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マンガ: 『からかい上手の高木さん 6 』感想

 相変わらずの高木さん……ですがちょっといつもと違う面も。というか最近そういうの増えてきた?

からかい上手の高木さん 6 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
山本 崇一朗
小学館 (2017-08-10)
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 あと、フィギュア付きもあるよ!


 相変わらずだなぁという感じなのは、例えば最初のエピソード「デート」。駄菓子屋?でカップめんを食べる二人ですが、「デートみたいだね」という高木さん。
 クラスメイトに見られたら、という話になり、西片は否定するから大丈夫だよなどと言ってますが……やってきたクラスメイトは、見て見ぬ振り。そりゃーね(笑)。これじゃ否定しようにも。
 さすがの読みの深さです。

 いつもと違う面と感じたのは二つ。
 一つは、三話もかけて描かれている連作「ウォータースライダー」。中井君、真野さんと四人でプールに行く話です。真野さんは縁結びっぽいジンクスのあるウォータースライダーを中井君と滑りたいと思ってるのですが……。
 真野さんと二人での会話の中で高木さんは、軽口のように西片のことを話します。高木さん、女子にはあまり隠す気がないっぽい?
 というかもしや、女子の間では周知の事実?

 もう一つ。これは、「お悩み」という話。
 ある日、西片は違和感を覚えます。……なんと、高木さんがからかってこない!
 エピソードのタイトルの通り、ちょっと悩みを抱えてたんですが、それがなんと偶然にも、西片のお陰で解決、はしてないけど解消されちゃう。その時に出てきた一言がね。
 ぽろっと出ちゃったという風でもないしからかってる風でもない。
 そう考えるとこの回では、一度もからかってないですね高木さん。

 まあそういうのもある意味では相変わらずと言えるんですが、最後にもう一言。
 この巻では最初と最後のエピソードで、二人を見る第三者の目が描かれています。でも高木さん、全く意に介してないですよね(笑)。

マンガ: 最近読んだ漫画 - 2017.7

 今回も三冊ご紹介ですが、考えてみると内容的には新刊が一冊しかない……。

恋と嘘(6)特装版 (プレミアムKC 週刊少年マガジン)
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 今回は、この6巻の紹介ではありません。
 先日、本作のアニメが始まりましたが、ちょっと原作を復習しておこうと思ったんですよ。ところが、どういうわけか1〜3巻が見当たらない。まあ後でちゃんと見つかりましたが、大概、ちょっと特別なところに置いとこうと思ったせいでそういうことになりますよね。

 いやまあ話を戻すと、それで6巻特装版に付いてた関西弁版をまた読み直したわけです。
 …………。
 いや関西(多分大阪辺り?)の人たちだけの話の場がどんなのかよくわからんのですが、この関西弁版、ノリが無茶苦茶ですね(笑)。本当にこんなんだとしてもそれはそれでアレですが、さすがにそうでないとしても、こういう風にしちゃうという意味でのノリがね。
 いくらなんでもこれ制作するに当ってあちらの人を入れてないわけもないし。

 どんな点について話しているのかというとつまり、単にセリフが関西弁になってるってだけじゃないんですよ。意訳してあるんです。
 例えば、「政府通知」には「マンスリーよしもと」とルビが打ってある。「上手く言葉が出てこない」は「オモロいギャグが出てこうへん」に。

「余裕がないなりに…優しいところ…?」


「いつもテンパっとるくせに六甲おろし全部歌えるとこ?」

に(笑)。等など。
 ある意味ステレオタイプな関西人っぽいという訳し方ですが、制作にあたりそういうのを裏切らないサービス精神とかね。
 いや、本当にこんなんだという可能性もあるわけなんですけど(笑)。

やがて君になる(4) (電撃コミックスNEXT)
仲谷 鳰
KADOKAWA (2017-06-26)
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 ある意味で予想通りの展開になって来ています。が、それだけではありませんね。
 例えば、侑は先輩が自分をいつも「振りまわす」と感じるようになっています(p38)。つまり逆に言うと、振り回されているわけです。「名前でなんて呼べない」と思うのは、そうしたいのにできないから。
 また、友達に先輩のことを愚痴るようにもなっています(p68)。その菜月はそういう侑を「いっぱいいっぱい」であると表現しています。

