FC2ブログ

PCで: 恐怖! 死に至るサイト

 終了とか言いながら読んでるITmdia(ねとらぼ)に、こんな記事が。

イライラ度MAX! 「プログラマに半角全角の入り乱れた数字を見せ続ける」サイト

 「プログラマに〇〇させると死ぬ」というネタがTwitterで盛り上がっています。
(略)
 なかには「プログラマに半角全角の入り乱れた数字を見せ続けると死ぬ」という意見も。この意見にうなずくプログラマは多いようで、Togetterのまとめでも赤字で強調されています。そしてついには、半角と全角の数字が入り乱れて表示されるだけのサイトまで登場しました。


 ↓ここです。
プログラマに半角全角の入り乱れた数字を見せ続けると死ぬ。

 ……危なかった。私が現役だったら即死していたかも知れません。

 ところで、これで思い出したことがあります。
 大昔のことですが、まだギャーギャーとうるさいドットインパクトプリンタが主流だった頃のこと。当時はまだ、所謂「等幅」のフォントが多くて、逆に「プロポーショナル」なフォントを持ったプリンタがそれを売り文句にするような時代でした。
 私は、EPSONのプリンタのフォントが好きで、EPSON製プリンタを持っていました。
 ところで。
 そのプリンタのプロポーショナルフォントで印字すると、なななんと。
 数字の幅が一定じゃない!のです。

 いや、いくらなんでも、数字は合わせないとまずいだろ、と思ったものでした。

アニメ: 『たまゆら』のOVAの方の話

 この秋始まったテレビアニメ『たまゆら~hitotose~』ですが、それの前身であるOVA版について某所のコメントで色々書いたら、また見たくなって見返しました。
たまゆら 第一巻(初回限定生産)【Blu-ray】たまゆら 第一巻(初回限定生産)【Blu-ray】
(2010/11/26)
竹達彩奈、阿澄佳奈 他

商品詳細を見る

たまゆら 第二巻(初回限定生産)【Blu-ray】たまゆら 第二巻(初回限定生産)【Blu-ray】
(2010/12/23)
竹達彩奈、阿澄佳奈 他

商品詳細を見る

 ついでにいうと、これ、漫画版もあります。
たまゆら (エデンコミックス)たまゆら (エデンコミックス)
(2011/05/14)
momo

商品詳細を見る

 漫画は、概ねOVAの内容の通りに話が進みます。
 即ち、あの!ラストが再現されているのです。

 話としては、前半が写真撮るのが好きな女の子、「ぽって」こと沢渡楓の日常と写真好きになったいきさつ、それから写真家の志保見りほさんとの関わりの始まり、そんなこんなが、主に瀬戸内の竹原を舞台に描かれています。
 ぽっての父親が写真をよく撮っていて、ぽってもカメラを借りて撮っていました。
 しかし、父親が亡くなって、しばらくは離れていたのですが、弟の香が父親の撮った写真を集めたアルバムを見つけて楽しそうに眺めているのを見て、また始めたのです。

 ぽっての周囲には、かおる、のりえ、麻音と言った友人や、行き付けの写真館のオーナーの、通称マエストロなどの人物がいます。
 後半は、その内のかおるの姉のさよみが話を引っ張ります。

 あるとき、香が幼稚園の頃に描いた絵が出てきます。
 それは風景画で、左に大きな岩のようなもの、そして木があって、遠くには島が沢山あります。
tamayura_picture1.png
 これは、瀬戸内の風景じゃないかと思われるわけですが、そこで、自分では「瀬戸内の風景に詳しい」と言っているさよみが登場。その場所に行こうといきなり言い出します。

 とんでもない場所に迷い迷いしながら出掛けて行って結局違ったり、でも楽しかったりなんていうエピソードの後、第二候補地に出掛けることになります。

 そこでぽってが転んで脚をくじいてしまうのですが、たまたま同じような目的でやってきていたマエストロと会えて、助けてもらったりします。

 で。

 で、ついに、ぽっては気付くのです。
 「ここ」が、あの絵の場所だ、と。

 この結末の素晴らしさは、さすが佐藤監督という感じです。
 ぽって達が探していた「場所」とは、そもそも何だったのか。香が見た風景にあったものの意味するところは何だったのか。

