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独り言: 三浦雄一郎さんのエベレスト登頂を「一周回って」評価できる社会を

 何だか余計なことを書いていたらちょっとタイミングを逸してしまったり同じような場所で何だかアレなことが起きてしまったりしていますが、まだネタとして賞味期限は切れていないでしょう。

 三浦雄一郎さんが史上最高齢でエベレストの登頂に成功しました。
 「おめでとう」「おめでとう」88888888(笑)
 誰もが認める偉業を為し遂げたことを高く評価したいと思います。

 ──しかし、本当に?

 まあ、いくら日本のマスコミがアレだからと言っても、登頂がウソってことはないでしょう。
 また、偉業であるということも間違いないでしょう。
 つまり、問題は「誰もが認めている」のか、という点です。

 実際のところ、誰かが(たとえ史上最高齢であっても)エベレストに登ったと言っても、「はぁ。それで?」という人は必ずいると思います。単に、登って降りてきただけだろ、無駄な苦労じゃん、と。
 山になんぞ興味がなく登りすらしない人。登ってもよさを実感せずつまらんとやめた人。中には、本人や周囲の協力者を含め、無駄に使えるカネを持つ者の道楽と批判する人すらいるでしょう。というかいるらしいです本当に。

 以下、タイトル通り「社会」の話になり、三浦さんのことは題材、言い換えれば一つの例として扱います。というかこのエントリは元々そのために書いているわけですが。

 多分、彼の為し遂げたことは、無条件に「偉業」とされていることと思います。しかし、本当に誰もがそこに価値を感じるものなのか。そう思わない人がいてもいいではないか。
 そういう意味で、別に今回のことを高く評価しない人がいても、それはそれとして批判はせず、せめてスルーするくらいの余裕は見せて欲しいものです。

 つまり、無条件に(即ち無思慮に)流されるままあれは偉業と思うよりも、そこのところに違うことを感じる人がいることも許容されるべきではないでしょうか。

 そして。

 彼のしたことを下らないと思った人がいて、目的や目標の価値、つまりそこに自分の価値観との食い違いを見ていたとしても、三浦さんの価値観ではそれは重要なことであることを認め、その上で、それに従って何かをやり抜いたことを評価できればいいな、と思うのです。

 本エントリのタイトルにある「一周回って」というのは、無思慮にただ凄いと思うよりも、そうは思わないという意見を受け入れること、そして更に、目的や目標については共感できなくとも、それを認識した上でその行動の価値を認められる、そのような進展を経ることを意味します。

 この間も下らないことに労力を費やす行為を賞賛しましたが、……まあ、どんなことにも価値を認めろ、とは言いません。
 自分にとって害がなければせめてそこのところには目をつむり、「彼らにとっては大切な事」に向けた熱意くらいは許容、せめてスルーできるようであってくれればな、と思います。

せいじ: 児童ポルノ法改正案附則第2条推進派は児童虐待容認派である

 真面目に論じる気はないので、真面目な議論は真面目な場に譲る。

 本項の主張はタイトルの通りである。
 日本及び諸外国の過去の例を見ても、規制は犯罪の増加を招いている。また、ここで問題としている創作物には「実在の」被害者が存在しない。そもそも、「彼ら」が「進んでいる」としている各国は、多分全て、日本よりも犯罪が多い。
 即ち、立法の趣旨に照らし、附則第2条の目論むところによるマイナスはあってもプラスはない。
 平たく言えば、「彼ら」にとって児童のことなどどうでもいい、ということだ。

 では、「彼ら」の目的は何なのか。それを容認してまで、一体何を得ようとしているのか。
 自らが「そういう趣味」の持ち主ということではあるまい。そうであれば法そのものに反対する筈だ。
 であれば恐らく、法の趣旨とは関係のない何らかの目的を持っている。つまり、児童保護という錦の御幡に隠れて、別のことを考えている。
 そもそも、性犯罪と表現の規制は「無関係」の問題なのだから。

