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PCで: prelinkで空騒ぎ

 まあタイトルの通りなんですけど、うちのPC(Linux)のことでちょっと無駄に慌ててしまいました。
 何かというと、毎朝cronで動いているrkhunterが何やら沢山報告してきたのです。/binとか/sbinとかの下の沢山のファイルが書き換えられていると。

 青くなって色々確認しました。書き換えられている(かも知れない)システムをその中のコマンドでチェックするのもどうかと思いますが、こういうのは大概普段は普通に動くものだし、rkhunterによると結構普通にわかりやすい変更が加えられているように見えるからです。そんなに手の込んだ代物ではなかろう、と。もっと悪質なものなら、rkhunterが入っていたら--propupdするとかしそうだし。
 とりあえず、適当に見繕ったコマンドをmvしてそのパッケージをインストールし直してみたら、ファイルの更新時刻は同じですけどサイズが違う。大きくなっています。

 それにしても簡単に違いがわかるようになっているなと思いつつ、更新時刻がオリジナルと同じになっているところに作為的な雰囲気があります。

 こういうのが仕組まれたとすると、まずはバックドアができているでしょうが、うちはPCと別にルータがあってF/Wもやっているのでとりあえずは問題ありませんが、例の所謂PC遠隔操作事件で使われたウイルスのように自分から指令を読みに行くようなものだと無意味です。出て行くのは比較的自由にしているからです。
 それと、流出が心配。中には.fetchmailrcのようにパスワードが平文で書いてあるファイルもありますし。

 とりあえず、どうやって復旧しようか、とりあえず毎週末にRAIDで玉突きしているディスクがあるのでルートパーティション等は全部消してそこからコピーかなとか、漏れた恐れのある情報はとか、どこからこんなもの拾ってきてしまったのかなとか、色々考えました。
 前日にとあるツールをインストールしようとごちゃごちゃやっていたのでそのときが怪しいかな、と思い出していたところで、ふと気づきました。

 そういえばその最中に、prelinkとかいうパッケージを欲しがっていたのでディストリビューションのリポジトリからインストールしたっけ。

 実は何をするコマンドか知らなかったのですが、名前から何となく察せられたので調べてみました。
 そうしたら、まあツールの機能は大体予想通りだったのですが、cronで勝手に色々やるらしいというトラブル(?)が多数報告されていました。
 つまり、shared libraryをプログラムの起動時に動的にリンクするのではなくコマンドの中に持ってしまおう、それで起動時のリンク処理を省いて高速化しようというツールなのですが、インストールするとデフォルトで、cronで勝手に/binとか/sbinとかその他あちこちのコマンドをprelinkしまくるらしい。

 何てムチャクチャな。

 というわけでさっさとprelink -u -aしてやりました。思うんですけど、最近のマシンで/binの下にあるようなツールにそんなことしてどんだけ効果があるんだろうか。メモリに乗るまでは、逆にI/Oが増えて遅くなるなじゃなかろうか。
 あと、一応確認。rkhunterから来たメールにはこんな感じの警告が並んでいます。
Warning: The file properties have changed:
File: /sbin/depmod
Current inode: 526626 Stored inode: 524384
 なのでこれを適当に/tmp/mとか(ほんとにテキトーだ)に保存して、パッケージの一覧を作ります。うちのはrpmなのでこんな感じ。
$ fgrep File: /tmp/m | while read i f; do rpm -qf "$f"; done | sort -u > /tmp/p
 これでパッケージのリストができたので、それらをチェック。こちらはrootで実行。rootでないと読めないコマンドとかもあるので。
# while read i; do rpm -V "$i"; done < /tmp/p
 これでとりあえず問題ありませんでした。ちなみに、prelinkしてあってもrpm -Vではエラーが出ないようですけど。
 本当はこういう確認も、例えばSystemRescueCdとかで起動してrpm --root /mnt/XXXとかいう感じでやるといいんでしょうけど、残念ながらrpmが使っているDBのバージョンが合いませんでした。
 怪しいシステム自身で確認するのもどうかと思いますが、まあprelinkのせいであることを信じてこれでよしとしました。
 こういうときのために、Linux Live Kitとかで自分のシステムと同じようなLive CDを作っておくといいのかも知れません。

 ともあれ、結構焦ったのですが実際には大した問題ではありませんでした(多分)。やれやれ。

「よくわからないものを無理して使うからよ」

 という台詞を思い出しましたよ(笑)。

参考:
 こんなことが起きてrkhunterのサイトを見に行ったりしたら、たまたまつい最近(2014-02-24)、新しいバージョン(1.4.2)がリリースされていました。

アニメ: 2014冬(年初)アニメ感想 (7)

 今週のアニメ感想です。何だか見るのが減ってきているんですけどー……。

ストライク・ザ・ブラッド 第19話「観測者たちの宴篇 IV」

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「本当にそう思ってるなら、私の目の届かないところで変なことしないでください。ちゃんと私のそばにいてください」
「花火大会が終わるまでってことか?」
「この先もずっとです」

 作中でも言っている通り、ここだけ切り出すとどう聞いてもプロポーズですよね(笑)。本当に(以下略)。

凪のあすから 第二十話「ねむりひめ」
 ふと思ったんですけど、エナがなくなりつつある状態で「冬眠」しているまなかは大丈夫なんでしょうか?

