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エロゲ: やるな、Amazon.co.jp!

 この間、DRMフリーの音楽ダウンロード販売を始めたAmazon.co.jpですが、今度はこんなことを始めました。
ベストオブ美少女キャラ2010

 要するに、エロゲヒロインのランキングですね!
 アグレッシブだなぁ。

今年も数多くの美少女ゲームがリリースされ、魅力的な美少女たちが続々登場してきました。そこで2010年に発売された、Amazon.co.jpアダルトPCゲームカテゴリで特に人気の高かったタイトルの中から49人の美少女たちがノミネートされました!

 うん? もしかして毎年恒例なのかな? いや、違うらしい。
 でも、頑張れAmazon.co.jp!

 ……あれ? 妃宮千早とかいますけど……(笑)。

アニメ: ヒロイン 茜の魅力に迫る

 前のエントリを書くためになのはのDVDを穿り返してたら、こんなものを掘り当ててしまいました。
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(2000/04/25)
小西寛子、飯塚雅弓 他

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魔法使いTai! DVDコレクション Vol.2魔法使いTai! DVDコレクション Vol.2
(2000/05/25)
小西寛子、飯塚雅弓 他

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 探せば、どっかにLDが残ってる筈です。
 で、昨日は懐かしくてこれを見てました。

 んで、今回のタイトルにある「茜」は、魔法クラブの三人の女生徒の一人、愛川茜です。
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 一番年下、高校一年生のクセに妙に色気のある女の子です。実際、遊び歩いてますからね。しょっちゅう部活を休んでデートしてるような。
 古いアニメっぽく昔の言葉で言えば、チャラい、というやつでしょうか。いや、この言葉程は古くないか。

 でも、んじゃなんで彼女は部活を辞めないんでしょう?

 『魔法使いTai!』は、高校(都立北野橋高校)の部活である「魔法クラブ」が舞台です。
 このクラブ、侮れません。ほんとの魔法を使います。箒で空を飛んだり、モノの形を変える、というか作り直しちゃったり、人の心を読んだり。
 冒頭で紹介したDVDはOVAのもので、この話では、宇宙から地球を侵略するためにやってきた……宇宙人? なんか、アンドロイドみたいなのしか登場しませんが、そいつらを、魔法クラブが撃退してしまうという展開です。
 各国の軍隊が攻撃しても全然歯が立たなかったのに!
 巨大物体、通称「ツリガネ」でやってきた奴等は、不可思議な光線兵器みたいなのを装備してて、それが当るとなんでも消滅してしまうんです。他にも色々進んだ科学力が。
 でも、魔法なんていう不可解なもので攻められて、結局逃げて行くわけです。

 その魔法クラブの新人の一年生で、でも妙に才能があって色んな魔法を難なく使っちゃうのが、茜です。
 前述のように、遊んでばかりであまり顔を出しませんけどね。

 さて、侵略しにやってきたという割になーんにもしないツリガネに、世の人々は慣れっこになってしまっていて、最早共存みたいな状況になっている中、ジャーナリストの箕輪は危機感を抱いていて、ツリガネの動向を探っていたら、魔法クラブに行き当った、と。
 あるとき、茜がツリガネが送り込んできたアンドロイドに狙われたとき、箕輪が彼女を守ろうとするんですけど、結局連れ去られて、魔法クラブの人達に助けられます。
 そのとき、主人公の沙絵の魔法で、茜の背中に翼が。
mahotai_akane3.png

 これを見た箕輪は、「天使……」とかつぶやきます。
 ちなみにこの翼ですが、この話のちょっと前のシーンで沙絵がデート中の茜と会ったときの格好が記憶にあったからでしょうかね?
mahotai_akane2.png

 まあそれはともかく、箕輪は後で茜に接触したとき、彼女を天使と呼んだりします。それは、茜の心の琴線にちょっと触れたような。
 その更に後に、箕輪が茜の家を訪れて、魔法によるツリガネ関連の情報収集を依頼します。

「俺は、どうしても奴の本性を暴いてやりたいんだ」
「なーんかゴーイーン」
「頼む! 危険な目には会わせないから」
「君のことは必ず俺が守ってみせる!」


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「!」


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 なんか、箕輪のことが気になってた茜はその気になって、魔法でツリガネの「心」を読むことにします。
 そしたらツリガネは魔法使い達をマークしてて、魔法の反応を追ってまさに迫りつつありました。

「ダメ! みんな、魔法を使っちゃ!」


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 実際、茜は、結構センパイたちのことを大事に思っているようです。
 ついでに、箕輪のことも結構気になるようで。ああいうのに弱いタイプ?

