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アニメ: 2017春アニメ感想 (13)

 今期アニメ感想、十二週めくらいです。
 いつも感想を書いているエロマンガ先生は終りだし、レクリエイターズは第一部完(笑)みたいな感じで来週は総集編らしいし、実質最後っぽいかな。

エロマンガ先生 #12 「エロマンガフェスティバル」
 フェスティバルってそういう意味かい!
 というわけで、今回が本当の最終回みたいですが、前回とは違う意味でいい最終回だった……。それと、ほんの十秒足らずくらいのCパート(笑)。と呼べるかどうかわかりませんけど。

 例の妖精の島の件でエルフは色々と裏から手を回してRFPを提示したわけですが、そのツケを払う時がやってまいりました。それにしてもエルフ。

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「脱ぐのは平気だけど——」

 エルフの恥ずかしさのポイントってよくわからない(笑)。あと、ツイスターゲームでのエルフの格好を見ていたら、むかーし買った同人のエロマンガを思い出しました。いや、最近出版された(成人向け)に収録されてたのでつい。
 エロ同人と言えば、本編でも後半の話題になってましたね。
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 ここちょっといいシーンだなと思ったんですが、持ってきたのがエロ同人て(笑)。BP○に苦情が寄せられても知りませんよ?
 でもまあ、ちょっと安心しました。

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「一応読んだけどさー……おかしいとこなんてあった?」

 うんうん、そうですよねー、よかったよかった(笑)。対抗して描いた紗霧も読んだエルフも、あとめぐみはファッションだし。
 でもちょっと、いや凄く驚いたのがムラマサ。

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「これが正しい形だ!」

 これを何も見ないでその場で描くとか、天才か!?
 それに引き替え正宗。

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「先輩意外と進んでるんだな」

 この感想はちょっと可哀想だよ(笑)。作家ならミケランジェロのダビデくらい知ってようね。……とか言いつつ私もついそうだったよねと確認しちゃいましたけど。

 とか何とか色々大騒ぎのフェスティバルでしたが、最後のシーン、ちょっと良かったですね。いやあのCパート(?)ではなく。

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「ま、またね!」
「——!」

 二人が帰るときに窓から手を振る紗霧。当然、正宗はちょっと驚くわけです。

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「またね、エロマンガ先生!」

 しかし、紗霧のことを知っているエルフとムラマサも普通にそう声をかけています。自然なシーンの中でも、何かが変ってきていることがわかる。
 こういうの、いいですね。まあ、エルフ辺りは気付いた上で普通にしている可能性もありますが。
 こうして紗霧もちゃんと前に進んでいることを示す、ほんの微かに未来を感じさせる終り方って、とてもいい。
 特に、今回みたいなドタバタに続いてこうくるところがね。

Re:CREATORS #12「エンドロールには早すぎる "Be desperate and draw something fascinating."」
 ごめんメテオラ。
 盛り上がってるとこ悪いんだけど、どうやってそれをしようというのかがよくわからなくて今一乗れない。

 さて、今回は前回の颯太の告解(?)の続き、ついにセツナの身に起きたこと、そしてアルタイルのことにまで話が及びます。そして同時に、アリスも動いています。どうやらアルタイルに水を差されたことでちょっと頭を冷やした、というか冷やせたようです。
 まずそのアリスの話から行きましょうか。

 冒頭、彼女はブリッツと話しています。どうやら、ブリッツも何やら隠していそうだと察している様子。なんと、アリスもブリッツの登場する漫画を読んだらしい(笑)。そして、ブリッツが娘を亡くしていることを持ち出しています。
 彼の意図するところ、娘の話、そして「神」のこと。
 うーん、何を言いたいのかわかるような気がしますね。ブリッツもそう思っているかも。

 そしてアリスの動きはもう一つ。自身の作者の高良田に接触しています。
 アリスは颯太から聞いた言葉を彼に伝えていますが、どうやら高良田、本心ではそういうことを意識していつつも口にするのは恥ずかしい、そんなキャラみたいですね(笑)。
 なんとなくですが、アリスが今このようであることで、まみかも報われたかなーとか思ったり思わなかったり。

