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独り言: 行く年2012&来る年2013

 いやー、今年は疲れました。なんというか、予想外の仕事が多くて。
 それとアニメの感想に気合い入れすぎて(笑)。来年はちょっと自嘲しなければ。いや自重しなければ。でもなんだかスタイルができてきてしまっているので……。
 今年も一年が終わろうとしていますが、やはり、一年という時間はどんどん短くなってきているように感じます。それは、人は物事を対数で感じるからじゃないんでしょうかね。例えば音の高さとかみたいに。これまで過ごしてきた期間全体に対して一年は比率の意味で小さくなりますから。

 さて、そんなこともあってか、やはりここのブログも少しおとなしくなりました。去年と比べると大体3/4くらいの分量ですね。まあ、去年は例の『まどマギ』にハマったりしたので、ちょっと異常だったかも知れません。
 今年はと言えば、やはり冒頭にも書いたように、アニメの感想が多かったです。アニメ自体も増えていますが、PCでの視聴環境がちょっとずつ整ってきているので、AV家電使っていた頃よりもずっと見ていますし。やはり便利なツールがある方が見ようという気になるというものです。

 それほど沢山見たアニメですが、さて、全部振り返るときりがないので、三つほどピックアップしてみましょう。

あの夏で待ってる
 昨年の秋頃情報が公開され始め、お、という感じで目を引いた作品。なんせ、おねがいシリーズを想起させるあの絵ですから。
 でも結局、見ているうちにメインヒロインの筈のイチカ先輩とかどうでもよくなってしまい、柑菜ばかり追い掛けていたという(笑)。雑誌に私の思いを代弁しているかのようなコラムがあったので、つい引用してしまったり。
 あとは、あのやや残念なボディとかも。
 ミルキィホームズではアルセーヌがいいとか言っていたのとは対照的です(笑)。いや、体型で気に入ったわけじゃないですけど。

TARI TARI
 個人的には、後述のSAOと並んで今年の最高傑作。
 第一話を見たとき、まずその絵の素晴らしさに感じ入ってしまいました。SFとかでなく普通の日常を描いているので派手さはありませんが、人の体の描き方の自然さとか、背景の美しさとか。
 それから、物語。シリーズ構成と人物配置。明らかになる過去のエピソードの描き方。そしてクライマックス。
 クライマックスで、弱小である上に準備不足の合唱部をどう目立たせるかについても見事でした。
 ちょっと女性陣が強い作品でしたけど(笑)。

ソードアート・オンライン
 これも個人的には大いに盛り上がった作品です。世間的にもそうだったようですが。なんせ、今年の日本のWikipediaのアクセス数では7位だったそうで。TARI TARIよりも派手な話だし、作品の長さも二倍くらいあったしで、総合的にはわたし的一番、でしょうか。
 アニメを見始めた途端原作にも手を出したりしましたが、さて、なんでそんなに盛り上がったのか、もうよくわかりません(笑)。

 といった感じで、特に印象に残ったのを挙げてみました。

 続いて、今年このブログでアクセスが多かったのを、これも印象で挙げてみます。
○ 全年齢物
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』11巻感想と麻奈実について
 クライマックスの直前に過去話というのはまあよくあるパターンで、しかも地味子とか呼ばれていたキャラが実はかなりアレだったせいか、結構盛り上がっていましたからね。
 また、俺妹を検索するような人はアダルト関連のフィルタリングなんかとっぱらってることが多いでしょうし(笑)。
『ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ』再読レビュー
『ソードアート・オンライン プログレッシブ001』より「星なき夜のアリア」感想
 実際のアクセス数をカウントすると、多分アニメの感想の方が多いと思いますが、これらは、「マザーズ・ロザリオ」「星なき夜のアリア」と指定して探しに来る人が多いです。
 まあ、後者については有名サイトで紹介していただいたというのもありますが。
○ 18禁物
『WHITE ALBUM2』感想一覧
 はまあいいとして、
『初めて入れる物』 by 花犬
 これは結構人気ですね。露出羞恥系の傑作漫画ですし。そして、
『サウナ内でのあるある ~ほっこり日常編~』紹介
 こちらが、印象としては一番人気です。この作品は是非多くの人に買ってもらいたいです。で、次回作制作を支援しましょう!

 ところでアクセスと言えば、突然変な動きがあることがあります。大概は、某有名巨大掲示板からリンクされているときですね。紙媒体の雑誌から引用した場合が多いですが、唐突にぽろっとリンクされていたり。
 あとは、「『ぽちとご主人様』コミック版レビュー」のエントリにいきなりアクセスが集中したことがありました。これは、不健全指定されたらしいと報じられたときでした。
 それから、たまーにくるのが、「あったら欲しいけいおん!グッズ」へ唯の半纏の情報を求めてのアクセス。数えるほどではありますが、同じようなことを感じた人が多いのかな、と思ってしまいます。

 昨年の今頃は、『WHITE ALBUM2』を始めていて結構盛り上がっていたのですが、今年は静かな暮れです。
 一応、ふと広告が目についたこの↓エロゲをやってみようかなーとか思っているところではありますが。
魔法少女沙枝でらっくす

サークル:ミルフィーユ/ぷちミルフィーユ(Official)

 以前、コメントで原作小説を紹介してもらって、読んでみて大変気に入ったもので。

 本ブログはアダルト指定しているくせに、今年はエロ要素が少なかったですね。特に美少女文庫等のジュブナイルポルノが。案内に書いている「過激な意見」の方は結構書いた気もしますが。
 まあだからと言って来年はエロ満載にしようとか特に考えてもいませんが。とにかく、好き勝手に書くという方針なので。でもそれも、以前のようにネットをふらついて目についたのを条件反射的に書くようなのも減っている気がしますが。

 そんなわけで、「水響風」としては、特に何の抱負もなく2013年に突入することにします。
 それではまた。

独り言: BBCが予定している番組 "Japan Forced Confessions"

 こちらのブログからの情報です。

 その番組の案内ページはこちら。

 その番組紹介文によると、自白が多くなされている点、有罪判決が自白に大きく依存している点などについて、最近の"cyber-crime"を題材にして報道することになるようです。多分、日本の誇る有罪判決の率の高さに対する疑義が投げ掛けられるのではないでしょうか。
 cyber-crimeというのは恐らく、今年の所謂「遠隔操作ウイルス」事件のことだと思いますが、Librahack事件についても追ってくれるといいな、とか期待してしまいます。でもまあ、そこまではどうでしょうか。

 ということなので、取り調べだけでなく司法についても触れるようですね。

 私が言うのも他力本願ですが、こういう「ガイアツ」がかかってくれると、もしかすると、少しはいい方に向かうかも知れません。
 何度も言っていますが、今年の所謂「遠隔操作ウイルス」事件の本質は、IT犯罪ではないと思っています。ITは、こういう時代だからたまたま関連しているだけに過ぎません。冤罪事件は数多く発生しているのです。

 過去の冤罪がいくつも発覚した2012年。その直後にこういう報道がなされることになるのは、とても大きな意味と効力を持つのではないでしょうか。
 まあ、日本でどれだけ知られることになるかわかりませんが。

アニメ: 2012秋アニメ感想(13) 今期のまとめ

 今期見ていたアニメもほぼ終了、または一区切り。というわけで、一言ずつコメントしておきます。
 まずは、完結したものから。

ソードアート・オンライン
 についてはもう先日総括してしまいました。
 そこではヒロイン像についてしか書きませんでしたが、キリトの内面とかはどちらかというとラノベの感想の方で書いたし。あと強いて言うなら、キリトの剣技が、原作小説を読んで、あるいは小説の方でアスナが表現していたのを読んで想像していた感じとちょっと違ったかな、という印象があったのが気になったというのがありますか。
 でもまあ、よく作ってくれました。お疲れ様でした。 > スタッフ/キャストの方々