 本当に大切な思い出は、何だったのか。

 更には、ぽって達がみんなで行き着いた場所は、どこだったのか。

 いつもネタバレ上等で書いているここのブログですが、これは明さずにおきます。

 一言付け加えておくと、その意味がわかるということ、それは素晴らしいことなんだと思います。

tag : アニメ

独り言: TPP賛成論者の類型

 前にも書いたように、当然のことながら私は日本のTPP参加に反対しています。
 で、当然のことながら賛成論者もいるわけですが、反対している立場から(つまり偏見に満ちた目で(笑))彼らを分類してみようかと思います。

○ 矮小化派
 TPPを、特定の部分だけ取り出して論じ、矮小化する奴。農業のことしか言わないとか。マスメディアは殆んどこれですね。
 例えば、昨日のNHKのニュースだったかな、「両論併記」のように見せ掛けて、実は農業対製造業というごくごく限られた視点だけで対立を演出していました。

○ レッテル貼り派
 アメリカ有利を指摘して反対すると、「陰謀論だw」とか言う奴。
 陰謀ってのは「陰」謀なわけですが、アメリカは別に隠してませんよね。経済・外交交渉を、国益を考えて行っている。ある意味当然です。謀っているとは言えるかも知れませんが。
 隠しているのはむしろ、日本の政府やメディアですけど。

○ 暴論派
 今の時点でいきなり「既に議論は出尽くした感もあり」などと強引に結論を出そうとする、議論そのものを叩き潰そうとする奴。

○ 嘘吐き派
 これこれこんな感じだからこうなります、とか言いながら、実はその論拠がデタラメな奴。
 特徴は、数字を出さないこと。日本は~ですから、とか言うけど実際の統計情報とかと食い違っている。
 アメリカだけが得をするなんてのは嘘でアメリカは参加なんてしたくないんだ、とか言う奴もいました。折しも今日、途中で離脱するのは許さないぞ、とアメリカから言われたという報道がありましたけどね。

○ 思考停止派
 「自由なんだからいいに決まってるじゃんw」とか言う、そもそも論拠もなにもない奴。

 全てに共通する特徴として、言ってることに含まれる情報が少い、というのが挙げられます。
 知らないのか隠蔽しているのか。
 TPPとは何かとか、言っていることの論拠とか、過去の歴史とか。
 そもそもTPPとは何なのか?ということは、殆んど報道されません。特に、アメリカが手をあげてからの変遷とか。
 日本の製造業の輸出では何が強い? やはり中間財なんですけど、それはどこに輸出されている? それは何故?
 冒頭で紹介した文章でも、関税自主権の話をしましたが、果たして放棄してしまっていいものなのか? 今の時点での「開国」とは何をもたらすのか? それは単に、玄関と金庫の鍵を取っ払うことなのではないか?

 もうなんというか、第一次・二次産業を排除したTPPの議論というのを誰かしてみてくれませんかね。
 サービス、金融だの投資だの知財だの。それから、勿論人の流動性についても。報道では「単純労働者が押し寄せることはない」とか言っていますが、(そもそもそれも信用できませんが)そうでない人こそがそれらをやりに来るわけなんですけど。そして、法制度に対する要求の受け入れ。

 ふと思ったんですけど、ユーロの害毒とTPPって似てるかも知れません。
 ユーロは結局、経済の事情の異なる各国を無理矢理結び付けて、事実上経済政策の自由を奪ったことで様々な弊害が発生しました。
 TPPは、経済政策だけではなく、ほぼ全てにおいて自由が奪われるわけです。参加する国々の利害を見ると、日本以外の国はアメリカの側に立つのが目に見えているので、日本の惰弱な外交では明らかに孤立します。

 韓国に続いて日本も、先はもうないかも知れませんね。

ゲーム: 任天堂の苦境に絡む三つの要素

 任天堂が、かなり苦労しているようです。業績の悪化が報道されていますが、こういう分析があります。

瀕死の任天堂 スマホに喰われるゲーム業界

 ゲーム業界の勢力図に異変が起きている。“王者”任天堂が携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売不振にあえぐ一方、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)で遊べる「ソーシャルゲーム」が主役の座を奪う勢いで台頭しているのだ。スマホの普及でゲームの楽しみ方が大きく変わる中、業界をリードしてきた任天堂が窮地に追い込まれている。


 ここでは、三つのことが同時に進行しているように見えます。列挙してみると、
  • ゲームプラットフォームの移行
  • 課金方式の変化
  • ソーシャルゲームの台頭

