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アニメ: 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第13話 空の音・夢ノ彼方

 もう随分経ちましたが、以前、アニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト最終回の感想を書きました
 そのBDが先日発売され、今日(いやもう昨日ですけど)見ました。最終回と、番外編の第13話「空の音・夢ノ彼方」が収録されてます。

 さて、最終回には多々不満がありましたが、今回の番外編でかなりフォローされました。
 一話分なので結構あっさりとでしたが、色々明かされました。その中で、一番気になっていた「炎の乙女」の伝説の食い違いにも触れられました。
 結局、ヘルベチアに伝わっていたものは、かなり変形してしまったものだとのことです。ローマに伝わっていたのがより原型に近く、セーズでは、罪悪感からか、「炎の乙女」の美談になってしまっていたんですね。
 あまり嬉しい話じゃないですけど、こういう風にあっさりと、しかも後日談(第13話は、第1話の一年後)として語られると、なんだか受け入れられてしまいます。不思議。まあ、時間が経っているというのもあるかも知れませんが。なんだか、古い思い出の話をしているみたいな感じです。

 それと、ヘルベチアやローマ、その他の各国が戦争をしていた地域と言うのは、実は、現在の日本とその周辺くらいの範囲で、ごくごく狭いところで争っていたんですね。
 そう、世界が滅びようとしているのに。
 世界のその他の地域は、ノーマンズランドだったり、どうなってるか全くわかっていなかったり。
 その戦争がどれだけ虚しいものかがよく伝わってきます。

 今回の話は、(将来の)夢をキーワードにして、淡々と進みます。滅び行く世界の、ささやかな平和。日常。そんなものを描いている、そういう話です。
 でも、やっぱりテーマは「夢」で。
 リオが語る夢は、一人ちょっと外れたものでした。
 世界の果てを見に行きたい。
 そう、世界のどこかで、海は生まれ変わり、新たな命が芽生えている。
 手始めに気球を再現した彼女は、次は飛行機を復活させる、と言います。

「旧時代に、人が、鳥のように飛んだ機械を。そして行くんだ。世界の果ての、そのさらに向こうまで」
「世界の果ての、さらに向こう?」
「今は、まだ夢だ。あまりにも漠然とした。でも私は、いつかそれを手繰り寄せて、ただの夢じゃない現実にしてみせる」

 そのとき、それまで「夢」というものがわからなくてみんなに聞いてまわっていたカナタに、夢ができました。
 リオに、ついていきたい。一緒の夢が見たい。
 それを受け入れたリオは、心の中でカナタを想います。

「お前もいつか、自分の夢を見つけ、歩き始めるだろう。たった一人で、お前自身の夢へ。だが、それでいい。それまで私は、お前の手を引こう。いつか、お前が自分の夢を、自分だけの音を見つけて、奏で始めるそのときまで」


 フィリシアの台詞が、第13話が何の話なのかを表していると言えるでしょう。

「聞こえるわね、夢の足音。未来の声が。行ってらっしゃい、私はここにいるから。みんながどこに行っても、帰ってこられるように」


 世界には、まだ夢が、未来が残されているのかもしれません。


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[追記:2010.9.29]
 アニメ『けいおん!!』の終わり方を思い出しました。
 学園祭で派手に盛り上げて、卒業式でしっとりと穏やかに締めくくる。
 うーん、なんか似てるかも。

tag : アニメ ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

独り言: 「立ち上がれ、日本経済」!

 広告で、こんなの見ました。
 10月から始まる二つのアニメ番組『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『とある魔術の禁書目録II』のコラボプロジェクトやってるそうです。
 まあ、そうですよね。どちらも電撃文庫の超人気シリーズですから、コラボ企画は必然と言えましょう。

 ただ。

 私がその広告を見たのが、日本経済新聞で!
 一面広告で!!
 見出しが「立ち上がれ、日本経済」なんですけど!!!

 中央に縦書きででっかく「立ち上がれ、日本経済」と書いてあって、右にインデックス、左に桐乃が立ってます。で、台詞あり。

インデックス:
「世界の常識を変えるのは、あなたの力なんだよ。だから、一緒に頑張ろうね。」
桐乃:
「落ち込む暇があったら、めいっぱい頑張ればいいじゃん。今を変えるのは、あなた次第なんだからさ。」

 原作にこういう台詞があったかどうか憶えてませんが、なんかこの二人なら言いそうです。
 あの見出しで、キャラがあの台詞を言っている広告を、日経新聞に出す。
 何と言うか、一体何の広告なんだか
 ちなみに、もっと一般的な読者層が推定される讀賣新聞にはありませんでした。まあ、こっちの方がお値段が高いでしょうけど。

 もう、日本の未来はこいつらにまかせた方がいいんじゃ(笑)?