 ただ、やはり侑はそれだけで終わっちゃうタマではなく、この4巻のラストで動き始めています。
 4巻では生徒会で行う劇のことがメインになっていますが、その劇の脚本がどうも、先輩を含むそれぞれの人物の心の内に分け入って来ているかのような見事なもので。その脚本での先輩(っぽい人物)を「変えよう」と提案するわけですね。
 勿論それは、劇中の人物のことであるに過ぎない。しかし、既にそれを演じる多くの人が、まるで自分のことのようだと感じているような人物であるわけです。それを「変える」ことに、本当に何の意味もないのか。
 これは中々見事な点を突いてきましたね。
 さすがは主人公(ですよね(笑)?)。

新米姉妹のふたりごはん (1) (電撃コミックスNEXT)
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 川原礫さんが奨めてたので読んでみました。
 というか、以前から気になってはいたんですよ。1巻が出たときから。だから、どうして今まで読まなかった!と悔やんでいるところです。
 一応姉なのにちっちゃ可愛いサチさんってのもいいですし、とってもコワい感じ、に見えるのにその実とってもいい子なあやりさんもいい。あやりさんは特に、料理のことになるとまるで別人になるところとか。あと姉のことでも(笑)。

 毎回登場する料理もまた、一風変ってる独特なところがあってとても興味深いですね。最初なんて形の上では生ハムをパン(バゲット)に挟んでるだけなんですけど、とてもそれだけとは思えない。もしかすると導入の「掴み」として比較的味が想像し易いものを選び、背景やストーリーの方に力点を置いたのかも?

 あと、意外と重要なキャラ(っぽい)のが、サチさんの友人の絵梨さん。どうやら彼女、これまでサチを餌付けしていた(っぽい)のですが、あやりさんの登場で微妙なことになりました。
 ここで「っぽい」を繰り返したのは、実はまだ2巻以降を読んでないから。
 強いて言うならば、これまで読まなかったことにも、それで一気読みできるという利点があったかも(笑)?

マンガ: 最近読んだ漫画 - 2017.6

 今回は三冊ご紹介。

たとえとどかぬ糸だとしても1 (百合姫コミックス)
tMnR
一迅社 (2017-05-18)
売り上げランキング: 1,256

 帯にこうありました。

私が恋をしたのは、
兄のお嫁さんでした。

 ふんふん、よくあるパターンね。
 と、表紙に描かれているの(多分主人公)が女の子であるのにスルーしかけちゃいました(笑)。百合に慣れすぎとかそういう意味ではなく、一瞬関係性を勘違いしてしまって。
 まあともあれ、それで主人公のウタは同居している兄嫁の薫瑠さんに日々悶々としているわけです。薫瑠さんという人がまたふわふわした人で、でもウタのことを色々と考えてくれかつ構ってくれる人で、もう困っちゃいますよね。
 そんな間柄の二人には過去に色々とあったらしいのですが、そのことについては1巻の収録範囲ではまだちょっとぼかされています。

 ところでウタは友人のクロちゃんにそういう状況を打ち明けていて、さてそのクロちゃんがいつ反旗を翻すのかが見所かなと思っているのですが、勘違いかも知れません。


ゆるゆり (15) 特装版 (百合姫コミックス)
なもり
一迅社 (2017-05-31)
売り上げランキング: 80

 まあいつもの通りと言えば言えますが、フルカラー口絵漫画でのおめかしの方向が本当に予想の斜め上。ちなみに左下にはこんな説明が(笑)。

ゆるゆり外伝
『親会社の資金力』完。

 ただ、いつもの通りとはいえちょっと気になることが。
 各エピソードの間には一枚(二ページ)の仕切りと言うか正確にはなんと言うのか知りませんが挟まっています。で、そこにこぼれ話的な一コマが描いてあったりするわけですが……。
 「113☆誰っ!?」の後(p77)にある一コマではあかりに重大な危機が迫っていて、その後あかりが無事だったかちょっと心配です。

