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独り言: フジテレビのドラマ二つ - 解題的印象

 へぇへぇ、俺がバカだったのが悪いんだよね。

 以前紹介したフジテレビの二つのドラマ、『鍵のかかった部屋』『リーガル・ハイ』についての印象です。
 なんで「解題的印象」なんておかしなタイトルを付けたかというと、実は真面目に見ての感想ではないからです。『リーガル・ハイ』は三話以降はちょこちょこっとしか見てないし、『鍵のかかった部屋』に至っては第一話と最終話、それも最終話は最初と最後だけという自己相似っぽい見方しかしていません。だから、単なる「印象」。

 というわけで、最終話の終り方からの印象を書いてみると、まあ一言で言えば「酷いものだった」ということになりましょうか。

 まず『リーガル・ハイ』から行きましょう。
 結局のところ、この作品は第一話を見ればもういいかな、という感じ? 社会風刺的にかなりヤバい部分に触れていることは評価できますが、結局それ以上のものはない感じ。それも、テレビでやったから評価できると言えたまでで、他の媒体だったら別に普通ですよね。
 要するに、テレビの不自由さが見えただけ、という結末でした。

 そして、古美門と三木の確執が結局新薬の実検台になった三歳の女の子……のハムスター?かなんかだったのですが……。

 『リーガル・ハイ』と『鍵のかかった部屋』は非常に似ていると第一印象で思ったのですが、最後までそうでした。
 オタク、もしくは道を極めているけど奇矯な人物、それが主人公になり脚光を浴びるところが似ているな、と最初思ったのですが、悪い意味でそれが貫かれました。
 ラスト、古美門の助手の黛が叫びます。
なんっじゃそりゃあああああああああああ!!!
 あの確執がそういう理由だったことに、何か意味があるのか?
 まあ確かに意表を突く衝撃的な謎解きがなされたとも言えます。では、そこから何が読み解けるでしょうか。どんなメッセージが込められているのでしょうか。
 ……………………。
 そんなこと考える気にならねーよ。くだらねぇ。
 つまり、なんかあったとしてもそこに辿り着こうと言う気が全く起きないわけで。
 あの二人の男の取っ組み合いは、黛から見れば「なんじゃそりゃ」だし、沢地にしてみれば単に男が喧嘩するのを見るのが好きだと言うだけ。
 これは別の言い方をすると、彼らがハムスター(?かなにか)に癒やされていたとしても、そんな「心の問題」なんてどうでもいいくだらないことだ、という描写をしている、ということにもなります。

 要するに一言で言うと、深刻ぶってたって結局考えてるのはくだらないことばかり、という評価をしているのですよね。
 そこで無理して何かを探ろうとして一体何になる? そんなの見苦しいだけでやろうという気にならない。
 つまりはそういうことです。

 対する『鍵のかかった部屋』。
 結局、オタクの榎本は犯罪者でした。おしまい。

 私が着目した点が、最悪の形で結実しました。
 極めて自分勝手で私情ばりばりな表現になりますが、まあ最初に「印象」と断っているし。
 見る者に偏屈な印象を与える榎本というヲタっぽい(つかそのまんま)の人物が主人公になって数々の難問を解いていく。
 しかし、結局最後に榎本は、盗品のダイヤモンドの一部を持ち出し、海外へ高飛び。
 勿論、はっきりそうだとは言っていませんが、明らかに視聴者にそう思わせるようなラストになっています。

 これはつまり、本作のメッセージを一言で言うと、「所詮オタクなんて犯罪者だろ?」ということですね。

 というか、鍵を開けることにしか興味がなかったはずなのに、結局カネかい、オタクですらねーよという気もするのですが、これも「所詮オタクなんてそんなもんだろ?」という主張であるとも言えます。

 まあこちらには原作があるらしいので、それをチェックしなかったのが誤解のもとだということでもありますが、ドラマ見るときにわざわざ自分からネタバレを求めるべきなのか、という本質的な問題もあるわけです。

 今回の件で私が言うしかない言葉を最後に書いておきます。

所詮フジのドラマなんてそんなもんだろ?

エロゲ: 『WHITE ALBUM2』のサントラの三つ目が予約受付開始

 以前結構沢山感想を書いたLeafの『WHITE ALBUM2 -closing chapter-』ですが、あの!雪菜の歌をまとめたCDが、やっと出ることになったようです。
WHITE ALBUM2 ORIGINAL SOUNDTRACK~setsuna~WHITE ALBUM2 ORIGINAL SOUNDTRACK~setsuna~
(2012/08/24)
No Operating System

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 オフィシャル通販サイトの紹介によると、この「setsuna」の名を冠したCDの収録曲は、

<収録内容>
届かない恋 Live at Campus Fes/WHITE ALBUM Live at Campus Fes/
Feeling Heart/夢想歌/Routes/あなたを想いたい/
舞い落ちる雪のように/POWDER SNOW(弾き語り)/ヒトリ/
SOUND OF DESTINY Live at Campus Fes/君をのせて/I hope so.../
深愛/届かない恋 Valentine Live/時の魔法(acoustic version)

だそうで。

 このCDに関しては、以前の感想で「雪菜の歌を収録したCDが欲しい!」と叫びましたが、実はLeafのオフィシャルサイトで春頃、本ゲーム中の楽曲以外に「雪菜」に歌って(CDに収録して)欲しい曲のアンケートを取っていました。まあ勿論Leafの関連作品で使われた曲からのみだったように記憶していますが。
 そういう意味では、CDのタイトルにある「setsuna」の名の通り、サントラというよりも雪菜のアルバムという感じですね。オフィシャルサイトでの紹介も「小木曽雪菜アルバム」となってますし。
 多分、待たされた甲斐のあるCDになってくれるんじゃないかな、と期待。