 さて。
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 さして重要な意味があるとも見えないシーンなんですけど、ちょっと気になりました。
 ちさき本人は気づいていませんが、これ、つまり大人になってしまったちさきの体に少年のままの光や要がつい赤面してしまうという状況は、以前のことを思い出します。紡に下着姿を見られても、そのこと自体をどうこうよりも、彼が「どう思った」かの方が気になったちさき。光達とは時間がずれてしまい、自分だけ変わってしまったことを気にしていたちさきなので、まあその後の光の言葉もあって乗り越えたようではありますが、前回もまだ「大人」に拘っていましたし。
 もしこのときの彼らの様子に気づいたら、どんな風に思うでしょうか。

 そして、(さゆは気づいていないような描写がありましたが)光はまなかのことで無理をして倒れてしまいます。
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 勿論、美海は光のために動くのですが、さて。
 美海はまなかのことで、自分は本当に目覚めてほしいと思っているのか、

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「私だけ、まなかさんへの気持ち、同じじゃない」

と悩んでいます。しかし、悩んでいるということはそれだけ自分の気持ちも見えているということで、更には状況も見えているということでもあります。
 そして、その美海に道を指し示してくれたのは、紡でした。
 彼は、自分も同じように感じていたことを美海に告げます。光達が目覚めなければいい。目覚めればちさきが自分の前からいなくなってしまう。それが恐い。
 しかし、そう感じつつもそれとは裏腹に、彼らが目覚めたときには嬉しかった、と言うのです。

「恐いけど、嬉しかったの」
「そうだ」
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「私も、嬉しくなれるかな」
「美海は、二人とも大切だから苦しいんだろう。光も、向井戸のことも」
「私、嬉しくなりたい。心から良かったって、言えるようになりたい」
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 自分の本当の気持ちと向き合って(どっかにあった言い回し(笑))、その上でちゃんとこのように考えられる美海は、実に前向きです。実際に立っている場所はともかく、前を向いているし、より良い方へ行こうと思っている、そこが見えてもいる。
 まだまだ子供の美海ですが、中々こうはあれません。紡という先達があったのも幸運です。
 そう考えてみると、紡と美海は非常に境遇が似ています。

 ところでこれもいつものことですが、本当にこの作品の背景は美しいですね。光の使い方が巧い。まあ、綺麗過ぎて逆に非現実的ではありますが、そもそもこの世界はそういうところだし。

 で。

 今回のラストではまたもやサプライズというか、ついに中心人物に動きがありました。

「ひーくん、女の子そんなに怒っちゃだめだよ」
「うっせぇ、だってこいつが──ぁ」

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「──」
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「うぇ?」

 御大?のまなかのお目覚めです。もう、物語もそろそろラストスパートですね。

 ちなみに、前回までこんな↓感じ
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だったEDムービーが今回こんな↓風
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に変わりました。

世界征服~謀略のズヴィズダー~ 第7話「放課後秘宝倶楽部(後編)」
 ホワイトイーグレットは、ホワイトロビンの正体を知っているのでしょうか? 夜の宝探しに蓮華がやってきたときの表情とか、途中でもそんなことありましたし、そして、プールにいるのがズヴィズダーの幹部であることがわかったとき一緒にいる蓮華について「敵のただ中にいる彼女をどうするか」と言っていたことも。
 そもそも、前回ホワイトロビンが自宅待機を命じられたことも。

 それにしても、相変わらずケイトの「幼女の勘」(今回はそうは言ってなかったと思いますが)は何かルール違反ですね。そもそも作戦のための方便であるのだからお宝なんかある筈がないのに、出てきてしまうのですから。

 そして、それを投げ込んだプールに起きた異変、飛込んだケイトと巻き込まれた明日汰が行き着いた場所が謎。
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 一応学校でありそこに見えるのは校舎である筈ですが。で、ケイトが何者かと対話した後に起きたことは……。
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 迫る「征服」、そしてなぜか「征服」されない明日汰。そして、
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このケイトは一体……? しかも、現実?の世界へと続いているようだし。
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 で、ナターシャはこんなことを言っていますし。

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「その者、ウドに見初められしとき、世界もまた征す」
「その異容、幼児[おさなご]が魔神と化すが如き」

 語尾は「如し」じゃないかなーと思いつつまあそれはおいといて、ある筈のないお宝について語ったのもナターシャであり、全ては偶然のようで必然、至るべき場所へ向って物事が動いている、という感じです。
 そして、今回最も気になった台詞。

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「自分は生ま出たときから、世界征服を為す者だった」
「しかし、それは、皆同じだ。誰もが世界征服者たり得るのだ!」
「お前が私の征服を拒むというのなら、お前が私を征服してみろ!」