 それが何であるかはわからない。単に嫌いだからか。以前当ブログで公開した小説のように、実在の児童の保護を強化すれば被害児童の扱いに手間がかかるからか。同じく、創作物の規制なら楽に成績をあげられるからか。クールジャパン戦略のためか。
 それとも、言論統制・表現規制そのものが目的でこれはその一歩なのか。奇しくも、憲法が大きく改正されようとしているではないか。

 真面目に追求していない以上、これらすべて裏も取っていない憶測に過ぎない。
 が、タイトルにも書いた前段の主張は間違っていないだろう。

せいじ: 児童ポルノ規制で小説が対象にならない理由は?

 予想されていた通り、自公カルト政権により、単純所持禁止を含む児童ポルノ規制の法案が衆院に提出されたようですね。
 で、漫画やアニメやCGも場合によってはそれに抵触するとされることになりそうだとか。
 ほんと、特亜大好きなんだから。中国に倣って焚書・表現規制ですか。

 ところで、どうして漫画やなんかだけ?

 被害者が存在しないという理由で創作物が免れることはないという点で、小説も対象から外れる理由にはなりません。
 非実在青少年問題のときには、青少年はバカだからとでも思ったのか、漫画やなんかでは一定の解釈しか云々でという理由付けがあったのに対し、今回は青少年に見せるとかどうこう関係なしに持っているだけで違法。
 フランス書院文庫などのエロ小説が商業的に成立している以上、小説だってエロいものはエロい。

 ついでに言えば、本人がどう言おうとエロいとされたものは違法というのなら、逆に、偉いひとがエロいと思わなくても、本人がエロいと思ったらそれは違法にしないと、そもそも法の趣旨そのものが全く不明になってしまいますね。
 まあ、元々私には理解できませんが。

 というわけで、仮に漫画等の創作物が単純所持禁止の対象となった場合、小説等が対象とならない理由はどうしても考えづらい。当然、同列に扱うべきと私は主張します。

 ところで、そういうことになった場合、例えば『伊豆の踊子』(踊子14歳)ってエロいよねー、とかネット(でなくてもいいけど)で話題にしてそれが盛り上がったら、勿論、焚書の対象ですよね?
 だって、偉い人がどう言おうと、世の中の人の情欲を煽る煽情的な作品であることが証明されているわけですから。

 まあ、法律ですから仕方ないですよね。

おまけ:
 さて、ここのブログの過去記事の内容から明らかなように、私はエロい漫画とか好きですけど、それ禁止されたらどうしたらいいんでしょうね。
 はっきり言って、リアルJKとか萌えないんですけど。でも、所持禁止になったら、代替品としてリアルで間に合わせるしかないんでしょうかね。

 あ、これ、自公カルト政権による狂気の少子化対策ですか?
 エロ同人でも参考にしたんでしょうか。

独り言: アベノミクスが成功だ失敗だと囂しい

 極端なことをすると効果も評価も極端になるものですが、株価が上がって浮かれてたと思ったら暴落してやっぱり失敗か、とかまあ軽佻浮薄って様子。
 半年やそこらで一体何を言ってるんでしょうね。

 前に色々批判したときも述べましたが、結局は景気は「気」が方向を決めるもの。
 しかし、今何かが変わっているとしてもそれはまだ「気」が変化しただけであって、例えば企業の決算がどうこう言っても、本質的に何かが変わったわけでもない。カネを手にしたとしても、それを人なり設備なり研究なりに投資するかどうかわからないし、したとしてもその効果が出るのはまだずっと先。

 まあ、景気の話をするのもそれはそれでいいかも知れません。
 でもねー。お金のストックとフローの話と似ている気もしますが、実体というか実態が変わらないうちは、それはやはり気分であって、結局はバブルで終わるかも知れない。

 勿論、このままうまく行く可能性もあるし(私はあまり期待してませんが)、いつもの話ですが景気のいい話をすればそっちに流れることもある。そういう意味では、アベノミクス万歳!な話をするにも意味がないでもない。

