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アニメ: 劇場版『魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』について - 娘TYPE2013年10月号のインタビュー記事より

 まあタイトル通りなんですけど。
 この間、BDで前/後編を見てその劇伴の使い方(演出)についてかなり辛口の評価をした劇場版『魔法少女まどか☆マギカ』ですが、そろそろ[新編]の「叛逆の物語」公開も近づき、事前情報もだいぶ増えてきました。
 娘TYPE10月号では、新房総監督、そして脚本虚淵玄にインタビューをして、巻頭に4ページの記事を載せています。
娘TYPE (ニャンタイプ) 2013年 10月号 [雑誌]娘TYPE (ニャンタイプ) 2013年 10月号 [雑誌]
(2013/08/30)
不明

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 ついでに言うと、記事の最後には「娘TYPE12月号は「魔法少女まどか☆マギカ」特集号!」とあります。

今度の新作では、魔法少女たちのその後の姿が描かれる。まどかがいなくなった世界で、たったひとり残されたほむらはどんな想いを抱えているのか。そして、宇宙の理となったまどかは、そんなほむらを見て何を思うのか……。

という、まあ大方の予想通りの煽り文句で紹介される本作は、一体どんなものになるのでしょうか。

 速報映像には「孤独な少女が辿り着いた希望への光」「新たな“理”」「それは、すべてを覆す愛のかたち」という文句が踊っていますし、「もう一度だけ、会いたい。」という言葉と共に、ほむらが自らの頭に銃を突きつける姿が描かれています。
 また、劇場で流れたらしい予告映像の中の台詞からも色々と。
 そういったことに加え、インタビューではどんな話が出てくるでしょうか。
 勿論、公開前の宣伝という位置付け上かなり抽象的な内容になっていますが、そこはそれ、そういうものですよね。

 というわけでインタビューより気になったところをいくつか。

──それぞれの魔法少女の見どころを教えてください!
虚淵 (略)ほむらは、立ち位置や考え方がどんどん変わっていくキャラクターになりました。お客さんからどう受け入れられるか、楽しみですね。

 この危険なコメントは一体……(笑)!
 前半の、どんどん変わっていくというのはまあいいでしょう。元々ほむらだけがまどかのことを、そして前の世界のことを知っているがためにほむらだけが引きずっていて、継続しているわけですから。最も変わらざるを得ない。
 しかし後半の、どう受け入れられるかというのを彼が言っているってのは、かなり恐ろしいことですよね。かなり、良識ある人(笑)からは批判されそうなことをしでかすのでは。例えば、ほむらが「もう一度まどかと会う」ための最も安直な手段と言えば?みたいな。
 まあ、そんなすぐに思い付くようなことはしないでしょうが、逆にほむらも決して(他のみんなもそうであるように)特別強い人間ではないので、さて。

──前作で退場した美樹さやかと佐倉杏子も戻ってくるようですね。
虚淵 (略)……杏子の性格はTVシリーズのときと変わっていないと思うんですけどね。

 何だか、最初の登場の時みたいに、あからさまに敵役のように登場してくれないかな、とかふと思いました。

──マミさんも[新編]には登場するんですよね?
虚淵 もちろん。TVシリーズで不覚をとってしまったキャラクターなので、今度はちゃんとしたところを見せてあげたいなと。

 これは朗報と言えるでしょう!
 それにしても、このインタビュアーもそうですが、やっぱりマミさんは「マミさん」なんですね(笑)。

新房 マミさんはおもしろいキャラクターになりました。どんな事態が起きても「マミさんならしようがない」という感じになる(笑)。なんとなく「マミOK」っていうのがありますね。スタッフも見ている人たちも「ああ、マミさんならしかたないか……」と思ってしまうような。

 このコメントは……(笑)。

──気になるのは予告編にあった、いくつかのことばです。「仁美も大変だよね。あんな無神経なやつを彼氏にしたりするなんてさ」とありますが。志筑仁美と上条恭介も登場するんでしょうか?
虚淵 そうですね。TVシリーズの続きという感じなので。上条と仁美、さやかのその後が描かれるという感じです。

 予告ではそれよりも、ナイトメアとか(改変後の世界にはいない筈の)魔女とかいうキーワードもありましたし、以前も言っていたし今回のインタビューにもある、虚淵が悩んでいたときに方向性をはっきりさせてくれたという意見に仁美のことがあったのではないか、とか思ったり。

虚淵 いや、すごい絵コンテでした。あれほどの絵コンテは二度と見ることはないんじゃないかと思いますよ。今回は劇団イヌカレーさんのビジュアルが多くなりましたね。

 こんな評価のあった絵コンテですが、このちょっと前にあったコメントによると、ほむらについて「ほむらほむっとなる」なんていう指示があったりするそうで(笑)。
 一体どういう指示なんだと笑いたくなりつつ、でもなんとなくわかるような気がするのも(笑)。

──では、ちょっとした核心に迫る質問をします。まず……新キャラクター、新魔法少女は登場しますか?
新房 ……(沈黙)。
虚淵 5人の魔法少女たちだけでネタを出し尽くしていたので、6人目の魔法少女を考えるのは難しいですね。「スーパー戦隊」シリーズでも6人目はどうしてもそれまでのヒーローとは違う、特別なイメージになってしまうじゃないですか。

 ここなんですが、予告にあったこれは一体何者でしょうね。
madokamagicamv1_next1.png
 魔女が登場するんじゃないかという気がするわけですが、ならその前身の魔法少女も、とか?
 と見せかけて実はまどか、とか(笑)。