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tag : 電撃文庫 アニメ 日本経済

独り言: ちょっと幻想的な光景

 昨日の朝、いつものように郵便受けに新聞を取りに行こうと玄関から出たら、ぱらぱらと雨が降っていました。
 夜明け前ですが、薄明というのでしょうか、空はもう青くなっていて、雲がなくても星は見えなかったでしょう。

 ふと西の空を見たら、雲の薄いところがあって、ちょっと霞んだ月が見えました。
 十五夜が過ぎたばかりなので、かなり満月に近かったですね。

 いやー、中々に幻想的な感じでしたよ。雨の降る中、薄青い空に浮かぶ月。

 天気雨には、「狐の嫁入り」という表現がありますが、こういうのはないのかな?
 月だったら、「狸の嫁入り」かな? とか思ったのですが、なんか狸というイメージじゃないです。
 それに、ぐぐってみたら、とうやら、「天気雪」のことをそう言ったりするようですね。

 さらにぐぐってみたら、「雨降りお月さん」という野口雨情作詞の歌がありました。童謡です。YouTubeにあったので聞いてみたら、あ、これ知ってます。
 ちょっとイメージは違いますが、確かに、作詞家(詩人?)なら何か書きたくなるような光景かも知れません。

 まあ、だから何だ?と言われると困るんですけど、ほら、アレですよ。
 どーでもいいことを二つも書いてしまったので、ちょっと口直しってことで。

せいじ: 二つの出来事の類似性

 例の尖閣諸島の問題では昨日大きな動きがあったわけですが、この件でふと、なんか似たようなことがあったのを思い出しました。
 以前のエントリです。

傲慢な差別主義者

「交通事故に例えるなら、(向こうから)ぶつかって来たような感じだ」
 なんか、市長の土田正剛中国のやったことって、こう見てみると、そっくりですね

せいじ: 有言実行内閣 Banzai!!!

 この間菅直人が、「有言実行内閣」とか言ってましたね。
 私は待ちました。その言葉の後に、何が出てくるのか。
 ……何も出てこない。
 有言実行内閣なら、まず何か言えよw
 とばかにしてたのですが。

 菅閣下、申し訳ありません。私が間違っておりました。
  • 友愛
  • 日本は日本人だけのものじゃない
  • (他)国民の生活が第一
  • 一国二制度
  • 国家主権の移譲や主権の共有
 つまり、これまでずっと言ってきたことを、今こそ実行する、そういう内閣だったのですね(嘲)!

創作観: 忍び寄る跫音

そうだ、ガラパゴス化しよう。

 その分野では、『けいおん!』がうまくいったとしたら、かなり長期にわたって日本がトップを走り続けられるだけの先進性が日本にはあります。
 日本人は既に、ここまで来てますから!

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 ところが。
初音ミクと見せかけの魔法
(原文:「Hatsune Miku and the Magic of Make-Believe」)

 俺は今、ここサン・フランシスコの150席しかない小さな映画館で、秋のアイドル公演を待っている。チケットが完売した「39[ミク][[Sankyu!]] Giving Day」コンサートの上演を見るために、愚かな時間の無駄遣いをする連中が集まっている。

 だがここで思い出してくれ。俺は、イタリアがピアノを発明したことが日本の初音ミク発明への扉を開いたと言ってきただろ? ピアノは21世紀に飛び込むときに今一度変革に見舞われたんだ。

 ピアノの最後の変革とは、もちろん電子化のことだ。

ピアノはピアノを超えた。それは作曲家の手の延長どころか、作曲家の心の延長となったのだ。

 一つだけ欠けているものがあった。声だ。

 そして、ご存知の通り、日本は日本であり、彼らはやってのけた。

非常識なほどの大金持ちだった王家の人々の手にあった手製の楽器から、平民たちの手に握られた緑の髪の女神へ。それがこの大きな3世紀の違いだ。

 何であれ多くの人々が音楽を作ることは、単に大人しく聞いているだけよりもいいことだと俺は信じる。俺は魔法を、ボーカロイドを、ミクを信じている。

 既にアメリカ人もここまで来ているのか!