 「消費者にカネがない? なら企業にカネをやろう」で何がどううまく行くか、まあ見物なんですが、それでも今はまだ結果を云々するには早すぎる。

アニメ: 2013春アニメ感想 (8)

 今週のアニメ感想です。

とある科学の超電磁砲<レールガン>S #7「お姉さまの力になりたいですの」
 サブタイトルの通り、今回はほぼ、黒子を、黒子の想いを追い掛け描いた話であり、とりあえず当面の黒子を支える何かを用意した、という感じでした。
 最後の、美琴の一言、とか。
 ところで、風車の羽根。
railguns7_windmill1.png
 曲線がついてますね。面倒なのでこれまでの描写を確認してないんですけど、前はまっすぐだったような。
 もしや、強い風に耐えられるような設計に絵が変更された、ということでしょうか。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (8)「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」
 相変わらずヒッキーの考え方には感心してしまいます。
 問題の解決は無理でも、解消はできる。それで周囲の人間関係を破壊しても、問題になっていた彼女自身は救われる。いや酷い(誉めてます(笑))。
 しかも、結果的には留美が取った行動のお陰で、あのグループはいずれ復活するのではないでしょうか。形は大きく変わるでしょうが。

 とか言う話と一緒に、またもや大きな動きが。ということは今回のサブタイトルも多重の意味がある感じ。
 つまり、結衣に続いて雪乃も、ヒッキーに、しかもあの事故に絡んでいた可能性が……。

翠星のガルガンティア 第7話「兵士のさだめ」
 畏れ入りましたね〜。レドが人類の敵ヒディアーズと認定してぶっ殺したクジライカが、実は神聖視されていて、船乗りにとっては最大の禁忌だった、とか。さすがの嫌らしい設定(笑)。

 さて、レドのいたところには存在しない、「共存共栄」。でもまさか、共存共栄はいいですよなんていう単純な話には、ならないですよね?

 そして、「かつての偉大なる時代の遺産」がクジライカの巣にある? クジライカとレドたちの世界には、前回想像したように、やはり何か関係が?

 最後に、船団長フェアロックの名言が飛び出した会話です。

「どんな現実でも、それを受け止めるのは、今を生きる我々の特権だ」
「特権、ですか……」


俺の妹がこんなに可愛いわけがない。第2期 第8話「俺が後輩とひと夏の思い出を作るわけがない」
 聖天使神猫(笑)。
 前にも指摘したように、黒猫と↓の小豆梓が何かよく似た役回りというか何というか。
 そして、自らの幸せを自らのフェアプレーでぶち壊してしまう辺りも。……不敏な。

 どうでもいいですが、黒猫の家の古いテレビやビデオの描写が一々リアル過ぎる。
 ポーズ状態にするとしばらくして勝手に止まるところとか、懐かしい(笑)。

変態王子と笑わない猫。 第8話「いつかはマイファミリー」
 12年前の水害を忘れている陽人。ここでもやはり、彼の失われた記憶というのが重要なポイントであることが示唆されています。更には、月子のお母さんの姿の記憶も。

 それにしても、小豆梓(笑)。

henneko8_azusa1.png
「このまま助けが来なかったら、どうなるのかしら」
「え」
「みんなでアダムとイブになって新しい家族を作るのかしら」
「は?」
henneko8_azusa2.png
「わ、わたしもがんばるから、その、ヘンタイも」
henneko8_azusa3.png
「サッカーチームつくれるくらい、がんばってね」
henneko8_youto1.png
「それ、だれの将来設計?」

 でも、続く話では打って変わって、こんなことを。

「ちゃんとした言葉もなしで人が動くと思ったら大間違いよ。最低限の説明だけはして。できなくてもしようとして。こっちもわかろうとするから」

 相変わらず小豆梓はフェアで、考え方がちゃんとしています。こういうことを言うから気になってしまうんですよねー。
 ともあれ梓のそういうところはちゃんと陽人にも伝わっています。

(小豆梓は、いつも協力してくれる。いつかぼくは、この娘に恩返ししないといけないな)


