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アニメ: 2013冬(年初)アニメ感想(13) そのに

 今週のアニメ感想、その二です。

リトルバスターズ! 第25話「最後のひとり」
 最終話は4月にずれ込んだんですね。
 それにしても、これまでにも何度も指摘しましたが、Keyの作品て本当に「失われた記憶」というのがキーになっていることが多いです。
 そして、恭介は一体何者なんでしょう? 最近、なんとなくこういうちょっとメタっぽいキャラを配置する作品が多いような気が。
 まあ、それぞれ原作はあるので、最近のことでもないんでしょうけど。

ラブライブ! #12「ともだち」
 これまでうまく進んできたことが、歯車が狂って全て逆回転し始めてしまったような展開。痛い。痛すぎる。
 まずは、仕方ないこととは言え(そして他もほとんどそうなのですが)、穂乃果の療養中に、μ'sのラブライブ出場目標がキャンセルされてしまっていたこと。
 そして、
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朗報である筈の「来年度新入学者受付のお知らせ」。

「私たちの目的は、この学校を存続させること、でしょ?」
「うん!」

 こういうやり取りがあったことが示しているように、学校の存続という最終的な目的が果たされてしまった。逆の言い方をすれば、目的が失われてしまった。

 また、希が

「μ'sは9人。それ以上でも以下でもだめやって、カードは言うてるよ」

こう言っていたことが暗示していたかのように、ことりの留学でμ'sの中心軸である穂乃果が大きく動揺してしまいます。
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 画面上、それが告げられたときの穂乃果の表情は、隠されています。

 それから、このことがどれだけ本人に影響を与えているかわかりませんが、視聴者としては、ことりがいなくなる前にライブをしようという話がこれまた穂乃果抜きで決まっていたことはどうなのよ、という感じです。
 更には、それを穂乃果に伝えるとき絵里が「みんなで話したの」と言ったのが気になって。

 今回のED曲が、穂乃果のソロであるというのは実に、穂乃果の「孤独」「孤立」を明示しています。
 スクールアイドルを辞める、と宣言した穂乃果の心中と状況を。

 でもまあ、OPムービーがこれ↓ですし、
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つまりラブライブのステージですし、またOPテーマ曲『僕らは今のなかで』の歌詞がまるでこれまでのストーリーを写したかのようなものなので、行き着くところはわかっていると言えます。あとはどうやって、というところですね。

 ……夢落ちとかでなければ(笑)。

 続きは今夜見られるはずなのですが、それで感想を書くと明日、というか来週に響くので、それは後で。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる #13「新しい世界への修羅場」
 ITの世界が浸透したためもあるのか、昨年アニメ化されたソードアート・オンラインのように「本物」とは何か、を考えさせるような作品が気になります。やはり今、そういうのが問われてきているのでしょうか。SAOが生まれてもう長いわけですが、それがあれだけのヒットとなるように。
 本作、通称俺修羅のヒロインの一人(わたし的にはメインヒロイン)の真涼も、小さい頃から自らを演出し続けてきて、もう何が本当かわからなくなってしまっているわけです。
 でも、本物かフェイクか、本当の気持ちなのか演じているのか、それさえもわからなくなって懊悩している自分を俯瞰してみると、結局は、そうやってもがいているのが自分なのだ、ということが見えてくる。
 そういう話なのかも知れません。

 前回、周囲に満ちている「本物」達にぶち当って砕けてしまった真涼は、もう何もかも諦めてしまい、絶望の中で今回『ミス・俺デレコンテスト』に臨みます。
 まあ冷静に考えてみれば、そもそもそこで「諦めた」という時点で、それは本当にフェイクだったのか?ということになるんですけど。

 コンテストで真涼は、自演乙では最後の一人。そこはもう、鋭太の中2ノートすら超えるドラマでした。

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『司会者ならびに会場の皆様に、お詫びすることがあります』
『んん? いきなりどうしたの?』
『私はこのコンテストに参加する資格はありません。正確には、昨夜失いました』
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『どーゆーこと?』
『彼氏にフラれたんです』
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 上記に続いて冷静な突っ込みを入れてみると、フェイクにここまでダメージを受けるのか、と。

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「最後まで、夏川真涼を演じきって見せろ!」
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「鋭太……」

 で、そんな真涼に黙っていられなくなった鋭太が……というか、まあ前回真那のアドバイスを受けたときにこれは定められていたことかも知れませんが、乱入します。

偽物[フェイク]偽物[フェイク]同士、上手く行くかも知れない」
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「無理よ。だってあなたの周りには──まぶしい『本物』がいるじゃない」

 無理ということはつまり、「上手く行く」ことを望んでいる、ということですね。

「だったらなぜ、偽物[フェイク]にこだわるの?」
「決まってるじゃねーか」
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夏川真涼のことが、大好きだからだあああああっっっ!!