 特装版には「綾乃ちゃんのおともだち」という、綾乃の小さい頃のことが描かれた小冊子が付いています。……いい話ですねほんと。

 あと通常版ですが、帯に発売日が書いてある(笑)。裏表紙にも、収録されている話の説明があって、こんなお話をコミックスで読んだことない人は安心して買ってね、みたいなことが書いてあります。でも真面目な話、他の本でも裏表紙とかはともかく帯くらいには発売日を書いてくれてもいいかも?
 まあそんなことをネタにするような出版状況ではありますが、「意外と進んで」いるらしいですね。


この美術部には問題がある!8 (電撃コミックスNEXT)
いみぎむる
KADOKAWA (2017-05-26)
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 まったく、宇佐美さんたらエロいんだからぁ(笑)。
 でも実際、本作で一番そういう方向に突っ走っているのって宇佐美さんですよねなんだかんだ言って。内巻くんは一見アブナい人みたいですが、実のところ物理的な被害は出してないし。怖がらせてはいるけど(笑)。

 しかしこの8巻では、その方面から意外な方向へと人のつながりの環ができているのが見えちゃいました。ただその環が閉じてない辺りが笑えます。何かというと、以前内巻くんが目を奪われた女の子……がランドセルに付けていたストラップ。その作者がわかった上に実は近くにいたということが判明したのです。
 ただ、我々読者にわかってもねぇ……(笑)。
 ともあれ、相変わらずの人たちの相変わらずのどたばたな日常とその中のちょっとしたドラマがなんか心地好い本作でした。でもこの感じ、どうやって説明したらいいのかよくわかんないんですよね。

マンガ: 『マンガ パソコン通信入門』感想

 マンガ図書館Zの作家応援キャンペーンで「永野のりこ先生キャンペーン」ってのがあったので参加。
 で、まず読んでみたのが『マンガ パソコン通信入門』です。どうやら1996年頃の作品だったようですが、出てすぐに読んだかどうかはもう憶えていません。
 原作があるのでどの程度が永野さんの色なのかよくわかりませんが、個人的には後半の展開は実に永野のりこ的だなぁと思いました。

 実際、やはりブルーバックスだけあって、内容はかなりしっかりしている……というか、いたと思います。さすがに時の流れの影響は大きいですけど。
 主な登場人物は、一応彼が主人公だと思うんですけどトオル君と、その彼女のユキさんの二人。ある夜トオル君はユキさんに電話をかけたのですが、いつまで経っても話し中。しびれを切らして家を訪ねてみたら、実はユキさんはパソコン通信をやってた、というのが発端。
 ……いやまあこの辺りで既に時代を感じちゃいますけど(笑)。

 この物語、パソコン通信に関してはユキさんの方がある程度先を行っていて、トオル君は全くの素人なんですね。だから、ユキさんが奨めてトオル君が始める、その悪戦苦闘の過程が「パソコン通信入門」であるわけです。

 ハードからソフトから、パソコン通信なのでサービスの使い方等までかなり詳しくかつわかりやすく描かれていきますが、途中から空気が一変します。
 そこそこ程度慣れて技術的には色々なことができるようになった……辺りの人がよくハマる所でトオル君も失敗してしまい、ユキさんとの仲がちょっとよろしくないことに。まあ、元々彼は、ユキさんに色々教えていた「ノイマン」なる人物にちょっとばかり敵愾心的なものを懐いていたというのもありますし。
 いやそれにしてもあのヒト、「ノイマン」とは大きく出ましたなぁ(笑)。

 しかし、色々あって結局、二人の仲は修復、というよりも雨降って地固まる的に大ハッピーエンドです。よかったね。

 この、最後の辺りの展開、実に永野節って感じがします。
 トオル君、かなり突っ走って無茶苦茶やっているのに、そのクライマックスシーンは、とても静かで暖かいものになっています。ギャグのようでいてほのぼの、というよりもほろりと来るような所がまさに永野のりこさん的、という印象。
 最後の「私も」のところなんてもう、ちょっと感動です。

 ところで、上で「途中から空気が一変」と書きましたが、本作は『パソコン通信入門』です。『パソコン入門』ではなく。つまり、テーマは通信であり、それは相手がいるということでもあり、であるからには、パソコンがつながったら終りではなくその先にいる人とのつながりまで描いてこそ入門であるわけですよね。
 ということは、やはりあの展開も脱線していたわけではなく、ちゃんと必要なことだったと言えるんでしょう。