 最後に、結末の印象について。

虚淵 TVシリーズのときはきれいに終えて、「続編はあるまい」と思って脚本を書いていたんです。でも、今回の[新編]はそれとは違う終わり方になるでしょうね。どんなかたちにも広がりうる、というか。
新房 見る人によって結末の受け取り方が変わる作品になるといいなと思っています。「まどか」は観客のみんなが同じ答えを導きだす必要はないんじゃないか、と。数学よりも国語的な終わり方というか(笑)。どんな答えも、ひとつの答えになりうるだろうと。

 また、こういうコメントもありました。

新房 (略)もしかしたら[新編]から見る人は、今回の結末に対して、これまでの作品を見てきた人とは違った感想をもつかもしれません。[新編]を見たあとにさかのぼってTVシリーズを観ると「ええっ!」と驚くところがあるんじゃないかと思います。

 TVシリーズでまどかが最後に、魔法少女は夢と希望を叶える、と言いました。
 先がどうなるかわからない、だからこそ「希望も」あるのだ、という話なのかも知れませんね。

 と言った感じで、もうあと公開まで二ヶ月を切りましたが、さてどうなるやら。
 ストーリー的に、新展開はTVシリーズ終了から初めてなので、楽しみというか恐ろしいというか(笑)。

tag : アニメ 魔法少女まどか☆マギカ

マンガ: 『ときめきトゥナイト 真壁俊の事情』感想

 この本、一体どういう層が買っているんだろう???
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(2013/08/09)
池野 恋

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 はっきり言って、元となっている『ときめきトゥナイト』を読んでないと殆んど意味がわからない話だと思うし、その前作は帯によると完結が15年前とのことで。……そんなに経つのか……。
 しかし、今レビューしているのはすぐに入手できなかったからで、奥付を見たら、既に第2刷です。第1刷が8月14日で、第2刷が8月31日。最初どんだけ刷ったのかわかりませんが、ちょっとこういう作品にしては尋常でない状況なのでは?
 つまり、それだけ多くの注目が集まっているという証左かと。

 というわけで、実は個人的に思い出深いこの『ときめきトゥナイト』。私が少女漫画も読むようになったきっかけでもありますが、後にアニメ化されたときにも結構男性ファンがいたようだし、実は男性読者も多かったのでは?
 アニメと言えば、あのEDムービーの衝撃。社会現象にもなりました(誇張表現)からねぇ(笑)。

 「あとがきにかえて」(以下面倒なので「あとがき」)によるとこの作品、編集さんから出てきた企画らしいですね。いや、漫画形式のこのあとがきに登場するその人物が誰なのか、実はよくわかりませんが。
 どうでもいいですけど、そのあとがきに登場する「オール真壁俊本」という表現は、わざとですか(笑)? いやまあ、違うでしょうけどね、多分。

 また、「できるだけ当時の絵柄に近づけようと努力しました」とありますが、確かに殆んど違和感ないですね。
 というか、実は以前から思っていたのですが、この人の絵柄ってあまり変わりませんよね。
 いや正確に言うと結構変わっているのですが、どこか本質的なところで「らしさ」を守っている部分があるというか、方向性が変わっていないと言うか。うまく表現できませんが。

 さて、前置きが長くなりましたが本編の感想。

 本編は、プロローグと第1話〜第8話からなる描き下し。俊の0歳、魔界追放から始まり、21歳までが描かれています。『ときめきトゥナイト』が蘭世を主人公とする作品であり蘭世視点で描かれていたのに対し、そのいくつかの場面、それと彼女の知らないいくつかのことを俊の立場から描いた作品です。
 こういう描き方の面白さに初めて気づいたのは、以前とある作品の感想の中で触れた氷室冴子著『多恵子ガール』を読んだときです。どうしてこの作品からなのかというと、これ、対になる『なぎさボーイ』とは、物語的に重要なポイントとなるイベントが全く別だったりすることがある、というのがあります。

 いやいや、閑話休題。

 で、0歳からということは1話では蘭世関係なし、かと思いきやなんと、初めての出会いが描かれています。
 華枝さんと俊が病院に行ったときにちょっと話した妊婦さんの姓が、なんと「江藤」。
 実際にはそれしか書いてありませんが、1話の締めくくりにて、後の展開について「運命の相手との再会」という表現が使われています。つまり、江藤さんのお腹の中にいた子が誰なのかは明白ですね(笑)。

 ただ、その「再会」は第5話(俊14歳)になりますが、これは学校で転校生の蘭世と出逢う、という話ではありません。また、そもそも「会」ったとも言えるかどうかですが、俊は蘭世を見たし、蘭世もその存在を認識して言葉をかけました。
 まあ、俊視点という意味では再会と言っていいのではないかと。

 その後、最終的には俊からのプロポーズにまで話は至るのですが、夢魔の吉岡さん(笑)が見た俊や、アロンとのボーイズトークがあり、そしてカルロの登場。

 いや何と言うかあのカルロさん、見た目と物語上の立ち位置のギャップがいつも凄いです。
 今回も、俊のところに幽霊のように登場し、生きていた頃もそうでしたが、俊の蘭世に対する態度にダメ出しを連発(笑)。
 あとがきには、「当時は俊のイメージをくずさないことが鉄則でしたから(自分の中で)」とあります。まあ、蘭世主人公ですからね。しかし今回は、俊の言葉に蘭世が感動しているその裏で俊がカルロから厳しく採点されているコメディ展開とかありで。

 そして、8話の後半はついに、これまで描かれなかった「禁断のエピソード」(笑)。
 ここは、いかにもこの二人らしい、という感じです。蘭世の突撃とかを見ると、結局この二人は変わってないなーという、それは進歩がないという意味ではなくて、やっぱりこれが俊と蘭世だ、という感慨のようなものがあります。