 そして、協力した末に自分の想いが届かなくなってしまう哀しい役回りの小豆梓は、ついに自身が猫に願ってしまいます。
henneko8_azusa4.png

宇宙戦艦ヤマト2199 第八話「星に願いを」
 太陽系からおよそ8.6光年の場所。そこから見た地球は、ガミラスの攻撃を受ける前の青い地球でした。
 こういう描写がいいですね……。

 で、今回は、「デスラー魚雷」によるヤマト攻撃、そしてシュルツさんの最期。

「……総統は我らに、戦って死ねとおおせられた。すまない、ヒルデ」

 前にも言いましたが、これでヒルデが復讐に燃える悪鬼のようになったら素晴らしい、とか考えてしまうのはヒネてるでしょうか(笑)。

tag : アニメ

独り言: 紙の新聞で伝わること(もしくは妄想)

 今朝(2013-05-25)の読売新聞朝刊の一面には、農水省の情報漏洩の件でついに農水省が認めて云々という記事と、マイナンバーの法案が可決・成立したという記事が並んでいました。
 ネットのニュースサイトだとあまり効果が期待できないと思いますが、紙の新聞だと紙面の編成で、別の言い方をすれば一緒に目に入ってくる記事とか、そういう見た目の効果により、言外の情報を伝えていたりします……よね?

 というわけで、ここらには何かの印象を醸成、もしくは伝達するする意図がある(可能性がある)とも言えなくもありません。なら今回のはどういう意味なのか。
 残念ながら私は各メディアの色んな背景とか、更には官報としてのメディアに情報を伝達する仕組みとかよく知らないので正確に読解できるわけもなく、正反対の解釈が出てきてしまいました。
  • 農水省の件を見てわかる通り、政府のセキュリティはボロボロだから、マイナンバーなんてダメだ
  • マイナンバーが導入されるのだから、農水省の件でわかるようなダメダメなセキュリティじゃみんな困るでしょ?だから……

 ただ、マイナンバーはもう規定路線で、法案が通ったということはつまり、役所ももうそれで動いている。そして、自民党はここ最近矢継ぎ早に情報関連の規制を強めようとしているし、来週には児童ポルノ法がどうこういう情報もあり。
 児童ポルノ法の改正の内容を伝え聞くところでは、実際の犯罪被害のことなど考慮されている気配がなく、児童を錦の御幡にした、これらの動きの一環と見るべきという気がします。

 そして、国民に対する情報規制ということなら、新聞社のようなメディアにも大きなメリットがあり、未だにネットを敵視している新聞社やテレビ局には、役所のそういう意図を伝える理由にもなる。
 今このタイミングで農水省が情報の流出を「認めた」、つまり何かが明らかになったとかとは違い、役所の判断で実現が可能であるイベントが発生したというのも、本当に単なる偶然か、という疑問も出てくるわけです。

 そして、今は統制好きの自民党がのりにのっている状況ですから。

 ま、上記のことぜーんぶ単なる私の妄想かも知れないわけですけどね(笑)。

ラノベ: というわけで最近読んでるラノベ

 どうも最近、ラノベとかのレビューが滞っていますね〜。

 前からそうですが、忙しくなって疲れてくるとややこしいことを書くようになるんですよね。そして、もっと疲れてくると、ややこしいことを考えて結果だけ書くみたいな手抜きを(笑)。
 でも最近ラノベレビューが少ないのにはまた別の理由もあって、つまり、アニメ化されたものの原作を読んでいるので、アニメの方の感想で結構書いちゃってる、という感じだったりします。

 レビューを書いたもの以外にこれに該当するのが、4月の中頃くらいから8冊あるので、まあそれなりに読んでるということになりましょうか。

 で、その作品とは何かというと、まずは『ロウきゅーぶ!』。
ロウきゅーぶ! (電撃文庫)ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
(2009/02)
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 そして、『変態王子と笑わない猫。』
変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)
(2010/10/21)
さがら 総