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 鋭太の声は確かに大きかったでしょうが、真涼以外の三人には、聞きたくない言葉だった筈。耳を塞ぐ彼女達の描写は、そういう意味でしょう、きっと。

 続く鋭太の本心の吐露も、真涼の本音も、大変なものでした。嫌い、気に入らない、憎んでた。しかし、それは確かに「本音」でした。つまり、ちゃんとそれはそこにあった。
 そして、今度こそ本当のだめ押し。

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「その涙は、本物か? それとも偽物[フェイク]か?」
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「わからないわ。もう、私は、自分が」
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なら、俺が決めてやる。お前は俺の“彼女”だ。俺の“彼女”でいろよ、真涼」

 自分が何者かすらわからない、少なくとも自覚ができていない真涼が最も求めるもの、もがいて藁ですら掴もうとしている真涼が欲していたもの、それを「決めて」くれる人が現れてしまったわけです。
 まあある意味これは詐欺とも言えますが(笑)。何故なら、ここまで口にしてきた言葉は全部、真涼の「本当」だったのではないか、そう言ってやるだけでもよかったかも知れないからです。
 しかし、それよりはやっぱり「決めてやる」の方が、真涼には効果があったでしょうね。

 そんなわけで、翌朝の真涼。

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「私は性格ド最悪。厚かましくえげつなくふてぶてしく、傲岸で不遜で、哀れで、悲惨で、みじめで──そして、あなたのことが大好きな女の子」

 まあ、これでやっと真涼も、彼女が「まぶしい『本物』」と羨望を込めて呼んだ自演乙の他のメンバーと並んだ、と言えるでしょう。

 それにしても、冴子さんの修羅場回避策も笑えます。逆攻略、つまり嫌われてしまえ、というものですが。
 姫香には、自分はバーニング・ファイティング・ファイターではなく実は村人Aだったと言ってみれば、

「すてき。──その設定、すっごくステキだと思う!」
「今お前設定って言わなかったか?」

とか(笑)。でも、こういう意味ですから。

「今までわたし、ギュッとしてもらうだけだった。だけど村人Aならわたしが守ることができる」

 これはやられましたね。
 また、愛衣に対しては、例の婚姻届を破り捨ててしまうつもりだったのに、
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血判押したことになっちゃうし(笑)。
 千和はと言えば、やはりここは真涼本人の登場。しかし、

「空気読んでよ、彼女。九年経ってから出直してきて?」

ですから。さすが強い。
 しかし、これまでは千和の強さに圧倒されていた真涼ですが、もう今は対等に戦えるまでになっています。

 ……結局、冴子さんの策も全然実行できず、

 ──俺の彼女と幼なじみが、修羅場すぎる。

という結末と相成りました(笑)。
 めでたし、めでたし。

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アニメ: 2013冬(年初)アニメ感想(13) そのいち

 今週のアニメ感想、その一です。

僕は友達が少ないNEXT 第12話「僕は友達が……」
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 いい最終回だった……。
 あれ? いや、確かに最終回なんですけど、最終回らしくまとまったのは一体どういったことで、誰と誰の間で決着を見たのか?
 そして、の答えはこれだったのか……?

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「でも俺は主人公じゃないから」
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は友達が欲しいんだよぉー!」

 つまり、主人公は理科だったのか!(※個人の感想です) 以前プレイしたエロゲWHITE ALBUM2の主人公が雪菜だった(※個人の感想です)のと同じように。
 結局、『隣人部』という「場」の中心は小鷹で、その「場」を支えていたのは理科だった、という感じでしょうか。

 それにしても、理科がボクっ娘(笑)だったとは。

みなみけ ただいま 第13話「ここだけの話はここだけで」
 いい最終回だった……。
 確かに最終回なんですが、ああやって(ほぼ)全キャラ顔合わせとかになると、シリーズ全体の最終回みたいな感じです。

絶園のテンペスト 第二十四幕「それぞれの物語」
 特典映像て(笑)。

ガールズ&パンツァー 第12話「あとには退けない戦いです!」
 いや何と言うか、戦車であそこまで肉弾戦をやるって、物凄い話ですねぇ(笑)。そして、それを描き切ったスタッフも物凄いというか。戦車のFPSは何だか目が回るようでした。
 そして、
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ついに勝利を手にした大洗女子。みほによる様々な戦略・戦術も然る事ながら、相変わらずのこういう台詞も見逃せません。

「こちらは4両です。相手はまだ14両。ですが、フラッグ車はどちらも1両です」

 最後に、「やっと見つけたよ。わたしの戦車道」と言ったみほですが、それがこういうものなのかも知れません。まほが、評価しつつ西住流とは違うと言ってたことからつい、みほから新しい流派が生まれたりするのかなー、とか今後を想像したりしました。