 でも、8月の下旬ですかー。まあそれまでは例のノイズ混じりのを聞いてることにしますが、最近、これはこれでいいかも、とか感じます。何と言っても、作中で雪菜は別にプロの歌手として歌ったわけじゃないですからね。

tag : エロゲ WhiteAlbum2

独り言: 読売のIT記事二点

 昨日に続いて、今日も読売新聞より。今日(2012年(平成24年)6月27日)は朝刊にあった記事二つについてです。
 なんでわざわざ紙の方かというと、この二つが同じくらいの大きさで同じページに並べて書いてあったからです。

 まず一つ目の見出し。
「企業向けサーバー障害 大阪 5000超す顧客の情報消失」
 要するに、先週辺り騒ぎになっていたファーストサーバの件ですね。しかし、なんで今日?
 記事には、「消失していることが、同社への取材でわかった。」とありますが、もしかして25日に発表になった中間報告とFAQを元に記事にしたんですかね。で、「同社への取材」って、もしかしてネットで調べたとかですかね(笑)。

 もう一つは、例のアノニマスによる攻撃。
「アノニマス 「日本政府HPを攻撃」 改正著作権法成立に反発」
 こちらは上のと比べると早いですねー。やっぱり、影響を受けるのが政府や利権……じゃない権利団体だと報道も早いってか?

 それにしても、アノニマスにも困ったもんです。まったく迷惑な。こんなことをすれば、「ほーらやっぱり規制しないといけないよね?」と口実を与えるだけだっつーのに。
 おまけに、霞ヶ浦河川事務所を攻撃とか。
 先ほどやっていたNHKの午後九時のニュースでは、トップで報じていました。で、霞ヶ浦の事務所の人が登場して、どうしてウチが狙われたのかさっぱりわからないと証言。
 どうやら霞ヶ関と霞ヶ浦を間違えたらしいという噂がありましたが、それがニュースで紹介されていました。

 もう、政府や警察がほくそ笑んでいるのが目に浮かぶようです。「ほーら、もしかしたらお宅も間違えて攻撃されるかも知れないよ、他人事じゃないよ~? だから規制すべきだよね」と言う宣伝ができるわけですね。というか、それを狙ってNHKがあんなに大きく報じたなんてことはまさかないよね?
 アノニマス、日本政府からいくらもらった?
 とか(笑)言いたくなるくらいに宣伝効果はばっちりじゃないですか。

[追記]
 霞ヶ浦はやっぱり誤爆だったらしいですね。しかし、彼らもよく「誤爆」なんて言葉を(笑)。
 まあでも、行動するだけ「違う」ってことですかね。

独り言: もう新聞はITの記事書くのやめれ

 本日、2012年(平成24年)6月26日の読売新聞夕刊に、こういう見出しの記事がありました。

「児童ポルノ遮断 抜け道」「違法DVD販売 摘発へ」「「IP直打ち」不正横行」

 ……。
 ……はぁ?

 ちょっと導入部を引用しましょう。

 インターネット上の児童ポルノサイトへの接続を強制遮断するため、昨年4月に始まった「ブロッキング」に、早くもすり抜けの手口が横行している。通常は「○○.co.jp」などと打ち込むサイトのURL(ネット上の住所)を数字の羅列のIPアドレスで入力するだけ。遮断対象がURLでリスト化されていることを悪用した手口で、「IP直打ち」と呼ばれる。こうした抜け道を使った違法DVD販売サイトは乱立しており、警察当局では児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で集中的な摘発を検討している。


 なんというか、「早くも」も何も、最初からそんなことができるのはわかっていたんだけど。小見出しからするとそれが不正行為に見えるようにもなっています。まあ、この部分はそれを利用した不正が横行しているという意味なんでしょうけど。
 しかし、上記の引用部にも「横行」「悪用した手口」とありますし、まるで悪いことをしているみたいですね。しかも、悪用することを「IP直打ち」と呼ぶかのような言い草。

 なら聞きますが、新聞社(とか出版社)は、もう色々電子化されてるから手書きの原稿は違反としてペナルティを課すとか記者やモノ書きに言えるんでしょうか?

 それに、URLでのブロックが効かないのは直打ちだけでははくて、自前でリカーシブな問い合わせができるキャッシュサーバを用意したりすれば同様です。というか、ネットにはDNSを使った攻撃の手段があるわけで、その脅威に対するためにDNSSECとかが策定されたわけで、セキュリティ向上の目的でDNSSECを使おうと思ったらこういう遮断みたいに途中で改竄されるような不正は回避するようにしていなければなりません。

 結局のところ、私が察するに、無知で不勉強な新聞が、またまた利用されている、てなところではないでしょうかね。でなければここまでの文章を書いておいてのうのうと記者を続けるなど、恥ずかしくてできる筈がない。
 元々DNS使っての遮断なんて大して意味ないし、弊害も大きいしで、IPアドレスでの遮断をやりたい警察が、なーんもわかってない新聞社に「IP直打ち」っていう悪質で巧妙な手段があるから啓蒙してくれ、とか言ったんじゃないかな、とか思ったり。ダウンロードの刑罰化も決まったことだし、これからはIPアドレスベースで動く、という方針かも。

 以前のB-CASカードの話じゃないですけど、いい加減、新聞社は意味もわからずに記事を書くのやめてくれませんかね。わかって書くのが無理ならそもそも書かないで欲しい。
 純然たる害悪だから。

 まあでも、こういうあからさまにバカなことをすると、逆に何かあるんじゃないかと思えるというカナリアの役割を果たしていると言えなくもないかな?