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 これらを、今まであまりやったことないパターンですが、一巻から交互に読んでいます。

 『ロウきゅーぶ!』の方は、アニメの二期の話があるので予習ってことで読んでる……わけではなく、通勤の途中でどっかの知らないじーさんが「バスケットボールのことを籠球と呼んだり」云々と話していたのを聞いて、「そうだ ロウきゅーぶ、読もう」と(笑)。
 へんねこの方は普通にアニメ見て関心を持って、という感じなんですけど。

 今現在読んでいるのはこちら。
ロウきゅーぶ!〈5〉 (電撃文庫)ロウきゅーぶ!〈5〉 (電撃文庫)
(2010/06/10)
蒼山 サグ

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 このシリーズ、冒頭にいかにもヤバげな描写がある……ように見えてそれは実は全く問題ないシーンに過ぎない、という様式美を維持していますが、アニメを見たからには私にも最初からわかっていますよ、うん。

 それにしても、アニメと言えば、社会現象にもなった(誇張的表現(笑))あの名台詞。原作ではちょっと違うシーンで、こうだったんですね。

 まったく、小学生って最高だな。この吸収力、素直に羨しいなと思う。

1巻p252

 男バスとの試合の前、まだそれに備えて練習をしている頃です。それがアニメでは、成長の著しさをまさに実際の試合の最中に実感したその瞬間に、賞賛を込めて語られています。

rokyubu3_js1.pngrokyubu3_js2.png
まったく、小学生は最高だぜ!!!

 色々小細工を弄しているとは言え、短期間でこれだけのことをして見せてくれるというのは、コーチのしがいがあるでしょう。昴の感動が伝わってくるようです。やはり、アニメでは尺が足りないので、こういう一言に短縮したのでしょう。
 ……そういうシーンですよね(笑)?
 丁度、今読んでいる辺りでも、こんな表現があったりして。

 もしかしたら。この、海で少女たちに追いかけ回されるというシチュエーション。俺にとっては、最高のご褒美なのかもしれない。

5巻p84


 でも、実際のところ、普通にはっとさせられるような表現技法も見られるので、先日の「ガンプラ+ラブライブ!の動画が凄い」の話みたいなものでしょうか。
 あそこのコメントで書いたのはつまり、誰もが賞賛するであろうと思われるようなものを作るのって、名声欲みたいなのが入っていないと言えるの?みたいな意味です。ないという証明ができないということは、どうしてもその存在を疑ってしまう。その点ああいうのなら……。

 ちなみに、上記の「はっとさせられるような」の代表は、1巻のクライマックスシーンの智花のこの台詞でしょうか。

「……私が……私が負けるなんてっ──」



 続いてへんねこ。
 今は4巻を読み終わったところ。
変態王子と笑わない猫。4 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。4 (MF文庫J)
(2011/09/21)
さがら総

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 このシリーズ、一冊に一枚は月子のハダカのイラストがあるような……(笑)。短編集の4巻にはないですけど。

 さて、アニメの感想でも書きましたが、……小豆梓萌え。
 この間の感想で、梓が俺妹の黒猫と(立ち位置が)似ているというようなことを書きましたが、もっと似ているキャラを思い出しました。
 それは、アニメ『あの夏で待ってる』の谷川柑菜です。雑誌に彼女を賞賛するとっても共感できる記事(というかコラム?)があったのでつい引用して紹介したこともありましたっけ。
 梓も柑菜も、非常にフェアなんですよね。スポーツマンシップに則っているというか、それこそその記事のようにブシドーというか。
 そして、その上で素直でない。フェアなのに素直になれないというのは圧倒的に不利で、そこで報われない運命が定められているようなものです。

 しかし。
 梓に関しては2巻のあとがきで、次巻(つまり3巻)では彼女が活躍しそうなことが書いてあったので期待したのですが、活躍どころかむしろ哀れとさえ感じてしまう事態が展開していて、報われないにもほどがある、と思っていたら……。
 最後の最後で大逆転!