 最後にこういう印象が残ると言うことは、ちゃんと続編として世界やキャラが繋っているということであり、ちゃんと何か本質的な部分を維持しているということだと思います。
 思えばこれを読んでいた当時も、作品に表れる作者の物事の掴み方みたいなものに共感を覚えたものです。またそのバランス感覚のようなものにも。
 それはまあそもそもあまり変わるようなものでもないかも知れませんが、そういう部分がちゃんと残っているからこその本作成立、ではないでしょうか。

tag : りぼんマスコットコミックス 池野恋

独り言: 2chの「●」情報漏洩とビッグデータの片鱗

 週明け辺りからだいぶ騒ぎになっている2chの●関連情報の流出問題ですが、怖いですねぇこういうの。

 クレジットカード情報等による金銭的被害だけでなく、迷惑電話や身辺への不安、家庭問題になっている例もあるようだし、作家さんの謝罪があったりとかの話も聞きました。
 結局のところ最も重要な問題は、カード情報などよりも、それらと一緒に流れた書き込み、つまり個人の心中の問題が紐づけられたからでしょう。

 これは私自身もそうですし、ネットにアクセスする誰もが完全に他人事とは言えない事態です。

 元はITに携わっていたというのもありそれなりに気を使っては来ましたが、それでも結構手を抜いていて甘いところはあったので、気を引き締めないと。そもそもこのブログでも、エロ話を展開したりしているということもありますし(笑)。

 今回の件では、所謂「ビッグデータ」との共通点を見た、と思いました。データ量の面ではまるで及ばないのですが、その情報の種類を見ると、まさにビッグデータのミニ版(変な表現)です。

 結局この言葉は、単に巨大であることよりも、整然としたデータでないこと、つまり種々雑多なデータを横断的に見ることで何が浮かび上がってくるかの方が、意味するところとしてはより本質に近いと思います。
 構造の決められたデータを集めるというよりも、集めたデータの中にある構造を見たり、目的に合わせて設定した構造を当てはめることにより情報を抽出する。つまりはそういったところでしょう。

 そして、ビッグデータのデータ解析では様々なことがわかる筈であるのですが、解析する方ではなくされる方の立場としては、マクロな統計的分析よりもよりミクロな方向、例えばトラッキングとかの方が気になります。
 そうすると、まあどういう対策をとるか、つまり極力探られないようにするのかそれともある程度妥協して利便性を求めるのかなどと言ったことはともかく、どういう情報がどう流れているのかは意識しておく必要がありますね。

 自分で入力した情報は当然ですが、どこにアクセスした(意図するしないに関わらず)ときにどのような情報が伝わっているか、そういったことも重要です。
 しかしそれに関してはかなりテクニカルな話になってきて、広範な知識が必要になります。Webアクセスなら、HTTPで流れるものは何かとか(クッキー等)当然意識するでしょうが、同時に、そのとき例えばIPv6を使っていたら、自分のアドレスがEUI-64でMACアドレスから生成されていましたということになると使ってる機器のメーカーとかもわかってくるわけで。

 というかもうこういう話になると、はっきり言って最新の情報をキャッチアップしてないのでなんとも(笑)。
 でもまあ、この機会にちょっと勉強してみようかな、などという気持ちになりました。

ラノベ: 完結していくラノベたち

 なんかここ数ヵ月、ラノベの完結ラッシュですね。
 とは言っても、たまたま私が読んでいるのが続けて完結したというだけのことですが。また、本編は完結、ということでまだ番外編とかありそうなものもありますし。

 つい一昨日もそういう作品のレビューをしましたが、ここでまとめてみるとこんな感じです。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (12) (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない (12) (電撃文庫)
(2013/06/07)
伏見 つかさ

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感想エントリ:
 つい三つも感想エントリを書いてしまいました。色んな意味で物議を醸しましたが、個人的にはそれなりに気に入っています。それなりというのは、ストーリーそのものよりも、最終巻ちょっと詰め込みすぎかな、という辺りがちょっと気になったからです。

乙女はお姉さまに恋してる 2 ~移りゆく花のように~ (GA文庫)乙女はお姉さまに恋してる 2 ~移りゆく花のように~ (GA文庫)
(2013/08/12)
嵩夜 あや、ホビボックス 他

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感想エントリ:
 これも結構感慨深いですね。個人的には、『2』のタイトルを冠する前の『櫻の園のエトワール』から始まったシリーズのように感じているので。

さくら荘のペットな彼女 (10) (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女 (10) (電撃文庫)
(2013/07/10)
鴨志田一

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 理屈の上では正しいんだろうなと思いますが、どうにも「これでいいんだ」という気になれない結末でした。

ロウきゅーぶ! (13) (電撃文庫)ロウきゅーぶ! (13) (電撃文庫)
(2013/07/10)
蒼山サグ

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感想エントリ:
 今回挙げている他の作品とは違い、これはシリーズ開始当初から読んでいたのではなくこの春から読み始めたので、ちょっと味わいが違う感じですが。
 次に挙げる作品とは対照的なところがあると思います(後述)。

花×華 (8) (電撃文庫)花×華 (8) (電撃文庫)
(2013/08/10)
岩田洋季

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 今読んでます。上記『さくら荘』とこれは、一巻の感想をこのブログで書いてます。
感想エントリ:

 上記の『ロウきゅーぶ!』と『花×華』の対照的なところというのは何かというと、表現の仕方とでも言いましょうか。

 『ロウきゅーぶ!』の方は、物語の本来の味わい、つまりかなり熱いスポーツものというところを、これでもかとばかりのお色気ロリ成分でくるんだような、まるで真面目なところが恥ずかしくておどけて見せているような感じの文体でした。
 ……いや、どっちが本来の味わいかという点にはまた違った見方もあるかも知れませんが(笑)。
 対する『花×華』はと言えば、花と華の気持ちや能力(敢えて才能とは言いません)を、これまたこれでもかとばかりに直球勝負でそのまんま表現してくる、まさにそのまんまの作品だと思います。
 これだけ露骨に表現していながら「青臭い」と切り捨てる気にならないのは、その徹底ぶりによるものかも知れません。

 しかしこの『花×華』、口絵イラストがどんどん過激になってきてるんですが……。もしここで完結せずまだ続くようだと、一体どうなってしまったか。まさかの袋綴じ口絵とか(笑)?