 まあ、私は別に業界人じゃないし起業家でも企業家でも評論家でもないので、それらについてなんとなーく感じたことを述べてみます。
 任天堂への処方箋とか、まあ提言できたら面白いですけど無理です(笑)。

○ ゲームプラットフォームの移行
 言わずと知れた任天堂は、長いこと専用ゲーム機を売ってきたわけですが、昨今のケータイやスマホの機能や性能の向上は目を見張るばかりで、普通の人がゲームを楽しむのに充分であると言えます。
 こうなってくると、わざわざお金を出してまでゲーム機を買おうという人が減るのも当然と言えましょう。ゲームしかできないものと他にも色々できるもので競争したら、その「他にも」が殆んど必須である以上ゲーム機が苦戦するのは必然。
 これには、お金以外にも理由はあるでしょうね。
 過去、シューティングや格ゲーやRPGで起きたこと。つまり、高度になり過ぎてライトユーザが入り込めない世界になってしまっていること。RPGに100時間とか費やせる人がどんだけいるのか、という話。そうすると、それに必要だからと言って専用ハードを買うような人自体が減る。
 これは例えば、家電製品など他のものでも言えることですね。
 ある程度以上機能や性能や品質が向上してしまうと、そもそも競合製品との違いがわかる人が限られてくる。
 型落ちので充分じゃん、安いし、ということになります。

○ 課金方式の変化
 パッケージでゲームを購入し、結局遊び尽くすことなくやめてしまう。ありがちです。
 そうすると、やはり元を取れなかったなーという割高感が残りますよね。
 というわけなのか、「タダ」で始められて、楽しむためには有料のアイテムを購入するなどの方式が登場し、今大流行しています。任天堂も、それに手を出そうとしているらしいですね、報道によると。
 いますが、それが金儲けのやり方として優れすぎているのか、問題にもなっているようです。こんな風に。
「アイテム課金」や「二重価格」の問題点を消費者庁がついに公表

○ ソーシャルゲームの台頭
 要するにみんなでやるゲームなんですけど、これ私はやったことないので大きな疑問があるのです。
 昨今の「ソーシャルゲームブーム」は、上記二つのことと一纏まりになっている(論じられている)ことが多いように見受けられます。つまり、ケータイやスマホで、アイテム課金の方式で、ソーシャルゲーム。
 そうすると、まあプラットフォームはいいとして、プレイヤー間の優劣が(必ずしも勝ち負けに限らず)、持っているアイテムの優劣に大きく依存することになるわけですよね。
 それは即ち、各人の出発点が違うということで、ゲームの世界にリアルの世界の属性、つまりカネを持っているかどうかが持ち込まれてくるわけです。
 つまり、ゲーマーとしての才覚、テクニックだったり他のプレイヤーとの色々だったり、そういったものの重要性が薄れてしまうのではないか、とか思うのです。
 例えば、リアルの世界でのトレカのゲームとか考えてみます。そこにいるのは、ゲームをやっている友人であり、カネがあるかどうかはそのプレイヤーの属性です。しかし、別の言い方をすれば、プレイヤーはリアルの世界のリアルの存在なんですよね。
 でも、バーチャルな世界で同じことが起きて、果たしてやってる人は抵抗がないのでしょうか?
 わざわざ参加するのも面倒だし、実際にやっている人に聞いてみたい気もしますがそれも面倒だし。
 ここでそういった一手間をかければ、この文章も評論や提言になるかも知れませんけどね(笑)。

 ただまあ、ちょっと思い付いたことを整理してみたくなったので、書いてみました。

ゲーム: やっぱりアレは本当だった。

 以前、秋葉原のK-BOOKSについて書いたときの文章を、一部引用します。

 K-BOOKSというとアレですよね。以前はラジ館にあったんですけど、墜落してきた人工衛星が突込んで移転を余儀なくされたという。
 一説にはタイムマシンとも言われていますが、さすがにそれは都市伝説でしょう。
 ……え? 違う?
 だって、ネットではみんなそう言ってますよ。証拠写真だって、ほらこの通り。
steinsgate1_radi1.png


 どうやら、メディアも動き出したようで、こんな記事にもなっています。写真入りです。

ラジオ会館に人工衛星が衝突!? 志倉千代丸氏「仕込みじゃないですよ!」と強調

 記者はこの日、午前中に行われる開会式を取材するために現場を訪れていた。到着後、プレス用の受付を探していたとき、なにやら周囲が騒がしいことに気付いた。皆カメラを空に向け、何かを撮影しているのである。これは何かトンデモないことが起きている……ファミ通ミステリー調査班(非公認)としての勘が冴えた。そして、ビルを見上げた瞬間、記者の目に飛び込んできたのが、件の人工衛星だったのである。