 相変わらず、比喩とか象徴とかっぽいお話です。「世界征服」とは一体何の隠喩か。「皆同じ」とは。「征服」されなかった
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この二人は。
 何となくわかるような気もしますが、まあ解釈はいずれ定まってくるでしょう。
 定まらないかも知れませんが。

 また、そういう話とは別に、今度は作中のことですが、都知事の登場について。
 今回の作戦に乱入してきた「東京都軍特別遊撃隊」、これは東京都知事直属の部隊なのですが、そのことについて聞いたときの明日汰の表情が、単なる驚きとは違うものでした。
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 で、都知事がこれ。
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 なんですけど、彼の机の上にあるこの写真は……。
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 多分これは明日汰で、彼が逃げたのもこの都知事からってことなんでしょうが、気になるのは一緒にいる女の子です。これまでのところ、こういう雰囲気のキャラは一人しか出ていないと思うのですが……。

てさぐれ!部活もの あんこーる第7話「美的調和」
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 セキュリティのために学校に防犯カメラが一杯ある、と思ったら……。
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 謎の光の正体でした。
 確かにセキュリティのためかも知れませんが(笑)。

tag : アニメ

おカネ: 東南アジア「消費が成長主導」の記事

 今日(2014-02-23)の日経新聞朝刊一面トップ記事は、「東南ア 消費が成長主導」と題するもので、「輸出中心型からシフト」とあります。
 まあ、「だからどんどん売ろう」という記事だろうと思いましたし実際そうなんですが、そういう意味の記事であろうからつい反発してしまいました。つまり、「輸出中心型からシフト」ってのはむしろ見習うべき個所なんではなかろうか、と。

 最近、アベノミクスで輸出が盛んになる筈なのにJカーブになりそうにないとか、色々報道されています。
 今頃一体何を言っているのかという感じなんですが。電子立国などという幻想でも抱いていたんでしょうか? 先日BSフジのプライムニュースを一瞬だけ見たとき、どっかの証券会社だかのアナリストだか何だかが、輸出競争力のないところが足を引っ張っているみたいなことを言っていましたけど、そんなこと最初からわかってた筈でしょうに。
 将来はともかく現状で日本に輸出競争力のありそうな物としては、特に見当たりません。
 実際にモノを見ている人は誰もがわかってる筈なんですけど、ITなんかは明らかにダメ。なぜなら、大昔から日本ではソフトを軽視しているから。ソフト抜きでITで一体何をどうしろと。ITの世界は、ソフトで構築したサービスがまず先にあるわけで、それを使うためにハードがあるわけです。

 円安で輸出が強くなるという主張ではどうにも製造業を前提にしている人が多いように見えます。しかし、ITでは、部品とかではなくIT機器という組み上がったものになるにつれて、日本製品の出番がないのはわかり切っていること。

 いや、なんか話がそっち方向に行きすぎても本題から外れてしまうのでこのくらいにしますが、日経の記事のように「だからもっと売ろう」という話はどうなのか。

 売るために、日本は人件費が高いからそれを切って、為替も円安にして。
 じゃあ日本はどうなるのか。給料は減るし、輸入については無駄に割高に買わされることになって。物を売るために自分が貧乏になって一体何の意味があるのか。
 そうして国内の稀少な資源である「人」を毀損して、将来一体何を作って売るつもりなのか。

 ついでに言うと、親しんだブランドには愛着がわくということもあるかも知れませんが、貧乏なときに買ったブランドはカネを持つと避けるようになるという話もあります。
 成長著しい地域の人たちは、十分に豊かになったらもう日本製品は避けるようになるかも?

 元々、数字の上では輸出立国でも何でもないのにいつまでそれを主張するのか知りませんが、そうやって商売をして一体何を目指すのか、少なくともそこのところは認識しておいて欲しいものです。

 ちょっと前に法人税の裁定加算みたいなことを言いましたが、本当にやるべきときかも知れません。

 で、その対案とは何かというと、法人税減税と賃金差加算です。

 それは、海外、特に新興国に進出して安い人件費を利用して安く製品を作っている会社には、法人税を加算するものです。ただし、自社だけでも高い人件費(時給)を払えばその加算は減らすかなしになる。まあ、賃金のコントロールができないのなら我慢するしかないけど。
 企業に対して日本人に賃金を払えなんて言っても、グローバル化(笑)の時代には無駄。だから、裁定取引みたいなことをしているところには、言わば追徴するわけです。
 こうすると、国内との賃金格差も緩和できるし、新興国の人件費上昇で困るという問題もそもそも起きないし、現地では人を確保しやすいし、そうすると諸外国も対抗せざるを得ない。結果、人件費の平準化が、安い方ではなく高い方に向かい易くなる。

 ただ現地の人には、安い人件費を利用しての経済発展という技が使えなくなるので申し訳ないけど、やはりこっちとしては自国の方が大事だし、短い間でも為替や物価を考えれば大金が入るのだから我慢して、みたいな。