 ……いや、まだまだだ。これは個人のブログ。先進的な少数派の意見に過ぎない。アメリカの文化的傾向からして、大衆に受け入れられるとは思えない。
 ん? そういえば。
『ぎゃる★がん』 こんなバカゲー、見たことない☆

ぎゃる★がん

 でも、この紹介記事によると、

この作品が英語に翻訳されることは想像もできないが、しかしもちろん、日本語がまったくわからなくても十分に理解できるだろう。

 うーん、実はアメリカ人も決して侮れない?

 これは、メジャーとは言えなくとも、所謂メディアです。……アメリカ人の跫音がひたひたと! 追ってこられるのはフランス人とか台湾人辺りかと思っていたのですが。

 我々も、先進国としての意地がある。負けてはいられない。やすやすと追いつかせはせんぞ。
 これからも、妄想力を鍛え、オタクの道を究めなければ!

tag : オタク 初音ミク ぎゃる★がん

ポルノ: 『生徒会長を脱がそう!』 名が体を表してます

 以前、こんなのを書いて、異常な性癖のほんの一部(笑)をカミングアウトしましたが、本作『生徒会長を脱がそう!』は、そのタイトルの通り、かなり私の趣味に合ってます。
 そう、脱がそう、なので、脱がして恥ずかしがらせるとかね!

 主人公の千冬とヒロインの想良+流奈先生の学校「櫻皇学園」の教育理念を端的に表すと、『人生はギャンブル』
 ……という設定とタイトルからすぐにわかる通り、千冬と想良が賭けをして、想良が脱ぐ羽目になります。

 想良と姉の流奈先生の森沢姉妹は、この学園の理事長の孫です。で、こんな教育理念を掲げている通り、森沢家は常に、ここ一番と言うときに大博打をしかけて勝利し、栄えてきたわけですが。
 この姉妹は、母親の血から、『幸運の炎』なんてものが見えます。自分に幸運をもたらすものに炎が灯って見えるわけですが……千冬と賭けをしたら、それが消えちゃう
 千冬は、想良達の祖父の銀賀が見付けてきた、これも特殊な血筋の人間だったんです。

 最初の賭けでは、想良は、クラスのみんなの前で下着姿になることに。……と思ったら、更にサービス。想良は千冬にもう一度勝負しようと挑むわけですが、千冬はそれを受ける条件として、下着姿を撮影させろ、と!(良く言った!) で、そのまま撮影会になっちゃいました!

 で、次は負けたらフェラチオとバイズリですが、当然会長が負けます。
 この勝負もみんなの前でやったわけですが、賭け金はテントの中でということになりました。

 とにかく胸に意識を集中して、餅をこねるように指を動かす。そうすると、自然に声があふれた。
「はぅんん、ふあぁぁあ、おっんんっ」
 喘ぎ声の音色が、さっきまでとは変わっている。悲鳴に近い声ではなく、甘さに満ちた声だ。想良自身が驚かされる。
(わたしが、こんな艶めかしい声を出しているわ!)
 自慰のときに、つやめいた声を上げているのかは、自分ではわからない。それに女子寮は防音設計なので、どんな声を出しても、他人に聞こえる心配はなかった。
(今は、聞かれているわ! わたしの恥ずかしい声を、皆に聞かれているのよ! ああ、でも、でも……)

(もう、わたしも行きつくところまで、行くしかないわ!)

 で、結局皆に聞かれながら、最後までイっちゃうわけです。胸で。

 で、次は姉の流奈先生ですが、賭けたのは本番です。
 またも皆の前ですが、今度は衝立の向こう。乱入を食い止めるために想良が立ちはだかってるわけですが……。

 男心にまだまだ疎い想良自身は、気づいていない。男子たちが、姉の嬌声を妹の自分に重ね合わせて聞いていることを。あたかも麗しい女教師と女生徒会長がよがり声のデュエットをしているように感じていることを。

 ……だったんでけど、勢い余って床に倒れた先生は、鎖骨の辺りから上が衝立から出てしまって。

 流奈先生が必死の形相で、少しでも衝立のなかに入ろうと見悶える。抱えられた両脚をばたつかせて、懇願の叫びを上げた。
「このままでは、皆に恥ずかしい顔を見られてしまいますっ! それだけは許してください!」
 女教師が見せる懸命な表情と悲痛な訴えが、見つめる男子たちにはサディスティックな興奮を与えているとは、流奈先生本人も、見守るしかない想良も気づかない。

 で、結局イっちゃいます。顔を見られながら!