 ほーら、やっぱり私の言った通りだったじゃないですか。
 ふむ。あれはもしやドイツ製だったのでしょうか? SERNのあるヨーロッパということもあるし。無関係とは言いきれませんね。

 しかし、相変わらず大手メディアは全く報道していないようです。これも所謂「報道しない自由」でしょう。
 それとも、既に日本のメディアはSERNに支配されてしまっているのでしょうか? で、SERNにそんな力があると言うことは、もうタイムマシンは開発済、と推測できます。
 考えてみると、未来ガジェット研究所の活動が活発だったのも2010年のことでしたし。

 いやー、大変なことになりましたね(笑)。

P.S.
 ちなみに、こちらは舞台裏というか「仕込み」の方の紹介記事です。

「シュタインズ・ゲート」が現実化?「人工衛星」が旧ラジ館にめり込む

ラノベ: 『あやかしマニアックス!』

 なんか、最近もどっかで見たようなイラストレーターです(笑)。
 しかも……(後述)。
あやかしマニアックス! (GA文庫)あやかしマニアックス! (GA文庫)
(2011/10/17)
夏希の たね

商品詳細を見る

 ところで、ネタバレしますと宣言しているこのブログですが、今回は念を押しておきます。
 大きなネタバレしますので。

 こう言うということは、それなりに意味があるオチが待っているのかというと、どうなんでしょう? 今後の続き方によるのでしょうけど。

 さて、主人公の影森和樹。
 彼は一応「退魔師」なんてのをやっている高校生です。
 霊力ありませんけど。ついでに言うと友達もいませんけど(笑)。
 作中、霊力というのは、霊子と呼ばれるなんか正体不明の不思議な物質を操れる能力のことです。魂と精神の力でそれをやって外に力を働かせるのが霊力。
 ちなみに、設定では、日本人は霊力が好きですけど、大陸には逆に肉体で力を生み、体内に力を働かせる気功などもあります。和樹の従姉妹のヒカリの姉(いやまあ、姉も従姉妹になりますが)が優秀な退魔師で、ちょっと変わってることに気功などもできるんですね。

 その従姉妹のヒカリがこれまた退魔師なんですが、彼女は和樹に、所謂特別な気持ちを抱いています。
 しかし、和樹の周辺には、妖怪である都市伝説・「メリーさんの電話」とかいますし、更には、和樹にやっぱり好意を示す不思議な少女、亜璃紗・K・サトクリフなんてのも登場して、ややこしいことに。

 作品の雰囲気としては、ドタバタした感じのコメディタッチで、出てくる妖怪も、超高速で走る「ターボ婆ちゃん」とかストリーキング好きの痴女の口裂け女とか、どっちかというと楽しいとか笑えるとかばかり。
 和樹はいつもツッコミ役です。なんかツッコミ方や口調が、『化物語』シリーズの主人公の暦みたいです。

 その、出会ったばかりの亜璃紗が和樹のクラスに転校してくるわけですが、無表情で大人しいですが美少女でみんなに大人気の彼女は、和樹に、なんかちょっと斜め上っぽい迫り方をしてきます。

「……一つ、質問していい?」
「う、うん、別にいいけど」
 昨日の事を聞かれるのだろうか──と身構えた和樹に、亜璃紗は静かに告げる。
「……パンストとニーソックス、どっちが好き?」
「何でっ!?」
 予想の遥か斜め上をいった質問だった。

 終始こんな感じです。

 ヒカリはと言えば、実は亜璃紗にとても心を惹かれている和樹の様子が気に入らなくて、しょっちゅうキレそうになっています。そういうキャラなんです。
 でも、あの二人の会話の続きはこんな感じなので(笑)。

「……じゃあ、素足派?」
「いや、選択肢が二つだけな事に関しての『何で?』じゃなくて」
「……つまり、脚より尻と」
「部位に不満がある訳でもなくてさ!」


 しかし、ヤキモチ焼きなのは亜璃紗も同じで、メリーさんが和樹にとってどんな人なのか、どんな関係なのか聞かれて、こんなことになります。

「……じゃあ、どんな関係?」
「それは、恩人であり、大切な人だけど、家族というか、妹みたいなもので──」
「……I・MO・U・TO?」
 その単語が飛び出た瞬間、亜璃紗の目が鋭く光った。
「ひっ! な、何でそんなに怒ってるの!?」
「……別に、怒ってない」
 思わず悲鳴を上げて和樹が尋ねても、亜璃紗は頭を振って否定する。
 しかし、薄紅色の瞳が深紅に燃え上がり、無表情の向こうに般若の面が透けて見えた。