 ところで最近、学校がなくなるという設定が多いでしょうかね。TARI TARIとかラブライブ!とかこれとか。昨年は、学校が、それも在学生がいる状態での解散を命じられるという異例の事態が発生したりしましたし。
 まあ、それはまた多分話が別で、これらと関係があるのはどちらかというと少子化とかでしょうけど。

たまこまーけっと 最終回「今年もまた暮れてった」
 結局たまこはお妃候補ではなかったということですが、そこでの王子様の様子にちょっと含みを感じましたね。チョイに占いをさせなかったのはなぜか?
 また、それとまた逆の何かを感じさせたのが、国に帰るチョイの去り際の仕種です。
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 自らの首筋にそっと触れるチョイ。考えてみるといつもそこは隠されていますね。もしや、そこには……?
 で、たまこが候補でないと知ったときのもち蔵とみどりがいい(笑)。
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 ところで関係ないですが、この33と45の数字、懐かしいですねぇ。
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 で、ターンテーブルの縁にある白っぽい点線状の模様とか。これで回転速度を調整したりするんですよねー。

さくら荘のペットな彼女 #24「さくら荘へようこそ」
 千尋先生、たまにいいこと言うから困るんですよね〜。

「これだけは言っておくわ。あんたの二年間は、無駄じゃなかった。絶対に」


 それから、前回の卒業式のときに明かされていましたが、今の「さくら荘」を描いたのは、美咲先輩だったんですね。『僕は友達が少ない』の理科みたい。
 にしてもやっぱり美咲先輩て……(笑)。

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「大阪から帰ったら、一緒に出しに行こう」

 せっかくの仁さんの見せ場が、

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「仁の卒業まで待てなくって、出してきちゃった。婚姻届」てへぺろ☆

こうなっちゃうんですから。しかもさくら荘の隣に新居(笑)。

 しかし、卒業式が終わり、人が減ったところにまた新入生がやってくる、というところで〆、というのは、とても「さくら荘」の存続を印象づける構成ですね。
 また、演出面では、エンディングテーマとともにこれまでのシーンを回想的につなげていたわけですが、サビの直前のブラックアウトとブレイクの前後で、回想内容の色合いががらっと変る、そういうのもよく考えているなと思いました。


 ……といった辺りで、またも長くなったのでエントリを分割します。

tag : アニメ

アニメ: 2013春アニメ感想 (0)

 もうそろそろ番組改編期なので、見る予定のアニメをリストアップ。

 このところ、多すぎてこういうことする気にならなかったんですけど、次期はちょっと減って来たので。本数が減ったのか、それとも私が見ようと思うようなものの割合が減ったのか。それと、今期は次期に継続ってのがないですね。
 でも考えてみると、これでも「とんでもない」とコメントした2011年夏よりもずっと多い……(笑)。
 なんというか、最近明らかに供給過剰ですよね。大丈夫なんかねあの業界。いや、あまり大丈夫じゃないっぽいけど。

 というわけで、いつものようにGIGAZINEを参考に、とりあえず手を出してみるのも含めて一覧。
参考:2013年春季開始の新作アニメ一覧 - GIGAZINE

 あとは、『宇宙戦艦ヤマト2199』『惡の華』辺りをどうしようかなー、とか。
 俺妹、レールガン辺りはまあ多分そう外れることはないだろうとして、内容もよく知っていて「これは!」と待ち兼ねたようなのはないので、さてどうなりますか。
 昨年のSAOや今年の俺修羅みたいなのがあるかな?

tag : アニメ

せいじ: 赤松健氏の「黙認」ライセンス提案

 いやまったく、赤松健さんの精力的な活動には頭が下がります。

 それに、やはり自身が漫画家であり、そしてああいう作品を描いてヒットさせた人であるわけで、かなり下世話だったりぶっちゃけ話的なストレートな話題にも踏み込んでいます。
 更には、それは即ち現実的であるとも言えるわけで、その現実的、実務的感覚は、あまり原理主義に陥らないという強みもあると思います。
 加えて、その路線は、真っ向からぶつかるのではなく相手のインセンティブとかも考える、北風より太陽みたいな部分もありますし。

 今回の話でも、"all or nothing"的な考え方に対するもっと現実に即した、特に日本の実情を認識した上での発案と言えます。

 さて、この話でふと思いついた(ピコーン!AA略)んですけど、この件、フランス辺りと話をつけられませんかね。
 フランスではパロディ関連の規定があるようですが、それ多分、(フランスから見て)外国の作品との折り合いで難しいこともあるんじゃないかと。
 ならば、一緒にこういうのを考えてくれそうな気がしないでもないような。さらに、赤松氏のやっているJコミで、以前あちらから何かの話が来ていた(ような気がする)というつながりもありそうな。