 さて、颯太について。
 前回彼が話したようにセツナは大変な状況にある(あった)わけですが、そのセツナから届いたメッセージに彼は、こんな風に答えてしまいました。

「颯太さん、わたし、描いてもいいのでしょうか。続けてもいいのでしょうか。
……描きたくなっても、いいのでしょうか」
「僕に聞かれても、そんな立場になったことがないからわからないです。困ります」

 駿河には「そらそーやわ」と突っ込まれてます。当然颯太もそう感じていた筈。
 また、話し終わった颯太に松原はこう言っています。

「とは言えだ。君のしたことをそんなに気にすんなっていうわけにはいかない」
「仮にもし君が、これを何とも思ってなかったら、俺は、そんな奴とは口をききたくもないね」

 ただ、松原はきつい言葉を使ってはいても意味しているところは真逆と言っていいかも。「仮に」「もし」と二重に仮定を意味する言葉を付けていますし。

 実は、これ前回も思ったんですが、セツナの視点から見たこの出来事って随分違うのかも知れません。少なくとも颯太については。
 颯太が「困ります」と言った時。
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 セツナのメッセージは17:14、そして颯太の返事は19:34。セツナはこの2時間20分という時間経過に何を見たか。颯太が自分の言葉をすぐに受け取ったのはわかっている筈。颯太が描いたセレジアから何かを読み解いたセツナは、颯太がこの短いメッセージを返すのにかけた時間をどう受け止めたか。
 また、SNSに送られてきていた言葉も気になります。

一緒に行ったイベント、とても楽しかったです。
迷惑かもしれないけど、わたしの生きてきた時間の、一番の思い出でした。
ほんとうに、嬉しかった。ありがとう。

 あと、颯太の電話にセツナの母親からセツナの訃報がありましたが、普通、どういう付き合いをしているかもわからない相手に連絡してきますかね。逆に言うと、セツナが颯太のことを家族にどのように話していたかがここから察せられる。
 そして繰り返しますが、第3話のアルタイルの言葉に、セツナが颯太のことを可哀想というように言っていることが示唆されています。

 メテオラが主体になってアルタイルを倒す計画が立案され遂行されようとしていますが、色々と疑問は尽きないですね。そもそもアルタイルの目的は何なのか。本当に颯太達が考えているようなことが正しいのか。なんせ、彼女は一度嘘をついています。しかも今想定されているアルタイルの目的は、言葉通り想定であり推測に過ぎない。
 颯太がセツナの想い、「島崎さんの願い」をどのようなものと考えているか。
 アルタイルの立脚点はそこにあるので、それを読み違えていたら全部が違ってくるわけですが。
 だから、目標とすべきは「アルタイルを倒す」ことで本当にいいのか。

 ところで、 中乃鐘の調査は相変わらず冴えてますね。デブなのに(笑)。
 アルタイルの「森羅万象(ホロプシコン)」がどのようなものであるのかも、彼の尽力で知ることができました。メテオラはこう解説しています。

「彼女は無数の第三者の二次創作によって、自らの能力を継続的にアップデートしている」
「誰かが彼女の物語を作り、それが彼女の能力として付加される」
「物語の供給が続く限り、彼女の能力は、無限に更新される」
「そして彼女の二次創作は、ネットを中心に、今も拡がり続けている」

 ところで、こうも言っているわけですが。

「彼女はフィードバックという運動そのものを武器にしつらえた、恐るべき化け物」

 ああ、これがこれ↓ですね。

帰ってきたヘタレの地平線@サンデーうぇぶり 第12回

広江 そこはやっぱり、ネットで広がっていく創作っていう「作家にとっての脅威」が、アルタイルのコンセプトですから。ちなみに、「フィードバックを武器にした恐るべき化け物」というニュアンスのメテオラのセリフがあるんですが、これは書きかけの原作テキストを読んだ虚淵玄さんが漏らした言葉をそのままいただいたものなんですよ。

 って虚淵こんなところまで(笑)。
 メテオラ達の作戦については、もう一つ不吉な伏線が。

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「官主導のイベントがうまくいった例はありませんが」

 をい(笑)。あと用地の取得なんて言葉とか(笑)。
 また、これは冒頭に述べたことですが、そもそも一体どうやってその金網(物語空間)の中に誘い込むんですかね。誘い込んだとしても、その中に閉じ込めるには一体? 二次創作作家の意識をそのイベントとやらに向けさせるとかかな。