 つまり、裁定取引で儲けているところには懲罰的に法人税を加算する、と。
 まあ実現は無理でしょうけどね。

マンガ: 『なもり百合姫表紙画集 truth』感想

 本屋で見掛けて買ってきました。
なもり百合姫表紙画集 truth (イラスト集)なもり百合姫表紙画集 truth (イラスト集)
(2014/02/18)
なもり

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 最初、表紙に赤字で「あなたのことだけ見つめていたい」とあるので、これがタイトルかと思ってしまいましたが、違うんですね。

 初出は、コミック百合姫2013年1, 3, 5, 7, 9, 11月号(注)。裏表紙には、こういう説明が書いてあります。

TVアニメ[ゆるゆり]第2期に合わせて表紙を飾った連続イラストストーリー。

 しかし、その『ゆるゆり』とは大きく異る、かなり重たい雰囲気です。裏表紙の説明は、こう続いています。

毎号、ページをめくる驚きとともに注目されたデザインも出来る限り再現、
戦慄の最終回となったコミックも含め完全収録。

 いや、『ゆるゆり』の形容にはまず使われないでしょうね、「戦慄」なんて(笑)。

 これ、1,500円するんですけど、「薄い」です。
 しかし、薄いんですけど、凄い。紙は上質で捲りにくいくらい(笑)硬く、光沢もあるし特殊なキラキラのラメみたいな加工(何て言うのか知りませんが)がされてるのもあり、各イラストの前にはトレーシングペーパーのような感じの紙が、扉なんでしょうけどイラストの紙を保護するかのように挿入されています。
 更に言えば、表紙にはビニールっぽいカバーがかかっています。
 何だか、プロの犯行による同人誌みたいですね(笑)。

 そして、まあこの先は百合姫を読んでいた人には今更なんでしょうけど、表紙を捲ったところでまず驚き。
 女の子が、教室のカーテンの隙間から、中にいる女の子を見ています。しかし、その表紙の「カーテンの隙間」は紙に開いている穴で、次のページには、そこに見えている女の子を含め、教室内の外からは見えない情景が描かれています。

 ちなみに、上記の「あなたのことだけ……」の「あなた」の文字は教室の中にあり、次のページではそれに続き、「あなただけが私の素顔を知らない」とあります。
 で、これまたご丁寧に、ちゃんとそういった文字や細工のない(ノンテロップ?)イラストがその後にあります。

 ノンテロップと言えば、上記のトレペのような紙に百合姫表紙の誌名とか煽りっぽい文字が書いてあります。
 ところで、それらには「2012」とあるしアニメ『ゆるゆり』2期は2012年なので、奥付にある初出は実は2012年の誤りでしょうか(上記(注))?

 そんな風に、四人の女の子を追うイラスト群は裏表紙の煽りの通り、捲ってみると「えっ」みたいなことが多く、最後のイラストは漫画のコマのようで、捲ると漫画形式で話が続いています。
 そして、「戦慄の」結末。

 最後には、真っ黒な見開きページの左の真ん中辺りに、潰れそうな字で「HAPPY END」とあります。
 まさに戦慄。

 ちなみに裏表紙には上記の煽りの他に、こんな文句も書いてあります。

勝手に夢見といて、裏切られたとか言わないでよね。


 以前、同じ作者さんの、『ゆりゆり』について「やや「ゆる」くない」と表現しましたが、今回のは全く「ゆる」くありません(笑)。

 このページ数でこの値段、という感じがしそうなくらい「薄い」ですが、内容の「濃さ」を考えるとこんなもんだよねー、という一冊でした。

tag : なもり

独り言: ソチでの浅田真央のフリーについて

 何だか、15歳の頃の浅田を思い出しました。
 おかしいですね。はっきり言って大して憶えていない、というか印象しか残っていないんですけど。それに、矛盾しているようですが印象も随分違うのに。

 印象と言ってもやはり色々なレイヤーがあり、演技というか技から受けるものであるとか、もっと曖昧な、ああ、「らしいな」と感じるものであるとか単純なものではないと思います。今回受けた印象はその、かなり曖昧な部分、どこがどうとはっきり言えない部分からでしょう。

 多分正式には決まっていないと思いますが、世間の空気の認識ではもう浅田はこれで引退、でしょうか?
 そう考えると、最後の最後になってやっと「また見ることができた」という感じです。

 フィギュアスケートなんぞ真面目に見たこともない私が憶えているくらいなのですから、あの15歳の頃の演技はちょっと特別だったのでしょう。
 しかしその後、グローバルスタンダードだか何だかよくわかりませんけど、あの頃感じたものを全く感じなくなって随分長かった。というか正確には長いとも感じず、他と同じようにスルーして忘れていました。
 あ、と思ったのが、2年とちょっと前

 でもまあそれでもそう真面目に見る習慣がつくわけもなく今日に至ったわけですが。

 思えば、なんてもう引退決定のように書きますが(笑)、彼女の周囲はずっと鬱陶しかったですね。国内メディアとか彼の国とか色々。
 今まで、わざわざ物議を醸すこともなかろうと特に触れてきませんでしたが、考えてみると私がここで何を言っても問題になることもないであろうことに気づいたので言ってしまいます。