[追記]
 一応、記事本文にはそのビジネスモデルとしての新規性も謳ってあります(笑)。

アニメ: 2012春アニメ感想 (10+)

 今週見たアニメの感想です。
 書き出しがいつもと違うのとタイトルの数字におまけがついているのは、以前買ったBDを見返していたからです。

夏色キセキ 第11話「当たって砕けろ! 東京シンデレラツアー」
 次回のタイトル、そして今回のラストで発生しかけた事件である「終わらないナツヤスミ」。さて一体どういう意味なのでしょう? 作風からしてこのままループ(笑)なんていうおちゃらけたことはしないと思いますが。
 ヒントとしては、「あんたは年中夏休みみたいなもんじゃないの」という台詞とかでしょうか?
 それにしても、御石様って一体どんくらい親戚(もしくは仲間とか)がいるんでしょう(笑)?

戦国コレクション <COLLECTION-12>「Dancing Blossom」
 なんか、どこがどうなのかとかはっきり言えないんですが、なんとなく面白い話だなと思いました。
 この雰囲気は何か。脚本を見ると、「新井輝」とありますが、これはあの人でしょうか?
ROOM NO.1301―おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫)ROOM NO.1301―おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫)
(2003/09)
新井 輝

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 この何とも表現しようのない面白さは、確かに通ずるところがある気がします。
 それにしても、この作品のあの、人を食ったような結末。確かにあの「ルール」のように思えたものは経験則に過ぎず、実際には根拠も何もないので、実はそんな風にはなりませんでしたというのもおかしいわけでもないんですけど。

Fate/Zero 2ndシーズン 第二十五話「Fate/Zero」
 以前に何度か「徒労」と書きましたが、切嗣のしたかったことは、養子となった士郎が引き継ぎ、あの『Fate/stay night』のストーリーになったわけでしたね。
 で、やっぱりウェイバーがいいですね。彼の「要するに、まだ全然“なってない”ってことだな。ボクは」という台詞、好きです。

アクセル・ワールド 第11話「Obligation;宿命」
 それにしても、ブラック・ロータスの「デス・バイ・エンブレイシング」の恐ろしさ。あくまで静寂のうちでの抱擁による死の宣告。それに比べると、Bパートで斬りまくっていた姿はこれ程の恐怖を感じさせませんでした。もっと何の音も光もなく抵抗を感じさせないような斬撃の方が凄みがあるのに。
 しかしながら、ハルユキの言葉で目覚めたブラック・ロータス、というか黒雪姫先輩の、その目覚めた理由が。

「いつまでそんなところでねてるんです! あなたは、あらゆる障害を斬り倒して、薙ぎ払って、最後の一人になるまで突き進むと決めたはずでしょう、ブラック・ロータス!!」

 しかし、このとき彼女の心に届き、深淵から引き上げた言葉はこれではなく、別にどうにも引っかかる部分があったからで(笑)。

氷菓 第七話「正体見たり」
 この話に関しては既に以前感想を書いているんですが(あの雰囲気は長年連れ添った老夫婦のようですね(笑))、その後に続いている話が二話使ってもまだ完結していないので、もう一言感想を追記します。
 結局のところ、えるを納得させられるかどうかが問題であるこの物語。「気になります!」ですからね。
 そういう意味では、この話では奉太郎は敗北していたと言えるんじゃないでしょうか。だって、「浴衣を貸し借りすることもできない姉妹なんて」ということになっていましたから。
 だから、事件の(すなわち気になることの)解決は、梨絵が嘉代を背負いあげるところをえるが見た瞬間であった、ということなんでしょう。

○ おまけ:ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
 以前、その終わり方にいちゃもんをつけたこの作品ですが、それでも好きで、たまにちょこっとBDを引っ張り出して見たりしています。
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]
(2010/03/24)
金元寿子、小林ゆう 他

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 やっぱり、この雰囲気、好きなんですよね。ごく普通(軍人ではありますが地域密着だし)の日常のように見えて、しかしその世界は終わろうとしている。登場人物達も過去に様々なものを背負っていたりする。フランス語をしゃべっているらしい主人公達と、しかし名前や習俗や宗教などに見られる日本の痕跡。その入り乱れようが過去に訪れた世界の混乱を想起させます。
 でも、やっぱり最後(テレビ公開時にはなかった第13話「空の音・夢ノ彼方」)にはほんの少しだけど光明を描く。
 各国による戦争が、実は極東の列島周辺のごく限られた地域で繰り広げられていたものであり(即ちそれは人類の衰退の現実)、その他の地域はすでに人の世界でないことが示されるのも、この13話でのことです。

 今週、『めだかボックス』第12話「黒神めだかがいなくても!」を見て思い出したのが、アニメ『けいおん!』第一期の番外編「冬の日!」と、この『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の13話だったのでした。クライマックスのあとに、ふっと日常のようなものを描く感じが似ていると思って。
 今回は、一話から全部見ました。色んな単語があとにちゃんと繋がっていて、私が好きな「雰囲気」だけでなくストーリーとしても結構よくできていたと思います。例の炎の乙女の伝承以外は。
 あれも、視聴者を引っ張るための柱とも土台とも位置づけられる設定なんだから、もうちょっとどうにかならなかったのかな。例えば主人公たるカナタが違和感を覚えているとか(「でも、ちょっと哀しい話ですね」とか)、逆に傾倒しすぎているとか(しかしそれはキャラや作風の面でちょっと)、もしくは……。
 登場人物がパラダイムシフトを迫られるのと、視聴者が肩透かしをくらうのは別のことだと思うんですよね。