 最後に、アルタイルはアルタイルで着々と次の手を打っているし。
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 暗がりから現れた、新たに現界した被造物。どうやら第1話に出てきた、
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この人(カロン?)ではないかという噂が。
 さすがアルタイルえぐいですが、こうくるとやはり、セレジアとアリスの戦いに介入したことに違和感が。

アニメ: 2017春アニメ感想 (12)

 今期アニメ感想、多分十一週めくらいです。

エロマンガ先生 #11 「二人の出会いと未来の兄妹[ふたり]
 いい最終回だった……。
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 ってあれ(笑)?

 というわけで今回は、マサムネとエロマンガ先生二人きりのお話。いや今打ってて、ここで誤変換したら面白かったなという人物も登場していましたけど(笑)、そういう意味ではなくてね。
 もう、この物語の根幹にある出会いとつながりと想いが全部詰まってる、まあさすが原作者脚本回って所ですか。

 それにしても、「絶賛引きこもり中」の頃(今じゃなく)の紗霧のキャラが面白い。いやもしやこんなものなのかも知れませんけど。

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「……なんだこいつ」

とかね。最初のきっかけは結局突き詰めて言えば、マサムネがムチャクチャ書くの速い、という点にあったわけですね。それがなければこれは、出会いにならなかったかも知れない。
 紗霧が関心を持った後の展開はでも、本当に見る見る内に育っていく感じ。いや育つって変な表現ですが、関係の深化がそんな風に思えて。

 そして、(後の)エロマンガ先生の誕生の瞬間。

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「よーし!」

 離れた二人は、こうして相互に支え合って、やがてマサムネが一つの大きなジャンプをした時、何かが「定まった」。OPにもあったこの場面は、
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こういう瞬間を捉えたものだったわけですか。ただ、紗霧がこういうややこしい伝え方をするのは昔からだったんですねぇ(笑)。

 それにしても。
 エルフはね、それでもまだ食い込む余地があるかも知れない。なんとなれば、彼女は正宗と紗霧の間柄についても色々含めて、配慮もし力にもなっているのですからね。しかし、ムラマサはちょっと難しいんじゃないかな。出遅れたってのもあるけどそれはエルフもそうだし、やはり前回も指摘しましたが、正宗と紗霧、あるいはエルフのような相互性がやはりね。

 正宗と紗霧の、あの時点で残されていた家族は、まあ尺のためか描写がだいぶ少なかったですが、紗霧の母親は、マサムネとのつながりに大きく貢献している点が原作ではあったので、そこはちょっと残念だったかも。
 正宗の父親の方は、あれだけだと……言いたいことはわかるけどそれ言われた子供も大変でしょってのありますね。

 ところで桐乃以下計四名についてですが。
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 桐乃が例によってマサムネの作品を面白そうと評価していますが、まあ実際にどうかはともあれ、彼女の意見はあまり参考にならないでしょうね。
 だって、タイトルと設定からバイアスかけて見てるに違いないですから(笑)。

アトム ザ・ビギニング 第09話「シックス戦闘不能」
 何と言うか、

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「宝石箱……」

という評価をする蘭がらしいというか何というか。
 あと、午太郎の顔が(笑)。
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 放送に一回休みが入ったのでまだ9話ですが、そろそろラストスパートに突入という辺りですかね。

Re:CREATORS #11「軒下のモンスター "We cannot decide where we go but you can."」
 このところ真鍳のせいか激しい戦闘なり何なりが続きましたが、今回はそういう方面については一休みという感じ。ただ、颯太はちょっと大変ですけど。
 で、今回は主に、三組の人間関係の描写、ですね。

 まずは、松原とセレジア。
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 この二人、最初は親娘漫才という雰囲気でしたが、どんどんいい感じになっているのが中々微笑ましい。

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「あの……さ」
「あ?」
「その……ありがとう」
「なんだよらしくねぇな。そんなしおらしいのはお前の設定にねーぞ」