 さて、『魔法使いTai!』にはノベライズ版もあります。
 そのうち、茜をフィーチャーしたのが、これ。
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佐藤 順一、小中 千昭 他

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 茜の小さい頃の話と、中学生時代。そう、茜は何故か、中学生のころから魔法クラブに参加してました。沙絵と七香のこんな会話も。

「茜ちゃん、って、どうして魔法クラブに入ってるのかな」
「知らないよ、そんなの。まったく最近の若い子は何考えてんだか」


 さて、この本の最初の章は茜が9歳の頃、舞台はニューヨーク。茜は、正体を知らせずに父親を訪ねます。そのときの会話の中に「魔法」が出てくるのです。

「じゃあ、恋って何?」
 私はちょっと思案して、答えた。
「魔法、じゃないかな」
 アカネは憮然とした顔で私を睨んでいた。
「それって子供には判らなくていいって言ってる訳ね」

「あたし、魔法なんて信じない! 魔法使いなんていない! だって! だってあたし、子供なんかじゃないんだから!」

 この辺りの会話が、茜に「魔法」に対する拘りを植え付けたのかも知れません。

 しかし、この頃から茜は色んな面で才能を現してました。絵とか、ブティックの女性社長との広告戦略のプランニングとか。言うこともなんかこまっしゃくれているというか、いやそれじゃ誉めてませんけど、大人びてるというとなんか違う感じがするし……?
 そんな彼女にとって、このときの父親とのやり取りは、心に深く刻まれたのでしょう。
 だから、魔法クラブに入った???

 上で「チャラい」とか書きましたが、それに反してOVAでもなんかどっか生真面目な印象を与えてましたし、小説版でもミステリアスな感じがします。
 この小説シリーズ、切り替えながら色んなキャラの一人称で進むんですけど、茜一人称だけはないんですよね、記憶によれば。それも多分、彼女のそういう印象を強めるための書き方なんでしょう。
 実は茜のいた中学校というのは、ミスカトニック女学院中等部。

「ミス女って、どんな学校なんですか?」
「メチャメチャお嬢入ってて──」
「もう超固いとこだよねー」

みたいに言われる学校で、実は真面目に通っているらしい。
 沙絵と七香が学校を訪れてみたら、なんかチャペルで儀式の最中でした。

 司会者みたいな子が、両手を上にかざした。
「間もなく任期を終えられる、今期の白薔薇の君に感謝を」
「よぐ・そーと・にむ」
 コーラスを歌っていた女の子達が、さっと左右に割れた。
 それまで見えなかった、舞台の奥の中央で、椅子に座っていた人が立ち上がった。
「あ、あ、あ」
 七香が指さしてあわあわしてる。
 あたしは、ひょっとしたら、って実は思っていた。
 それは茜ちゃんだった。
 今の茜ちゃんは、このあいだのパーティーで見た茜ちゃんのママみたい。
 あたしたちが今まで見た事もない様な真面目な顔をしていた。

 色んな顔を持っているんですね。

 ですが結局のところ、色々わからないヒトなんです。でも言えるのは、茜は中学校では、尊敬、敬意を向けられる対象だったということです。それは、沙絵達がそこへ至るまでに出会った生徒の反応とかからも伺えます。
 才能もあって、なんか頭良さそうで、遊び歩いてる軽い子のようでいて真面目なところ、人を気遣うところもあったり。
 この話のちょっとあとで、茜が沙絵に留守電を残してます。

 スピーカーから茜ちゃんの澄んだ声が耳に届いた。
「あのー、えーと、愛川でーす」
 とこから掛けてるんだろう……。クラブでもないみたい。ホールみたいな広い場所。
「今日、文化祭、行かなくってすみませんでしたー」
 茜ちゃんぽくない感じがした。
 悪い意味じゃないの。いつもみたいな明るい『すみませーん』じゃなくって、ホントに、あたしにごめんなさいって言ってる感じ……。あたしの思い込みかもしれないけど。

 で、このとき茜は、沙絵のことを、「魔法使いの先輩」と呼んでます。
 相変わらず、茜の考えていることはあまりよくわかりません。でも、沙絵のことをそれなりに大切な人と思っていることはわかります。

 本作の主人公の沙絵も真面目な子ですが、茜はそれとはまた全然違う。
 結局、上でも書きましたが、茜の何が魅力かというと、表面的には軽そうですが、ミステリアスで、とてもいい子で、優しくて、賢くて、でも奔放と言えるくらい自由な精神もあって、といったところでしょうか。

tag : 魔法使いTai!