好きっていいなよ。, となりの怪物くん
 『好きなよ』の方は単に主題歌を聴くために見始めたんですけど、結局両方とも最後まで見てしまいました。
 最近あまり見たことのないタイプの作品。正統派の近代少女漫画、という感じですね。そのせいか、人物配置やシリーズ構成なんかもちょっと似ていたり。最終話の前の話で大きな問題が一段落し、最終話でちょっとおまけっぽい、でも大切な話をやる、というところとか。

ToLOVEる ダークネス 第12話「Room 〜乙女の想い〜」
 実はシリーズ構成的には、これも上の二つと似ているかも。つまり、ヤミの生い立ちとかの大きな話が前回までで一区切り、そして最終話はちょっとおまけっぽい、でも大切な話。
 これまでリトにハーレムを作れと言ったりベッドに忍び込んだりしていたモモですが、やっぱりまだ「乙女」だったというエピソードです。
 いきなりファンクラブとか出来てしまい、いつものリト周辺の騒動から隔離されてしまったモモ。
darkness12_momo2.pngdarkness12_momo3.png
 なんだかちょっと寂しそうです。実は、家庭の事情で家でもリトに会えない。
 そんな日々が続いて我慢できなくなったモモはリトを呼び出して二人切りになり、迫るのですが……。
darkness12_momo4.pngdarkness12_momo5.png
 リトの手が肩を掴んだ瞬間、
darkness12_momo6.png
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つい飛びのいてしまうモモ。その場はなんとか取り繕いますが、結局はまだモモも心の準備ができてない、というか、まだまだこれからなんだ、という未来を感じさせるエピソード。エロエロな描写の多い本作ですが、こういうまとめ方(シリーズ構成)は、なんだか爽やかな印象が残る感じがします。
 ふと、先日紹介した『ときメモ』のお気に入りの歌の曲順の最後を思い出しました。

K
 視聴者として想定していた層と自分はちょっとずれている気もしないでもないですが、しかも話がよくわかりませんでしたが、結構面白かったです。なんというか、物事の認識とかそういうのがころころ引っくり返るところとか。自我というものについて考えてしまうところとか。
 そういう意味では、ネコの「自我」「意識」について考えてみるのが面白かったです。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
 まさに一見さんお断りアニメ(笑)。
 アニメだけ見ていたら多分、ストーリーもエピソードの意味も、そもそも設定すらわからないのではないでしょうか。なにしろ、原作から印象深いエピソードをつまみ食いしてつないだだけ、みたいな感じですから。
 では一体何を描いたアニメだったのかというと……。
 まあ、私は楽しませてもらいましたけど(笑)。

てーきゅう
 短いせいか弾丸トークみたいな喋り方の連続でしたが、それでもわかるし笑えるし、実は絵も結構良かった。
 面白かったです。

ひだまりスケッチ×ハニカム
 長く続いているシリーズだけあり、安心の安定品質、という感じ。
 ただ、沙英さんヒロさんの卒業が近いせいか、ちょっと「変化」が近づいているという空気がありました。原作読んだときにちょっと感じるものがあってつい感想なんか書いてしまった「ヒロさん」のエピソードもありましたし。

武装神姫
 なんか思ったよりもまったりした感じでした。最後にちょっと事件があったくらいで。まあ、そもそも元ネタを知らなかったわけですけど。
 ひだまりと同じような姿勢で楽しむ感じでしょうか。

えびてん
 最終話の感想にも書きましたが、あれだけネタをばら蒔いておきながらよくちゃんと話を描けたものです(笑)。
 個人的な経歴というか遍歴より、ある程度古いのと最近のネタはそこそこわかりましたが、途中の時代のにわからないのが多かったですね。

中二病でも恋がしたい!
 最初の雰囲気からは大きく違った、とても綺麗な作品でした。絵も話も、心情も。

 続いて、まだ続きがあるものについて。

新世界より
 難しい話ですが、ダイジェスト版が放送され、これまでの話を振り返り、解説もしてくれました。こんな感じ↓で(笑)。
shinsekai_digest1.png
 先日、e-onkyo musicから届いたメルマガに今年の年間ダウンロードランキングってのがあったんですが、その7位にちゃっかりと「新世界より」を含むアルバム(ドヴォルザークの交響曲第6/9番収録)が入っていたのは、本作のアニメ化と関係あるのでしょうか(笑)?
 まあ、あまり顧客層が(アニメ化されてから本作を知るような人と)重なる気もしないのでたまたまでしょうが。
 ところで、あの曲(ミーソソ〜ミーレド〜ってやつ)が流れるのを聴いて、ああ帰る時間だと感じるのって、最近の人でもわかる感覚なんでしょうか。

さくら荘のペットな彼女
 いい最終回だった。──あれ?続くの?
 という感じでした。
 想像した猫娘と実際のましろの格好との落差、しかしその直後に明された秘密(笑)と、ジェットコースターのようにかき回された空太。ましろによるリアルタッチケチャップ肖像画のオムライスもアレでした(笑)。
 で、結局にゃぼろんのゲームが半分くらい楽屋落ちになっている辺りも何だかさくら荘らしいと言えばらしい。
 そして、リタ。
 前回、ドラゴン(笑)にキツい正論をぶつけられてへこんでしまった彼女ですが、さすがリタは賢いし見る目がある。それをきちんと理解した上で、彼になびいてしまってアプローチ。気持ちに素直になれてかつ意趣返しにもなるという一石二鳥(笑)。

ガールズ&パンツァー
 2クールを二つに分けてとかじゃなく1クールだけど間に合わなかったんじゃないか、という印象が拭えない中断(笑)。
 でも、あそこまで力の入った描写(作画だけでなく)をやられたら、もうこの際やれるだけ心行くまで突っ走って作ってほしいですね。

ROBOTICS;NOTES
PSYCHO-PASS
絶園のテンペスト
リトルバスターズ!
 あとはこういった辺りを続けて見る予定。

おまけ:
○ 映画けいおん!
 いや、この間のクリスマスイブにテレビ放送してたもので。
 まあ全部見直したわけじゃないんですけど、改めて見てみるとこのシーン良かったなぁ、と思ったのが、教室ライブでの『U&I』の演奏。
 間奏のところでいきなりとことこと
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あずにゃんの方へ歩み寄る唯。そして……
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このカメラワークというか演出は素晴らしいですね。すごく練習したよ、ちゃんとできるようになったよ、どう?と。そして、
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(合格?)(合格!)という風にも見えるアイコンタクト、笑顔。
 ギターの技術では唯を育てていたとも言えると思われるあずにゃんから、唯が巣立った瞬間かも知れません。
 そして続いて、あずにゃんに向かって語りかけるように歌う唯。
ekon_yuiazu10.pngekon_yuiazu11.png
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 でもよくわからなかったのか怪訝な顔でそのまま弾き続けるあずにゃん。
 ここでは、それを見守る律の表情がいいですね。さすがは部長。

 見るからに重要、というシーンも沢山ありますが、このライブの『U&I』は、ほんのちょっとの間にとても多くのことが描かれていたんだなーと、改めて思いました。

おまけ2:
 けいおんであずにゃんのこの顔↓を見たとき、
ekon_azusa1.png
つい思い出したのがこちら↓(笑)。
sao15_suguha13x.png

おまけ3:
 ToLOVEるのモモですが、これ↓は、
darkness12_momo1.png
尻尾の設定から鑑みるにオ○ニーのようなもの(笑)?
 また、
darkness12_momo9.png
アイス食ってるだけなのにどうしてこんなに謎の光が(笑)?