 こうして結構長く読んだ話が終わってるわけですが、最近、アニメ化で読み始めるのは結構あっても、新作でこれは、というのに中々出逢えないのは、こっちの事情かあっちの事情か、はたまた両方か。

おまけ:
 『プログラマの消失』(笑)

tag : ラノベ

ラノベ: 『乙女はお姉さまに恋してる2 〜移りゆく花のように〜』感想

 原作ゲームのシナリオライターでもある嵩夜あやさんと、同じく原画のり太さんによるノベライズシリーズも、とうとう最終巻です。
乙女はお姉さまに恋してる 2 ~移りゆく花のように~ (GA文庫)乙女はお姉さまに恋してる 2 ~移りゆく花のように~ (GA文庫)
(2013/08/12)
嵩夜 あや、ホビボックス 他

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 通称『おとボク2』……だと思うんですけど、『乙女[おとめ]お姉さま[ボク]に恋してる2』は、読み方は同じで『処女』で始まるエロゲ(サブタイトルは「2人のエルダー」)の一般レーティングのノベライズ版です。
 各巻に番号がついていないので順番がわかりづらいですが、サブタイトルを順に並べると、
  • 二人のエルダー
  • 窓越しの異邦人
  • 黄金[きん]の檻 荊の鳥籠
  • ドーン・パープル
  • 移りゆく花のように
の5冊です。
 しかし、二人のエルダーの内の一人、七々原薫子は、前作のスピンオフとも言える後日談オリジナルストーリーに登場しています。
乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール (ファミ通文庫)乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール (ファミ通文庫)
(2007/12/25)
嵩夜 あや

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 これ、出版されたの2007年なんですねー。初版の発行日は2008年1月ですけど。月日の経つのは早いものです。
 『櫻の園』には前作の登場人物が沢山登場し、そして薫子をはじめとする数人は『2』にも登場するので、彼女たちは両方に絡んでいることになります。
 この辺りについては、以前原作ゲームの感想「黄金の檻 荊の鳥籠」の感想を書いたのでかなり重複していますが。

 で、「移りゆく花のように」です。
 あとがきにもありますがこれは、千早と薫子、二人の物語です。
 いや正確に言うと、あとがきにはこれは「千早の物語」であるとあります。諸事情から、ゲームで二人の成長と卒業を描く予定が達成できず、「薫子の物語」になってしまったので、今回のノベライズ版最終巻は「千早の物語」にし、それでやっと二人を描くことができたということのようです。
 しかし私は、ノベライズ版も一つの完成した作品であり、エロゲやってないと薫子の話がわからないというわけでもなく、ここはやはり「二人の物語」なのではないかと思うのです。

 これも以前書いたと思いますが、一作目の主人公の瑞穂はちょっとカリスマ的な人物で(いやまあエルダーとは元々そういうものですが)、他の人の助けもあったとは言え、一人で中心にいるという感じの人物でした。
 エロゲとして思い出してみると、はて、メインヒロインは誰だったかな、という印象です。

 対する二作目は、「2人のエルダー」というサブタイトル(エロゲの方)だけあって、まさに上記のように、二人支え合い、二人で成長して、二人で卒業する、そういう話なんですね。だから、例えば他にお気に入りのヒロインがいたとしても(私なら雅楽乃とか)、それとは別にやはり物語上は薫子がメインヒロインなのだと思います。というよりも、主人公千早の盟友というところでしょうか。

 とまあそんなわけで、本作「移りゆく花のように」で千早は、母の症状の恢復もあり、父との和解もあり、あとがきにある通り千早も「地に足を着けた存在」になることができました。というか、背負っているのが当たり前だった重荷がなくなって戸惑うくらいです。
 だから、ちょっと呆気ないくらいのエピローグも、むしろ「地に足を着けた存在」を象徴する日々と言えます。もうそこは、ドラマでなくていい、という風に思います。
 このように静かに幕を閉じることこそが、この物語のあるべき姿なのでしょう。

 ところでこの最終巻のサブタイトルの「移りゆく花のように」は、これもあとがきにあるように、原作ゲームの劇中歌です。
 今まさに聴きながら書いているんですが(笑)、静かで綺麗な歌です。そして、まさにこの物語のようにしっとりと落ち着いた雰囲気です。
 思えばこの一種独特の叙情的な雰囲気は『おとボク』一作目から引き継がれており、主人公の様子が大きく違っていても、やはり『おとボク』だなー、という感じです。

 こういう物語の終幕というのは、何となく、読んでいる方も落ち着いた気分になります。とてもエロゲに由来する小説とは思えません。
 でも、ゲームやってもそんな気分になりますけど(笑)。

tag : GA文庫 嵩夜あや

アニメ: 2013夏アニメ感想 (8)