 私は、スポーツが大嫌いです。

 新聞を読むときも、スポーツ欄は神速で捲ります(笑)。
 なので、いくら日本が国際的に目立つことであったとしても、オリンピックでメダルがどうこうなんぞ、これっぽっちも興味がありません。だから、こんな風に感じます。

 まあ、ショートであれだったのでもうダメかな、とは思っていましたが、結果的に見れば、ショートで失敗してメダル圏外になって良かったのではないかな、と。

 そのお陰で、メディアやなんだかやかましい連中などといった鬱陶しい空気とは別の次元でフリーを見ることができました。清々しい。

 相変わらずよくわかってないわけですけれども、まあ、よかったな、という感じです。
 ともあれ、お疲れ様。

ラノベ: 『機巧少女は傷つかない 12』感想

 この話、メインヒロインは硝子さんてことでいいんですよね?

機巧少女は傷つかない12 Facing 機巧少女は傷つかない12 Facing "Master's Doll" (MF文庫J)
(2013/09/21)
海冬 レイジ

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 アニメを見て読み始めて、やっと原作の最新刊に追い付いた、と思ったら今月13巻が出る予定のようですが。

 物語は一つの佳境を迎え、大きな山を越えようとした辺りで大きな秘密が明かされたところです。しかし、天全の周辺についてはまだ殆んど謎なので、全体の流れの中ではまだまだ道半ば、という感じでしょうか。
 それにしてもこの話、まあラノベにはありがちなこととは言え、女の子過多(笑)。もう数えるのも面倒なくらい。
 それでも私は、中からついメインヒロインを選んでしまう習慣があるわけですが、そういうときにB……年嵩……年長者を意識するのは私には珍しいことです。

 ただ、ラノベ的ヒロインとして、というのとはちょっと違いますね。確かに、数多登場する女の子の内では珍しく、というか唯一と言っていいくらい雷真が「意識している」女性であるとは思いますが、かと言って恋愛要素的な意味ではあまりマッチしている気がしません。
 そういう観点からの選択であれば、シャル辺りがいいのではないでしょうかね。

 では何故硝子さんなのか。

 12巻では、彼女の過去、最初の記憶から現在までが綴られます。もちろん飛び飛びではありますが。
 そして、彼女が何であるのか、ということもです。

 硝子さんの師である先代の花柳斎は、彼女が生まれたときからそこにいた人であり、有能ではあってもどことなく失意の人という印象を与える人物で、生活もどこか乱れている感じでした。
 そんな彼を慕うまだ幼い硝子さん。別れ、そして再会。

 そのあまり幸せそうに見えない再会もしかし、彼女が求め続けていたものをもたらすものであったと思います。花柳斎から教えを受け、技術を習得していく硝子さん。ですが、軍の思惑に巻き込まれ、最終的には花柳斎は殺害され、名を受け継いだ花柳斎硝子はその巧みの技で現在の立ち位置に至るのです。

 そんな硝子さんの過去の話と平行して、12巻では現在の彼女の動向も記されます。
 そして、その身を賭しての行動をいつものように邪魔した(笑)のが雷真だったわけですね。

 かくして、硝子の計画はあっけなくついえた。
「坊や……自分が何をしたかわかっている? それは本当に、最期の……手立て」
「最期なら、なおさら認めるわけにはいかねえよ」

 要するに、いつものフラグ立てパターンというかなんというか(笑)。

 今回、上記のように考えつつも硝子さんを特別な人物と考えるようになった理由は、結局のところ、ラストで明かされた彼女の素姓にあります。思えば、過去の話の最初にこんな描写がありました。

 最初の記憶は、ずいぶんとおぼろげだ。
 男は疲労で落ちくぼんだ眼窩の奥から、ぎらつく瞳を向けていた。
「わかるか、俺が?」

 SFなどでおなじみのシーンですね。「作られた」ものが目覚めたときに作者が語りかける、そんな情景です。
 今回硝子さんは雷真に、その裸体をさらしました。
 腰骨の上あたりには、墨で書いたような銘。

 そこには、「花柳斎」とありました。

 先代の花柳斎は、ついに「人間」を作ったのです。それが、硝子さんでした。
 本作ではこの後、タイトルの通り「マシンドール」に迫っていくことになりましょう。そんな中、その素姓、負っているもの、役割、そして雷真との関わりを見るに、主人公の雷真から見た世界の最も核となる部分であり、目指すところを指し示す存在でもある、そういった位置付けとして硝子さんが在り続けることになりそうな感じです。
 単なる人生の伴侶とも違い、求める先にあるものとも違うその存在は、図に対する地のように物語を支えていくことになりましょう。