tag : アニメ

ポルノ: エロ方面での最近のマイブーム「焦らし」

 いきなりタイトルを否定してしまいますが、昔から好きだったんですよね。ただまあ、最近特に。何かというと、「焦らし」です。
 更に加えて言うと、今回出てくるのは殆んどが既に紹介した作品であるという(笑)。

 その紹介すら最近でない作品を挙げると、
隷嬢 人質 (フランス書院R文庫)隷嬢 人質 (フランス書院R文庫)
(2009/05/11)
甲斐 冬馬

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これ↑とか。
 この中盤、それまでは責めまくる、所謂「連続絶頂」系のが続くんですが、あるところで、縛って放置する行為があります。椅子の上にM字開脚で右手だけ自由にして、そこに紐でディルドウをくくりつけ、放置。
 ただ、ここでは「焦らし」というよりも放置ですけど。

○ 『弟の目の前で』
弟の目の前で (幻冬舎アウトロー文庫)弟の目の前で (幻冬舎アウトロー文庫)
(2010/12)
雨乃 伊織

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 以前紹介したときには低周波治療器のシーンに触れましたが、それ以外にもそのちょっと前、これまたM字で拘束して薬塗って放置し、ついに敗北を認めたところで挿入、という流れがあります。そこで散々「寸止め」で狂わせるのです。イきそうになったところで止めちゃうという。
 しかもこの責めは録画されており、それは後にDVDにされて弟が見ることになります。というわけで、わざわざ二つの視点から二度に渡り描かれることになります。

○ 『ヴァージントレイン』/『ヴァージンコントロール』
ヴァージントレイン完全版 (KAIOHSHA COMICS)ヴァージントレイン完全版 (KAIOHSHA COMICS)
(2011/12/05)
クリムゾン

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ヴァージンコントロール~高嶺の花を摘むように~【完全版】 (KAIOHSHA COMICS)ヴァージンコントロール~高嶺の花を摘むように~【完全版】 (KAIOHSHA COMICS)
(2012/12/05)
クリムゾン

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 以前紹介したときとは並べる順番を入れ替えたりしていますが、まあ今回のテーマにより即している方を先にということで。
 後者はどちらかというと、最初にちょっと触れた『隷嬢』のに近いもので、それまで散々見せられた妄想のせいで段々淫らになってきてしまっている彩花が、妄想じゃなくリアルで学校のトイレでオナニーしちゃうという話があります。
 前者には実際に「寸止め」という言葉も出てくるそのものの責めがあります。
 駅の他目的トイレに連れ込んで、散々イかせる寸前で止めるのを繰り返し、ついに屈服……したかしないかのところで、予定した一時間が過ぎ、そのまま男は去って行ってしまう。そしてしばらくそのまま現れなくなる。これは二重の意味で「焦らし」です。

○ 『襲学旅行【2年B組の悲劇】』
襲学旅行【2年B組の悲劇】 (フランス書院文庫)襲学旅行【2年B組の悲劇】 (フランス書院文庫)
(2012/05/23)
御堂 乱

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 これはこれまで紹介したことなかったですね。
 女子校の修学旅行で、先生の一人の小川がいきなりバスを乗っ取り、凌辱の限りを尽くします。
 その終盤、クラス委員の美少女知美が、クラスメイト達の目の前、教卓の上でオナニーさせられるシーンがあります。
 その途中で小川がバイブを取り出し、挿入して乱れさせるんですが、イきそうになると抜いてしまいます。
 クラスメイト達に見られながら、半狂乱になって腰を振る知美。ついにバイブを抜こうとする小川の手を夢中で押さえつけます。そこで小川は、ならば自分でしろと言うわけです。
 で、もう堪えられない知美は、みんなの驚きの視線に晒されながらあさましくバイブで我が肉を狂ったように突きえぐるのです。

 こうやって並べてみましたが、結局は、焦らされることで羞恥心も吹き飛ばすような欲望の高まりに負け、自分から求めてしまう。そういうところが共通点ですね。
 というわけで、最近、大昔に考えたそういう感じの話をちょっと頭の中でアレンジしてみたりしています。ややブラックな話ですが。さて、実際に書くかどうかは?

PCで: Linuxで受け取ったメールをコピーを残しつつ転送

 私のウチのメインのPCはLinuxで運用しているわけですが、独自のドメイン持ったりとかしているわけでも何でもありません。なので、余所のマシンとのお付き合いという意味では、ごく普通の個人のクライアントPCです。
 勿論、今回の話題のメールも、プロバイダ(ISP)のサーバとかに取りに行っています。

 ところで、自分のアドレスに届いたメールの一部を、コピーを残しつつ自分のケータイに転送したいな、という状況になりました。しかしながら、プロバイダのサーバではそこまで細かく設定できません。
 というわけで、PC側で対処することにしました。

 やりたいことはこんな感じです。
  • 特定のメールアドレスから届いたメールをケータイに転送する
  • その際、PCにもコピーを残す
  • 複数のメールアカウントを扱えること
  • ローカルなメールが外に出てしまったりしないようにする
  • プロバイダの送信用サーバが要求する認証に対応する

 さて、現状、というか今回の作業の前の環境です。
 プロバイダ等のサーバにメールを取りに行くには、fetchmailを使っています。その際、ローカル配信用のMDAにはprocmailを使っています。また、ローカルのみでpostfixも設定してあります。これで、外からもらってくるメール、システム内の例えばcronデーモンからのメールなどいずれも、自分のローカルなアカウントで処理できています。
 基本はこの構成で、設定をいじるのみでなんとかなりました。

 次に、メールの流れのイメージはこんな感じです。
外部メール受信サーバ(プロバイダ等)
↓ POP3, IMAP4等
fetchmail
↓ メール受信時に呼び出し
procmail → ローカルのメールボックス

postfix
↓ SMTP
外部メール送信サーバ(プロバイダ)
 主な作業は三つ。
 ~/.forwardとかでは柔軟性が今一つなので、~/.procmailrcに色々設定することにしたこと。プロバイダのSMTPサーバが認証を要するのでSMTP-AUTHに対応(SASL)。そして、外に出るメールをふるいにかける。
 というわけで、順に解説。

[1]. ~/.procmailrcの設定
 なんかこう歴史的に一種独特のシンタックスになっていますが、こんな感じで書きます。簡単に言うと、「レシピ」を書き連ねます。
:0 c
* ^From:.*送信元メールアドレス
| $SENDMAIL -f 自分のメールアドレス 転送先メールアドレス
:0 A
$DEFAULT

 以下、内容の解説。
  • :0 c
    ":0"はおまじない。「レシピ」の始まり。続く"c"はレシピのフラグ。今回は一通のメールを二つに複製するので、「カーボンコピーを作成する」という意味の"c"を指定。それに続く":"は、実際にはそのあとに続くロックファイルとともに省略可。(下記P.S.3参照)
  • * ^From:.*…
    '*'で始まる行は条件。メールの中身がこの条件に引っ掛かったメールのみに、続く「アクション」に書いてある処理が施される。ここでは一行だけだが複数行書くこともできる。条件は、egrepを使うつもりで書く。ということは、メールアドレスに含まれる'.'は'\.'とか書く方がいいと思う。
    今回の例では特定のアドレスから届いたメールを対象とするので、ヘッダのFromフィールドを見ている。正規表現では厳密にマッチさせるの難しいけどまあ送るのは自分のケータイだし、余分なのがヒットしてもいいか。
  • | $SENDMAIL …
    アクション。一つのレシピには一行のみ。これでこのレシピは終了。行の先頭に"!"を書き、メールアドレスを続ければそちらに転送してくれる。しかし今回はそれ以上のことをしたいので、変った書き方に。理由は後述。
  • :0 A
    二つ目のレシピの始まり。ただ、"A"というフラグが指定してあるので、これは前のレシピの条件に引っ掛かったものが続くアクションの対象となる。
  • $DEFAULT
    二つ目のレシピのアクション。$DEFAULTはデフォルトのメールボックスファイルに追記、という意味。