 今週のアニメ感想です。

ハイスクールDxD NEW 第7話「夏です!水着です!ピンチです!」
 一誠は相変わらず、おっぱいが基準なんですねぇ。
 部長に対しては以前からアレで、この間、アーシアについては胸の誘惑に負けそうになりながらも守るべき存在として堪えていましたが、今回はこうですから。

dxdnew7_koneko1.png
「子猫ちゃんはまさにマスコットって感じで、愛くるしさ全開だな」
「卑猥な目付きで見られないのも、それはそれって感じで、ちょっと複雑です」

 態度が見事に比例しています。これは肉体的特徴による差別ですね(笑)!
 ところで、予告されていたことではありますが、OP/EDの曲とムービーが変わりました。
 EDムービーですが、だいぶ気張って描いている感じがする力作ですね。
dxdnew7_ed1.png
dxdnew7_ed2.png
dxdnew7_ed3.png
 よくわかりませんが、この体の動きは、キャプチャーなどしないで手で描いているのではないでしょうか?
 いやまあ、ほんとに何となくそう感じるだけですけど。

ロウきゅーぶ!SS 番外編
 前半はゲームに限定版特典としてくっついているOVA「智花のいちごサンデー」の一部、後半は本SSシリーズのこれまでのまとめ「「ロウきゅーぶ!SS」ここまでのプレイバック」です。
 前半の「智花の」の方は、原作で言うと短編集である6巻の最初に収録されている話ですね。ただ、私の認識の範囲内ではその一部しか放送しないよという宣言が今回なかったので、CM明けてから面食らった人も中にはいるかも?
 いや、いないかな(笑)。
 そして後半ですが、……何と言うか、「小学生は最高だぜ」で締めくくるのはちょっとどうかと。いくら話題になったからと言って、少し使いすぎじゃないでしょうか。
 EDテーマ曲の歌詞にまで出てきますからね。
 ……いや、何をどうごまかしてもだめですよ? 明らかに意図してやってますよね(笑)?

たまゆら ~もあぐれっしぶ~ 第8話「あの日の遠い約束、なので」

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「でも中々部員は増えないね」

 このシーンで、BGMが長調からメロディを保って短調に変わるんですよね(笑)。
 あと、テレビ一期のOP『おかえりなさい』のギター、ピアノバージョンがあったりして、BGMが色々気になる回でした。

 そして本題。
 約束の「秘密基地」ですが、ぽってのモノローグにこういうのがありました。

(秘密基地は、想像図とは色々違ってた)

 この話で、最初のOVAを思い出しました。
 香が描いたあの絵の場所はどこだったのか。その「どこ」という問いそのものについて考えさせられるところが、何か似ている気がして。つまり、その問いが求めているのはそもそも何なのか、ということですね。
 あれは素晴らしかった。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 第7話「勝利と逃走」
 いやー何と言うか、歴代のSF作品で語られてきた、いきなりテレビ電話にされると困るというハプニング(笑)。
priya7_maid1.pngpriya7_maid2.png
 美遊は実は小学生メイドさんだった! しかしそれにしても……。
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 この↑スイッチは一体何!?
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 完全に怯えさせてるし(笑)。

「本物?本物の小学生メイド?ちょっと『ご主人様』って言ってみて!」
「え、普通『お嬢様』じゃ…」
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「いいから言ってみて!」

 いやほんと、あのスイッチは一体(笑)?
priya7_maid7.png
 ついには、こんなことになる始末。
 イリヤ……魔力がどうこうよりも、この辺りの謎の方が気になる(笑)。

 それにしても、前回のあの戦闘とは打って変わってという感じの展開でしたが、後半にあった戦闘シーンもまた、戦闘は戦闘でもまるで違いました。
 それは、雰囲気も闘い方も。雰囲気はこれでもかというばかりの悲痛さだし、やはり相手がアサシンだというのもあってかイリヤの攻撃もムチャクチャだし。
 そして結局、メンタル面でイリヤには随分辛い展開になりました。
 美遊は決して、言葉通りの意味であんなことを言ったわけではないんですけどね。

とある科学の超電磁砲<レールガン>S #19「学園都市研究発表会」
 前回からの「Silent party」シリーズ、原作漫画にはないですね。そしてフェブリもオリジナルキャラ?
 で、前回のCパートに怪しげな会合が描かれましたが、そこにどうやら布束らしき人物が……?

リコーダーとランドセル ミ☆ 第7話「ちっちゃい君と苦悩の日々」

「よよ、吉岡先輩はな、我がバスケ部のエースで卓越した技能の持ち主で、とととってもバスケがお上手でいらっしゃいまして、あと、あと……
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ちっちゃい子が大好きなんだぞー……」

「頼むー、宮川に断られたらあの人は次の恋を探してしまう! そしたら今度こそ、ターゲットは非合法に……」

 何だか、今期の別作品の発端にとっても似ているような……(笑)。

宇宙戦艦ヤマト2199 第二十一話「第十七収容所惑星」
 今回はあまりにも色々なことが同時に起こりすぎて、話が交錯してしまって実にややこしい。

 まずは百合亜が落ち着くところに落ち着いたってことで。

 その後ですが、ユリーシャと間違えて拉致られた雪が収容所惑星に連れて行かれたんですが、そこではディッツ救出のためにメルダがやって来ていて、彼らが手引きしたのかガトランティス人による叛乱が起きていて、ユリーシャの案内で古代とユリーシャも雪救出のためにやってきて、その船に実は伊東と薮が乗っていて、もうしっちゃかめっちゃか(CV.岩男潤子)です(笑)。