 しかし、それも第13話でそれなりに私の中ではフォローされた感じがありますし、結局こうやってたまに見直したりするようなお気に入り作品なのでした。

tag : アニメ

アニメ: 2012春アニメ感想 (9-)

 春アニメ感想ですが、前のエントリに書いたようにやる気皆無なので、これも手抜きです(笑)。というわけでタイトルの数字も。

あっちこっち, さんかれあ, 夏色キセキ, エウレカセブンAO
 お休み。何かの特番をやってたらしいです。
 スポーツ中継番組を憎んでいる私ですが、こういうのはまあ仕方ないですね。やらないと言って予定通りやらないわけですから。これで特番が中止になったからやっぱり放送してましたとか言ったらイラっと来ますけど。
 スポーツ中継が嫌いなのは、延長したときにその後ずーっと延々と放送をずらすからです。

アクセル・ワールド 第10話「Activation;出撃」
 こちらは先週お休みだったので第10話。
 ハルユキが語ったゲームのエンディングに関する見解には、なかなか興味深いものがありますね。

「エンディングのないゲームの《終わり》ほど寂しく、悲しいものはない。だんだんゲームに飽きたユーザーが他に移っていって、ある日、馴染みの武器屋のおじさんとか、宿屋のお姉さんとかのNPCが、笑顔のまま永久に《死ぬ》んだ。僕はその瞬間を何度も《中》で体験して、何度も泣いた。あんな終わり方は間違ってる。絶対に間違ってるんだ。もしブレイン・バーストにエンディングが存在するのなら、僕らはそれを目指すべきだ! たとえその結果として、加速能力を失うことになっても、理不尽な形で《世界の終わり》を見せられるのに比べれば、それはずっとずっと正しいことなんだ!」


 ……ただ、言ってることはカッコ良くても、幼女の足を握り締めたままじゃーねー(笑)。

 ところで、なんでこの文脈でNPCなんでしょう?

這いよれ!ニャル子さん 第10話「超時空の覇者」
 「宇宙健全法」を掲げた「チャイルドガーディアン」の偉い人の喋り方には、もっと別のお手本がある気がするんですけどね(笑)。

Fate/Zero 2ndシーズン 第二十四話「最後の令呪」
 結局、聖杯の力は質ではなく量で、切嗣の願いを叶えるとしてもそれは切嗣の思い付く方法の範囲内で、ただ本人にできない規模でやってのけてくれるだけ、という意味の「奇跡」だったのでした。
 なるほど、これが徒労の描き方でしたか。

 ところで話は変わりますが、虚淵玄って北派の中国拳法が好きなんでしょうかね。以前にも綺礼の体術でそんな印象を受けた気がしますが、今回切嗣との戦闘でそれがまた出てきました。
 『鬼哭街』でもそんな感じがしましたが、私と同じようなモノを見てたとか?
 さすがに世代的に、アニメ版の『空手バカ一代』は見てないと思いますが……いや、再放送ってものアリかな。空手を極めて他の格闘家をやぶっていって、最後に太極拳に負けるという。
 そして、『男組』で八極拳とか。その後の『拳児』なんかはモロに松田隆智氏原作だったりしますが、男組でも氏への取材が行われていたようですし。

 でも、今回のあの体術の描き方は、ちょっと今一ですね。いくら「そのもの」ではないとは言え、やっぱりねぇ。

tag : アニメ

独り言: あーなんもやるきしねー

 何かもう、タイトルのかな漢字変換さえ面倒くさい(笑)。最近、何もやる気がしないんですよねー。これが「燃え尽き」って奴でしょうか?

 だけどまあ、何だか以前からきな臭さ一杯で懸念されていたヘンな法律がついに成立する運びになったようで(衆院通過)、駄文を書くエネルギーがちっとだけ供給されました。
 でも、やっぱりやる気がないので、調べてウラを取ったりもせずに記憶だけで書くことにします(笑)。

 どうもタイミングからしてガセでもなさそうですが、増税の法案に賛成する代りに著作権の方を認めろ、とかやったらしいですね、自民とか公明とかが。
 音楽業界は喜んでるでしょうが、それ、ちゃんと物事わかってるんだろうかねー?
 増税ってことは多分経済的にはどん底になるでしょうし(低血圧の人に降圧剤を処方するようなもんですから)、そうするとみんながより節約をすることになるでしょうが、そういうときに削られるのは生活必需品でない娯楽関連だと思うんですけどねー。
 別に自公はコンテンツがどうなろうが知ったこっちゃないわけですしー。

 アンケートによると(まあ回答者が正直に言っていれば)、買わない理由の一位はレンタルらしいので、ダウンロードを処罰するようにしても別に売り上げは上がらないでしょうに。
 それを見越して、リップも禁止(コピーコントロールもアクセスコントロールも一緒ね♥)ということにしたのかも知れませんが、それだとレンタルさえもしなくなるんじゃないか、という気も。まあ私はレンタルとか使わないのでよくわかりませんが。

 個人的には、家電メーカーが劣悪なAV機器ばかり売ってるから本来の方法で(つまりAV機器を使って)の視聴を忌避しているというのもあるんですよね。
 あの、300bps(はさすがに言い過ぎ?)のテキスト端末でcursesか何か使って描いたみたいな酷いレスポンス。外付けHDDの中身は本体が壊れたら(場合によっては修理だけで)アクセス不能。データの加工も不可。テレビはバカでかいのしか売ってない(小さいのは手抜き商品)。
 しかも、パソコンが目の前にあるのに、そこに液晶モニタもBDドライブもHDDもオーディオデバイスも付いてるのに、何で別に用意しなきゃいけない。
 その一部は法律のせいですけど、UIなんかは明らかにメーカーがバカだからとしか。
 でもこれでPCでの視聴が制限されたら、まあもうはっきり言って、「見ない」という方を選択するでしょうね。丁度いい具合いに燃え尽きちゃってますし。