 冒頭の一言は、そんな意味を込めて書いてみました。

おまけ:
 本文p200より。

『ええーっ!?』
 双子の声が裏返った。
「危ないよシャル!」「もう魔力がないくせに!」「上げ底なんだよ!?」
「宇宙の塵になりたいの!? 偽乳盛りも関係ない! 私は女王陛下から一角獣の紋章を賜ったブリュー伯爵家のシャルロット──困難を前にして退けないわよ!」

(強調等は引用者による)

 もう、最高ですねシャル。
 普通の意味ではやっぱりメインはシャルだね!

tag : MF文庫J 海冬レイジ

アニメ: 2014冬(年初)アニメ感想 (5)(6)合併号

 ここ二週間分のアニメ感想ですが、なんか殆んどなぎあすとズヴィズダーばかりです。

中二病でも恋がしたい!戀 Episode VI「躊躇[ためら]いの…筑紫島周遊[ツクシノシマ・トラベリング]
 二人の仲がどんどん進展していく中、森夏はずっと横から煽るばかりで、ちょっと口出しの多い傍観者という感じでした。しかし、何だか今回辺りからか、彼女本人にコイバナ的な話が振られるようになりました。
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 しかも、こんな風に終わったりして……。
 彼女にも、そろそろそういう話が出てくる、かも?

凪のあすから 第十八話「シオシシオ」, 第十九話「まいごの迷子の…」
 美海の耳を頼りにシオシシオに行き着いた三人。
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 こんな目で周囲を見る美海に、光は言いました。

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「ほんとは、こんなんじゃない」

 美海がどんな風に感じているか光はわかっていたし、美海も、そんな美海に光が何を言いたかったかわかっていました。

(私にとって、初めてのシオシシオ)
(だけど、光と要にとっても、きっとここは、知らないシオシシオ)

 それにしても、美海には畏れ入ります。

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「待ってまなかさん!」
「──どうして私、まなかさんの名前を?」

 わかっているわけではないようですが、何でも感じ取ってしまうんですね。
 で、結局美海が辿り着き、見つけることになった美海の憧れていた「海の中」とはつまり、
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子供の頃に夢見た場所というよりも、
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学校の中で幻視した、
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光たちとともにある世界ってことでしょうか。
 ところで、美海はシオシシオで、うろこ様とも話をしました。そのうろこ様がちょっと言っていたのですが。

「何かが現れるとき、何かが失われる。さすれば、足し引き同じになるというわけじゃ」

 これはつまり、美海が得ることになったエナは、実はまなかが失うことになった分、ということなのでしょうか。十八話のラストで三人はまなかを見つけるのですが、彼女はエナを失いかけているのです。美海が聞いた「音」は、まなかのエナが剥がれる音でした。
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 海の中でそれは致命的であり、光はまなかを地上に引き上げることにします。
 ここまでが十八話で、さて、美海の気持ちはここで一つの区切りができたことと思います。シオシシオの学校にあった背比べの記録の中に参加したことで。

 十九話では、どうやら視点はちさきに移るようです。光たちが助け出したまなかですが、目覚める気配はありません。そんなまなかに語りかける光ですが、それを見る美海、そしてそれを見るちさき。
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 美海の気持ちに(やっと?)気づくことになります。そしてちさきは、臆してしまいます。

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(あんな目、きっともう、私はできない)


 十九話は本当にちさき回ですね。ちさきに大人になられてしまった要、というのもありましたし、他にも色々。

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「あれれ」

 ちさきさん、5年も前の中学生時代の制服着ようとして「あれれ」はないでしょ(笑)。挙げ句、
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すっ転んでこんなことに(笑)。
 ……そういえば、以前にもこんなことありましたね。あのとき見たのは紡だけでしたが。
 また、
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どうして梅ジュース(焼酎無)でこんな風になるのかとか。
 あと、以前「団地妻」と言われたの未だに気にしているんですね(笑)。

 うーん、どちらかというとお笑い担当的な印象が……。

世界征服~謀略のズヴィズダー~ 第5話「ホワイトロビン危機一髪!」, 第6話「放課後秘宝倶楽部(前編)」
 5話でやっと、ホワイトロビンと駒鳥蓮華の同一性が確認されました。……まあ、視聴者は誰もがわかっていたことでしょうけど。そして明日汰のせいというかお陰と言うかで、ズヴィズダーにもいい人がいるという認識を持つようになりました。これは6話で実際に口にしています。
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 その6話ですが、明日汰と今度は白鷺美酒との関わりが明かされました。
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 いや明かされたと言っていいのかどうかわかりませんが、プロポーズした過去があるとか(笑)。そう言えば彼の実家も結構な家のようで。
 明日汰をズヴィズダーに引っ張りこんだケイトの「幼女の勘」、恐ろしいですね。実際、尽く正鵠を射ているというか何と言うか。明日汰のキーパーソンぶりは見事。

 ところで、その明日汰。駒鳥さんを蓮華ちゃんと呼ぶんだと意気込んでいたように思うのですが、結構あっさりそう呼んでいるような。
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 気づいたのはこのシーンですが、もしかするとそれ以前からちゃんとそう呼んでいる?