 あとは、その後のオチがやっぱり永野的(笑)。

 ところで。
 私の永野さんの作品との出会いは、実に不思議でした。
 作品は『みすて♡ないでデイジー』だったんですが、本屋でふと手に取ったんですよ。理由はわかりません。平積みになっていたわけでもなく、棚に収まっていたのにふと目が止まって、なんとなく。確か3巻だったかと。1巻や2巻だったらそのまま戻していたかも(笑)。
 そういえば、なんとなーくかがみ♪あきらっぽいものを感じたりもしましたっけ。

 主人公の歩野(てくの(笑))はどー考えても頭がおかしいヤツで、何故かデイジー呼ばわりされているフツーの(自粛)につきまとうだけつきまとうという物語なんですけど、ラストは実に、無茶苦茶でありつつも歩野の勘違いやデイジー(違(笑))のちょっとした行動でとっても美しく終わるのが印象的です。
 そういえば、すげこまくんなんかもその系譜かな。

 とまあ閑話はこの辺りで休題して。
 上記のように本作『マンガ パソコン通信入門』はしっかりと「パソコン通信入門」しているわけですが、全編ちゃんと物語としても面白く、また長さとの兼ね合いもちゃんとしているというのもあり、普通に読み物としても面白いですね。

マンガ: 『そわそわDrawing』ぱれっと2017.5掲載分感想

 これまで単行本になってから感想を書いている『そわそわDrawing』ですが、実はたまに雑誌も買っています。


 何度か感想を書いている本作。あの年齢でヌードモデルやってる(いや本当の意味でヌードモデルをできているかはおいといて(笑))という意味で非常にエロい作品ですが、でも、別に一般レーティングだからというわけではなくいつもエロマンガとしてという紹介はしていません。

 今回のエピソードは、白陽の芸祭。
 ……を水着で見てまわっているという(笑)。
 でもまあ、ヌードと比べれば露出度の点でそうエロくもないですかね。
 でも、みんなが普通の格好をしている中で水着ってのはそこはかとなくCMNF的なエロさが……。
 でも、やっぱり萌葱はいつもの如く。ミスコン出場に向け、人前で水着でいることに慣れるためにやっているという真面目な理由だし。
 でも、その性格でその姿勢であの格好というギャップがなんかエロいし……。

 でも結局、ミスコンなのでみんなの前で自己アピールという場面で

「白陽美術大学は本当に素敵なところだと…」
「我が校をお褒めいただきありがたいんですがご自分のアピールを…!」

というオチが付いたところでやっぱり、エロってよりほのぼのですよねぇ。

マンガ: 『ARIA The MASTERPIECE 5』感想

 なんか忘れた頃にやってくる感じの発刊ですね。

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 この巻には、本シリーズでも個人的に特に印象的だったエピソードが収録されています。
 それは「Navigation48 墓地の島[サン・ミケーレ]」です。

 ある意味ではあまり『ARIA』らしくないとも言えるのですが、これは、灯里が本当に危なかった話ですね。
 ただ、その展開の中で、本シリーズで一つの軸になっている灯里とケット・シーとの関わりというのが色濃く表現されています。この「墓地の島」というエピソードでそれがはっきりと固まったと感じられるくらいに。

 このエピソードが印象的であるのには他にも理由があって。
 それは、絵です。
 黒いドレスの女性に手を引かれ、サン・ミケーレの墓地を走るシーンとか。あの構図の取り方は実に印象的です。傾きの向きや人物の位置など。
 また、その「噂の君」のヴェールがめくれる瞬間の顔の描き方とか。その直後のケット・シーの登場とか。

 まあこのエピソードでは迫真的、と言うと何が「真」なのかということになりますけど迫ってくる感じの絵が強烈でしたが、元々本作では印象的な構図の絵が沢山描かれています。
 例えば、この5巻で言うならば「Navigation42 停電」の終盤の見開きは綺麗だったし、「Navigation46 ゴンドラ」の終盤の擦れ違うシーンはちょっと感動的だったし。