 更に続くのは、流奈先生の水着バイブで授業中絶頂!

 うまいですね! 最初の方でも、終盤と比べれば軽い露出なのにちゃんと羞恥心を煽りまくってますし。そして、段々エスカレートしていく感じとか。

 ついに想良の処女を賭けることになったときは、セックスはステージの上で、皆の前で。しかも、あぐらをかいた千冬に、自分から。

(自分から、男の上にまたがるなんて……)

 あぐらの上で、想良が立ち止まった。どうやって千冬の上に乗ればいいのか、逡巡しているときに、前から二本の手が伸びてくる。
「なにするの、あひっ!」
 千冬の両手の親指と人さし指で、恥丘の溝の左右をつままれ、肉唇を広げられた。
「やっ、いやあっ!」
 甲高い声を上げて逃れようとしたが、女の一番繊細な部分をつかまれて、身動きができない。されるままに想良の極秘の花園が、千冬の顔の前で開かれる。

 もう、羞恥責めが徹底してますね!

 で、今度は水着バイブで教室絶頂想良と流奈先生の二人で!

 ところでこのお話、千冬はこんな血を受け継いでるわけですが、つまり、菅野の力は女が賭けられているときに発揮されるわけですが、彼自身は、自分の母親がそんな扱いだったことに引っ掛かりがあって、博打をするのを避けてたのです。
 また想良は、自分の処女を賭けたときに、こんなことを思ってたりします。

 すでにパイズリやフェラチオを経験して、二度も精液をぶっかけられているのに、ファーストキスはまだだ。われながらあまりに不自然だという気がする。だがキスは特別なものだというイメージもあった。
(処女は賭け金として払っても、キスは恋人とするべきものなのではないのかしら。でも恋人なんて、わたしには……)

 更に、千冬の力を調査した想良と流奈先生の結論は、こんな感じになりました。

「呪いだと?」
「はい。菅野家の人間にかかった呪いです。ラックスマッシャーがあるかぎり菅野家の男は、女を賭けの戦利品としてしか扱えません。千冬くんの父親が、母親を物として扱ったように。わたしは千冬くんを、そんな呪いから解放したいと思います」

 そして、最後の賭けでは特別な準備をして、これを遂行します。
 それはうまく行ったんですけど。でも二人は千冬をゲットすることにし、千冬とするのが快感であることは彼の力によるものでないことがわかる、という結果に。

 二人は、千冬を選ぶことにしました。

 かつて母の静乃が森沢昴に幸運の炎を見たように、千冬が自分たちを身も心も幸福にしてくれる男であることを、姉妹は確信している。


 ところで、早織先生って、いい味出してますよね(笑)。

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tag : 美少女文庫 羽沢向一

ゲーム: 『ぎゃる★がん』 こんなバカゲー、見たことない☆

ぎゃる★がん

 ……なんてのが出るそうで。
 ほー、アルケミストですか。あの。それと、インティ・クリエイツ。
 なになに、

日本の高校を舞台にしたシューティング・ゲームだ。

 ……は? そ、そんなの作っちゃっていいの?

『Xbox 360』用ソフト『ぎゃる★がん』[制作発売はアルケミスト]は、主人公が「眼力(フェロモンショット)」で女の子を撃つゲームなのだ。高校の廊下を歩きながらXボタンを押すたびに、何十人もの女の子が、笑顔を浮かべて愛の告白をしたがるようになる。

 ほう、そういうことですか。

見習い天使“ばたこ″の失敗によって、超モテ男になってしまったあなた。言い寄ってくる女の子たちをフェロモン・ショットでなぎ払い、意中の彼女を目指そう!

こんなバカゲー、見たことない! だめぇ~♥

 いやまさにそのとおりだにょ。
 でも、ただのシューティングじゃないようで。

主人公はひとりの女の子を選んで......「ドキドキモード」をトリガーする。そうすると、女の子はピンク色の悶絶モードに入り、主人公は視点をさまざまに移動させて......彼女を「検査」する。

 検査? 検査って何! なんか、別の意味で作っちゃまずいような。
 ……前のエントリでも書きましたが、日本人、突っ走り過ぎです!
 もう誰もついてこれません!
 まあ、いいでしょう。どうせ日本国内向けなんだから。

 でも、この紹介記事によると、

この作品が英語に翻訳されることは想像もできないが、しかしもちろん、日本語がまったくわからなくても十分に理解できるだろう。

 うーん、実はアメリカ人も決して侮れない?
 この記事にはこんなコメントもありますが、

仕事の後にちょっとプレイしてリラックスするゲームとしては最高だろうと思う――妻があきれて出て行きさえしなければ、の話だが。

つまり、私には全く何の問題もないということですね!