アニメ: 『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』

 劇場版なのは『Magical Girl Lyrical NANOHA The MOVIE 1st』のBDを入手したので、早速レビューです。
 とは言っても、劇場版なので、劇場で見た人にとってはもう10ヶ月くらい前の作品なわけですが。

 それにしても、某エロゲから生れてスピンアウトしたこの作品。最初に考え付いたときは、まさかこんなことになるとは夢にも思ってなかったんじゃないですかね、作者の人。
 TVシリーズが三作もできて、ついには映画化、しかもタイトルに『1st』と付いている。つまり、シリーズ化前提。なんて力の入れよう!
 それに、なのはは、そのド迫力の強力な魔法を駆使して戦う、「バトル系魔法少女」という新ジャンルを確立したとまで言われています。

 さて、この『1st』は、TVシリーズの第1期に相当する時期の話で、なのはとフェイトの出会いと友情の成立がテーマと言えます。まあ、色々変えてあるようですが。
 が、平たく言っちゃえば、悲劇的とも言える過酷な境遇にあったフェイトを、なのはが救い出す話であるとも。
 主人公であるなのは。そして、ロストロギアであるジュエルシードを巡っての敵役であるフェイト。でもそのフェイトは、いつも陰のある、だけど心の優しい少女で、なのははどうしても彼女が敵であると思えない。どころか、友達になりたいと思う。
 それだけだとなんか、お情けで施しをしているみたいですが、ここでまたややこしいのが、なのは自身。
 なのははどうしてそこまでフェイトに拘るのか?
 劇場版の本作の中では明確には語られません。フェイトは、なのはの日常になど関心がなかったでしょうが、もし彼女がそれを見ていたら、リア充爆発しろ!と言いたくなったんじゃないでしょうかね。優しい家族が大切にしてくれて、仲の良い友達もいて。
 ただ、1カットだけ気付いたのが。部屋の中に二つあるベッド。片方は空で、もう片方になのは。そういうのがありました。
 TV版ではどうだったかな?

 フェイトの背景については、まあ記憶によれば、TV版と大体一緒でした。もう、これでもかというくらい虐げられています。
 こうして劇場版になって、一気に見てみるともう、痛々しくて……。

 そして、「バトル系魔法少女」ものの呼び名にふさわしく、なのはとフェイトの超絶バトルが繰り広げられます!
 それはもう、大量破壊兵器ですね、二人とも。
 特になのはは、パワーで押すタイプでもありますんで。

 一応、黒幕であるプレシア・テスタロッサですが、やはり彼女も、不遇の人なわけです。大切な人を失って、その悲しみの余りに起こした行動がフェイトの始まりであったのですから。
 しかし、あの事故。なんか昔の仕事を思い出しました。
 上層部がいきなり期限を早める。それも、人を導入して。
 大体において、プロジェクトの進行を早めるために人を入れるというのは、逆効果なんですよね。更にこのケースでは、「政治的」な理由も絡んできているので尚更です。
 結局実験は失敗して、人の命が失われ、プレシアの人生も狂ってしまう。

 事件は終結するわけですけど、この作品、この所謂「プレシア・テスタロッサ事件」そのものが主題というわけではないでしょう。あくまでも、なのはとフェイト、この二人の、後にしっかりと結ばれる絆の成立の話。
 なんで、ラストシーンは、なのはとフェイトの友情の始まり。

「来てもらったのは、返事をするため」
「え」
「君が言ってくれた言葉、「友達になりたい」って」
「あ……うん、うん!」
「私にできるなら、私でいいならって……だけど私、どうしていいかわからない。だから教えて欲しいんだ。どうしたら、友達になれるのか」
「簡単だよ」
「?」
「友達になるの、すごく簡単」
「……」
「名前を呼んで」
「初めは、それだけでいいの。君、とか、あなたとか、そういうのじゃなくて、ちゃんと相手の目を見て、はっきり相手の名前を呼ぶの」
「私、高町なのは。なのはだよ」
「なのは……」
「うん、そう!」
「なのは」
「うん!」
「なのは」
「うん」
「……ありがとう、なのは」
「うん……」