 今思ったんですけど、この二つのレシピは順番を入れ替えた方がいいかも?
 というわけで逆にして試してみましたが、ちゃんと動作しますので、まず保存してからというようにするのがよろしいかと。つまりこんな感じ。
:0 c
* ^From:.*送信元メールアドレス
$DEFAULT
:0 A
| $SENDMAIL -f 自分のメールアドレス 転送先メールアドレス

[2]. postfixの設定(1) - SMTP-AUTH
 まずは、/etc/postfix/main.cfにこんなものを書きます。
smtp_sender_dependent_authentication = yes
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl_passwd

 続いて、/etc/postfix/sasl_passwdにこんなものを書きます。
自分のメールアドレス    プロバイダアカウント:プロバイダパスワード
 このファイルはrootにしか読めないようにしておくこと。そして、以下のコマンドを実行します。これで、通常は".db"の拡張子の付いたファイルが出来上がります。
postmap /etc/postfix/sasl_passwd
 これは相対パスでファイルを指定してもOk。postmapはファイルを変更する度に実行しなければいけませんが、これを変更してpostmapを実行したとき、postfix自体を再起動する必要はないようです。
 このsasl_passwdには複数行書くことができます。それぞれ複数のメールアドレスと、それに対応するアカウントとパスワードを指定できます。

[3]. postfixの設定(2) - メールの篩い分け
 今回の設定をすることで、通常使用しているメールリーダを使わずにメールが外部に送れるようになるので、ちょっとおかしなことをして外にメールを飛ばしてしまったり、その他の危険を回避するために、なるべくpostfix経由で外に出せるメールを制限することにします。
 元々、ローカルのみで使うために、/etc/postfix/main.cfにこんな設定をしていました。
mydomain = localdomain
default_transport = local
 これで他に何か設定してない限り、外には出せないようになっています。
 そして、今回の設定のために、こういうのを加えます。
transport_maps = regexp:/etc/postfix/transport
sender_dependent_default_transport_maps = hash:/etc/postfix/sender_default_transport
 二行目のパラメータはpostfixの2.7以降にしかないようです。
 /etc/postfix/transportにはこんなことを書きました。ちょっと特殊な設定です。まあ、今回のように送信できるメールを制限するというのが特殊な設定なので。
!/転送先メールアドレス/     local:
/.*/ :
 これはどういう意味かというと、メール送信(転送)先が正規表現で記述した転送先メールアドレスにマッチしなかったら(行頭の"!")、ローカル配信とする、ということになります。つまり、今回の例で言えば、自分のケータイにしか送れない、ということです。ちなみにここ、ローカル配信でなくエラーとしてしまうという手もありますが、まあそこは適当に。
 そして二行目は、一行目に引っ掛からなかったメールはこの"/etc/postfix/transport"というファイルがなかったかのような動作をせよ、という意味になります。これがないと、上記のsender_dependent_default_transport_mapsが機能しません。最初、transportの一行目に引っ掛からなかったらsender_dependent_default_transport_mapsで指定したファイルを見てくれるかなと思っていたのですが、そうではないようです(postconf(5)参照)。

 この"/etc/postfix/transport"も、上記のsasl_passwdと同じように、編集したらpostmapを実行しなくてはいけません。
 postmapコマンドですが、どうにも、"postmap regexp:transport"という風に実行しなければいけないような気がしますが、実際には"regexp:"は必要なく、普通にhashと同じように作って、main.cfでregexp指定すればいいようです。勿論、postconf -mを実行したときに"regexp"があれば、ですが。

 このtransportというファイルの設定は結局、特定のアドレス「以外」はこうしたい、という設定をしたいがために、正規表現で記述するように、main.cfでの設定を"hash:"ではなく"regexp:"にしたのでした。

 さて続いて、/etc/postfix/sender_default_transportの内容。このファイルには、コピーされ転送されるメールの送信者によってどこの送信サーバを使用するかを指定できます。そしてこれも上記のファイルのように、postmapコマンドの実行が必要。
 こんな感じです。
自分のメールアドレス1    smtp:[外部のメール送信サーバ1]:submission
自分のメールアドレス2 smtp:[外部のメール送信サーバ2]:submission
 ポートがsubmissionになっているのは、まあ最近よくある指定で、これと上記のSMTP-AUTHの設定と対ですね。またサーバアドレスが"[]"で囲んであるのは、MXを引かずに直接そのサーバに送るようにするという意味です。

 ここでこれまでの設定を追ってみると、
  1. メール受信でfetchmailがprocmailを呼び出し、.procmailrcが参照され、転送対象と判断されると、
  2. .procmailrcで指定した転送先がtransportによりOkとなったら、
  3. 転送する際の送信者メールアドレス($SENDMAILの-fオプションで指定した自分のメールアドレス)からsender_default_transportによりメール送信用のSMTPサーバを見つけ、
  4. 同じく送信者のメールアドレスからsasl_passwdによりそのSMTPサーバにアクセスするための認証情報を見つけて送信、
ということになります。

 ここで、.procmailrcでメール送信の「アクション」に"! 転送先メールアドレス"としなかった理由の解説です。
 この"!"を使った方式だと、まあpostfixの設定にもよりますが、通常ならこのLinuxマシンでの自分のアカウント名に"@マシン名.localdomain"がくっついた(上記の設定による)メールアドレスが送信者となります。が、そうするとそれを受け付ける外部のSMTPサーバが多分弾いてしまうんですよね。
 そのためには、main.cfに設定を追加しなければいけません。一例として、こんな風に。
smtp_generic_maps = hash:/etc/postfix/generic
 そして/etc/postfix/genericには、
Linuxアカウント@マシン名.localdomain    自分のメールアドレス
みたいに書いておかないと。
 でもそうすると、そのアカウントから異なる複数の送信者メールアドレスを使用しての送信(使い分け)が出来ません。
 設定ファイルを用意する手間はさして変らない(genericとsender_default_transport)のだから、自由度が高い方がやっぱいいですよね。

 とまあこんな感じの設定をすることで、冒頭に並べたことが実現できました。

P.S.
 fetchmailや、普段使っているメールリーダによる送信とかではSSL(TLS)を使用していますが、今回はそこまでやりませんでした。どうやら、使っているpostfixがそれをサポートするように作ってないようなので。

P.S.2
 今回の作業の途中で気付いたのですが、余所のSMTPサーバにも結構適当に送りつけられるもんですね。ということは、postfixの設定を頑張ってもあまり意味ないかも。

[追記: 2017-04-23]
P.S.3
 文中に「それに続く":"は、」とあるのに実はない(笑)のには理由があります。
 当初はそれで動かしていたのですが、実は問題があることがわかりました。この追記を書いている時点では、fetchmailからgetmailに移行して、大体安定して使えるようになったかなーという感じです。fetchmailは開発が止まってもうだいぶ経ちますし、その間(通称)SSLも変ってますし、設定の不自由さも気になるしで。
 でその際に気付いたのですが、procmailが並行していくつか動くと何やら"Couldn't determine implicit lockfile"という警告メッセージが出ます。調べてみたらどうやらこういうことらしい。
A typical newbie problem is placing a redundant but harmless lock on a forwarding recipe. Here's an example:

:0:
* ^TO_johnny@lunatix.com
! jjasmith@ppp.home.in.isp.net

 出典はProcmail FAQ
 ……"A typical newbie problem"だって……(笑)。
 で理由というのは、まあこっそり直しちゃってもよかったのですが、こういう間違いもありがちってことで、直しはしましたが痕跡を参考として残しておくことにしたのでした。

アニメ: 2012秋アニメ感想(12.9) SAOについての総括

 秋アニメ感想シリーズのしめくくりですが、『ソードアート・オンライン』については一足先にやっておきます。
 更に言うと、SAOのみを抜き出したらもう秋アニメ感想じゃなくなってしまう気もしますが。7月からですから。

ソードアート・オンライン
 昨夜最終話の感想を書きましたが、アニメシリーズ完結ということで、全体を通しての感想を簡単に。

 本アニメシリーズは、大まかに言って、アインクラッド編とフェアリィ・ダンス編が描かれたわけですが、前者には、原作の文庫1〜2巻の分だけでなく、8巻収録の「圏内事件」も含まれました。そして後者は、原作の文庫3〜4巻の分でした。
[追記:2012-12-30]
 忘れてましたが、#02は『プログレッシブ001』からでしたね。
[追記終わり]

 キリトのものの考え方とかそういった部分を思い切ってばっさり切り捨て、ヒロインとの関係に焦点を当ててみると、こういうシリーズ構成だとちょっと予想していたのと違うものとなりました。
 それは、リーファの印象が非常に強く残ったということです。

 元々、これは以前述べたことの繰り返しになりますが、アスナというのはある意味宿命的に引き寄せられるかのごとく惹かれ合い、伴侶となった感があります。SAOというデスゲームの中、ごく自然に、互いがなくてはならない存在になったという感じですね。
 対してリーファは、SAOクリア後も囚われたままとなっているそんなアスナを救おうとするキリトをサポートする立ち位置であり、必然的にドラマ性が強くなります。自らの和人への想いの認識、キリトへの想い、真実を知るときの衝撃。そしてそれらを乗り越えること。

 『ソードアート・オンライン』というシリーズは殆んどが、「アスナという伴侶がいるキリト」の物語であるわけです。
 しかし、これをフェアリィ・ダンス編までで終りにしてみると、アスナの、何と言うか「バックグラウンド性」とでも言うべきか、そういった感じがまだ確立/定着せず、並び立つくらい大きな存在であるキャラはリーファのみなので、つまりは、まるでキリトとリーファの物語のような印象が残るんですね。

 おまけにラストでは、
sao25_leafa7.png
和人が「SAOのキリト」の役割の終わりを宣言し、「スプリガンのキリト」と出会いずっと支えたのは自分なのだというささやかな救いを見出したと思っていたら、アインクラッドの再現という、「絶対に行けない場所」であり疎外感さえ覚えさせられる原因の場所へ誘われることになります。
 これはもう、まるでリーファのためのハッピーエンディングのようです。

 描写の面でも、美しくも切ない、想いを振り切るための最後の思い出となる(はずの)、空中でのダンスまでありました。
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 そんなところにアインクラッドですから。

 まあそれでも、最後にアスナがその「正妻」ぶりを見せてくれましたが(笑)。
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 要するに、二人しかいないからアスナとリーファの差が見えないんですね(シリカやリズはそこまでは……)。

 ところで、最後にキリトがアインクラッドへ向かうとき、何か口にしていたようですが、一体何を言っていたのでしょうか。原作ではこのように表現されています。

 キリトは透き通った視線で一瞬アインクラッドを見つめ、しばしうつむいた。その唇が動き、かすかな声で誰かの名前を呼んだようだったが、聞き取れなかった。


 アニメでは、単に名前を呼ぶというよりもちょっと長く、かつ二つに分けた言葉のようでした。このシーンで名前を呼ぶような誰かと言えばサチくらいしか思い当たりませんが、さて、何と言っていたのでしょうか。
 場所と反応からすると、ユイには聞こえていたかも知れませんが。

 どうでもいいですけど、ゆるゆりの生徒会長の声はボリュームを上げると聞き取れることもあったんですけどね(笑)。

おまけ:
 さて、この作品ではゲームも制作されています。
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 テレビCMによると、その舞台はどう見てもアインクラッドなのですが、(ちょっと違うけど)リーファにしか見えない女の子が登場するし、後ろ姿の気になる人物もいるし、更にはこの子↓は誰でしょう?
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 私には彼女は、先日感想を書いた「ファントム・バレット」に登場する詩乃にしか見えません。
 SAOだからシノンではなく現実の詩乃の方の姿なのか。でもならばどうしてリーファは直葉でないのか。リーファがいるのであれば、実はあれは新生アインクラッドで、CMに登場するヒースクリフは100層にいるラスボスなのかとも思えるのですが、詩乃がいるとなると、果たして???

 中々にカオスな設定でありそうな気がします。

tag : アニメ

アニメ: 2012秋アニメ感想(12) 主にSAO #25「世界の種子」

 秋アニメ感想です。

To LOVEるダークネス 第11話「The right thing 〜生き方って何?〜」

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「あなたが生きててよかった……それだけだよ、ティア」

 この一瞬だけ言葉遣いが昔のように変ったヤミがとても良かったのと同時に、現在の自分も否定しないのがいいですね。
 そう言えば、漫画の方↓でも
To LOVEる-とらぶる- ダークネス 第6巻 アニメDVD付予約限定版 (ジャンプコミックス)To LOVEる-とらぶる- ダークネス 第6巻 アニメDVD付予約限定版 (ジャンプコミックス)
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矢吹 健太朗、長谷見 沙貴 他

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ヤミの周辺で大きな動きがありましたっけ。作中にヤミの心の底に眠る「本質」、“[ダークネス]″という言葉が出てきたり。これがこのシリーズの名前の意味か?

 ところでこの漫画の方の6巻ですが、番外編「Anxious(1), (2)」は、なんかどっかのエロゲから着想を得ているような気がしてなりません(笑)。

中二病でも恋がしたい! Last Episode「終天の契約[エターナル・エンゲージ]

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「これが不可視境界線だ。あの光がお前を見ている。伝えるがいい……お前の思いを。お前がずっと言えなかった思いを」
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「──……さよなら……さよならパパ!」
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さよなら!!

 美しいシーンで実に美しい映像。
 以前の感想で「こういう話では、「なかったことにするのではなく終わらせないといけない」というのが常道ですよね」と書きましたが、やはりそれが六花にとって一番のやり方だったのでしょう。

PSYCHO-PASS #11「聖者の晩餐」
 どう見ても極悪な犯罪者としか思えない槙島の犯罪係数が全く上昇しないことから、シビュラシステムに対して、ひいては人の心を測定し数値化することに対して疑義を抱かせる話の流れになっています。
 が、測定することとそれを分析して数値化することは別であり、更に言えば、データを分析して単純な数値に収める処理においては、その方式により結果に大きな差異が生じる可能性があります。
 その辺りを意識しての描写、展開なのか、それともシビュラシステムの存在そのものをそれを以て否定する方向に持っていくのか。
 それによってわたし的には作品評価が大きく異なってくるものと思います。

ソードアート・オンライン #25「世界の種子」
 実に綺麗で幻想的な、そして優しいハッピーエンディングでした。
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 あの殺伐としたデスゲームで始まった物語の結末ですから、随分遠くまで来た、という感じですね。考えてみると、第一話が2022年、そしてこの最終話が2025年ですから、三年近くを描いた物語です。
 どうでもいいけど、ヒースクリフのピースサイン(笑)。

 上記の「優しい」というのは、昨日原作の感想に書いたことでもありますが、「フェアリィ・ダンス」編での最大の功労者リーファに対して、という意味でもあります。まあそのことは後述。