 思いつきついでに知財関連でもう一つ書いておくと、特許についてもこういう現実路線的な考え方が盛り込まれてもいいと思うんですよね。
 例えばiPS細胞の山中教授は、特許は取るけど防衛的な考え方をしているようですし。また、「米Google、MapReduce技術に関する10特許で「係争を起こさない」と誓約」みたいなケースもありますし。
 所謂特許ゴロとかパテントトロールみたいなのの弊害を考えると、特許についてもちょっと検討の余地があるんではないでしょうか。

独り言: 遅れてきた三周年

 このブログを始めたのが2010年の3月27日で、これまで二回、×周年に何か書いてたんですが、今年はすっかり忘れていました。
 忙しいし何か妖しげなものを書いてるってのもあるんですが、それだけ日常になっているってことかも知れません。

 と言うか、そもそもどうしてこんな忙しい時期にブログなんて始めようと思ったんだろうか? と思ったら、始めた日は土曜日ですね。でも、その理由については、一年目の時点ですでに「どうして誕生したのか書いている本人にもさっぱりわからない」とか書いていますけど(笑)。

 それにしても、最近のここは何だか、アニメの感想ばかりになっていますねー。
 対してほとんどなくなってしまったのがポルノ小説の感想。エロ方面は漫画ばかりになってますね。もしくは、いわゆるジュブナイルポルノよりも黒本とかマドンナメイトとか。
 その辺りが大きく変ったのは一昨年なので、やはり何か影響しているのかも知れません。
 でも実はそんなの関係なくてこういうことかも知れませんが(笑)。

 ともあれ、よく経営だの政治だのの話ではまず目的が大事だとか言ってる私ですが、ここはそもそもそんなのがないから未だに存在している、のかも?
 でも考えてみると、そういう主張をするときに、そもそもそれは何なのかを定めよということを言っており、ここは好き勝手なことを書き散らすという点で最初からブレていないので、まあ別に矛盾しているわけでもない、のかも?

 というわけで、そこら辺りは今後もブレないことでしょう。何かを真面目に書き始めたとしても、それも好き勝手という意味では変らないし(笑)。

マンガ: ねとらぼの記事から懐かしい二人

 懐かしいとかいう言い方をすると何だか過去の人扱いしているみたいですが、現役バリバリの人でも過去の特定の時期を思いださせることってありますよね。

 というわけで誰のことかというと、一人目はこちら。
 南向春風さんです。
 なんかで思い切りハマった、とかいうのではないんですけど、その割に妙に懐かしいのは、その頃は結構自分的にいい時期だったからかもしれません。
 『大嘘ディスク』(どれか忘れた)とか一枚買ったんですけど、捨てた記憶はないのでまだうちのどっかにあると思うんですが……。
 という人ですが、一昨年、その作品との予想もしていなかった再会があったりしまして(笑)。

 さてもう一人。こちらは少女漫画家の吉住渉さん。
 作品との出会いは学生の頃。
 当時買っていた少女漫画誌『りぼん』の増刊『りぼんオリジナル』で見た『ラディカル・ロマンス』です。
 一目で惹かれたのはやっぱり絵柄が好みだったからですね〜。まず線がすっきりしている感じが良かったし、人物のデザインもそれに合ったややシャープな感じ。登場人物の設定もあってか、その後の作品よりもちょっと頭身高めでしたっけ。
 で、面白かったし、読んだそばから、次は?という感じでした(笑)。内容に関して言えば、その絵柄と同じようにさっぱりした、人物の(多分本人も)ものの見方考え方やストーリーが何となく……どう表現したらいいのか、肌に合う、みたいな感じがしました。
 しかしまさか、ここまでの人になるとは。

 最近はちょっと絵柄や作風が、そのすっきりした感じからちょっと離れてきていたので、あまり読んでなかったのですが。

 しかし、ねとらぼでわざわざ取り上げられるってのは……? まあアニメ化された作品もありますし、そういう意味では名の知れた方ですが。スタッフにファンがいるのかな?

アニメ: 2013冬(年初)アニメ感想(12) (つづき)

 週が明けたので、先週のアニメ感想、昨日のつづきです。

ビビッドレッド・オペレーション 第十一話「つたえたい想い」
 カラスがグロすぎる(笑)。
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 しかしアレですね。このカラス、『ROBOTICS;NOTES』の君島コピーみたいなところありますね。どっか機能が失われて狂ってるみたいな感じがする辺りとか。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる #12「戦略の結末は修羅場」
 そんなこんなで海までやってきて、スイカの替りに真涼の胸を揉んだ(笑)りした鋭太ですが、結局演技で人を騙すことに関してはど素人の鋭太のせいなのか、どうも真涼との恋人関係に真実味を与えることができません。
 というわけで真涼の提案。

「決定的な証拠が必要ね」
「あ? よく聞こえない」
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「決定的な証拠を見せるのよ。私たちが付き合っているっていう」