 この亜璃紗というのも謎の存在で、妖怪らしいけど退魔師の道具である霊具を持っています。どうやら魅了の力を持っているらしいし。

 さて、ここまでで実は沢山の伏線がありました。
 なんか最近そういうのが多い気もしますが、この作品、伏線が沢山あったり、唐突な展開にならないよう網が張ってあったり、実に細かいところに気を使って書いてあるようです。
 また、登場する妖怪の面白さの描写も上手なものです。

 あるとき、和樹達といた亜璃紗を不良(笑)が追って来て、それを和樹が助けたら、番長(笑)が登場します。
 実は意外と気がいい番長(笑)。
 妖怪で、正体は、人の心を読む能力のある「山童」。
 そして、萌えオタ!です。自称「オタク番長」(笑)。学ランを脱ぐと、萌え萌えラブリーなTシャツ。
 で、どうして彼がオタクなのかというと、「婦女子の心は恐ろしい」「だからワシは、ガイアたんとレアーたんを愛すると決めたんじゃいっ!!」だそうで(笑)。
 そんな彼と戦って、霊力のない和樹がどう勝利したかというと、手を埃で真っ黒にし、Tシャツを汚そうとするのです(笑)。

 更に、このとき最初に登場した不良は、たまたま亜璃紗に魅了されたのではなかったのでした。

 妖怪一人とってもこんな感じで、非常に丁寧に作ってあります。

 で、亜璃紗を襲った黒幕がとってもとってもとっても(笑)意外な正体を晒してくれるのですが、それはおいといて。
 霊力がないのにどうして和樹は退魔師なんてできるのかというと、それは彼の力が「仙気」の一種の「童気」だからです。修行によって魂の色を透明にして自然と一体化するのが仙気ですが、彼は生まれながらに魂の色がないのです。
 で、彼はそれをあまり使いたがらないのですが、どうしてかというと、やがて消えてしまうからです。
 ではどうして消えるのかというと。
 童貞じゃないと使えないから(笑)。

 そして、戦うために集めた力を使い切らなければ暴走してしまうんですが、そこで亜璃紗の力が登場。
 彼女は、エナジードレインの力を持つサキュバスだったのです。

 非常にうまくできている話なんですが。
 これでめでたしめでたし、と思ったら。

 行方不明、もう死んでるんじゃないかと思われていた和樹の父が、突然現れます。
 ここからが、冒頭に言ったネタバレです。

 退魔師だった父は、退治したサキュバスと契って子供をこさえてしまっていました。
 それが、亜璃紗だったのでした!

「……愛してる、お兄ちゃん♥」
 実の兄と知った上で、知っているからこそ、禁断の愛に身を堕とすのだった。
 何故なら彼女は淫魔・サキュバス。インモラルで頽廃的な性の悪魔。
 倫理の壁など、愛を燃え上がらせる為の薪にすぎないのだった。


 不幸とは、幸福な状態から落ちる時の落差を言う。
 好きな子とキスをした幸せの絶頂から、妹に恋したド変態というどん底に落ちた彼の不幸は、いかほどだったのか。


 思えば、亜璃紗のミドルネームの「K」は、和樹の父の苗字「影森」なのでしょう。メリーさんが妹みたいと言ったことに過剰反応したのも。

 というわけで、相思相愛の異母兄妹。
 果たして今後、どうなることやら(笑)。

 ところで、最初に書いた、どっかで見たようなイラストレーターというのは、これとか。
お兄ちゃんと兄様、好き好き大好き好き好き (美少女文庫)お兄ちゃんと兄様、好き好き大好き好き好き (美少女文庫)
(2011/10/20)
水無瀬 さんご

商品詳細を見る

 タイトルの通り、「お兄ちゃん」「兄様」が大好きな妹達がヒロインsですが、イラスト、同じヒトですねぇ(笑)。

tag : GA文庫 夏希のたね

独り言: 予想通りのはやぶさ映画大コケ

 昨年の6月13日に地球に還ってきた「はやぶさ」ですが、なんか映画が何本も作られているようで。
 というか、全然興味なかったのですが、もうその内の一本が公開されてたんですね。
 で、こんな感じだそうです。