 TVシリーズの第1期。サブタイトルは全て、「~なの」で統一されていました。最終話を除いて。
 最終話のサブタイトルは、「なまえをよんで」
 これは、映画化に当たっても通された、変えられない、変えるべきでないキーワードだったんでしょう。
 というかこのシーン、ほぼTV版そのままですね。台詞も構図も。

 そしてこれで、冒頭のシーンのなのはの髪型につながるわけです。

 というわけで、『1st』は終わり。TVシリーズ第1期が、まあ多分続きを考えて作られたものではなかったでしょうから、それに近いこの劇場版もここまでで区切りよくできています。
 でもまあ、『A's』ベースで続きが作られることも発表されてますし。楽しみ楽しみ。でも、公開は2012年だそうですけど。まだ先だなぁ……。

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 どーでもいいですけど、なのはが初めてバリアジャケットを身に纏うシーン。あれ、乳首まで描いてありますね。いーのか(笑)?
 私は別にこれっぽっちも欲情しませんが、もしこれをTVとかで放映するとしたら修正入るんだろうなぁ。
 華麗とか美麗とかいう意味でいいシーンなんで、なんか手を入れることそのものになんとなく抵抗ある気が。

tag : 魔法少女リリカルなのは

アニメ: 『アマガミSS』 詞編スタート「ハッケン」

 さて、『アマガミSS』もついに絢辻詞編が始まりました。
 これまでに、この作品については二度ほどレビューしました(『『アマガミSS』 薫編スタート』『『アマガミSS』 薫編第三章 ウラギリ』)。二つとも薫編なのであからさまですが、薫はお気に入りヒロインなんです。けど、実は、レビューこそしなかったものの、逢もお気に入りだったり。
 というか、逢の場合はルックスとかも含めて全体的にいい、と思っているので、むしろ逢の方が……?

 さて、今回は絢辻さん、詞です。
 このキャラ、異常に黒いというのを実は知っていたので、どんな展開をするのか楽しみでもあります。というか、彼女を最後に持ってきたシリーズ構成、いい仕事してますね。
 第一章である「ハッケン」では、取り敢えず、創設祭の準備を通して日常の詞の優等生っぷりを描いてます。
 クラス委員、創設祭実行委員→実行委員長、先生の代理として授業の補習。色んな場面で、これでもかと優秀さをアピール。
 ちなみに、実行委員の仕事で資材倉庫に閉じ込められたのに純一の恒例変態行為が描かれなかったのは意外でしたが、考えてみるとここでそれをやったら、詞の無敵超人さが綻びてしまうので、これでいいんでしょう。

 それがちょっと崩れるのが、学校帰りに二人で歩いているときに詞の姉の縁とばったり出会ったときですね。
 全てにおいて完璧に見えた詞が、姉に対して何か含むところがあるのがわかるシーンです。

 まあ、純一が知らないところで言えば、第一章冒頭、一年前の創設祭のシーンで、詞が何か思い詰めた表情で独り言。

「来年はきっと……」


 で、それが急転回を見せるのが今回のラスト、上記の補習のとき。
 詞が補習で先生役をやっているとき、純一は教室で手帳が落ちているのを見付けます。誰のだか確認するために開く純一。

「凄いな、予定がぎっしりだ。それに綺麗な字。誰のだろう?」
「大体こういう奴って、最後の方に名前が書いてあるものだよな」

 そこへ、自分の鞄の中に手帳がないことに気付いた詞が駆け付けます。補習は体育で、水泳だったので、水着のまま!

「あ、絢辻さん」
「橘君……」
「どうしたの? そんな格好で。何かあった?」
「それ、その手帳……」
「あ、もしかして絢辻さんの? よかった、今ここで拾ったところなんだ」
「……そう」

 どうでもいいですけど、教室で水着って、プールで見るより圧倒的に萌えますよね!

「もしかして、中を見ちゃったりした?」
「あ、ごめん、どこかに名前があればって思って、少しだけ」
「そう」

 この「そう」で、既に声が変ってます(怖)。で、突然!
amagamiss_tsukasa1.png

「あ、絢辻さん?」

amagamiss_tsukasa2.png

「見ちゃったんだ……」

 怖っ! い、一体なにごと!?
 つづく!