 よーし、これは買いかも! 考えておこう。
 ただ、ちょっと高いな。まずXbox 360から揃えないといけないから。

tag : Xbox360 アルケミスト

創作観: そうだ、ガラパゴス化しよう。

 しばらく前に、こんなのを書きました。
相変わらずハズしているアニメ振興策
 その中で、日本のアニメを海外に売り込むとした場合、それは「日本的」であるべきだ、みたいなことを主張しました。世界に売るんだから世界に合わせて、みたいなことをしたらダメだ、と。そんなことをしたら、どこにでも作れるものになってしまい、結局人件費が安い、もしくは人の多い国に負ける、と。
 第一、もし今日本のアニメが売れているとするならばそれは、日本的だからこそ、なわけです。

 また、このエントリでも似たようなことを主張しました。
安直な考え方の蔓延

 大体、日本では、ガラパゴス化だなんだと否定的に言ってますが、こと「文化」「カルチャー」に関して言えば、ガラパゴス化してなければ存在意義も価値もありません。独自性があるからこそ、魅力を感じる人がいるのです。勿論、誰にでも受け入れられるとは限りません。が、誰にでも受け入れられるものなんてのは、誰も夢中にはならないものです。

 とか考えていたところ、世の中にも結構「ガラパゴス化」という言葉の否定的な用法に辟易している人がいるようで、例えば
世界で“ガラパゴス化”するアップル」とか。

 ガラパゴスで何が悪いのか――。

 日本メーカーのことを、ガラパゴス症候群と呼ぶことは、負け犬の遠吠えに聞こえる。どのような特殊な端末・サービスであれ、世界展開に成功すればいいわけである。ガラパゴス=負け犬ではないのだ。


 また、こんな本も。
ガラパゴスでいいじゃないガラパゴスでいいじゃない
(2010/08/27)
岡 康道小田嶋 隆

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 まあ、タイトルにはなってますが、別にそれをテーマに延々と話が続くような本じゃないですけど。色んなテーマを採り上げた対談集です。

 そして、こんな本も買いました。
ガラパゴス化のススメガラパゴス化のススメ
(2010/09/10)
櫻井 孝昌

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 この著者の櫻井孝昌氏についてはこれまでも触れたことがあります。
困った人、櫻井孝昌氏
櫻井孝昌氏の言うことは本当なの?
 ……氏に対しては否定的なことばかり書いているくせに、実は著作を殆ど読んでます(笑)。一緒に書かれたこれも買いました。
「捨てる」で仕事はうまくいく「捨てる」で仕事はうまくいく
(2010/09/10)
櫻井孝昌

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 新作の「ガラパゴス化のススメ」では、ガラパゴス的日本文化として、「カワイイ」を主に採り上げています。ファッションの話題が多い、ということですね。
 なんちゃって制服とか、「日本のJK(女子高生)になりたい」という声とか、「私たちから見たら、日本の高校自体がファンタジーです」「日本の女子高生の制服は自由の象徴です」とか。
 音楽でも、「日本のビジュアル系が、それまでロシアではロックは男のものだったのを女子に解放してくれました」とか。

 明らかに音楽業界は、海外への大きなチャンスの第一歩を逃してしまったのだ。
 モスクワで出会った日本の女子は、なぜ日本のビジュアル系ロックがモスクワにもっと来てくれないのか嘆いていた。現在、ロシアでは日本のビジュアル系そっくりのヨーロッパのバンドが人気を得ているのだという。

 日本のビジュアル系バンドさえ来てくれれば、本物がいかに違うかということにロシアの若者も気づくというのだ。

 そのビジュアル系バンドの「アンカフェ」の人がこんなことを考えていたそうです。

 二〇〇五年メンバーとこんな話をしました。ホワイトボードにマトリックスを描きました。縦の線は『かっこいい⇔カワイイ』、横の線は『ハード⇔ポップ』です。
 僕らはとにかくその端っこにいないとダメだと思ったんです。
 そして、アンカフェが目指したものが、『カワイイ』と『ポップ』の端っこでした