大気圏の彼方に吹き飛んだ映画「はやぶさ」

 小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還を描いた竹内結子主演の映画「はやぶさ」が大コケしている。10月1日に公開され、興行ランキングでは5位スタート。その後も7位、9位と下降の一途である。

「もはや打ち切りも時間の問題。宣伝費などを考えれば最低でも10億円に届かないと赤字ですが、興収は5、6億円の見込みです」(映画関係者)


 ……まあ、タイトルに書いたまんま、予想通りですね。

 はやぶさでもし何かいい作品が作れるとしたら、ドキュメンタリー以外にあり得ないと思います。「現実」「事実」だったということが一番のポイントですから。でなければ、所詮作り物、ニセモノに過ぎない。
 その作品がいいものになったとしたら、それははやぶさを描いたものではない筈です。

 それも、なに? なんか知らない架空の人物が重要なポジションにいるとか?
 はやぶさが喋り出すとか?

 もうね。
 アホかと。
 想像しただけでも、あまりの空々しさにぞくっとする気が。

 ニコ生で空が光るのを見て、ビーコンの音も聞きました。
 テレビの特集番組で、現場の技術者とかが訥々としゃべるのを聞きました。
 彼らが穏やかに談笑している中、ふと言葉に詰まるような瞬間がありました。
 はやぶさが送ってきた画像が、さほど加工されないまま映されました。
 NASAが撮影した最期の輝きを見ました。

 ラストショットも見ました。

 ツクリモノが、それらを超えられるとでも思ってるのでしょうかね。
 というか、前述の通り、それで何かいいものができたとしたら、それは既にはやぶさを描いた作品ではない筈。
 何故かというと、我々は現に同時代でそれを見て、聞いたわけですから。

 映画はまだ二本あるそうですが、さて、どうなることやら。

艶漫画: 『露出少女異譚』 by ろくもんせん

 こんなのが出ました。
露出少女異譚サークル:ろくもんせん
(Official)

 いつもレビューしている『露出少女遊戯』シリーズのサークルvalssuの茶琉さんが原作で、ろくもんせんのたまはがねさんが作画、という作品です。

 本作『露出少女異譚』は二部構成になっていて、前半の主人公は埜上若菜ですが、後半の主人公は三島るか、と、またもや「三島」姓ですね!
 しかも、本人曰く「妙な事情のある家庭に生まれた」とのことですが、その「妙な事情」って何だよ(笑)! 気になって仕方ないじゃないですか!
 まさか、あっちのヒロインの娘とかじゃないだろうな!?

 とまあ、その辺りはまだ全然わからないんですが。

 で、私としては三島るかサン(上のイラストの子)がとってもいいと思いました。
 ロリだし(笑)。
 あと、やってることの内容もなんとなく。図書館の中でハダカになってたら子供に見られちゃったり、置いておいた服を見つけられて「そ…それ…私の…です…」なんてことになったり。
 とてもいい感じです。

 ちなみに、絵柄は原作の茶琉さんのちょっと硬質な感じと比べると、線が柔らかい感じですね。この人の絵はとてもいいと思います。
 というか、るかサン可愛いッ!!

 てわけで、今後に超絶に期待したいサークルさんの第一作のご紹介でした。

マンガ: 『未来日記』の原作に手を出してしまった

 この秋の新作アニメ『未来日記』みたいに、日記を書いてみます。その名も、
「過去日記」
 作中に登場するものとは逆で、過去のことを書いていくという画期的なものです。
 ……って、それ単なる日記じゃん(笑)。しかもまとめて書いてるから時刻を憶えてないし。

10/24 XX:XX
アニメを見ていたら、唐突に原作を読んでみたくなった。
未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))
(2006/07/21)
えすの サカエ

商品詳細を見る

Amazon.co.jpで調べてみたら、なんと12巻まであるじゃないか。うーん。

10/25 XX:XX
今日は昔の知り合いと会うことになっている。行く途中で本屋に寄って『未来日記』原作漫画を買うことにした。
と、近くに平積みになっていたこれ↓の表紙が気になり、つい絵買いしてしまった。3巻まで。
ベルベット・キス(1) (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)ベルベット・キス(1) (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)
(2010/05/07)
ハルミ チヒロ