 と、こんな詞の一面を描いておきながら、次回「ウラガワ」の予告の最後にこんな表情が。
amagamiss_tsukasa3.png

 これ、あのシーンの後だと逆に妙にいいですね……(笑)。

 おまけ。
 詞が補習で教師代理をやっているときに、実行委員の仕事を捌ききれなくなった純一がプールに詞に助けを求めに行ったとき、はるかが来て。

「三人ともぴちぴちしてるわねぇ」
「そ、そうですね……」
「三人揃うと、相乗効果で更に、こう……なんていうかたまらないわねっ」
「は、はい……て、え、ええ? も、森島先輩!?」
「しぃっ、覗いてるのがばれちゃうでしょ?」
「の、覗いてるって……」
「いつもなら注意するところだけど、あの魅力に抗えない気持ちもわかるわぁ。若いって素晴らしいわねぇ」
「えっと、あの……」

 これまでもしょっちゅう意味もなくプールにやってくる描写がありましたが、こういうヒトだったとは……。
 先輩、見直しました!

tag : アマガミSS 絢辻詞

マンガ: 『BLOOD ALONE』 再始動

 なんか新刊が出ないなーと思っていた『BLOOD ALONE』ですが、本屋で平積みになってるのを見かけたので、おお、やっと出たかと思ったんですが。
 見てみたら、一巻と二巻……? しかも、出版社が違う……???
 どうやら、Wikipediaによると、こういうことだそうです。

元々同人誌で連作として発表されていた。後に『月刊コミック電撃大王』(アスキー・メディアワークス)に掲載の場を移し2004年4月号より掲載していたが、未完のまま2010年4月号をもって掲載を終了した。これについては「他雑誌への移籍前提(の連載終了)」(公式サイトにて作者談)。その後、講談社の『イブニング』で2010年24号より連載を再開。

 なるほど。それでメディアスキー……じゃなく、アスキー・メディアワークスから講談社になってるわけか。
 まあ、理由までは書いてないですけど、それは別にいいや。

 この作品、静かで落ち着いた雰囲気が妙にいいんですよね。よく使われる黒の背景(コマの外)とかの画風もそう。
 それでいて、吸血鬼の少女ミサキの性格の可愛さとかシリアスなキャラや軽いキャラや共存しているのや、その辺りのバランスも面白い。
 吸血鬼の存在をキーにした背景の設定、クロエの素性/過去、古い世代(アルハイク)のヒグレ。こういった面々が紡ぐ話は、危険に満ちた熾烈な、場合によっては頽廃的なものです。が、ミサキやサイノメといったキャラが加わることにより、一気に優しさや明るさを基調にしたものを含むことになります。

 この世界の雰囲気は一種独特で、いつも新刊をチェックしていたのですが、なんか中断していて、あれー?と思っていたら冒頭に書いたようなことになっていたんですね。
 そんなに気になる作品ならその辺りもちゃんとチェックしろってことですかね。

 まあ何にせよ、連載も再開されたようですし、講談社から出版し直されるコミックスには『Early Nights』と題して初期バージョンが収録されてますし。
 とりあえず、よかったよかった。


BLOOD ALONE(1) (イブニングKC)BLOOD ALONE(1) (イブニングKC)
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tag : イブニングKC 高野真之

歌とか: 『侵略ノススメ☆』 侵略ノオネガイ☆

 こういう電波系っぽい歌が一度頭の中で流れ始めると、居座ってしまって中々いなくなってくれないんですよね。
 まさに、頭を侵略されてる感じ☆
 実際、あちこちで「~でゲソ」「~イカ」という言い回しが見られる辺り、既に日本はかなりの部分イカ娘に侵略されているのではないでしょうか?