 個人的に今回一番の見所は、伊東の最期です。

yamato21_itou1.pngyamato21_itou2.png
「森……あんた、イスカンダル人なら、約束して……くれないか」
「え」
yamato21_itou3.png
「ヤマトを、イスカンダルに、頼むよ。必ず、地球を……」
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 最後まで勘違いしていた伊東ですが、最後の最後に重要な役割を演じ、果たしてくれました。つまり、今回のラストでユリーシャが積極的に古代を、つまりヤマトをイスカンダルに導いてくれ、しかもガミラスの情報まで伝えてくれたのは、この伊東の働き掛けがあったからなのではないかと思うのです。
 これは非常に重要なことです。
 ヤマトは、つまり地球側は、叛乱分子の伊東ですら最終的には目標達成のための重要な力添えをしてくれます。
 対するガミラスはと言えば、内部はかなりガタガタですね。今回の話の中でも、「拡大政策のツケ」という言葉が登場します。前回、猛将ドメルが敗れたのも、結局は身内に足を引っ張られた末のことという面が大きいですし。

 前回のあの息詰まる戦闘とは打って変わって、社会・政治的な話になってきます。

 ところで、EDムービーですが。
yamato21_ed1.png
yamato21_ed2.png
 古代と雪で締めくくられるようになりました。物語は最後に、この二人の関係が主軸となっていくということを表しているようです。

tag : アニメ

独り言: TPPの本丸が見えてきたそうで。

 今日(2013-08-25)の日経新聞朝刊の3面(総合・経済面)にあるコラム「けいざい解読」に、こんな見出しのがありました。
「見えてきたTPPの本丸」
「関税離れ「攻め」再考」

 所々適当に(恣意的に(笑))引用してみます。

 損得を測る目安は、関税が最も分かりやすい。首相は何をどう守るかを明言していないが、コメや麦など聖域とされる農産物5品目の関税を指すと、政界では暗黙の了解になっている。
 聖域を守ることが交渉目標であるかのような錯覚に、日本全体が陥っていないだろうか。交渉の中身に目を凝らせば、TPPの本丸が別の場所にあることが分かる。

 相手の関税をできるだけ下げさせ、自分の関税は可能な限り守る。こうした昔ながらの駆け引きは、重要ではあるが、21世紀の通称秩序を目指すTPPのほんの一部にすぎない。関税の発想から離れて「攻め」と「守り」を考え直したい。

(編集委員 太田泰彦)


 まあね、ここで「本丸」の例として挙げていることはこれまでよく私が書いてきたこととは別ですが、少なくともそれも含め様々な項目があり、関税の話だけではないということは言っているわけですけどね。

 これまで、もう多分二年くらい、TPPは関税の話だけではない、メディアは関税、それも農業と製造業の対立のみに矮小化するなと言い続けてきたわけですから、何を今更?という感じですね。
 それも、私が最も多く批判してきたのが日経新聞だというのも、これ、笑うとこですか?

 しかし。
 私のような経済の素人が察知していたことを、経済のプロ(笑)が知らないはずがありません。私が二年前なら、彼らは三〜四年前、つまりアメリカの参加とオバマの色んな発言辺りからわかっていたはずです。
 加えて、日経などの報道には、色々な矛盾点がありました。特に日本の参加についてアメリカがどう考えているかについて、どの場面でどの部門の発言を根拠とするかで、自家撞着に陥っていたり。

 してみると、最初からわかってやってたんですかねぇ? 何かの理由があって言えなかったけど。

 ちょっと前に日経が朝刊一面トップで報じていた著作権保護期間延長の話も、もしかすると、日本人の目を覚まさせるために、遠回しに、意図的に、やらかしたなんてことも考えられますねぇ。
 私は考えませんけどね(笑)。

 ともあれ、長いこと一所懸命関税の話だけに絞ってきたメディアも徐々にそれ以外にも触れるようになり、ついにはこんなことを書くようになったと言うことは、そして以前私が放送事故(笑)と揶揄したTPPの内容の生放送番組での陳列も実は、引き返せないところまで来たから報道にゴーサインが出たってことでしょうか。

 なーんて陰謀論を展開してみたり(笑)。

艶漫画: 『海明寺裕 応援FANディングSET』をゲットしました

 ちょっと前に話題になっていたJコミによる「海明寺裕 応援FANディング」ですが、配布準備完了の案内が届いたので早速ダウンロードしました。
 ってこの企画、今気づきましたが、ここで紹介するつもりだったのにすっかり忘れていました。
 年ってイヤですね……(笑)。