 いやこの密談の場所って(笑)。
 色々検討した末に真涼が辿り着いた結論は……。

「烈風斬……烈風斬よ!」

 これは何かというと、鋭太の中2ノートの用語で、要するにキスのことです。みんなの見ている前でさりげなくそれをして見せれば、いくらなんでも信じるだろう、ということ。
 が、そんなことをすれば当然「修羅場」を招くわけで。

「お前、どんなことになるかわかってんのか?」
「ええ、修羅場でしょうね」
「他人事だと思って! 三人分だぞ!?」
「……そうね。言う通りだわ。だから、この件に関してはあなたに『選択権』をあげる」
「え?」
「ノートの秘密を盾に強要はしない。──キスをするか、しないか。あなたが決めて。季堂鋭太」

 段々、真涼も切羽詰まってきた感じです。余裕を失っていると言ってもいい。縋ったのは、自分でさえ鋭太に対してアンフェアだと思うような策であり、それは、自分が握っている弱みを自ら封印しなければいけないと感じるくらい。
 さて。冷静に考えてみて、そこまで必死になることなのか? いくら言い寄ってくる男が鬱陶しくても、男避けに鋭太が最適であっても、そこまで?
 しかし、
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わざわざ段取りまで取り決めた「烈風斬」ですが、まさに遂行しようというとき、意外な結末に。
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 自演乙の部員から、プレゼントをもらってしまいました。部のお揃いのストラップです。勿論、「Z」ではなく「乙」の文字。

「……してやられましたね」
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「心のこもったストラップ、ありがとうございます。大切にしますね」

 これは、初めて見るかも知れない、真涼の本当に嬉しいという気持ちが表れた笑顔なのかも。
 しかしそれは、真涼は敗北してしまった、ということです。

「もしあの場でキスを強行していたら──私あなたを軽蔑していたわ」

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「今までありがとう。この合宿が終われば、あなたは自由よ」

 そしてこれは、真涼が全てを諦めてしまったことを意味します。

 ですが、ここで!あの!真那が登場します。真涼のツンツン妹です。
 しかしこの真那、登場の度にどんどん可愛くなってきますね。別にデレてはいないのでツンデレとは違いますが。「ツンカワ」とかあるんだろうか?
 結局、鋭太と二人で真涼のことを色々話した末、こんなことを言いました。

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「アタシのお姉ちゃんを、好きになってくれて、ありがとう」

 そして、鋭太に重要なアドバイスを残して行きます。

「なあ、もし、真涼と一緒にいられるヤツがいるとしたら、どんなヤツだと思う?」
「『ウソつき』と一緒にいられるヤツなんて、そんなの決まってるじゃん」
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「──共犯者、よ」


 何と言うか、甘い!甘すぎる!千和たちも真那も誰も彼も、真涼に甘すぎる(笑)!
 でも、これは小説の感想で書いたことですが、真涼は、弱いんですよね。
 本当に弱い子が、必死にもがいている。そんな真涼には、手を差し延べずにはいられない、そんなところでしょうか。千和たちはちょっと違うかも知れませんが、こちらはこちらで、もしかすると真涼本人よりも真涼のいいところを見ているかも知れない。

 なんだかんだでそれなりにやっている周囲の人に、ついに置いて行かれてしまった形の真涼。しかし、それでそのまま先に行ってしまうようなみんなではないことに、すぐに気づくでしょう。
 もがき続けてきた真涼も、実はそれで周囲に何かをもたらしてきたのですから。

 ……ところで、真涼と結婚したらあの!真那が義妹になるのかぁ(笑)。

tag : アニメ

アニメ: 2013冬(年初)アニメ感想(12)

 今週のアニメ感想です。

ラブライブ! #11「最高のライブ」

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「ごめーん、入りきらなかった」

 この、途中で入りきらなくなって小さく書き加えた「果」を見て、以前簡単に感想を書いた白隠の書(墨跡)を思い出しました。まあ、あの番組で山田五郎は、若いやつがこれやっちゃ駄目だよね、と言ってましたけど(笑)。

 しかし、今回の穂乃果は突っ走り気味。

「頑張ればなんとかなると思う!」

 確かに、無茶だと見えても通さなければいけない時というのはある。そして今回は一つの「正念場」であり、そういう時だと言えるでしょう。
 その見極めもリーダーの仕事であり、結果がああだったからと言って一概に間違っていたとするわけにもいかないと思います。

「私、頑張りたい。そのためにできることは全部やりたい。だめかな?」

 メンバーのメンタル面での支えともなっていたし、実際に、全員が穂乃果の押し付けた無理難題を乗り切った。であるからには、たった一つの誤算さえなければうまく行っていたかも知れない。
 その誤算、言い換えれば不運とは、ことりがブレーキ役になってくれなかったことです。
 しかし、詳細はわかりませんが、ことりを責めるわけにも行かない様子。何やら自身にも抱えているものがあって、穂乃果にはしたいようにさせてあげないと、と思っていたように見受けられます。

 果たして、一曲は乗り切ったもののそのままダウンしてしまった穂乃果、そしてμ'sはどうなるのか!?