 一応、回避するためのプログラムの使用が処罰されることはないようですが、ダウンロードだって処罰はしないってことだったわけで、全く一切これっぽっちも信用できません。
 そういえば、ダウンロードに課せられる刑罰ってアップロードより厳しいんじゃなかったっけ。

 いつも言ってることですが、そんなに見られるのがイヤなんだったら、放送や販売なんかしないで金庫にしまっておけばいいのに。

 そういえば、ソニーが業績回復の起死回生の策の一環として、アップルの音楽配信サービスに対抗して、ヨーロッパで展開しているなんちゃらという定額のサービスを日本でも始める予定みたいですが、これどうなるんでしょうね。
 Lマークとやらを付けることになるのか、法改正でポシャるのか?
 大丈夫か、ソニー?

ラノベ: 『天使の3P!』一巻感想

「…………受けてくれたら、ちょっとだけなら触って良いわよ」
──p50より

「わ、私も……響さんの自由にして頂いて構わない、ですっ」
「はむ。叩きたい? 叩く? 良いよ、叩いて」
──p51より

 小学生って最高だな。
──p207より

3P
──作品タイトルより

天使の3P! (電撃文庫 あ 28-11)天使の3P! (電撃文庫 あ 28-11)
(2012/06/08)
蒼山 サグ

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 なんというかこの人、もう明らかにわざとやってますよね(笑)。以前の「小学生は最高だぜ!」のときも思いましたが。

 で、高校生男子が小学生を……する話なわけですが、設定、ストーリー、心理描写、テーマその他存外に、というか極めてまともであるという点も共通しています。
 種明かしをすると、最初の三つの台詞は、それぞれ三人のヒロインが自分の楽器、希美がベース、潤がギター、そらがドラムを使ってみてもいいと依頼に対する交換条件を出すところ。「最高だな」の後には、「その純粋さに照らされて、僕も自分を偽らず、素直に生きられる」と続きます。そして「3P」は「スリーピース」。
 スリーピースを普通に辞書で引くと"three-piece"というのが出てくるわけですが、本文を読んでみると何となく"three peace"のようにも思えてきます。賑やかでときに騒がしくもありますが、しかし心に平穏をもたらすような。まあ、どうせ日本人なんで文法的にどうかはおいとくとして。

 物語は、引きこもりの高校生貫井響があるとき、彼が「ひびきP」の名前でネットで公開している楽曲のファンからのメールを受け取るところから始まります。
 「五島潤」と名乗るその人物は、響のプロフィールから近くに住んでいることを割り出し、手紙の例文集に載っていそうな丁寧な文章を送ってきますが、響はその最後に気になる記述を見つけます。
 それは、彼が「ひびきP」と名乗らずにてきとーに公開したインスト曲『TR03』も彼のものではないかという指摘です。
 そんなわけで、引きこもりには大仕事である外出をすることになるんですが、待ち合わせ場所に来ていたのは小学生の女の子で、新たに現れた女の子に犯罪者呼ばわりされ、脅迫・拉致されることになるのです。

 いやなんというか、その手法で響を引き入れたのは希美なんですが、「お願いを聞いてもらうには『よわみをにぎる』のが一番だって、時代劇でやっていたもの」と嘯く彼女。しかし、時代劇で子供に騒がれることが「よわみ」になるなどと言っていたとはとても思えない(笑)。

 さて、連れて行かれたのは、響の家からそう離れていない教会。
 というか元教会の児童養護施設『リトルウイング』別館。彼女達、五島潤、紅葉谷希美、金城そらはそこにすんでいたのです。で、響に何の用があるのかというと、三人でライブをやりたい、それも響の曲で、ひいては援助を願いたい、とのこと。そこには、彼女達の保護者、通称「マスター」こと正義が集めた楽器が揃っていたのです。

 それで、三人の演奏を聞いてその気になった響ですが、やがて様々な背景が見えてきます。
 ライブをやる理由とか、三人の学校での様子とか、響の(入学して一ヶ月くらい経つのに全然行っていない)高校のクラスメイトで中学時代からの知り合いでもある桜花の登場とか、響の妹のくるみが実は三人と同じクラスだったりとか。
 バラバラに見えて実に世界が狭いんですけど、正義-三人-くるみ-潤-桜花という関係を一つの軸につなぎとめたのは、実は響の音楽でした。
 『TR03』を見つけたのは正義。「ひびきP」のファンの桜花。正義と実はリトルウイングに住んでいる桜花が潤にそれらを聞かせたことで潤が同一人物の手による曲ではと気付く。

 そしてもう一人の重要人物の桜花。
 彼女は「先輩」です。何がかというと、まず彼女が中学一年のときに響のいた学校に転校してきたわけですが、それは彼女がいた施設がなくなってしまってリトルウイングに移ったからでした。
 自分は、自分が不幸だなどと思っていなくても「普通」でないことで周囲に何かの思いを抱かせるわけです。それを嫌った彼女は転校を機に、同情など一切されないような派手な『ビッチ』の仮面を被った生き方を始めたのです。