 そして、6話の終盤でケイトは、これも幼女の勘で、「今夜を堺に世界は動き出す!筈だ」と言いました。一体、何が起きるのでしょうか。

 本作についてはいくつかおまけを。

 ロボ子の「女子中学生モード」って(笑)。
 6話のサブタイトルの「放課後秘宝倶楽部」って漢字だとマニアの方でしょうか?
 EDテーマ曲の『ビジュメニア』ですが、悠木碧さんも結構歌がうまくなったな、とかいうのはおいといて(笑)、歌詞に世界征服とかズヴィズダーとか出てきますけど、最近のアニソンぽいですね。これらも、一般名詞として登場するだけという建て前のようですし。ズヴィズダーという言葉も「シュテルン エストレーヤ ズヴィズダー」という風に出てくるわけですし。いずれも「星」の意味のようです(順にドイツ語、スペイン語、ロシア語)。

てさぐれ!部活もの あんこーる第6話「悲しんでいる時のあなたが好き」
 冒頭、何がしこたまほしいと言っていたのでしょうか。まさか、カネ(笑)?
 だって、OP曲の出だしで、「今年の4月は税率アップね あくせく働こう」と言っていましたし。
 あと、ED曲がこはるんの歌う『小春日和』だったためか、ひーな先輩がCMをやってましたね。
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 ひーな先輩と言えば、最近ひーな先輩のキャラがどんどん恐ろしく(?)なってくる(笑)。まあ、「青臭きゃなんでもいいんでしょ?」みたいな台詞もそうですが、色んな役を演じ分けたり。うーん、すごい。
 ……中の人が?

tag : アニメ

独り言: 休んでいた間に起きていたこと、三題

 先週、2/7頃から更新を休んでいた間に世間を騒がせていることから三つほど選んでコメントです。

○ STAP細胞の小保方晴子氏と偽ベートーベンの佐村河内守氏が似ている件
 違いとしては、後者は詐欺らしいですが前者は今のところ本物であるとされているところが挙げられます。
 いや、それが違ったら根本から別物だろうと言えるわけですが(笑)、さてではどこが似ているのかというと、大手メディアによる報道から受ける印象です。
 どちらも、報道まではまるで知らない人でした。バイオ関連の動向などを詳細に追っているわけでもないし、クラシックは聞きますが以前言ったように基本アニソンとして(笑)だし。というわけで報道を通じて印象を仕入れることになるわけですが、そうすると、どちらについてもその主題は「ドラマ性」です。

 STAP細胞については、そもそも研究者個人のゴシップなんぞ報道しても仕方なかろ、というコメントがあったりしますが、その通りだと思うんですよ。で、偽ベートーベンについてもその辺りは同じだろ、と思ったら、読者がそういうものを求めるからやってるんだというメディアからの反論が。
 いや、どっちかというと小保方氏のプライベートな領域の報道への批判が結構聞かれる中、その反論はちょっとどうよと思うんですけどね。

 ところで科学・技術関連の報道ですが、それらのうちIT関連についてはここでも何度か批判し、もう大手メディアはITの報道やめたらいいんじゃないの、と言いました。
 多分こういう話になると、専門家の説明が下手だからいけないんだ、もっと情報発信できるようになるべき、本当に優れた人は素人にもわかりやすく説明できる筈だ、という声が出てくるでしょう。
 まあ、間違いとは言いませんがしかし、そういう本当に優れた人の時間をそういうことに使うというのも何だか申し訳ない気もします。それに比較優位ってのもありますし。
 ここで、たまたまこのタイミングで、こういう話がありました。

 あとテクニカルライティングとかもそうですが、それらについて、以前「通訳」「翻訳」と絡めてみた話をもう一度引っ張り出してみます。
 つまりどういうことかというと、翻訳などは、母国語変換するのが基本、という話です。それをここに当てはめると、研究者や技術者と一般の人との橋渡しは聞いて理解して説明する作業になるかと思いますが、説明する作業を本職とする人がそれに当るべきではないか、という話になります。

○ 都知事選での小泉純一郎の動向
 この話ははっきり言って単なる妄想なんですが。

 彼は脱原発シングルイシューで細川陣営に助力していました。で、親しかった安倍晋三と敵対してどうこうとか、彼の神通力も落ちたとか、そんな声があちこちで聞かれます。
 ところで、では結果を見てみるとどうかというと、彼が協力した細川氏は大敗、テーマである原発問題でも安倍晋三に有利な空気が流れることになりました。

 ここで、誰が言っていたのか忘れましたが、選挙の前にあった意見で、彼は本気で脱原発を進めようとしているというよりも、選挙のためにそれを利用しているだけなのではないかというのがありました。それなら話題になるだろう、と。
 さて、選挙戦中盤の世論調査で有権者は原発問題を、今回の選挙の争点としてそう重視していないという結果が出ました。まあそうですよね。東京都が決める話でもないし、都が東電の大株主という報道も誤報のようですし。
 それなのに、その結果を受けて細川氏も別の話題を振ろうとしていたのに、小泉はその原発シングルイシュー戦術を変えませんでした。
 また、これは私が見て感じたことではないのですが、彼が細川氏の応援に来たときも、昔ほど真剣に見えなかったという感想を知人から聞きました。