 あの作品世界の雰囲気は、物語の作りや舞台だけでなく、その描き方にも依っているのは間違いないですね。

 ところでこれは全くの余談ですが。
 非常に今更ですけど、ポストアポカリプスという言葉を最近某作絡みで知りました。そんなタイプのアニメ作品『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の世界の雰囲気がとても好きだったのですが、その「好き」な感じがどこか馴染みのあるものだったようにも感じていました。
 今回唐突に思ったのですが、その時に感じたものの正体って、この『ARIA』の世界の記憶だったのかも知れません。
 勿論、『ARIA』はポストアポカリプスものではありませんが、過去に存在した街の様子を別天地に再現しているわけであるし、そんな中、その街は元はヨーロッパにあるものだったのに日本的なものが沢山混じっているし。
 なんか、色々似ているなぁと、ふと思いました。

マンガ: 『からかい上手の高木さん 5』について

 5菅の冒頭と、本編の最後の部分についてだけ感想。

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 いやこの5巻は、最初と最後に爆弾が仕掛けてありましたね。

 最初の爆弾は、巻頭、目次の前にある「想い出」。高木さんが読者をからかってくるという(笑)。
 あの頃から10年以上経って子供もいる高木さん。昔の写真を見てしんみり……でも、最後のカメラ目線は何ですか?

 で、本編最後の「クリティカル」。
 これ驚きました。あの高木さんが、初めて西片君にしてやられたんじゃないですか? そう思って読んでみると、「しょうがないなぁ。」の次の一言、あれはちょっと冷静さを欠いている感じがします。本音が出すぎてしまっているというか。
 いやはや、クリティカルこわいですねぇ。
 まんじゅうこわい的な意味で(笑)。

マンガ: 『そわそわDrawing 3』感想

 このシリーズももう3巻ですね。

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 ……画像出ないな。尼さんとしては18禁扱い? まあちょっと際どい絵ではあるけど。

 1巻、そして2巻もまた巻末の辺りで結構大きなイベントがあってそれなりの解決を見てきましたが、3巻はさほどではないですね。ただ、芸祭(芸術祭、白美の文化祭)の話が出てて、今回は「引き」がある感じでしょうか。これから何かあるぞ、的な。

 3巻ではカラー口絵マンガで服を(あまり)着ていない萌葱が一杯出てきますが、全部宵さんの妄想の中です(笑)。ただ、そこで宵さんがフィーチャーされているのは、妹のまひるが登場するからですかね。
 アイドル志望のまひるもまた、白美の学生ではないのに話に絡んでくることとなります。というわけで人間関係にもそれなりの波紋が生じるのですが、一番影響が大きかったのは陽夏ですね(笑)。

 洋一と萌葱の間には意外と影響がなくて、むしろ丁度いいスパイスという感じでしょうか。そして、遅々としている気もしますが(笑)、進歩も見えます。
 例えば、p16〜17辺り。洋一は萌葱に

「俺は千暁さんをうまく描きたいって それが目標だって
そう…決めたから…!」

などと言えるようにはなっています。それには萌葱も結構感じ入っちゃってますし。
 またp85で洋一は、自身の思う萌葱の魅力について語れてしまっています。

「全体の印象というか…雰囲気が 俺のイメージとぴったり合ったんです
初めて会ったときから…
“描きたい”気持ちになる それがきっと魅力なんだと…」

 多分、萌葱にとってはとても嬉しい言葉の筈。

 というわけで、今回の一番のイベントと言えば……やはりp63辺りからの大事件でしょうか。
 デッサンが終わって萌葱が着替えようとしたら、なんとぱんつが見つからない! 仕舞いには「今日はこのまま帰ります!」などと悲愴な決意をする始末(笑)。
 それにしても、その取り乱しようというか混乱具合いがまたいい。

「…………あれ…?
そもそも今日ちゃんとパンツ穿いてきたっけ…?
まさか朝ここに来たときから…!?」

 しかし何と言ってもほのぼのなのが、洋一が全く疑われないことです。彼の普段の行いというのもあるでしょうし、萌葱の心根というのも、どちらもあるからでしょう。

 ところで、まひるのことについては陽夏が影響を受けてたと言いましたが、ちょっと可哀想なこともありました。p32のシーンですが、折角思い出の場所に洋一を連れ出せたというのに……という。
 ただ、それで洋一のことを再認識できたので結果オーライかも知れませんけどね。