 でも思うに、それは実は自ら普通から「外れて」しまった行動ではないでしょうか。
 後に引きこもりになる響。そして、桜花を見ていて同じようなことを思うようになり、学校でもいつも固まるようになってしまっていた潤、希美、そらの三人。
 先に迷い込んでしまっただけに、桜花は色々見えていて、人間関係に働き掛けています。陰から響をサポートしていたり、三人の有り様に心を痛めていたり。

 更には、サポートということで忘れてはならないのが、響の妹で三人のクラスの委員長のくるみ。
 クラス委員長という立場から三人に気を配っていたと思われるくるみですが、その彼女がそれまでとっかかりをつかめなかったところに「お兄ちゃん」の響が絡んできたために、俄然その気になった、という感じなのではないでしょうか。

 そんなこんなで、三人と響は教会でのライブを成功させます。

 響は、リトルウイングについてこう分析していました。

 まいったな。あの教会には、リトルウイングには、やさしい人しかいない。
 それ故に、みんなが少しずつ分かち合って苦しんでいる。
 幸せの形は見えているのに、お互いがお互いを想いすぎているせいで、踏み込めない。
 ……ならば、きっと。そこにくさびを打ち込める存在が居るとしたら。
 それは、たぶん部外者。

 つまり、自分ですね。
 これを読んで、以前レビューしたエロゲ『WHITE ALBUM2』(※勿論18禁)の救世主、柳原朋を思い出しました。
 思えばあの作品でも、音楽が人々を結び付ける重要な位置にありましたが、こちらは音楽で惹き付けるのが「部外者」の方ですね。朋が自分の欲望に忠実に強引に進めたのに対し、響は自分の音楽の吸引力で巻き込んだ、という感じです。性別を考えるとなんか逆みたいな印象ですが(笑)。

 ともあれ、そんな響の登場で大きく状況は好転し、しかも響自身も大きく変わりました。
 それは、響の音楽の魅力があったからこそなのですが、考えてみると響が引きこもりになったきっかけである「詩」は元々先生には高く評価されていたし、音楽に詳しいと思われるマスターこと正義にも注目されるものだった。実際には不幸なんかじゃないのに、というリトルウイングの子供達とはある意味全く逆の状況にあったと言えます。
 単なる部外者というよりも、響の登場は、反対のものをぶつけた対消滅のような出来事だったのかも知れません。

 さて。
 このエントリのタイトルには、本のタイトルにはない「一巻」というのをつけちゃいました。
 当然、続きあるんですよね? p179のくるみの紹介ページにも、くるみの愛用楽器が書いてありますし。
 いつも響に傍若無人とも言える振る舞いをしつつ、「え、お兄ちゃんでかけるの?」「せっかくのゴールデンウィークなのに~!」などの発言を残したあのくるみ。クラスメイトだからバンドに混じっても違和感ないでしょうし。
 そういえば、p213,214辺りの暴露は名シーンでしたね。「ひびきP」のことをうっとりと語っていたくるみとか(笑)。
 というわけで、続きが待ち遠しいです

P.S.
 「正義」と書いて「まさよし」さんが(元とは言え)宗教関係の仕事って、何か思い出しますねー。

アニメ: 2012春アニメ感想 (8)

 春アニメ感想です。

氷菓 第七話「正体見たり」
 話よりも、この二人の表情が妙に印象的でした。
hyouka7_houtaro1.pnghyouka7_eru1.png
 二人の間に流れる穏やかな空気感というか、静かな親しみや信頼というか。右のえるの方は奉太郎を見た後にそっと視線を落としたところなんですが(左の絵はえる視点の奉太郎)、その流れが実にいいですね。

夏色キセキ 第9話「旅のソラのさきのさき」
 これは先週の話で、もう第10話も見たんですが、感想は9話の方です。
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 姿が消えてしまった紗季ですが、これは多分、皆からあまりに注目されるのに困ってしまっていたからではないでしょうかね。しかも、慕われているのは父親で、自分は何も知らないのに。
 それにしても、姿が見えないとは言え全裸のまま部屋に戻ってこうして普通にして食事をして、果ては翌日外にまで出掛けるとは。
 もしや、特殊な才能があるのでは(笑)?

 しかし、親戚までいるとは……。一体どんだけいい加減なんだ、御石様!(いい意味で(笑)) 日本の神様とはかくあるべき、みたいな?
 ただ、これ何の説明もなしに終わったら、悪い意味でいい加減になりそうな。

これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド 第10話「だけど、それがいい」
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 まさかの魔装少女ユー!
 しかし、実はそれよりも印象に残ったのが、この台詞です。

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「ふぅ……本当に、どうしようもなく気持ち悪いですね」

 ……人? 人と言いましたか!?

 あと、非常にどーでもいいものを思い出しました。
zombie10_jump1.png
 「おっぴろげジャンプ」というのを(笑)。

這いよれ!ニャル子さん 第9話「僕があいつであいつが僕で」
 真尋とニャル子の体が入れ替わり。というか中身が入れ替わり。

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「確かに、女の子にはわからない感覚でしたよ」
「お前何をした! トイレで何をしてた!?」

 女体化した男子があれこれする話はよくありますが、その逆というのはまた……(笑)。

Fate/Zero 2ndシーズン 第二十三話「最果ての海」
 いい最終回だった……。
 いや何と言うか、癒しコンビのウェイバーとライダーがもう出てこないかと思うとつい。
 ライダーとアーチャーの対決!なんですが、やはりアーチャーは別格ですね。ライダーの『王の軍勢[アイオニオン・ヘタイロイ]』は「夢」である、という解釈でいいのでしょうか。