 考えてみると、最近の大きなお友達向けアニメのアニソンで、歌詞に作中の固有名詞が出てくるのって、実は珍しいですよね。
 今思い出せるのでは、『only my railgun』くらい? いや、レールガンって一般名詞だし。対してこの歌の場合、露骨に「イカ娘」ですからね。

 でもほんとのところこの国、むしろイカ娘に侵略して欲しい☆
 そうしたら、日本は随分平和になるんじゃないでしょうかね(笑)。

「私がお前たちの腐った地上を侵略してやるでゲソ!」
「はい! お願いします!!」



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せいじ: 青少年を健全に育成しない条例

 まあ、条例の名前が『東京都青少年の健全な育成に関する条例』ですから、別に育成しなくてもウソじゃありませんけどね。

 『改正する条例』を見たら、というか、改正されたら条例がどうなるかを見ても、「児童ポルノ及び青少年を性欲の対象として扱う図書類」から遠ざけようとか、インターネット上の「有害情報」からフィルタリングによって遠ざけようとか、そういったことしか書いてありません。
 ならば聞いてみたいんですけど、青少年が青少年じゃなくなる年齢に達して保護監督されなくなったとき、彼等はそういう情報に耐えられるようになっているのでしょうか? 性に関する情報とか、ネット上の様々な「有害情報」。それらと向き合う術を、一体どうやって身に付けるのでしょうか?

 条例から「教育」「育成」といった単語を探してみると、「有害」なものに関する記述の詳細さと比べていかに何も書いてないかが実感されます。ちょっと目についたところを抜き出してみましょう。

教育
(青少年の性に関する保護者等の責務)
第十八条の三
…青少年に対する啓発及び教育に努めるとともに、これらに反する社会 的風潮を改めるように努めなければならない。
(青少年の性に関する都の責務)
第十八条の四
…普及啓発、教育、相談等の施策の推進に努めるものとする。
(青少年に対する反倫理的な性交等の禁止)
第十八条の六の三
…青少年が児童ポルノ及び当該図書類又は映画等の対象とならないように適切な保護監督及び教育に努めなければならない。
(インターネット利用に係る都の責務)
第十八条の六の四
…普及啓発、教育等の施設の推進に努めるものとする。

育成
(優良図書類等の推奨)
第五条
…青少年を健全に育成する上で有益であると認めるものを推奨することができる。
(携帯電話端末等の推奨)
第五条の二
…青少年の健全な育成に配慮していると認めるものを、青少年の年齢に応じて推奨することができる。
(表彰)
第六条
…青少年の健全な育成を図る上で必要があると認めるときは、次の各号に掲げるものを表彰することができる。
(インターネット利用に係る事業者の責務)
第十八条の七
…6 青少年のインターネットの利用に関係する事業を行う者は、インターネットの利用に関する青少年の健全な判断能力の育成を図るため、その利用に伴う危険性及び過度の利用による弊害並びにこれらの除去に必要な知識について青少年が適切に理解できるようにするための啓発に努めるものとする。
(インターネット利用に係る保護者等の責務)
第十八条の八
…2 …インターネットの利用に関する青少年の健全な判断能力の育成を図るため、自らもインターネットの利用に伴う危険性及び過度の利用による弊害についての理解並びにこれらの除去に必要な知識の習得に努めるとともに、…


 条例は、まあその地方での法律ですから、あまり具体的なことまで書いてしまうと柔軟性が足りないなんてことになるわけで、仕方ないとも言えます。でも、あまりに力の入れようが違うのが明らかすぎて。
 彼等は、一体どこから「正しい」情報を学べばいいんでしょうね? 性に関して、ネットに関して。

 例えば、IT、もしくはICTに関しては、どんな教育をするつもりなのでしょう? 文部科学省の言う通り、ワープロや表計算ソフトの使い方を教えるとか? 検索の仕方を教えるとか? 以前どっか(確か日経コンピュータの記事)で読んだところによると、高校の情報の授業では、プログラミングを教えるときに、特定のプログラミング言語を使用してはいけないとか(これ、今でもそうなんでしょうかね)?
 それとも、教育に関しては文部科学省が決めた以上のことをやってはいけない?
 一般社団法人に過ぎないMIAUが、ネットリテラシの教育が必要だと、様々な提言を行ったり教材を作ったりしているというのに?
 憲法に違反してるんじゃ?みたいなことをしてまで「有害情報」を排除するくらいの気構えがあるんだったら、文部科学省ごとき気にしなくてもいいんじゃないでしょうかね。自分で独自の教育をどんどんやればいい。性に関しても、ネットに関しても。総合学習の時間を使うとかあるでしょう。