ガールズ&パンツァー 第11話「激戦です!」
 そういう意味では、穂乃果とみほは似ているかも知れません。リーダーであり、チームの精神的な支えとなっているところとか。そして、こういう風にさせてしまうところも。

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「やられる前に、有利な場所へ逃げ込まないと」
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「あなたもいつの間にか、彼女たちの味方ね」


たまこまーけっと 第11話「まさかあの娘がプリンセス」
 誰かが言うと思った。

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「玉の輿だね。たまこだけに」

と(笑)。

PSYCHO-PASS #22「完璧な世界」
 三竦みとなっていた槙島、狡噛、そして朱ですが、ふと思いました。この三人、それぞれ過去、現在、未来を象徴しているかのようだ、と。朱は、現実とそのあるべき先をいつも見守っているように思います。
 ……常守だけに(笑)。

 というのはおいといて、今回も朱の言葉に注目。

「悪人を裁けず、人を守れない法律を、なんでそうまでして守り通そうとするんだ」
「法が人を守るんじゃない。人が法を守るんです」
「これまで、悪を憎んで、正しい生き方を探し求めてきた人々の思いが、その積み重ねが法なんです。それは、条文でもシステムでもない。誰もが心の中に抱えてる、脆くて掛替えのない思いです。怒りや憎しみの力に比べたら、どうしようもなく簡単に壊れてしまうものなんです。だから、より良い世界を作ろうとした、過去全ての人たちの祈りを、無意味にしてしまわないために、それは最後まで、頑張って守り通さなきゃいけないんです。諦めちゃいけないんです」

 朱が言う「法」が象徴しているのは、結局のところ、たとえば「平和」だったりするのかも知れません。法を「守る」というのはここでは、遵守するという意味ではなく守護する意味では。よく言われます。日本人の感覚とは違い、世界の常識では、戦争の合間に平和があるのだ、と。
 そして、もう一つ思ったこと。というか連想したのが、脚本に参加している虚淵玄が全脚本を担当した別の作品、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』です。そのラストで、主人公のまどかは、魔法少女というシステム自体を否定することはなかった。たとえ彼女たちが幸せでなかったとしても、その想いまでなかったことにはしない。
 そういう意味で、本当に大切なものは何なのかを見る視点には共通点があるように感じました。

 そして、朱の言葉をもう一つ。シビュラシステムに対して突きつけたものです。

「尊くあるべき筈の法を、何よりも貶めることは何だかわかってる? それはね、守るに値しない法律を作り、運用することよ!」

 これは、何もシビュラのような異形の存在に対してのみ当てはまるものではないですね。いつの時代も、勿論現代でも、これは意味を持つ指摘です。

 それにしても、#16に続きまたしても一話への回帰。
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 ただ、宜野座と朱では言うことが随分違いました。彼は執行官を「猟犬」と言ったのに対し、朱は新人にこう言いました。

「今から会う連中は、同じ人間ではあるけれど、君とは全く違う判断基準で犯罪に対処する。彼らの行動は、時として君の理解を超えたものになるかも知れない。信頼する分だけ用心もしなさい。なめてかかると大けがをする。それが執行官。君が預かる部下達よ」

 一昨年、過去から掘り起こされた言葉、「正しく怖がる」というのを思い出しました。
 どうにもこの言葉には曲解による否定的な反応が多かったような印象があります。しかし、私は主張したい。この言葉を否定することは、現実からの逃避である、と。

僕は友達が少ないNEXT 第10話「残念王と笑えない話」, 第11話「迷えるチキンな俺」
 この番組、サブタイトル表示するときに話数が出ないんですよねー。一々数えないと。今回二話分なのは、第11話の前の週末に、番組の予定が変更されていたのに気づかなかったからです。これ、いい加減なんとか対応しないと……。
 何だか、このNEXTというシリーズ、途中から見る見る理科の存在が大きくなってくる気がするんですけど。この二話辺りなんか、メインヒロイン並なんですけど(笑)。
 あともうひとつ。星奈がやっていた走ってくる女の子を撃つゲーム、会田誠の『Jumble of 100 Flowers』を思い出しました(笑)。

 ……とここまで書いたところで、今日は何だか疲れてしまったので、続きは明日にします。
 この土日はずっと、久しぶりの創作活動でキーボードを叩き続けていたもので(笑)。

tag : アニメ

艶漫画: 『君は淫らな僕の女王』感想

 カテゴリどうしようかと思ったのですが。
君は淫らな僕の女王 (ヤングジャンプコミックス)君は淫らな僕の女王 (ヤングジャンプコミックス)
(2013/02/19)
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 最近こういう風に困ること多いですね(笑)。
 テーマ的には別にエロでなくとも成立する話だし、どっちが主体なのかというと?
 まあ、どちらでも成立するとは言え結局エロで話を作っているし、じゃあ個人的にどっちが主たる感触かというと微妙だし、なら迷ったときは安全側に倒すってことで、エロ漫画カテゴリの「艶漫画」。