「だが[つわもの]どもよ。弁えていたか? 夢とは、やがて尽く醒めて消えるのが道理だと」

 アーチャーの宝具『エア』により、その「世界」そのものが滅ぼされてしまいます。
 そして、現実に戻ってきた二人。ライダーがウェイバーに語りかけるのです。

「そういえば、一つ訊いておかなければならないことがあったのだ」
「……え?」
「ウェイバー・ベルベットよ。臣として余に仕える気はあるか?」
「あなたこそ──あなたこそ、ボクの王だ。あなたに仕える。あなたに尽くす。どうかボクを導いてほしい。同じ夢を見させてほしい」
「うむ、良かろう」
「夢を示すのが王たる余の務め。そして王の示した夢を見極め、後世に語り継ぐのが臣たる貴様の務めである」

fatezero23_waver1.pngfatezero23_rider1.png

「生きろ、ウェイバー。すべてを見届け、そして生き存えて語るのだ。貴様の王の在り方を。このイスカンダルの疾走を」

 これは、一般論的に、ウェイバーを死なせないことや、王の偉容を後世に伝えるという意味もあるでしょう。
 しかし、私はここに、これまでのライダーの言動を想起してしまうのです。彼は、王のことは伝えられるべき、という考えもありましょうが、忘れ去られることを恐れている、ということもあるのではないでしょうか。
 結局、生きていたときに追い続けていた『最果ての海』も幻。自らの生は何だったのだろう。
 そんな迷いは口にせず、むしろ逆のことばかり言っていたようにすら思えるのに、私にはそんな想いが感じられてしまうのです。現代という世界を見ての様々な反応から。

 しかし、結局アーチャーに敗れるライダー。

「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王。時空[とき]の果てまで、この世界は余さず[オレ]の庭だ。故に[オレ]が保証する。世界[ここ]は決して、そなたを飽きさせることはない」

 これはつまり、アーチャーがライダー、イスカンダル王の存在を認めた証しと言えるでしょう。あのギルガメッシュが。

「ホォ……そりゃあ、いい、な……」
(そうか。この胸の高鳴りこそが、最果ての海[オケアノス]の潮騒だったのだ)

 ついに悟るイスカンダル。まるで『青い鳥』です。

 イスカンダルは、ここに安住の地を得たのかも知れません。「安住の地」とは言っても、そこに落ち着くという意味ではなく、立脚点、自らの大地、それを得たのではないか、と。
 夢から醒めた彼は、これからは逆に、好きに夢を見ることができる、のかも知れません。
 そして、ウェイバーに語りかけるアーチャー。

「だが小僧。お前が真に忠臣であるならば、亡き王の仇を討つ義務があるはずだが?」
「……オマエに挑めば、ボクは死ぬ」
「当然だな」
「それはできない。ボクは『生きろ』と命じられた」

 多分、この応え以外を口にしていたら、それが何であってもウェイバーは瞬時に殺されていたのではないでしょうか。いや、応えが一瞬遅れても同じだったでしょう。

「忠道、大儀である。努その在り方を損なうな」


 本当に、ライダーとアーチャー、イスカンダルとギルガメッシュは「王」でしたね。

 ちなみに、ライダーが「悟った」のは、原作を調べてみたところ、アーチャーと戦っている最中のことでした。それがアニメでは、敗れたあとになっています。
 さて、どちらがより良いか。「胸の高鳴り」を感じている瞬間の方がいいか。しかし、そのときにそんなことを考えている余裕があるのか。いや、こういうときには以外と別のことを考えていたりするものかも知れない。でも、最後の最後に気付く方がドラマティックではある。
 ふーむ。

 原作とアニメという点では、上のアーチャーの台詞の「尽く」は原作では「須く」でした。言葉の意味を考えると、後者の方がいいような気が。

○ おまけ:映画『けいおん!』
 先日BDの発売が発表された、映画『けいおん!』。
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(2012/07/18)
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 昨日、『月刊アニメージュ』7月号を、付録のクリアファイルの絵柄に惹かれてつい買ってしまいました。
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 クリアファイルの絵柄のうち、表側の、唯とあずにゃんが並んでいるところが無茶苦茶いいな、と(笑)。
 軽音部の五人のうち、あずにゃんと澪の服が黒、他が白なのは、なんとなく性格の外向きと受容を示しているような気がしないでもないような。

 と、雑誌にも映画『けいおん!』のBDの広告が載っていました。それを見ると、興味深いことが。
k-onmv_bill1.png
 広告の一部をスキャンしてみました。キャッチコピーとして、右上にこう書いてあります。

私たちはいつまでも放課後です。


 思えば、アニメ二期の第20話、「またまた学園祭!」で唯がステージで宣言しました。

「放課後ティータイムは、いつまでも、いつまでも、──放課後です!」

 この話の感想を書いたとき、私はこれこそこの話の一番の名台詞だと思ったし、それどころか、シリーズ通してもこれに勝るものは中々ないと思っています。
 しかし、そういう意見を他で聞いたことがないんですよねー。
 でも、どうやら、あっちの人たちとは意見が合っているのかも知れません。

エロゲ: 『全裸登校訓練』感想

 サークル4Hさんの新作『全裸登校訓練[トレーニング]』は、以前紹介したややダークな展開のシリーズ前作『全裸登校週間 恥辱の三週間』とは打って変わってほのぼのしたお話です。
全裸登校訓練

サークル:4H(Official)