商品詳細を見る

これで『未来日記』を全部買うととても重いので、そっちはとりあえず5巻までということにした。

10/25 XX:XX
途中でふらっと寄ったオータムリーフに『ベルベット・キス』があった。笑った。

10/25 XX:XX
知り合いとは予定外に長いこと話し込んでしまった。

10/25 XX:XX
買ってきた『ベルベット・キス』を読んだ。エロい。
青年どころか成年コミックでもいいんじゃないかと思ったが、初出誌のビタマンというのをWikipediaで見てみたらやっぱりそんなことが書いてあった。

10/25 XX:XX
というわけで、『未来日記』を読み始めた。

10/25 XX:XX
ヤバい。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。

10/26 XX:XX
とりあえず3巻まで読んだところで時計を見たら、起きなければいけない時刻まで4時間。
寝る。

10/26 XX:XX
寝付けない。

10/26 XX:XX
目覚ましで起きた。最後に時計を見た時刻から3時間くらいだ。

10/26 XX:XX
通勤の途中、電車の中でも読む。
日向の「由乃っち」というのは、アレを意識してなのだろうか(笑)?

10/26 XX:XX
5巻p79の「僕は君を止められなかった……」というのは、「恋人紹介」よりも強烈なのではないだろうか?

10/26 XX:XX
まずい。ヤクが切れた買ってある5巻まで読み終わってしまった。続きが手元にない。

10/26 XX:XX
仕事の帰りに本屋によって、6~12巻を買った。
見たら、外伝も二冊出ているじゃないか。おい。

10/26 XX:XX
電車の中でも読む。

10/26 XX:XX
最初、以前書いた「彼等は何に抗うのか」というエントリを思い出したものだが、なんだ、デウスも結構プレイヤーではないか。

10/26 XX:XX
9thにリア充要素アリなのは意外だった。

10/26 XX:XX
狂ってるのは私がユッキーと結ばれないっ この世界の方だよっっ!!!
さすが、もう一人の主役の風格。その狂気はこの物語にふさわしい。

10/26 XX:XX
とは言ってみたものの、途中からあまり「狂気」という気がしなくなっていた。
そうなるだけの理由がある場合、それは「狂気」と言えるのだろうか?

10/26 XX:XX
というわけで、本編読了。
いやー、なんというか、面白かった。
ちなみに、三周くらいまわって、結局由乃が気に入った。

tag : 角川コミックス・エース えすのサカエ

アニメ: 『まどか☆マギカ』の一年

 私が『名称未設定の新作!』と題したエントリを書いたのが、丁度一年前、2010年10月23日でした。
 シャフトによる制作で、監督新房昭之、キャラ原案蒼樹うめまではともかく、そこにあの!虚淵玄が脚本として参加するという、驚異の発表に驚いたものでした。
 そしてちょっと後に、音楽梶浦由記という情報も入ってきて、確信しました。

 『魔法少女まどか☆マギカ』。
 これは、夢中になるような傑作が出来上がるに違いない、と。

 『Phantom』で出会い、『吸血殲鬼ヴェドゴニア』『鬼哭街』『沙耶の唄』と楽しませてくれた、脚本虚淵玄。まあ、私はその後しばらくエロゲとかから遠ざかっていましたが。
 そして、アニメ『NOIR』の、特に『canta per me』『salva nos』で衝撃を受けたあの音楽を担当していた梶浦由記。その後も、『MADLAX』の『nowhere』とか、昨年には『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の主題歌として名曲『光の旋律』を作り上げた人です。
 その作風に、『ひだまりスケッチ』の蒼樹うめ原案のキャラとは!

 ただ、全くの想定外だったのは、この恐らくかなりダークな風合いでニッチな作品となることが予想された『まどか☆マギカ』が、控え目に言っても今年を代表するような人気作品となったことでした。「私が」夢中になるとは思っていましたが、そういう人があんなに多いとは。

 私が持っているだけでも、こんな本が出ています。
成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論
(2011/08/10)
山川賢一

商品詳細を見る

超解読 まどかマギカ (三才ムック vol.421)超解読 まどかマギカ (三才ムック vol.421)
(2011/09/15)
タブロイドと愉快な仲間たち

商品詳細を見る

100人がしゃべり倒す! 「魔法少女まどか☆マギカ」100人がしゃべり倒す! 「魔法少女まどか☆マギカ」
(2011/10/14)
アニメ・ワンダーランド

商品詳細を見る

ユリイカ2011年11月臨時増刊号 総特集=魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女に花束をユリイカ2011年11月臨時増刊号 総特集=魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女に花束を
(2011/10/20)
不明