 田原総一朗の『デジタル教育は日本を滅ぼす』から、一部引用してみましょう。

 音楽も聴けるし、算数の解き方もレベルに合わせて音声で解説してくれるだろう。それでもまだわからないことがあったら、検索すればよい。たとえば「伊藤博文がどういう人か」「アメリカってどんな国か」ということが、その場で検索することができるのだ。
 つまり、問題を解く、正解を出すという作業が自己完結してしまうのである。これは便利で効率がよい。だが実はそのことこそが問題なのである。学校へ何をしに行くのか、教師とはなにをする存在なのか。ネットの上で自己完結するということにより、教師も学校もいらなくなってしまうのである。そのために現在の教育の欠陥が如実に現れているのである。(p47)

 私は日本の学校教育の重大な欠陥が、正解のある問題の解き方ばかりを教え、正解以外の答えに対してまったく価値を認めないために、コミュニケーション能力が育まれず、想像力や創造力が封じ込められてしまっていることだと主張してきた。デジタル教科書はこの欠陥を間違いなく増大させてしまう。自己完結のかたちで正解が追求できるので、コミュニケーション能力や想像力、創造力は育たない。(pp189-190)

 しかしデジタル教科書の導入によって、自己完結のかたちで正解が出せるようになるので、せっかく異分子が多くいても、ぶつかり合うことがない。みんながそれぞれ自分のデジタル教科書を見つめて、お互いに刺激し合わないでいる教育は、人を豊かにするどころかどんどん貧弱に、単純な形にしてしまうだろう。(pp192-193)

 都の方針は、これと通ずるところがあります。
 田原の言うデジタル教科書の弊害は、現状でもあり得ることです。授業では、子供に百科事典を与えて放っておけば、同じことになるでしょうね。
 田原のイメージしているデジタル教科書は、アナログの世界で言えば百科事典みたいなもので、教育のための工夫が何もなされていない。そんなものを与えるだけの教育は、そりゃ間違ってるでしょう。
 そんなやる気のなさにあふれたやり方を想定して「それは駄目だ」と否定されてもねぇ。大体、

 デジタル教科書推進者は、単に映像や音声による学習内容の配信だけでなく、チャットやツイッターを交えて教師と生徒、または子ども同士が話し合い情報交換し合うこと。そのことによる効果的な学習というものを想定している。
しかし、チャットやツイッター、メールなどのデジタルなコミュニケーションの持つ限界性や問題点については、第1章で検証したとおりである。(p188)

とか言ってる辺り、自分のアタマを使う気が全くないことを露呈しています。IT/ICTを使って何ができるのか自分で提言しようという気がなく、推進者の言う通りのことしか論じない。
 一応「デジタルがいけないのではなく、デジタルによる「自己完結」がいけないのだ(p201)」とも言ってますけど、これも「デジタル」と「自己完結」を直結させた表現になっています。
 まあ、タイトルに反してこの本、デジタル教科書に関する記述はあまり多くなくて、これまでの教育に関する批判とか非難とか、そんなのが主体ですけど。
 でも、じゃあどうすればいいのかということになると、いくつかの例を挙げるに止めています。強いて言えば、新幹線の開発に携わった人の「新幹線は実証されている技術だけで作る」という言葉を引用して、だからこそ大事故がないということを言っています。で、教育も同じだ、と。
 まあ本のタイトル通り、ITを使った教育はそもそもダメだという結論なら筋は通ってます。ですが、否定する気はないとも言っているし、現代、ネットというこれまでの社会とちょっと違ったものについての教育も考えなければいけないとき、そんなことを言っていられるのでしょうか?

 結局のところ前述のように、著名な論客である田原も、デジタル教科書推進者も、あのような条例(案)を出してきた都も、青少年を育成/教育するために力を使おうという気が全くない、とも言えます。

 ここでは都条例とデジタル教科書について挙げましたが、それだけでなく、世の中全般、そういう雰囲気が溢れていている気がしてなりませんね。

tag : 青少年健全育成条例

せいじ: 流行語大賞新候補「実写を除く。」

「非実在青少年」を上回る超絶爆笑用語。
「実写を除く。」

第百五十六号議案
   東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例
 右の議案を提出する。
  平成二十二年十一月三十日

提 出 者 東京都知事 石 原 慎 太 郎 
(略)
第二条 東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を次のように改正する。
(略)
 第七条中「青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがある」を「次の各号のいずれかに該当する」に改め、同条に次の各号を加える。
(略)
 二 漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
 第八条第一項中第三号を第四号とし、第二号を第三号とし、第一号の次に次の一号を加える。
 二 販売され、若しくは頒布され、又は閲覧若しくは観覧に供されている図書類又は映画等で、その内容が、第七条第二号に該当するもののうち、強姦等の著しく社会規範に反する性交又は性交類似行為を、著しく不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を著しく妨げるものとして、東京都規則で定める基準に該当し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認められるもの


