するのが何とかずさ!

 しかし、このノベライズ版5巻の終盤で、-coda-の雪菜ルートの感想で述べたあのシーンまで辿り着くことになります。

「それでもわたし──今回はあなたを許さないよ」

「だって春希くん、かずさのコンサートから逃げてきたんだよね? ずっとかずさを支えてきたのに、直前になって突き放しちゃったんだよね?」

「どうしてそんなことするの? 今日だけは何があっても、かずさのピアノを聴かなくちゃダメだよね? 絶対に、そうだよね?」


 この時、雪菜が明確に意識して動き始めたと言っていいんじゃないでしょうかね。この場合「許さない」というのは、突き放さないという意味でもありますから。
 だから、この後は雪菜主導の怒涛の展開が待ち受けている、という感じでしょう。
 実際、原作ゲームではこんな風にはならず雪菜が主導権を握れないルートもあって、こういう人物が能力を発揮できない状況というのは実に、本人にとっても酷だし、損失だなぁ、と思ったものです。

 ともあれ、ストーリーの面で原作に近いとするならば、この後はもう、雪菜に任せておけば安心な展開、となる、筈。さて、次はいつかな。こういうのはラストまではあまり間を置かずに出してほしいんですけど。
 この巻にはあとがきがないので、やっぱり次がラストでしょうかね。
 まあ、単に忙しいというだけのことかも知れませんが。

tag : GA文庫 月島雅也

独り言: 日本よ、これが報道だ

 いや、内容との整合性とか全く考えずにただ浮かんだだけのタイトルですけど。何だか、逆の意味に取れちゃいそうですね。でもこのままにします(笑)。
 何の話かというと、この記事。


2014.5.21 20:28
片山被告の際立つマザコンぶり GWには2人で鉄道旅行

 自作自演のメールで自滅し、パソコン(PC)遠隔操作事件のすべての犯行を自供した片山祐輔被告(32)。自らの性格を「サイコパス」(弁護人)と自虐的に表現してみせた片山被告だが、昨年2月の逮捕以来、一貫して口にしてきたのは、母親への強い思いだ。保釈中の今月初めには、母親とみられる女性と鉄道旅行を楽しむ姿も目撃されていた。“親孝行”とはほど遠い結末に何を思うのか。

 まあ「“親孝行”とはほど遠い結末」ってのは確かにそうなんですけどね。しかし、この行動、つまり母親との鉄道旅行とかは、状況によっては親を大切にする感心な息子、ということにもなり得ます。
 だからこの記事は本来なら、孝行息子の親不孝な裏の顔、というものになるべきだと思うんですよ。

 しかし、見出しは「際立つマザコンぶり」になっています。

 何だか、別の事件の報道と対応を連想してしまいますね。チャゲアスのASKAが覚醒剤やってたってことになったら、なに?片っ端から回収の上、関連作品までNGが出る始末?

 ばっかじゃねーの?てな感じなんですけど。
 まああれですね。確かに嫌がる人もいるかも知れないので、ゾーニングでもするのがいいですかね?

 以下は記事のコピペ。

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独り言: 所謂「PC遠隔操作事件」の終息……か

 本人が「真犯人」であると名乗り出てしまったわけですが、まあ裁判はまだまだなので、「か」。

 この事件については、片山被告?でいいのかな?が真犯人だろうと何度か書きましたが、それは別にちゃんとした推理の末に辿り着いた結論ではなくただ単に、あれだけ誤認逮捕をやらかしたのだから警察も今度は慎重にやってる筈だというだけの偶然です。
 で、個人的にはこの件への関心は、警察がどれだけ説得力のある証拠を示せるか、という点にありました。技術的な意味でも、インパクトという意味でも。

 ……しかし。

 多分本人意識/意図してのことではないと思いますが、いきなりの暴挙に出て、その末に自ら告白してしまった。
 これで恐らく、「本人がそう言っている」以上のインパクトのある証拠を示すのは、警察には極めて困難なことになってしまいました。そこまで追い詰めたのだということも言えるかも知れませんが、しかし、突然の行動はあまりにも稚拙すぎる。苦し紛れだとしても。

 てなわけで、これで被告人を有罪にできたとしても、そもそもの誤認逮捕で潰された警察のメンツをなんとかすることには多分なりません。
 そういう意味では、結果的に肉を切らせて骨を断った被告人。「m9(^Д^)プギャー」できちゃったとも言えます。

 当局としてはどんな気分でしょうね。なんかやってるところをちゃんとチェックして動かぬ証拠を捉えた!と思ったらこれですから。ちょっと可哀想かも(笑)。

 ともあれ、もうこれ以上の興味深い展開はなさそうですねこの事件。
 ……あったらちょっと感心しちゃいますけど(笑)。

独り言: 労働時間規制関連記事ラッシュ

 今朝(2014-05-19)の読売新聞朝刊9面では、特別面と称して『基礎からわかる ホワイトカラー・エグゼンプション』という特集が組んでありました。
 また、日経ビジネス(2014.05.19 No.1741)の特集は『さらば使い捨て経営 「正社員化」だけでは解決しない』、東洋経済(2014 5/24)の第1特集は『雇用がゆがむ 官製ベア・残業代ゼロ・解雇解禁の点と線』と、なんだか妙にこの手の記事が沢山あります。

 以前に何度かホワイトカラーエグゼンプションについては触れたことがあって、日本はこういう制度を持ってくると必ず劣化させるとコメントしました。
 その時は具体的には言いませんでしたが、まあ要するに、職務給的な考え方なしにやるのはまさに反対している人が懸念している状況を招くし、逆に言うと、そういう考え方を導入しないで制度だけ導入するってのはつまりそういうことなんでしょう。

 よく残業代ゼロ法案とか言われてきましたが、残業という時間で計った所定外労働ではなく、仕事の範囲を逸脱することになったら所定外労働が発生するという形にならないと、何の制限もなくなっちゃいますよね。
 だから、この制度の対象者は、日本の企業の所謂「正社員」みたいに、とりあえず雇うからやることは会社が決めるよ言われたら何でもやってね、という形態であってはならないと思うんですけど。つまり、「就社」でなく「就職」している人。日本ではほとんどいないでしょうけど。

 こういうのが、例えばアメリカとかで成立するのも、日本のように「現場力」なんぞという概念が存在しないからでしょうね。でも逆に言うと、そういう概念を捨て去ればそれはそれで機能するかもしれない。
 まあ、それで日本人に成果が出せるかどうかはわかりませんが。

 ちなみに東洋経済によると、アメリカではホワイトカラー・エグゼンプションの見直しの声が高まっているようです。
 実際にどうなるかはわかりませんけど、日本が欧米の制度を導入するとき、問題が発覚して見直しが始まった頃に猿真似する、というパターンが多いですよね。結局、その制度の構造とか意味とか仕組みとか周辺との関わりとか、まあ何だか用語が重複していますが、そういうことを考えずにカタチだけ持ってくるから、仏を作っても魂が入らないんでしょう。
 ホワイトカラー・エグゼンプションにしても、仕事の区分けの仕方が縦か横かくらい違うのにそこを無視しているから、一体どういうことになるかわからない、というかわかるんだけど際限がわからない、ということになる。

 ちなみに同じく東洋経済の記事によると、今こういう制度をどうこうしている人たちの関連図が示されているんですが、あの竹中平蔵(慶應義塾大学教授、パソナグループ会長)がほぼ中心の位置にいるんですねぇ。
 ま、それも含めて、わかってたことではありますけどね。
プロフィール

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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