 さて、これは先月発売の本ですが、まず設定はと言うと、舞台は全寮制の名門私立高校。主人公の斉藤アキラ(名前がほとんど登場しないので字がわからない……どっかにあるかも知れないけどとりあえずこれで)は、幼なじみの昴のことが好きで、小学校からこの学校に入ってしまい会えなくなった昴を追って、猛勉強の末、高等部から特待生としてここにやってきました。
 しかし、昴の完全無欠お嬢様っぷりに「格差」を再確認する日々。しかも、昴からは冷たくあしらわれています。

 そんなある日、彼がふと耳にした、『裏の神様』の都市伝説。裏の神様に恋の願い事をすると、何かを代償に叶えてくれるとのこと。
 それで、アホくさいと思いつつも、寮の自室のクローゼットが昴の部屋につながったりしないかなーとお願いしてみたら、なんと、クローゼットのドアを開けて全裸の昴が!
 当然昴は、彼が女子寮に忍び込んだと思って罵倒しますが、すぐに現実を認識することに。ちなみに、昴の部屋のキッチンから男子寮に直接繋っているため、昴の部屋はアクセス不能になっています。
 と、突然、枕!が喋り始めます。裏の神様が、枕を通じて話しかけてきているのです。

 それによると、裏の神様が恋を成就させるときの代償は、契約者の自制心、だそうで。何でも、それが動物と人間との境界だから、だとか。
 というわけで、契約者の昴(???)の自制心が一日一時間失われることになりました。
 そして早速そうなってみたら、恐ろしいことに、いきなり昴はアキラに対する想いを打ち明け、果ては「セックスして」と淫語満載で迫る迫る迫る(笑)!

 いや笑い事じゃないですけどね、昴にしてみれば。
 翌朝昴は枕に向かって、「殺して!!」「寿命の2・30年やるから私の自制心返せ!!」と叫ぶことに(笑)。あ、また「(笑)」って付けちゃった。

 ここで、なんで自制心を取られたのが昴なのかというと……。
 翌日、また噂話で『裏の神様』のことが明かされました。つまり、そのおまじないでは、相手の人も同じ願いを唱えていないといけないとのこと。枕は彼を「従・契約者」と言っていましたが、昴の方が先に唱えていたのでそちらが「正・契約者」で、昴の自制心が代償になっていたのでした。

 ところで、「自制心」が失われるということはアタマがおかしくなってしまうのとは違います。
 つまり、いくら変態の昴でも、誰彼かまわず発情するというわけではなく、「制して」いる彼への想いが露出してしまうだけであるということです。

「バカにしないで」「自制心がなくなっただけで普段思ってないことをする訳じゃない」
「あなた以外の前じゃどんなに自制心を失っても絶対ああはならないわ」


 で、制しているだけで実際には思っているということは、逆に言うと、昴の本性はあの変態さん(笑)なわけで……。
 自室がアクセス不能になった昴は事実上彼の部屋に同居することになっているのですが、そんなことになっては、抑えきれずに、しかし彼に気づかれないように色々しています。彼のパンツやその他色々でオナニーしたり。
 でも、自制心がなくなる時間がくれば、自らバラしてしまうわけで……(笑)。

 そんな日々が続く中、昴が隠していたことが徐々に明らかになります。
 たとえば、昴には許嫁がいて、大学を卒業したら結婚することになっていること。それを聞いてアキラは失意のどん底に落とされるのですが……。
 昴は、そのことについてまた色々ぶっちゃけます。
 彼女が常に猛勉強して学校で一番の成績を取っているのは、三年間それを維持できたら好きな人と結婚させろと父親に条件をつけさせたから。
 そのこと、つまり彼への想いを、自制心を失った「振り」をして告げたり。

 また、自制心の失い方ですが。
 彼の前では、実にエロエロで、

「どうしてあなたがいるのに私オナニーしなくちゃいけないの?」

などと言っていますが、顔合わせで許嫁に会うことになったら、相手を実に攻撃的に罵倒しちゃいます。
 これが、冒頭にあった話ですね。婚約者に向けた笑顔は、それこそが自制心による仮面だったわけです。

 ところで、この顔合わせから、連鎖的にストーリーが大きく展開します。
 その前にもあったことですが、そこに来ていたアキラの前で自制心が失われたため、いきなり失禁する昴。彼はそれをごまかすために彼女を池に叩き落とすのですが、そのためか風邪を引いてしまう昴。
 しかも悪いことに、裏の神様が登場して、「回収ノルマは、概ね達成できたしね」……じゃなく、自制心が「一契約あたりの規定量に達しました」と言って契約が早期に満了したと告げ去っていきます。
 昴にとってそのことは、つまり、自制心を失わなくなり、部屋も離ればなれになることは果たして良いことだったのか?
 ともあれ、直後にあった試験で、昴は5位に成績を落としてしまいます。