 これまでに出てきたキーワードを、ちょっと羅列してみましょう
アニメ、JK(女子高生)、制服、日本の高校自体がファンタジー、バンド、カワイイ、ポップ。
 ……すごく馴染みのある世界が、思い浮かびます。
 けいおん!
とか!
 これ、凄い商品に、凄い武器になるんじゃないですかね。
 今『けいおん!』が海外でどれだけ知られているのか?
 残念ながら私は外国語よくわからないし、日本人の言うことは色んなバイアスがかかっているのでやっぱりよくわからない。アニメ一期のときも、京アニ作品ということでかなり話題になったという話を聞きましたが、やはりそれも日本語の情報なので、実際にはどんなもんなのか?

 その分野では、『けいおん!』がうまくいったとしたら、かなり長期にわたって日本がトップを走り続けられるだけの先進性が日本にはあります。
 日本人は既に、ここまで来てますから!
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初音ミク

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 これ、いいですね! 凄くいい。伊達杏子辺りと比べると隔世の感があります。伊達杏子とか、発想はいいけどセンスがまるっきりダメ、というのが一目見たその瞬間にわかったものですが。所詮ホリプロ、ということか。

 そういえば、日本人の先進性を表すこんなネタがありましたね。ほんとかどうか知りませんが。
 海外の腐女子が日本に来ました。彼女は、その道では結構自負するものがあったのですが、日本人の腐女子には絶対に追いつけないと脱帽したそうです。
 だって、日本人の腐女子は、こんな論争をしていたのですから。
「東京タワーとエッフェル塔は、どっちが攻めか受けか」

tag : 櫻井孝昌 ポップカルチャー アニメ けいおん 初音ミク

独り言: オタクが処女を求めるとき

かつて、「処女はダサい」という考え方が男女ともに主流だった。

 ↑必死だなw
 ……あれ? 私は誰に向かって言ってるのかな?

 上のは、「「生娘はダサい」価値観が大転換 この国に何が起こったのか」ってページの冒頭にあったんですけど、この間書いたエントリでちらっと書いたこととも通ずるものがあるので、ちょっくら駄文を書いてみます。
 いつものことではありますが、今回も、まるでオタクの代表みたいな書き方をしちゃいます。というか、今回は特に個人的見解全開で行きます。
 なら「オタクが」じゃなく「私が」というタイトルにすべきかも知れませんが、私自身は別にそれほど拘ってないので、そう主張しているわけでもないんで。
 なんだか中途半端なスタンスからの文章になりますが。

 さて、この件、問題点が全然整理されてないと言うか、ごっちゃになってて無茶苦茶ですよね。
 処女って、処女膜のことなのか?
 身近な人のことなのか芸能人のことなのか?
 いつの話なのか?

 上記の記事の中で、千木良悠子氏が言っているように、「処女という言葉自体、人や時代によって全然捉え方が違う」のですが。
 そこに非常に大きく関わってくるのが、肉体的に処女かどうかよりも、処女(もしくは非処女)である人の人間性に関する「イメージ」です。
 ここで、前述のように、オタクの価値観を独断により示します。
 処女膜があるかどうかよりも、人間性が重要。

 1980年代後半から90年代にかけて、アッシーだメッシーだ貢ぐ君だねるとんだマハラジャのお立ち台だと言ったキーワードに象徴される市場があったわけですが。
 そういうのを、アホかという視線で見ていた層があったわけです。
 彼等は、市場に参加しないため、姿が見えない、声が聞こえない、つまり社会的に存在しない層でした。
 その層の中で醸成/蓄積されたイメージがあります。つまり、

非処女=遊びまくり、やりまくり、ビッチ、性病、頭軽い、流行に流される。

 最後のは注意が必要で、流行に敏感なのと流されるのは区別されます。後者は、自分の価値観というものを持たず、判断力がない、そういう人間と見做されています。自分ならどうなのか、という峻別や工夫をしない、それお前には似合わないだろみたいなのを何も考えずにやる。
 というわけで、人間性と処女性が結び付き、人間性で考えると、非処女はダメということになるのです。イメージの上では。
 ここでも注意。「処女がいい」のではなく「非処女が(人間的に)ダメ」です。
 オタクにとっては、「処女/非処女」の区別と「人間性の良い/悪い」が対応するようになってるわけですね。
 ちなみに、「非処女は人間的にダメ」の対偶は、「マトモな人は処女」ですけど……。