 しかし、この#25ですが、絶対的にもうなんというか、尺が足りなかったというか詰め込みすぎという印象です。特に、須郷との最後の闘いが。
 キリトの考え方、別の言い方をするとこの世界における主人公の考え方は、現実と仮想空間は区別するものではなく、前回仮想世界でオベイロンと雌雄を決したことと今回の須郷との決着は対をなすものである筈。
 ……なんですけど、現実問題として、アニメでは難しいかも知れないんですよね。なぜかというと、ここはナイフによる切り合い、というよりも和人の内省というか内観というか、自分自身の在り方に結論を出すシーンだからです。延々とモノローグを続けるのもアレですし。

 ともあれ、
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ついに現実世界で触れ合うことができた和人と明日奈。初めましての再会。
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 明日奈の病室の窓から和人が見た、去っていくキリトとアスナは、もしかすると、後に出てくるキリトの台詞と対応しているのかも知れません。こういう幻を見たからそう思ったのか、それともそう感じていたから見たのか。

 そして、やっと訪れた平穏な日々。以前和人が直葉に言っていた、SAO事件の被害者を集めた学校にてらぶらぶ(笑)な和人と明日奈。

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「ところでキリトくん」
「ん」
「知らないの? ここ、カフェテリアから丸見えなんだよ」

 いや本名で呼べと言われたそばから「キリトくん」て(笑)。
 ちなみにここ、とても困ったような表情ですが、原作では「丸見えなんだよー」という感じで、「やや頬を赤らめつつも呆れた声で言った」という表現になっています。
 ところで明日奈が用意してきたこの↓お弁当ですが。
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 これも原作の同じシーンでは、アニメ第9話でアスナが用意してきたの↓
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を再現したものだそうで。

 とまあこのらぶらぶな二人ではありますが、ここではもっと重要なことが。それは、そんな二人↓
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をそのカフェテリアから眺める珪子(シリカ)と里香(リズベット)の二人のDEBAN(笑)。
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 「キリトの奴、あんなにくっついて……」とか言っているリズですが、むしろくっついてるのは明日奈/アスナの方という気もしますし、更に言えば、リズが文句を言いたいのは本当はアスナの方かも(笑)?

 そんなリズはやっぱりリズで、アスナの帰還を以てアインクラッド攻略記念のパーティーを開きます。
 というか、最初はキリト、リズ、エギルの三人で企画していた筈なのに、いつの間にかキリトが蚊帳の外にされていたのはやはりリズの仕業か。
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 主役は最後に登場するものだと遅い時間を知らせていたり、キリトをお立ち台に立たせたり、ノリノリです(笑)。
 ただ、またまたやはりリズはリズで、キリト達がらぶらぶできたのも、リズがシリカに、一ヶ月間の休戦協定を持ちかけたからですし。色々と思うところがあるようです。

 思うところと言えば、直葉もですね。
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 このパーティーには、やはりリーファとしての助力と活躍があったからか直葉も呼ばれていたのですが、浮かない表情です。パーティーの最中も、
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みんなを眺めながらすみっこでちっちゃくなっている直葉。

 いくらALOでのアスナ救出に功績があったとしても、やはり直葉はSAOの世界にはいなかったので、アインクラッドでの経験を共有しているわけではなく、どうしてもそこに距離を感じてしまうことに。
 パーティーのあと直葉は、ALOで弾丸のように飛んでいます。そして、
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高く高く、限界まで登り詰めます。しかし、手を伸ばしても何も掴めない。ここでの「月」は、手が届かないものの象徴なのかも知れません。

 パーティーのときキリト達が話していたように、前回茅場が残して行った「ザ・シード」は、SAOのシステムをシュリンクしたもので、それを用いればVRMMOの世界が容易に作れるのです。キリト達はそれを公開し、SAOに続きALOというタイトルでも発生した重大事件により消滅するかと思われていたVRMMOゲームを復活させます。
 ALOも一旦は閉鎖されたものの、そのデータは別の企業に引き継がれて運営されています。そして今、そうやって生まれた沢山の世界がつながろうとしているのです。手を伸ばしても届かない月にも、やがて行けるようになる筈、なのですが。
 原作のリーファのモノローグより。

 どこまでも飛べる。どこまでも行ける。けれど……絶対に行けない場所もある。

 それが、和人がキリトとして生きた、あのアインクラッドです。

 そこに現れるALOのキリト。
 二人はここでしばしの時を過ごすのですが、その中のキリトの台詞に、二つの印象的な言葉がありました。

「あの世界のキリトの役目はもう終わったんだよ」

「スグ……そんなことない。行こうと思えば、どこだって行ける」

 前者は、直葉に問われて思うところを答えただけかも知れません。冒頭の幻と対応するものとも考えられます。しかし、リーファには安堵をもたらす言葉だったでしょう。
 そして、後者。
 パーティーのときに言っていた「二次会」とは……。
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 手が届かないものの象徴に重なる、「絶対に行けない場所」。しかしそれは……。

 物語として、こうして最初の時点に回帰するというのはある意味美しい構造ですし、作中にもありましたが本来100層クリアして攻略完のはずだったものを3/4で無理やり終りにしてしまった、だからもう一度やるんだ、というのも、キリト達SAOプレイヤーの気持ちとしては自然だと言えます。それは、忌まわしい事件を乗り越えられた証拠でもあります。
 しかし私としてはやはり、繰り返しになりますが、功績の大きかったリーファに対するフォローというか報奨というか、そういう面が感じられてなりません。彼女が愛したALOの世界も救われたし、彼女にとって、多分これは最高の贈り物でしょう。絶対に行けないと思っていた場所、つまり「アインクラッド」に行けるのですから。
 勿論、その「アインクラッド」は、キリト達と共に生きる場所のことです。リーファ/直葉は、彼らのいた場所へ行くことができるのです。

 なんだか、原作者も、キリトがNPCに対するのと同じように、仮想世界の住人(作品の登場人物)を思っているのかも知れませんね。

 まあ、キリトの「最後の闘い」はやや端折り気味だったし、原作をあたらないと理解が困難なところもありますが、最後の和人/キリトと直葉/リーファの語らいも、ダンス(これが「フェアリィ・ダンス」の意味か)も、アインクラッドの再現も描かれたので、総体としては冒頭に述べた通り、いいエンディングだったと思います。
 アニメ『ソードアート・オンライン』、良作でした。

P.S.
 以前、「リーファ」のスペル(英字表記)は"Leefa"らしいと書きましたが(#19より)、今回の「限界高度」のところでは"Leafa"となっていますね。
 私としては、やはりこちらのスペルの方がしっくりする感じです。

tag : アニメ

ラノベ: 『ソードアート・オンライン5,6 ファントム・バレット』再読レビュー

 以前3~8巻まとめて感想を書いたときにさらっと触れた「ファントム・バレット」ですが、読み直してみたのでもうちょっときちんと感想を書いてみます。
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 この「ファントム・バレット」の感想に入る前に、シリーズ全体を通しての印象についてまず書いておきましょう。

 以前、「マザーズ・ロザリオ」の感想を書いたときに、「シリーズ中ではちょっと異色」と書きました。もちろんそれはその通りだと思うのですが、こうして「ファントム・バレット」を読み返してみると、シリーズ全体の構成の中でそれもあるべき位置にあるべきものがあるという風に思えます。
 1〜2巻の「アインクラッド」で発端が描かれ、3〜4巻の「フェアリィ・ダンス」でそれを終結させる。そして、SAOでキリトが抱えてしまったものに5〜6巻の「ファントム・バレット」でひとまずの決着をつけ、同じくアスナが抱えてしまったものを7巻の「マザーズ・ロザリオ」でフォローする。
 今回読み直して、そういう構造が見えてきました。