 ところでアキラはといえば、あのお見合いから、

(昴のこの好意を…不安に思うような弱い男じゃいけないんだ)
(昴に自制心があるときでもぼくを好きだと言ってもらえるような 昴にふさわしい男に絶対なるんだ)

と決意を固めていました。

 思えばこれまで、彼自身も頑張ってこの学校までやってきたとは言え、結局昴の想いこそが二人の間柄を維持して来ました。許嫁のことで落胆した彼を、自制心を失った振りで力付けたり、許嫁を罵倒したのも昴、そして、今度は自分が自制心を失う覚悟で再度裏の神様に願いを唱えたアキラですが、結局それも昴が先んじていました。
 そんな昴に、彼は、最後になってやっと追い付いたと言えるでしょう。

 父親と取り決めた条件を果たせず諦めて許嫁と結婚せざるを得なくなった昴ですが、それでも恥を忍んで、もう一度チャンスを、と願い出ます。しかし、父親の態度には、取り付く島もない。
 そんなとき、自制心が失われる時がやってきます。
 そして、自分の「あっちゃん」への想いを、年頃の娘であれば絶対に言わないようなことまで含めて告げてしまいます。

 気が付いたとき、昴の前にはアキラ、つまり「あっちゃん」がいました。
 無茶苦茶に腫れた顔で。

 結局、直談判で自分の昴への想いを告げ、ぼこぼこにされながらも、最終的には

「10年後も気が変わらなかったら好きにすればいいってさ」

というところまで持って行ったのです。
 最後の最後に、やっと男を上げたアキラ。
 思えばお見合いの日、彼は「昴に自制心があるときでも……」と決意したわけですが、最後にはそれを成し遂げたわけで。
 めでたしめでたし、の話だし、アキラも頑張った。天晴、というやつですね。

 まあ、あの昴が自制心があるときでも想いを隠さなくなるというのは、一体どういうことを意味するのか、というのは予想できてしかるべきだったかも知れませんが(笑)。

tag : ヤングジャンプコミックス 岡本倫 横槍メンゴ

せいじ: やっぱり自公政権:児ポ規制の動き(か?)

 今日(2013年3月23日)読売新聞朝刊の4面(政治面)に、このような記事がありました。

Yomiuri20130323_1a.png
児童ポルノ法改正案
 自民党の高市政調会長と公明党の石井政調会長が22日、国会内で会談し、児童ポルノ画像などの氾濫を防ぐための「児童買春・児童ポルノ禁止法改正案」を両党の議員立法で今国会に再提出する方針で一致した。同改正案は昨年の衆院解散・総選挙 で廃案となっていた。


 まあこのところの妙な動きの一環、というところでしょうか。政権が政権だし。
 この辺りから出てくるってことは、創作物規制がどうなるか。それから単純所持禁止がどうこうってのとの絡みもありますし。

 これらは「当局」に強い権限を与えることになるし、いかにも自公がやりたがりそうなことです。
 まず、本当に児童の保護を目的としているのかが疑問。なんせ、日本よりもずっとそういった犯罪の多い国を参考にしていたり、さらにはそういう話をするときに巧妙に基準の違うものを並べたりします。
 また、「児童ポルノ」という錦の御幡を掲げておけば、普通の人は反論できませんし。ここみたいに声をあげられるところでは、どうせお前が見たいんだろロリコン、と言われて終わり。かと言って社会的に力のある人は失うものが大きすぎる。
 まあ、いつものことです。知り合いの知り合いの代議士にでも働き掛けてみますかねー。本人には一度しか会ったことないですけど。

 で、同じ今日の読売新聞に奇妙な符合が。27面(文化面)に、「昭和時代」と題する連載記事があり、今日は第6回、「題3部 戦前・戦中期(1926〜44年)」です。
 その中に「エロ・グロ・ナンセンス」というのが紹介されており、その勃興と終息を記しています。
 終りの部分の画像と、一部の抜粋です。

Yomiuri20130323_1b.png
 政府は享楽的な雰囲気の拡大に警戒感を抱いていた。(略)わいせつな出版物の発行も禁止した。エロ・グロ・ナンセンスは35(昭和10)年頃にはしぼんでいく。
 国際日本文化研究センターの鈴木貞美教授は、「時代のあだ花とみなされることが多いエロ・グロ・ナンセンスだが、都市の消費システムとマスメディアが結びついた最初の例。現代の都市大衆文化の原点」と指摘する。

 そうして規制により「しぼんで」いったものが、戦後に姿を変えて復活したのが、実は石原慎太郎なんではないかという気がしたりするんですが。
 そんな解釈があり得るとすれば、実に皮肉なことですね。
プロフィール

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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