 4巻は前述のように短編集なんですが、月子や3巻で登場するエミとの過去の話が描かれ、なんでそんな印象的なことを陽人は忘れてしまったのか不自然なくらい。これは多分、忘れた理由が何かあるんでしょうね、きっと。そしてそれが次のテーマになるとか。
 月子との過去の出会いについては、アニメでは先行して描かれていましたっけ。
 アニメと言えば、梓の沖縄での様子が描かれた4巻収録の短編も、アニメではすでに(ちょっとテーマが変わっていますが)描かれていました。

 ですが、梓に関しては、最後の短編、「幻想メリーゴーランド」で驚嘆すべきことが起きています。
 3巻のラストのあの事件。
 あれのお陰で、梓が、まるで別人のようになっているのです。

 まあ言ってしまえば、陽人と(ファースト)キスをしたわけです。梓は夢だったと思っていますが。
 それで、人格的な意味で、非常にバランスが取れた落ち着いた女の子に変貌しています。
 絶妙なのが、変貌はしても別人になってしまったわけではないというところで、本質的なところは変わっていません。いいところはちゃんと残したまま、地に足をつけた考え方ができるようになっているのです。
 それは、成長と言っていいかも知れません。

 これは、どうも先の展開が見えなくなってきましたね。月子辺りは圧倒されて余裕を失ってしまっているっぽいし。
 まあ、人物配置からすると最後はだいたい予想できますが。
 上記の記事を引用したのの最後からコピペ。

 しかし、視聴者のハートを袈裟斬りしたのは「想いが報われない柑菜の涙」かもしれず、このままロンリーでいてほしいという思いも!

 小豆梓についても、まあそれはそれで(笑)。


 ところで、これら二作品には共通することがありますね。
 どちらも、ヘンタイの皮を被っていつつも極めて真っ当な話が展開していることです。

 片や女子小学生に囲まれ色んな格好をさせたりアブナいイラストがあったりするのに、物語は熱血で優しいスポーツドラマ。片やタイトルからして変態とあって本人もしょっちゅうそういう言動を繰り返している上にシチュエーションとしてもアブナいものが多いのに、結局は常に優しく相手を尊重している主人公。
 ある意味偽悪的とも言えるところが、何か似ている感じです。

おまけ(書き忘れ):
 小豆梓(CV.石原夏織)
 谷川柑菜(CV.石原夏織)

tag : 電撃文庫 MF文庫J

独り言: 都知事になる人って……

 なんだか、猪瀬直樹が金融市場がどうこうで日本の標準時間を早めようとか言ったとか言わないとか?
 彼の文章が論理的におかしいとかここで指摘したのももう三年くらい前になりますが(黎明期ですね(笑))、先日もなんかおかしなこと言ってたし、やはりあの指摘は正しかったということでしょうか。

 ところで、韓国のメディアが、原爆は神の罰だとかなんだとか言っていましたが、そうくるとやはり思い出すのは二年前。
 そう、大震災は天罰だとか言ったのがいましたね。
 やはり、いつも言っていること、つまり石原慎太郎は特亜そっくりだ、というのは的を射た指摘だったんでしょうか。

 都知事ェ・・・。

 でも、彼が最近橋下に言ったことで一つ共感できるのがありました。例の件とかについてだと思うんですが、ツイッターやめて論文書け、というのですね。
 複雑な背景や文脈のあることを細切れに書くのは、自分もミスを犯しやすいし揚げ足取りもくらいやすい。やはり、そこらは使い分けるべきであると思うんですけど。

独り言: 「オレオレ詐欺」への回帰?

 先日、「母さん助けて詐欺」なんて呼び方はあんまりでしょみたいなことを書きましたが、今日、産経のニュースサイトでこんな記事を見ました。

オレオレ詐欺未遂で連絡役の男を逮捕 大阪・茨木署 - MSN産経ニュース
2013.5.21 19:06 [詐欺・出資法違反]

 甥(おい)をかたって大阪府茨木市内の80代男性から現金をだまし取ろうとしたとして、茨木署は21日、詐欺未遂容疑で、(略)


 ……なんだか、見出しに懐かしい名称が登場しているんですが。まさかとは思いますが、結局「母さん助けて詐欺」なんてダメだろ、という立場の表明でしょうか(笑)?