 というわけで、6月上旬ころのJコミのメルマガVol.028で話が出てこの辺りで公開されたこの「応援FANディング」ですが、勿論当ブログ主としてはエロ漫画ゲットということで成人向けコース一択(笑)。
 一般向け作品については冒頭の紹介ページに結構書いてあるのでおいといて、成人向けの方についてさらさらっと紹介と感想です。タイトルはこれも紹介ページ参照ということにして、ここではファイル名とサイズを書きます。と言ってもサイズは大雑把な数字ですが。
 あと発行日も書きましたが、奥付のないのも結構あるので、Amazon.co.jpを参考にして書きました。
  • お礼状.pdf (841K)
    奥様の小杉あやさんからのメッセージです。この方の描く女の子は顔も可愛いし体は海明寺さんのにも似てむっちりだしで、結構本編にも登場しますけど、エロいですよね。
  • eXpose.pdf (30M) - 1995/7
    授業中についバカにしてしまった生徒により盗撮され、貶められることになる篠崎先生。
    巻末にメッセージを寄せている漫画家さんの名前を見ると、
    海野やよい + 園田健一 → 海野健一 (問題の生徒)
    あさりよしとお → ぶるせらSHOPあさり屋 (作中に登場する店)
    なーんて気がするんですが。
  • 後宮学園.pdf (26M) - 1996/3
  • bodyShop.pdf (24M) - 1996/12
  • K9.pdf (25M) - 1997/10
    ついにK9シリーズ開始でイヌの誕生ですが、まだそういう「制度」にまではなってないですね。
    ネットで何者かに執拗に迫られ(現実にも迫ってきているらしい)、嵌められていく教師を描いてます。
  • volunteerBreeding~飼育奉仕.pdf (27M) - 1998/6
    K9シリーズ。
  • K9ハンドブック_~K9手帖~.pdf (2.4M) - 1998/8/16
    『girl Hunt』の終りの方にも似たようなのがついてますが、K9シリーズの世界で作成されたという想定っぽいK9の紹介パンフレットみたいなものです。
  • girl_Hunt.pdf (28M) - 1998/12
    K9シリーズ。
    これのヒロインの高野冴の顔、結構好き。海明寺さんの描く女の子はぽってりした唇とか顔の輪郭が特徴で、多分それが魅力なんですが、個人的にはこういうすっきりした輪郭と唇が好きだったりします。
    で、性格のキツい優等生の冴(15)が実は、本人知らなかったけどK9[イヌ]だったという話。
  • めしべのアルバム.pdf (27M) - 1999/8
    K9シリーズですがヒロインがK9[イヌ]でないという珍しい話。
    姉のウエンディにイヌの研究をバカにされたキャロルは、ウェンディを陥れてK9[イヌ]の境遇に落してしまいます。
  • puppy_Love.pdf (25M) - 2000/6
    K9シリーズも5冊め。
  • 奴隷立國.pdf (27M) - 2001/1
    巻末にある「あしすと日記」(小杉あやさんによる)より一部引用。

    先生はそりゃ昔から何度も言ってたものさ
    「僕はねー こー無理やりっつーのがやなの」
    「力づくとか薬とか使わずに人間があたりまえのように奴隷になる「制度」が好きなのさ」
    「ほお」
    「そーゆー世界が描きたいのね」
    割とよくある「えらばれた人間が奴隷を持つ」というのとは違う世界が好きなの と

  • コレクション.pdf (28M) - 2001/4/1
    人が椅子やテーブルのような「調度品」にされたりする世界。
  • 早熟児.pdf (25M) - 2002/11
    『バースデイプレゼント』とか好きですね。

    いつのころからかボクは……仲のよい四つ下の妹を女性器としてみるようになった

    あとは、『おかずの代償』とか。パソコンの中のエロ画像コレクションを姉に消されて逆上した弟が姉を陥れる話。
  • 家族の禁断肖像.pdf (29M) - 2003/3/1 [追記:2013-08-24]以下二項訂正
    『おねえちゃんのひみつ日記』とか『そんなパパが大好き!』とかいいですねぇ。
    前者は、ご主人様の命令に従って弟をネタにエロいことをしていた……という設定(笑)でネットに日記を書いている、実は単に弟に発情してる姉の話。当然、ばれてしまいます。
    後者は、ババが大好きなゆかりがある日そのパパが牝奴隷を調教するビデオを見てしまい、自分もこんなふうに扱われたい、と思うようになる話。しかし、そもそもそんなゆかりの気持ちは……。
  • 媚女爛漫.pdf (29M) - 2003/9/1
    『出会い系の罠』とかいいなぁ。出会い系サイトで、SM,露出プレイで捕まえた奴隷女子校生が、実は娘だったという話。
    巻末の小杉あやさんによる「あしすと日記」には、結婚の報告がありました。
 てな感じです。
 露出羞恥的な部分や、上記の本人による主張などがやはり結構私の趣味にマッチするんですよね。
 今このタイミングで言うのはちょっとどうかとも思うのですが、最初のお礼状のところにも書いたように小杉あやさんの絵の女の子結構好みなので、全編あの絵での海明寺ワールド作品とか読みたいな、とかも思ってたりします。

 まあそれはおいといて、赤松さんのやることって、結構微妙なところを突いてバランスを保っているところが凄いと思います。Jコミとかにしても、出版社を敵に回すようなところまでは踏み出さないとか。これは例えば、新作には手を出さないとかです。
 今回の「応援FANディング」についても、メルマガにあった企画段階の検討内容を見ると、「美談になりすぎないように」とか、「この手の義援企画には付きものなのですが、お金が集まらないと批判され、お額が集まっても批判される場合があるもので、「言い方に注意」する必要がありました」とか色々気を配っていることがわかります。
 個人的に、こういう「やりすぎない」姿勢は高く評価したいです。

 というわけで、結局募集中に紹介できず結果だけになってしまいましたが、『海明寺裕 応援FANディングSET』の感想でした。

tag : Jコミ 海明寺裕

独り言: 似てるなーと思うもの

 世間で話題になっていることについて、ああ何だかそれと似たようなものあるなー、と感じたりする場合があるのですが。
 ちょっと思い付いたのを二つほど挙げてみます。

○ Twitterとかで話題の写真
 ネットで話題になっていた、若者が悪ふざけをして写真を撮ってTwitterとかで公開して炎上、なんていう話。それで閉店したり損害賠償なんて話になったりしたせいか、マスコミでも報道されるようになりました。
 でまあ大体は、近頃の若いもんは、という論調になっているわけですが、これについて私が似てるなーと思ったのは何かというと、そのマスコミ自身です。

 特にテレビですが、新聞の報道も、何だか好き勝手なことをやってふざけてる様は、アイスケースに入ってるバイトとそう変わらないんではないかなー、と。
 誤報ならまだしも、捏造とか情報操作とかし放題ですからね。咎める人がいても、マスコミほどの大声は中々出せないし。まあだから「マス」なんですが。
 これを言うために今回はいつもと違う用語で書いています(笑)。