 神通力が落ちたと言われるくらい彼らしくない行動、そして選挙の結果。

 これもしや、彼は自民党の推薦する候補を有利にするために動いていたのでは……?
 とか思ってしまったんですけど、さてどうでしょうね(笑)。

○ 所謂「PC遠隔操作事件」公判
 この件については、逮捕の後報道がめっきり減ったので、主に「【PC遠隔操作】特集ページ」(GoHoo)を参考にしていました。
 で、ついに公判となったわけですが、あまり強い根拠のない全く個人的な感覚では、片山被告は犯人だけど有力な証拠は挙げられず検察は困ったことになる、という状況を想像しています。
 実際、弁護側が検察の出した証拠を全部受け入れたのも、それが大したものではないからじゃないからじゃないかと思います。まあ、それで検察が連れ込もうとしていた証人が大幅に減らされたので、そっちを目的としていたのかも知れませんが。

 この事件では警察等が薄弱な証拠を元に4人もの冤罪被害者発生という醜態を演じているので、裁判所としても、証拠の有効性は低いが100%無罪と言えないので有罪、などという判決を下すわけには行かないと思います。いくら検察とべったりとは言え、そのために付き合って自分まで一蓮托生的に危険な橋を渡る必要もなし。

 ただ、まあ相変わらず報道の内容は意味不明なのでどういう状況なのか全くわかりませんが、被告側が、自分も遠隔操作された可能性があるという主張をしたのは興味深いことです。
 それはつまり、被告の使用していたPCから何かが行われたという可能性を否定できないだけのものを検察側が示したことを意味するとも思えるからです。

 はっきり言って、繰り返しになりますが報道で出てくる言葉は技術的には全く意味不明の内容なのでわけがわからないのですが、これは中々に興味深いことです。

○ おまけ:凡人度
 三題と言いながら四題めになってしまいますが(笑)。

bonjin95.png
 この「凡人診断」によると、私の凡人度は95%だそうで。「“普通の日本人”とは、あなたのこと」「かなりの凡人」「あなたが“日本人の象徴”と言っても過言ではない」などとされました。
 というわけで、本ブログに書かれているのが普通の日本人の感じていることである、ということで(笑)。

お知らせ: しばらく更新休みます(2014-02-07〜)

 タイトルの通り、今日(2014-02-07)からしばらく更新を休みます。復活は大体、2/16頃の予定。なので、その頃までトップにあるように、本エントリもとりあえずその日付にしました。
 まあ、気が向いたら細かいのを書いたりすることもある、かも知れません。毎週やってるアニメの感想の縮小版とか。

 というわけで、お知らせでした。

独り言: 理系には解けない算数の式「9―3÷...」

 ちょっと前に「9―3÷1/3+1」という式の新入社員の正答率4割、という話がネットで流れていました。
 当然のことながら、うん、「9」だね、と答えを出し、よくある演算子の優先度の話だなぁ、と思っていたら……正解は「1」だとか。

 はて?

 そのときは不思議に思ったものの面倒なので放っておいたらこれがもう一度話題になっていまして。結局、こういう↓問題でした。
chukeiren_sansu1.png

 理系だと、普通に「÷」の代りに「/」を使いますし、というかそもそも「÷」なんてあまり使わないので混在もさせないわけですが、それらを同等と考えると、どうしても答えは9になります。
 演算子としての「/」と分数の「─」に違いがあるとすると、分数にした場合にはその横線の上下にあるものをまとめる機能があるわけで、ちょっと綺麗でないですけどtableタグを使って表現してみると、
1
3
みたいなのは
(1 / 3)
になりますよね。ちなみにこれがこう↓
4 ×1 + 2
3
なると、
4 × ((1 + 2) / 3)
ですね。まあ、ITやってると「×」じゃなく「*」を使いたくなりますが。
 逆に言うと、分数でなく「/」を使った時点で外の「()」の意味は失われます。「÷」と同じ優先順位の二項演算子だから。なので、冒頭の式は、
9―3÷1/3+1
→ 9―3÷1÷3+1
→ 9―((3÷1)÷3)+1 ………【設問では 9―(3÷(1÷3))+1】
→ 9―1+1
→ 9
と解釈されてしまいます。
[追記]
 途中の式に解説を追記
[追記終わり]

 こうして見てみるとこの件は、新入社員の計算能力を憂いているような記事を書いた朝日新聞が、その記事の中で設問にある式をぶち壊してしまった、という事件(笑)であることがわかります。
 つまり、今回の問題で最も注目・憂慮すべきは、朝日新聞の算数の能力の低下(なのか最初から低かったのか)であるのです。

 ちなみに、朝日新聞のニュースサイトではこの記事、その後「(1/3は、3分の1)」という記述が加えられています(笑)。
プロフィール

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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