商品詳細を見る

 『ユリイカ』まで参戦してくるとは!
 なんかこう、私の希望も虚しく、なにやら「社会現象」っぽい様相を呈していたりします。
 まさに、想定外。

 想定外と言うか、予想していなかったのが、劇団イヌカレー世界の強烈な存在感ですね。あとは、意外にもアクションが凄かったのが、アクションディレクターの阿部望・神谷智大の二人によるものらしい。
 そして、考えてみると、主題歌の『コネクト』↓にしても、
コネクト(アニメ盤)コネクト(アニメ盤)
(2011/02/02)
ClariS

商品詳細を見る

CDが出るのが待てなくて、録画したのから引っ張り出してまで聞いてたなんてのは初めてのことです。あれも名曲だと思います。
 ちなみに、『コネクト』にカップリングされている『キミとふたり』も好きで、『ClariS 『キミとふたり』』なんていうものを書いたりしました。

 とかなんとかやってたら、『『魔法少女まどか☆マギカ』 関連エントリ』なんてのを用意したくなるくらい色々書いていました。
 いや、もうカテゴリとかで一覧できる状態でなかったので、自分で探すのにも欲しくなってしまった、という。

 これだけの布陣でやったという企画力(?)も凄いですが、どうやら、上記『ユリイカ』増刊によると、こういうことらしいです。

虚淵 ところが『まどか☆マギカ』はガンガン原稿が通るので逆に困ったんですよね。後から聞いたんですが、新房監督のほうでも外部の畑の人間が書いたものをいかにフィルムにするかというチャレンジだったらしいんですね。全然アニメを知らない人間に書かせて突飛なものが上がってきたのを絵に起こせればそれは新しい映像になるだろう、という目論見の上での放置だったと。

(p58より)

 BDの6巻のコメンタリで、虚淵が「やっちゃいけないシナリオ」と言って、それに対しシリーズディレクターから「自由度が高かった」とコメントがあったのは、実はまさにそれを意図してのことだったのかも知れません。
 『ユリイカ』のp59には、例えば三話のマミさんのバトルについて虚淵が「完全に自分の想像の斜め上」とコメントしていましたし。また、あの魔女文字等から『ファウスト』がモチーフになっているとされた件については、「自分、『ファウスト』なんて読んだことないんですけど(笑)。」「イヌカレーさんがモチーフとして入れたばかりに「『ファウスト』がこの物語の下敷きになっている!」みたいに言われて「知らんがな」と思って(笑)。」などという驚愕(笑)のコメントが。

 そう考えると、プロデューサーによる「才能と才能の化学変化」というのがまさに理想的な形で起こっていたと思えます。虚淵の「やっちゃいけないシナリオ」が作画等、他のスタッフやキャストの自由度になっていたという感じでしょうか。

 勿論、音楽も。
 11話のラスト、ほむらが今まさに絶望に飲み込まれようというシーンを最も盛り上げたのは音楽ではないか、と私は思ったものでした。
 BDの6巻のサントラに、直前の戦闘シーンの曲とその曲、『Surgam identidem』『Nux Walpurgis』(後者の"Nux"はどうやら"Nox"が正しいらしい?)が収録されたので、最近一番よく聞くのがそれらだったりします。

 声優さん達の演技も。
 悠木さんに関しては、それまでよく知らない人だったのでブログに書いたりしましたが、他もみんな素晴らしかった。
 特にキュゥべえに関しては、感情がないことは必ずしも抑揚のない平板な喋りになるというわけではなかろうという気付きをもたらしてくれる画期的な演技だったと思います。
 ま、加藤さん本人は最初は感情がないキャラだと知らなかったようですが(笑)。

 私個人としては、各関係者がそれぞれの持てるものをいかんなく発揮できた、まさに傑作だと思っています。
 しかし、繰り返しになりますが、まさか、こんなに話題になるとは。アンチが沢山いることまで含めて(笑)。

 実際には、やはり放送中やその余韻の期間が主なのですが、こうして思い返してみると、この一年は個人的に(あの件と)『まどか☆マギカ』の年だったな、という感じです。
 『魔法少女まどか☆マギカ』。
 予想通りなのに全くの想定外だった、大変印象深い作品でした。

tag : アニメ 魔法少女まどか☆マギカ

プロフィール

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

最新記事
勝手広告その2
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
アクセス解析中