○ 韓国の司法における情緒法
 平たく言うと、司法の判断に何やら国民の感情、情緒が反映されることになっているという社会の暗黙の了解というかルールみたいなのがあるらしい、というのが話題になっていました。
 これ聞いたときは、ああ日本の司法でも何やら色々配慮ってのがあるよなと思いましたが、今回はそれとは別の話。

 何かというと、例えば「子ども」。最近で言えば、宮崎駿の『風立ちぬ』で喫煙シーンがいっぱいあったから、あれは子供に悪影響がどうこう、という話。
 要するに、情緒に訴えて「子ども」を持ち出せばってのがあるんですが、本当に子供のためを思っての発言なのか、非常に微妙なんですよね。勿論、本当にそう思っている人もいるんでしょうが、本当に話の中心にいそうな人はどうにもそうでないんじゃないかという印象が。

 これについてはもう一つありました。本の、所謂「自炊代行」です。
 色々あるにせよ、結局は著作権絡みの問題だったわけです。例えば、スキャンしたデータを横流しするなんてのは法的に真っ黒です。
 しかし、そんな話の中で、本が裁断されることに対して、見るに忍びないとかいうことを訴えていた人がいました。誰だか憶えてませんが。というか正確にはそもそも憶えませんでしたが。
 所謂「自炊代行」の問題については、それのために私自身は「情緒」的には逆の印象を持つことになりました。つまり、感情的には代行業者側に立つことになりました。

 これらのように「情緒」に訴えかけて物事を押し通そうとするのって、結局は「情緒法」の支配があるのと同じ社会構造ですよね。

PCで: Emacs server/clientの初期化ってどうやるんだろう

 エディタ(というかなんというか)でEmacsを愛用しているわけですが、このソフト、内部に色んなデータを溜め込んで色んなことができるようになっているので、つい色んなことをやらせてしまいます。メールを読んだりウェブブラウズをしたりなどというネットアクセスも含めて。
 そんな環境なので、折角色々動かしているのを止めてしまったりなるべくしたくないし、バッファ間のやりとりの便利さを考えるとなるべく一つのEmacsで処理したいし、ターミナルやウィンドウシステムが落ちただけで落ちてしまうのも困ります。
 というわけで、以下のような使い方もできるのでいつもやっています。

 まず、デーモンモードで起動します。つまりサーバをバックグラウンドで起動します。
emacs --daemon
 こうすると、ターミナルやなんかと関係のないところで静かに潜んでいてくれます。
 そのデーモンに、こうして接続します。例えばテキスト端末からならこう。
emacsclient -t
 そしてウィンドウシステムのウィンドウを開くならこう。
emacsclient -c
 ちなみに、別のサーバを起動することもできます。サーバの起動は例えばこんな風に。
emacs --daemon=test
 そしてそれに接続するクライアントはこんな風に。
emacsclient -t -s test

 ところで、やはりEmacsはインタラクティブなソフトなので、画面の表示やキー入力に関する様々な設定ができるようになっています。しかし、このようにして使っていると、それらのかなりが無効になってしまいます。
 これは要するに、デーモンモードで起動するときにはテキスト端末にもウィンドウにもつながっていないので、そこら辺全部スキップしてしまうらしい。

 今まで、まあ仕方ないなと思いつつ使ってきたのですが、ちょっと調べてみました。
 Emacsなどというメジャーなソフトでこういう問題が解決されていないわけがないと思ったのですが、必ずどこかにある筈の答えに辿り着けませんでした。多分探し方が悪いんだと思いますが。というかまず手元にあるinfoくらい読めとセルフ突っ込み(笑)。

 で、結局今はこういう風にしています。
 まず、端末かウィンドウを設定するための関数を定義しておきます。ここでは仮に"init-each-frame"とします。
 で、初期化中にこんな風に呼び出し、及び呼び出し設定をします。
(let ((f (selected-frame)))
(let ((ftype (framep f)))
(cond
((equal ftype 't)
(init-each-frame f) ))))

(add-hook 'after-make-frame-functions
(lambda (f)
(with-selected-frame f
(let ((ftype (framep f)))
(cond
((equal ftype 't)
(init-each-frame f) ))))))

 まず最初のletですが、デーモンモードでなく普通に起動したときのためです。現在のフレームを取得して、その種類がテキスト端末だったら('tの場合)、関数呼び出し。
 ちなみにこれ、別にテキストに限る必要はなくて、condで例えばXwinならftypeが'xのときの処理を追加すればいい。また、init-each-frameの中で条件判断をする方が本当はいいでしょう。

 次にフック。
 結局、フレームを作るときのフックで初期化してあげればいいということでこうしました。ここ、テキスト端末もフレームの一種であるというのがポイントですね。
 勿論これも、'xの処理を加えてもいいし、それらをinit-each-frameの中でやるようにするのもいい。

 問題は、フレームを作る度にこれが呼ばれることですね。
 だから、init-each-frameは多重に呼び出されても問題ないように作っておかなければいけないし、下手なことをすると、デーモンになっているサーバにクライアントを接続したら、既に接続している別のクライアントの表示がおかしくなるなんてことも起こり得ます。
 ただ、異なるフレームからつないだ場合もそれぞれに応じた設定ができるとも言えますが。

 ちなみに私は、上記のようにしてEast Asian Ambiguousの設定をしています。つまり、その設定をinit-each-frameの中でやっています。

 まあ、色々注意点はありますが、注意点があると言うことは色々なことができるということでもあり、実はこれでいいのかも知れませんね。ただ、デーモンモードだとどの処理が省かれて、とかの識別が……?
 でもとりあえず、使ってて今のところ問題ないし、個人的には結局これに落ち着いてる感じです。 
プロフィール

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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