 そうやって二分された層構造は、ずっと片方が社会から認識されないまま維持されてきました。従って、その価値観も維持され、90年前後の様子を知らない世代もやはり、各々の判断に従い、二分されてきました。
 といった状況に変化が訪れ、どういうわけか、「市場」の外にいて、別の独自の市場を構築していたオタクたちに光が当たりました。
 「市場」が立ち行かなくなったからかも知れませんし、電車男のバカ騒ぎのせいかも知れませんし、もしかすると、本田透氏の『電波男』の衝撃かも知れません。
 ここに、未知の価値観がもたらされたわけですが、昔からずっと、オタクたちは「現実の女性に相手にされないからその代りを求めて二次元に走っている」というのが定説でした。
 なので、社会的な価値観は別に影響を受けなかったわけですが……。

 といったようなことを考えると、記事に出てきたこういう声。

「処女好きのキモイ男性なんかに処女を捧げたい女性なんていません! お金を払ってでもイケメンに奪われたほうがいい!」

 多分こういうのって、処女好きの筈のオタクが最も忌み嫌うタイプでしょうねぇ。「処女好き」の部分の「処女」と、「処女を捧げ」の部分の処女は、ベツモノですから。このヒトにはわかってないでしょうけど。

 さてここで、上記の記事では声優の平野綾さんの事件(HLL事件)をショッキングなものと取り上げているので、一応その話に移ってみましょうか。

 しかし、いくらアイドルとはいえ、処女だと思い込むのは21世紀の現在、時代錯誤の感も。

 ここに、二つの齟齬が見受けられます。
 肉体的な処女性と人間性の(イメージの上での)結び付き、そして、偶像という商品の価値です。
 前者については、まあ上に書いた通りなんでいいとして。
 後者は、どうですかね、この記事では私の見解と随分違う見方をしているので。

 ところで、彼女のファンは、別に彼女とお付き合いしているわけじゃない。だから、彼等にとって彼女自身が肉体的に処女であるかは、実は関係ない話。
 なのにあんな騒ぎになったのは、彼女の商品である「偶像」を彼女が破壊してしまったからです。彼女は、中の人というだけでなく、本人も露出して商売してましたからね。
 そのことはつまり、彼女が、
  • 顧客の性質とそのニーズを正しく把握していなかった
  • 本人と偶像の区別をきちんとつけられなかった
ということを意味します。
 これが、既存の顧客を切り捨てる覚悟で行われたイメージ戦略であるのなら、それはそれでいい。でも、どうも、ファンから叩かれて凹んでいる(らしい)という話を聞くと、そういうわけでもないようだ。
 つまり、彼女が責められる点があるとするならば、それは処女かどうかではなく、ビジネスの稚拙さであると言えましょう。
 でもそれは、記事のうち上記に引用した部分を書いた人にも言えるわけです。この人は、現実と「偶像」の区別がついていないわけですね。
 よく、オタクはリアルと妄想の区別がついてないみたいなことを言う人がいますが、実際には、そういう人の方が惑わされていることが多い。オタクは、世界を切り替えることができるんです。言葉の意味もモノの価値も、世界ごと交換できる。そういう意味では、区別がしっかりしています。現実を一つしか持たない人は、なんでもそこにごちゃっと押し込むしかないわけで。

 この件はオタクの異常性を示す笑い話として取り上げた筈なのに、上記の記事によると、実は一般人にもそういう人がいるらしい、ということで、確かに話題性はあったかも知れません。

 実際のところ、オタクを論じている人達とオタクの間には、「そもそも処女って何のこと?」という段階からして見解に食い違いがあるわけです。
 観念の人であるオタクが、モノにどれだけの価値を見出すか。それは、そのモノがどれだけ意味のあるものを象徴しているか、それに依存するわけです。「処女」というモノは、象徴に過ぎない、のです。つまり、膜はどうでもいい。
 ここら辺、モノや言葉の意味を好きに置き換えて再定義する自由度を持つオタクという人種の世界は、リアルとは随分ずれている。

 オタクが処女を求めるとき、彼等がその背後に何を見ているか。
 まあ、それは一般人にはわからないでしょうね。わかった人は実はオタクでしょうから。

tag : オタク

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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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