 まあ実際、「オレオレ詐欺」に始まるあの系統の手法は何が共通しているかというと、カネを持って行く手法(振り込め)ではなく、対象が「母さん」であることでもなく、身内なり何なりを詐称することですよね。で、詐称、つまり五人……じゃなく誤認させるために危機を演出してパニックさせる。

 「オレだよオレ」とか言わなくなったかも知れませんが、そういう意味合いでは、今でも比較的その本質に近い呼称と言えると思います。
 もしかすると、結局ここに回帰してしまうことになる、という可能性もある、かも???

せいじ: 所謂「従軍慰安婦」問題でまずすべきこと

 現代の言葉で言うところの「従軍慰安婦」の問題は、結局のところはプロパガンダなんですよね。それも国際的な。で、日本は圧倒的に不利です。
 この劣勢は勿論、歴代政権が自ら招いたものであり、また「女性」問題を持ち出されたという意味でも明らかにあちらの方が強い。先日もちょろっと触れましたが。
 しかし、一番の問題は、国内向けに何か言ってもあまり意味がないということをあまり認識している風に見えない、ということでは。

 まず第一にすべきは、"sex slave"という訳語をどうにかすることだと思うんですが? これがそのままである限り、何を言っても無意味。「それ」が「奴隷」である限り、他国を巻き込むことはできない。この先どういう戦術を取ろうとするにしても。
 以前、「天皇」の訳語について(中途半端ですが)触れたことがありましたが、あれも、"emperor"であっては先に進めないと思うんですよ。

 今日(2013-05-21)の読売新聞夕刊の一面に、「グローバル人材」を育成するための特別な学校を作ろうなんていう話が載っていました。
 さらっと流し読みしただけなのでどういうものなのかあまり理解していませんが、もしかすると悪くないんじゃないかな、という気もしないでもないです。
 要は、いつもの主張の繰り返しになりますが、誰もが同じものになろうなんぞという非効率的なことはやめるべきで、最初から外国に出ることを前提としている人をその方向で育成するのなら、こういうのもアリかな、とか。
 誰もが、母語とあまりにも違う英語なんぞというものに時間を費やして本来できることをやらないなんて、なんて非効率的な。
 しかし、では本気で外国とやり合うべき人はどうかというと、大して英語強い人もいないし、ましてやその他の言語なんて。勿論、言語に強いというのはその社会にも通じているということです。ということは、単に「英語」と言っても一つではないということです。

 まずそもそも、何もかも日本人がやらなきゃいけないのか、という疑問があったりしますけど。

 というわけで、本来それをすべき人もそうでない人も全部中途半端、という気がしてならない。よく、短所をなくそうとするよりも長所を伸ばす方がいい、と言いますが、実践されてないですよね。
 それができてないから、外国向けのメッセージもちゃんと送れないんですよ、きっと。


 ところで話は変わりますが、過去の所謂「従軍慰安婦」の問題ではなく、現代の話。
 橋下が風俗がどうこう言っていましたが、それを勧めるためにはやはり、違法な風俗は潰さないとですよね。売春も管理売春は違法とされていますし。何でも、フェミニズムの観点からすると、女性の可能性を潰してしまう売春規制は女性差別なんだそうですが、日本では違法は違法。
 ところが実際には、日本だけでなく各国で問題が起きています。
 ここは、恥を忍んで韓国政府にお願いしてみるのはどうでしょう。
 あれだけ性風俗について日本を強く糾弾するような立場を取っているのだから、協力してくれますよね。他の国も、困っていたらお願いしてみるといいのでは。いやいっそ、みんなで一緒になってお願いに上がるってのもいいかも知れません。

 きっと、先陣に立って撲滅してくれるんではないでしょうか?
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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