 例によって、登下校含めて一日中全裸で過ごす「全裸登校週間」などというおかしな行事(多分考えたら負けです(笑))のある日本第一という超名門校が舞台。
 正確には、主人公の佐々木章とヒロインの檜生原雫は(東京なのに)田舎の学校にいたのですが、そこが廃校となってしまい、成績優秀だった二人は、元々進学するつもりだった日本第一への編入を希望し、許可されることになります。
 しかーし。
 問題の「全裸登校週間」なる行事に準備もせず臨むのは色々問題があると言うことで、突貫工事的に訓練をすることになるのです。

 訓練は全部で14日間。ですが、導入部が結構長いです。まあ、本編の14日間もそれなりのボリュームなので、バランスとしてはこんな感じかな?
 導入部では、編入前の二人を描き、キャラやどんな間柄なのかを示します。
 元々その学校にいた章はいつも成績トップ。しかし、あるとき転校してきた雫にあっさり抜かれてその後全く敵いません。渾名も「教授」から「準教授」へ(笑)。成績だけが取り柄の章はいつも煮え湯を飲まされる思いです。
 なのに雫はといえば、いつもクールで、トップになっても「別に」という感じ。
 ところが、とあるテストの前に雫は何日も病気で休んでしまいます。最初はこれで勝てると思っていた章ですが、不調の相手に勝っても無意味だと言うことでノートを届け、結局負けてしまうのですが。
 章のノートや勉強の仕方の無駄の多さに雫は頭を抱えることになり、勉強の仕方を教えることにするのです。

 そんな関係の二人が今度は立場が逆転。全裸登校週間のためにはどうしても女子の方が入念な訓練が必要で、さっさと訓練(の前半)が終わってしまった章が教官をまかされることになります。なんとなれば、章の後半の「見る」訓練と雫の「見られる」訓練を同時にやれば効率的、ということで(笑)。
 ちなみに、女子には「見る」訓練はありません。男子の裸を見て興奮して襲い掛かるような女子はいないだろう、という理由です。

 という感じで、14日間の訓練は、ほぼ章を教官として二人で行われることになります。

 で、元いた学校での関係から章は雫にそれなりの感情を懐きかけていました。それは最終的には決定的なものとなりますが、雫の方も徐々に想いが育っていき、そして……。

 例えば、四日目。性器を異性に観察させる(笑)という訓練ですが、実は章は乗り気ではありません。以前、拾ったエロ本で見たそれがグロくて、そんなものが雫にも付いていたら、と思っていたからです。

「ど…どうしてよ?わたしの…こ、ここなんて…、興味ない…見たくもないってこと……?」

 まあ、さすがに積極的に見せたいなどと言うわけもありませんが。でも結局章の感想は「……綺麗だ、お前のここ……」というものでした。なので、

「……ホントに、興味がないわけじゃなかったのね。そっ…そこだけは、少しだけ、安心したというか…。私がこんなに恥ずかしいポーズをとってあげてるのに…何とも思ってないようだったら、ゆ…許さなかったわ……」

ということに。
 実はこの後にとっても素敵ことになるのです。訓練後に雫がこんなことを言うくらい。

「わ…忘れなさい!今日見た…わ、私の痴態の…全てを…!!」


 ちなみにこのエピソードで、昔私が冗談で書いた論文もどきを思い出しました(笑)。

 その後、超ミニスカートで下着なしでお使いとか、布地の殆んどない水着でプールとか、ヌードモデルとか。
 その中に、校内での訓練なのですが、全裸で校長室に挨拶に行くというのがありました。そこで、挨拶の途中に厚生委員のおっさん達が現れ、章はお茶汲みに駆り出されて雫は一人で晒し者になってしまいます。
 そして、終わったとき雫が、こう言うのです。

「……知らないっ。全く……私を守ってくれるんじゃなかったの……?」

 この「守る」が重要なキーワードで、雫が初めてそれを意識したのはこのときかも知れません。

 その後も、二人で混浴の温泉に行ったときも、少しの間一人にするという指示に従ったところ、

「あ…章ぁ……お願い……!置いてかないで…!わたしをこんな所で一人にしないでよぉ………!」

ということになりますし。
 昼間の公園での訓練の後、落ち込む雫と一緒に章が日が暮れるまで黙ったままベンチに座っていたことは、雫にはどう思えたでしょう?
 また、訓練が進み、全裸で街中に出るときには、

「………何かあったら…私を守ってくれる…?」
それは、いつになく弱々しい声音だった。
「あ、ああ。僕は監督だからな。お前の身の安全を守る義務がある」
「じゃ、じゃあ……………手、つないで」

とか。
 ちなみに、このとき、ヤバそうな奴等にからまれて雫を先に逃した章に、雫が後で一言。

「…あなたじゃ、一対一でも勝てないと思うけど」

 そう思っていた雫は、三人に立ち向かった章(格闘はしませんでしたが)を見てどう思ったでしょう?
 それにしても、終盤、教官の女性教師も含めての三人での入浴の時の雫は可愛いです(笑)。

「……ちょっと。…先生のことをジロジロ見るのはやめなさい」
何故かむっとした様子で檜生原が言ってくる。

とか。雫の興味深い言動が盛り沢山のイベントでした。

 という感じで、最終的には二人、うまく行くことになります。まあ、こんな性格の二人なんで、はっきりと「好きだ」「私も」みたいにはなりませんが。

 ところで、ヌードモデルのときには前貼りと称した絆創膏を乳首と股間に貼っていたのですが、股間のが剥がれた理由は?
 夜の公園の訓練で、裸にコートで歩いているだけの段階ですでに呼吸が荒かったのは、本当にコートが擦れていたという理由なのか?
 その他、そういう方面での著しい成長(笑)も微笑ましいのですが、そう考えると、十四日目、最終日の訓練での章の行動には選択肢でも用意して欲しかった気がします。
プロフィール

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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