 つまり、著しく社会規範に反する行為を著しく不当に賛美し又は誇張したものは、全部規制。でも、漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)は、もっとゆるいものまで規制。

tag : 青少年健全育成条例

マンガ: 『ネギま! 32』 千雨嬢のプロフィール

 『ネギま!』で登場当初から妙な親近感を抱いていた長谷川千雨嬢。最近はなんだか、親近感というよりも畏敬の念を覚えているような気もしますが。
 32巻の巻末に、「3-Aクラスメイト相性占い」というコーナーがあって、各キャラの星座と血液型が書いてありました。
 見てみたら、千雨嬢は水瓶座B型
 なんと、私と同じじゃないですか!
 架空のキャラのプロフィールなんで、作者のイメージで設定されてる筈なんですけど、水瓶座B型って、私が親近感を抱くようなタイプがイメージされているんですかね。
 別の言い方をすると、私自身、水瓶座B型的なイメージに合っている性格なのでしょうか。

 ……やっぱり、占いって、当るのかも(笑)?


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(2010/11/17)
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アニメ: 『天使にふれたよ!』にみる「さよなら」

 以前、アニメ『けいおん!!』で描かれた「卒業」について触れたことがありました
 今回は、最終回で歌われた『天使にふれたよ!』を軸に、『けいおん!!』で描かれた「別れ」について、それがどれだけの優しさをもって用意されたものだったか、まとめてみます。

 ちょっと表を作ってみました。
タイトルキーワード関係性
#20 またまた学園祭!(レビュー)U&I(レビュー)ありがとうHTT ⇔ みんな
最終回 卒業式!(レビュー)天使にふれたよ!さよなら三年生の四人 ⇔ あずにゃん

 『けいおん!!』は、軽音部創設メンバー四人が三年生になり、卒業して、話が終ります。卒業というのはやっぱり一つの大きな区切りであり、彼女達が桜高を去るに当り、当然のことながら別離が発生します。
 その辺りについて前にも触れましたが、ここで、整理するために繰り返してみましょう。

 放課後ティータイムは、#20で描かれた学園祭でライブを行いました。そのときの唯のMCです。

今日は、ありがとうございました。
山中先生、Tシャツありがとー!
和ちゃん、いつもありがとー!
憂、純ちゃん、ありがとー!
クラスのみんなもありがとー!
トンちゃんありがとー!
部室ありがとー!
ギー太ありがとー!
みんなみんな本当に、ありがとー!!

 そして最後の曲は、『U&I』。
 以前書いたときに歌詞の後半を引用しましたが、『U&I』は結局のところ、「ありがとう」の一言を伝えるための歌でした。

まずはキミに伝えなくちゃ
「ありがとう」を

ありったけの「ありがとう」
歌に乗せて届けたい

 感謝の気持ちを伝えるというのは、別れのときの締めくくりにつきものです。そして、#20の最後で彼女達は、ありもしない「来年」を語りながら、桜高での生活に別れを告げたのでした。
 ……あずにゃん以外は。
 以前にも指摘しましたが、このときあずにゃんだけは泣いてなかったのが象徴的。
 この日、三年生の四人が「卒業」しました。

 で、最終回は卒業式。
 タイトルに反して、このとき「卒業」したのはあずにゃんでした。三年生の四人は、学園祭のときにもうそれをすませていたからです。
 学園祭のときとは逆に、泣きじゃくるあずにゃんを三年生達は優しく包みます。あずにゃんのために歌まで用意して。
 それが、『天使にふれたよ!』です。
 歌詞には、沢山の語りかけがあります。

卒業は終わりじゃない
これからも仲間だから

ただいまって言いたくなる
この場所は変わらないよ

離れてても 同じ空見上げて
ユニゾンで歌おう!

 「別れ」は確かに来た。けれど、それは「終わり」じゃないんだよ……。
 でもやっぱり、『天使にふれたよ!』は、別れの言葉はなくとも決定的に別れの歌だったのでした。
 どうしようもない別れを、様々な言葉でくるんで、それでも告げなければいけないことはちゃんと伝える歌でした。

忘れ物もうないよね

 このとても短いフレーズで、四人は手を離したのです。


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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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