 この作品に私がとても惹かれるのは、そういうところが理由なのかも知れません。
 以前にも書いたと思いますが、『ソードアート・オンライン』というシリーズは、極めて明快でわかりやすく、シンプルと言ってもいいのではないかと思います。だから、ねちっこく読み解くような「文学的」な作品ではなく、私などは、センスの良いプログラマが書いたソースコードを読んでいるような気分になります。
 記述はすっきりとしていて全体の構成もわかりやすく、それがために無駄がなくて動作は軽快、メンテも容易。
 キリスト教と神道みたいな、未だに替りの言葉を見つけられずにいる文系と理系みたいな、そんな対比を思い浮かべてしまいます。

 思えば、作中(プログレッシブ)でアスナがキリトの剣について「敢えて表現するなら、最適化された感じ、だろうか。あらゆる動作から無駄が排除され、それゆえに技は速く、剣は重い」という風に述べています。主人公であるキリトをそのように描き、ヒロインがそのようなところに惹かれている。それは即ち、そういう人物が魅力的である作品なのだということでもあります。
 多分、作者の川原氏も同じような感性の持ち主なのではないでしょうか。

 それともう一つ。このシリーズは一貫して、登場人物に対して優しい作品であると思います。特にそう思ったのが、「フェアリィ・ダンス」のラストでのリーファに対して、「マザーズ・ロザリオ」のラストでのユウキに対して、そして本作「ファントム・バレット」のラストでの詩乃に対してのフォローとも言える描写です。
 これもなんだか、キリトがNPCを見るときの目と似ているような気がします。

 「ファントム・バレット」は、SAOでキリトが抱えてしまったものに決着をつける話だと前述しましたが、今回登場する詩乃は、それととても近いものを抱えている人物です。その二人が、ゲーム『ガンゲイル・オンライン』(通称GGO)で出会い、ともに「それ」に向き合うことになるのです。

 GGOは、これまで登場したSAOやALOとはだいぶ風合いの違うゲームで、舞台は未来、最終戦争後の地球。荒涼、殺伐、そういった言葉が似合うような世界で、タイトル通り銃で勝負する作品です。
 そんな世界にキリトが関わることになったのは、SAO事件に携わっていた総務省の役人と自称する菊岡が話を持ちかけてきたからです。どうやらその世界で、人を銃で撃つことにより、撃たれた人が現実に死んでいたとも思われるような事件が起きており、キリトに調査への協力を求めてきたという発端でした。

 一方の詩乃ですが、彼女は昔遭遇したとある事件のせいで、銃というものに接すると激烈な症状を伴う精神的な傷を負っていました。
 ドラマなどで見るだけでも発症するので生活に不便ということもありますが、事件で自分が取った行動そのものに苛まれてもいました。
 その詩乃が抱えている問題と、GGOでキリトが向き合うこととなる問題がとても近いものだったのです。

 詩乃は五年前、まだ小学生のころ、人を殺していました。母親と一緒にいた郵便局に銃を持った強盗が入り、母親を守るために動いた結果、その犯人を銃で殺してしまっていたのです。
 一方のキリト。GGOで現実の人を殺したかも知れない犯人は実は、同じ≪SAO生還者[サバイバー]≫であり、しかし深い因縁のある≪ラフィン・コフィン≫のメンバーでした。
 その通称ラフコフに対して、キリトを含むプレイヤーが討伐計画を実行し、情報漏洩により乱戦となったために、キリトはそこで人を二人殺していました。その生き残りが、今回キリトが追っている事件の犯人として、キリトの目の前に現れます。

 二人がGGOで出会い、犯人を誘うために≪バレット・オブ・バレッツ≫、通称BoBなる最強プレイヤー決定イベントに出場したキリトはそこで詩乃、ゲーム中ではシノンと何の因果か共闘することになります。
 そんな中で、二人は互いの過去を伝え合い共有することになり、≪死銃≫≪デス・ガン≫と名乗る犯人との戦いの中でそれを乗り越えていくのです。

 こういう関係なので、今回のキリトはシノンにとって、アスナやリーファに対したときのような英雄、頼れるお兄ちゃんではなく、強いのに自分と同じように何かに怯える弱さを持ち、それを振り払おうともがく、言わば同志のような存在であると言えます。
 そんな二人にとって一番重要な意味を持つ言葉が、ナースの安岐さんから語られています。今回和人は、病院で彼女にモニタリングしてもらいながらキリトになっているのです。
 彼女は、こう言いました。

「失われた命の重みは、どんな事情があろうと消えることはない。でも……その結果助かった命のことを考える権利は、関わった人間みんなにある。君にもある。君は、自分が助けた人のことを思い浮かべることで、自分も助ける権利があるんだよ」


 この言葉がキリト、そしてシノンにも救いになるのは、彼らが極度の視野狭窄に陥っているからであると言えるかも知れません。自分がしたこと、つまりは人を殺したことしか見えていない。
 そしてそれは、それ以外の面を見てはならないのではないか、と思っているからではないでしょうか。
 そんなことを考えたら、自分はその罪から逃げていることにならないか。それは許されないことなのではないか。そう感じてしまっているからではないでしょうか。

 今回のキリトは「弱さ」を抱えて戦っているわけですが、それでもシノンの目には、自分とは違って映ります。

 ……この状況で、なぜそんなにも冷静でいられるの。
 刹那、シノンは胸中でそう問いかけた。しかしすぐに、自分の言葉を否定した。
 ……ううん、冷静とか、そういうことじゃない。この人は、ただ、全力なんだ。自分に言い訳せず、全力を尽くして戦うことを選び続けているんだ。それが──それこそが、この人の強さ。

 彼女は前日、ラフコフの影に怯えるキリトを見ているのですが、それでも強いと感じたのがこのとき。
 自分がそのように在れるとは思えなくとも、せめてキリトの助けになろうとします。
 そしてそのことは実は、彼女がキリトに見た「強さ」を自分も掴んだということなのではないでしょうか。それはキリトには及ばなくとも、同じ種類と言えると思います。

 今回もキリトは激しい戦闘の中心に立つことになりますが、それを支え助けたのがBoBに参加しているシノンと、そして、現実世界からは明日奈であるというのがとても象徴的である気がします。
 明日奈はもうひとつ、これは和人/キリトには伝わっていませんが、ラフコフ討伐戦についてこのような回想をしています。

 正直なところ、記憶は細部がかなり欠け落ちている。最も鮮明に覚えているのは、不意打ちを浴びて一度は崩壊しかけた討伐隊の先頭で、鬼神の如く剣を振るい続ける≪黒の剣士≫の背中だ。彼──キリトのあの奮戦がなければ、あるいは討伐隊は全滅していたかもしれない。

 彼女がこのように思っていることが、まるでアミュスフィア越しに握った手のように、キリトを救っていたように思えます。

 ところで、詩乃/シノンの「気付き」はもうひとつあります。
 それは、詩乃がGGOでシノンという強い自分を作ったとしても、それは詩乃の強さにはつながらない。どちらも自分なのであり、そうでなければいけない。キリトはそうしているのだろう、という「気付き」です。
 今回のキリトはそういったところでも「英雄」ではなく、事件が終わってから、和人/キリトの持論である現実と仮想の同一性について、詩乃から逆に指摘されています。そういう描写においても、今回の二人は、これまでのような、明日奈/アスナや直葉/リーファとの関係とちょっと違います。やはり、同志なのだと言えるのではないかと。