 あと、イラストの話。
 エピソードの間にある(多分)描き下ろしのイラストの萌葱って、本編よりも気持ち頭身が高めで、少し大人っぽく見えますね。p53とかp72とか。
 それから、やっぱり一番服を着ていないのは宵さん絡みですな。カラー口絵の扉、表紙イラストに続くシーン(笑)っぽいのとか、p103のとか。
 というわけで宵さん、「A案」でお願いします(笑)。

マンガ: 『からかい上手の高木さん 1』の第一話について一言

 この作品、実は結構前から気になってはいました。

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 まあ発表されてすぐとかそこまでではないですが、一応まだ一巻しか出ていなかった頃ですね。ただ、買おうかどうしようかずっと迷っていて。
 今期の某アニメを見て、買ってみようという気になりました。駱駝が針一本で潰れたわけですね(笑)。

 で思ったんですけど。

 一巻冒頭の「消しゴム」。
 あれで西方君がもう一方の消しゴムを選んでいたら、もうそこでこの話は終わっちゃってたんじゃなかろうか(笑)?

マンガ: 『やがて君になる 3』感想

 1巻の感想で書いた状況が、そろそろ現実化しそうな雰囲気です。

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 つまり、最後の方に書いた

 侑にとって燈子が特別になった時こそ、燈子にとって侑が特別でなくなってしまうというフラグ?

という部分ですけど、うーん、そこまでは行かないかなこの先も。多分、侑がそれに気付いてしまって悩むことはあるでしょうけど。
 というか正確には、「でなくなってしまう」まで行かないで欲しいという願望ですね予想というよりも。なんだそんなこと気にしてたの?みたいになるといいな、とか。

 今回特に気になったことはいくつかあって、その中から二つ挙げてみます。

 まずは(多分)表紙のイラストにもなっている相合傘〜雨宿り。
 この時侑は、傘がなくて濡れて帰ることを覚悟したところに七海先輩が来てくれたことについて、多分無意識に、「嬉しかった」と言ってしまいました。先輩は「嬉しかった?」と返していますが、直後、

「その嬉しいって」
「どういう意味?」

というモノローグが、二つのコマの二人の顔に跨るように挿入されています。先に動いたのは侑の方で、「変な意味じゃない」と弁明しています。
 ……してしまっています。
 それに対し先輩は、「そうだよね 侑は」と応えています。侑はそれを聞き、「……」の間に一体何を思ったのか。
 この巻では最後に体育祭があるのですが、先輩は侑に、ごほうびをねだっています。侑の方からする、というのがそのごほうびの重要なところなのですが、この雨宿りの時に侑はすでに、自分から求めようとして、そしてそれを実行する前に引いています。つまり、手を重ねようとしたことですけど。

 冒頭に述べた願望にはなんだかんだ言って予想という側面もあって、侑がこのように特別になってしまうことを気にしているのに対し、先輩は侑から動くことを求めているわけで、つまりさほど気にしていない可能性を示しています。
 問題は、その「さほど」ってのがどこまでなのか、なんですよね。表紙と同じように多分帯に書かれていることもそれが重要だからだと思うんですが、侑のこの台詞(モノローグ)が引用されています。

あの時の七海先輩は たぶんこう言ってた。
「私のこと 好きにならないで」


 さて、もう一つの気になったことは、体育祭の日の槙くんとの対話。
 こちらは雨宿りの方ほど謎が深まる!という話ではないんですが、というかむしろ何かが明らかになる系ですね。
 つまり、侑の気持ちが動いている、それがよく見える。そういうところをよく観察している人物の目を通していることで、言葉としても表現されていますし。

だってさっきのは
寂しくない人のする顔じゃないよ


 とまあ、侑の側が見えてくるとその反対側にいる先輩がどんどん謎になってくるのが面白い。という理由でなのかもしれませんが、何となく今回の感想では「先輩」と表記しています。
 そんなこんなで目が離せない今後の展開ですが、取り敢えずこの3巻についてもうちょっとコメントしておくと、侑の寝顔を先輩に送ったお姉さんGJ!とか、「かっこいい」が効いた時の侑がいいなとか、あの先生が……!とか。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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