 強さと言えば、BoBが終わった直後に現実で発生した事件、そこに現れた人物への詩乃の対処は素晴らしかったですね。

「君は、言ったよね。私には、本当の力がある、って。拳銃で誰かを撃ったことのある女の子なんか他にいない、って」

「だから、これはもうモデルガンじゃない。トリガーを引けば実弾が出て、君を殺す」

 ことの本質が見えていなければこんな台詞は出ません。

 前述の安岐さんの和人への言葉は、ラストシーンで詩乃に伝えられることになります。

「シノン。君はずっと、自分を責め続けてきた。自分を罰しようとしてきた。それが間違いだとは言わない。でも──君には、同時に、自分が救った人のことを考える権利もあるんだ。そう考えて、自分を赦す権利があるんだ。それを……俺は、それを君に……」

 同じものを抱え、そして乗り越えたキリトが言ったからこそ、それは詩乃にとって力を持つ言葉なのでしょう。
 本作のサブタイトル「ファントム・バレット」には、実に色々な意味があるように思えますが、詩乃は、このとき本当に、「ファントム・バレット」から解放されたのかも知れません。

おまけ:
 それにしても、こんなことをされたらまたフラグが……。そういえば、8巻に収録されている『キャリバー』でのシノンの一言、「この剣を抜くたびに」という台詞が凄かった(笑)。

 アスナ(伴侶)、リーファ(家族)そして今度は同志としてのシノン。それぞれにキリトにとって大きく異なる立ち位置の人物が登場しています。
 考えてみると、9巻から始まる「アリシゼーション」なるシリーズではまさかの幼馴染み登場ですね。しかもキリトのこと、常識に収まる「幼馴染み」じゃないところがらしいと言えばらしい(笑)。

tag : 電撃文庫 川原礫

独り言: 新聞を読んでつい邪推 - ウイルス対策ソフトによる誤検知

 今日(2012年12月21日)の読売新聞の夕刊を読んだら、こういう記事がありました。

健全サイトを「詐欺」扱い
対策ソフト 誤検知 自動判定システム裏目

 コンピューターウイルスからパソコンを守る“必需品″のウイルス対策ソフトだが、健全なサイトを「危険」「詐欺」などと誤検知し、パソコンで閲覧できなくしてしまうケースが多発している。(略)
 「何度、苦情を申し立てても改善されない。もう疲れた」。さいたま市のシステムエンジニア矢吹拓也さん(33)は10月、10年以上にわたり続けてきた新作ソフトの無料提供を中止した。
 矢吹さんはパソコンの処理能力を高めるソフトなどを開発しては自分のサイトで公開しており、毎月、数万件がダウンロードされるほどの人気サイトだった。
 ところが、今年5月から急に、「アクセスしようとすると『詐欺サイト』と警告された」との問い合わせが相次ぐように。(略)


 私はもう被害妄想(と言うかなんというか別に私に被害はないんですけど)なのか、この記事を読んだ途端思ってしまいましたね。
 それは、この件があったからです。

PC遠隔操作事件、捜査本部がFacebookページ公開 ウイルスのコマンドなど明らかに - ITmedia ニュース

 PC遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は12月21日、情報を公開するFacebookページをオープンした。警察の捜査本部がFacebookで捜査情報を公開するのは全国初という。

 Facebookページは「遠隔操作ウイルス事件合同捜査本部」。「遠隔操作ウイルスによる連続威力業務妨害等事件について、どんな些細なことでも結構ですので、情報をお寄せください」と呼び掛け、詳細情報を公開した警視庁のサイトへのリンクや、最大300万円の捜査特別報奨金の情報などを投稿している。


 つまり、非常に「今更」感のある読売新聞の記事からは、「何故、このタイミングでこの報道なのか?」という疑問がまず湧いてきます。その疑問や違和感と、同じ日に起こされたこの警察の動き。
 つい、邪推したくもなるというものです。──間違うのは警察だけじゃないよ、という、警察擁護の意図があるのではないかと。
 新聞社の意図かも知れないし警察の意図に新聞が従ったのかも知れませんが。

 記事には、同じような被害の関係者である別の人によるこういうコメントも書いてあります。

「まさに『冤罪』。しかも、その後も名誉回復のための措置さえとられない」と憤る。

 ほらね、専門家が作ったソフトだってこうなんだから警察じゃ仕方ないよね、とでも言いたいかのような。

 しかし、警察は「名誉回復」はしてくれたかも知れませんが、冤罪で与えた損害の大きさが違うんでは?
 それに、「警察じゃ仕方ないよね」などという甘えが許される筈もない。まあ、もちろんそんなのは私が妄想しただけの「言い訳」ですが。

 私の邪推では、そうやって少しでも情報提供を増やそうということなのでしょうね。
 しかし、そんなことよりも先にすることがあるでしょう。つまり、「ごめんですむのは警察だけ」という現状をまずなんとかする。つまり、犯罪者(今回の事件の捜査関係者の中にいる)を処罰する。話はそれから。でないと、怖くてそもそもその情報を募るサイトを見に行けない。
 そしてもっと言えば、「それから」も要らないでしょ。そんなことをしてヒマを潰してないで、もっと実害の出ていることに対処したら? 『黒子のバスケ』の件の脅迫とか。相次いで企業やなんかの情報が盗まれている件とか。

 メンツのために躍起になっているのかも知れませんが、そうやって余計なことをすればするほどメンツが潰れていくのに気づかないのでしょうか。

ゲーム: 『ウマドンナ2』のテレビCMを見た

 先週のアニメ感想のときに書こうと思っていてすっかり忘れていたのですが、何度か『ウマドンナ2』のCMを見ました。
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 昨年の題一作『ウマドンナ』はテレビCMをやっていたかどうか憶えてませんしプレイもしていないのですが、とりあえずあの驚異のOPムービーは印象に残っています。

 プレイというくらいで、これはゲーム、それもブラウザゲームです。しかし、なんというかこう、気合いの入り方がハンパじゃないというかなんというか。

 主人公は馬(笑)で、三人のヒロイン、厩務員の松田あすか(CV.豊崎愛生)、調教師の夢路寿(CV.佐藤利奈)、騎手の藤沢紅莉栖(CV.遠藤綾)とともに有馬記念?を目指す、という話らしいです。
 驚異のOPムービーと言ったように、ちゃんとアニメしてるんですよねー。本気で作っているという感じがします。それに、声優がそれぞれ↑ですし。
 そして、キャラクター原案:緒方剛志、シナリオ:蒼山サグ、アニメーション製作・イラスト作画:Production I.G、OPテーマ曲:ULTRA-PRISMがやっているという(笑)。
 で、エンディングテーマ曲(二作がそれぞれ、歌:麻生夏子, 麻生夏子)もあるというので、しっかり体裁が整っているらしい。

 今回の『2』にはまた、見た目ロリな無表情キャラ風の新キャラ堀井瑠香(CV.阿澄佳奈)が登場しています。

 そういったところだけでも本気度がわかろうというものなのに、例えばOPムービー、ブラウザのウィンドウサイズを変えるとそれに追随して表示サイズを変えてくれるんですよね。
 こういうのは作ったことがないので難しいかどうかは知りませんが、これやってくれる動画ってあまり見ないような気がします。

 やはり、さすが競馬界、カネがあるんだろうなー、とか思ってしまいました。いや皮肉とかでなく(笑)。
 そういえばこれ以外にも、なんか気合い入ってるのを見たような気が。

 一作目のOPムービーの終りの方で、どうやらレースに出て勝ったらしいシーンがちらっと出てくるんですが、そこでは、紅莉栖サンの後ろ姿だけが描かれています。
 よくあるっちゃーよくあるんですが、こういう演出ってなんかこうぐっとくるものがありますよね。

 とかなんとか言いながらも結局はOPしか見ていないのですが、テレビCM見て思い出して、今またムービー見てみて、ちょっとその気になって来ていたりします。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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