 この松原の最後の台詞は、文字通りの意味もあるでしょうが、設定にないことをやっているという意味でもあるでしょう。そう意図しての言葉かどうかは別にして。
 そして、物語ということについても、松原が「入れてみるか、そういうの」とか言ってます。これは、被造物が創造主に、そして世界に影響を与えることになった瞬間です。もしや、最初のケース?
 あと、このシーンのBGM(『Pf:CreatorsⅣ』かな)がまたいい雰囲気です。ただこれはどうでもいいことですが、何となく『ef』を思い出したりしました。ピアノの音のエフェクト、特に低音の部分とか。

 二組めは、颯太と鹿屋。

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「あ、いっけね」

 #07で中々面白い操縦方式だなと思ったんですが、こういう問題もあるんですね(笑)。
 まあそういうのはおいとくとして。

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「どーだ颯太」
「何がだよ!」
「気持ちいいだろ!」
「気持ちよくなんか——」
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 この少年も中々配慮をしてくれる、と思ったんですが、どうやら見掛けから想像してたよりもちょっと年上だったようで、16歳だとか。まあ、颯太にはこんなこと言われてますが。

「なんつーか、建設的じゃない?」
「鹿屋……そんなにかっこいいこと言えるキャラだったっけ」


 ただ、彼の言ったことにもしや颯太よりも視聴者の方が考えさせられているかもなーと視聴者の一人である私なんぞは思ったりしたわけで(笑)。

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「使命がはっきりしてるってのは楽だ」
「ありがたいことに、作品なら本当に向いてないのにさせられてる、なんてこともない世界だしね。
だけど君達のいるここは、そんなことが余裕である」
「全然励まされてるように聞こえないよ」

 あー…………なんかこれ実感するなぁ。或いは身につまされるなぁ。

 まあそんな個人的な話はうっちゃっておいて、三組めは肝心の颯太の告白というか告解みたいな話、の中に出てきた颯太とセツナの関係。
 セツナと言えば、ネットでは後に「シマザキセツナ」として知られていますが、本人は、字は不明ですがシマザキユナと名乗っていますね。もしや、「ユ」は「セツ」とも読む字なんでしょうか。そういう文字にはあまり心当たりありませんが、まさか「雪」だったりして?どっかのエロゲみたいな(笑)。
 あと、セツナの雰囲気ってなんだか、読子を思い出します。特に、颯太のメガネをかけたとき。

 で、途中まではまさに颯太のリア充自慢(などと思ってるわけもないですが(笑))ですけど、やがてセツナが色々叩かれることになり……という流れ。今回彼の話は、肝心のアルタイルの事にまでは及びませんでした。

 そのセツナ、颯太とリアルで会ったときに、こう言いました。

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「普通が一番、安心する、かな」

 颯太の名前の話でのコメントですが、想像してた通りの人だった(から良かった)ということも言っています。この発言、遡ると最初の出会いにも行き着きますね。

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セツナ 2016年1月8日 14:29
「素敵です。こんな雰囲気で描かれたセレジアを、初めてみました」

 セレジアはこれまでにもずっと描かれているように戦うヒロインであり、それをこんな風に
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描く人ってのは確かにあまりいなかったかも知れません。セツナはそこに、颯太の人となりを見て取ったということでしょう。
 そのセツナの絵を見た颯太も、作品に惹かれていきます。
 その絵の中に「マジカルスレイヤー」というのがありますが、颯太はセツナに勧められて『まみか』を見るようになったのかも? そうでなくとも影響はあったかも。

 颯太は、その文脈から推察すると、セツナが「同じものを見て、一緒に喜んだり笑ったりする人」だったと述懐しています。
 ただ、閲覧数もお気に入りの数も颯太とは桁違いだし、音楽を付けた作品も手がけたりするセツナは、これまでにも言っている通り颯太にしてみれば才能のある凄い人って感じでしょう。あの雰囲気なので、ふと関心を持ったことに手を出してみたら、なんか「できちゃう」という印象かな。ぱっと見あからさまに凄そうな人じゃない辺りがまた特に。

 セツナの方はと言えば多分、最初のコメント、会った時に言っていたこと、そして
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こんな風に袖の方を持っちゃうところとか、そういう「安心する」所が颯太に近づけた理由かも。近づいたからと言って触手(食指の打ち間違いではなく)を伸ばしてきたりせず、ふわっと受け止めるだけの存在だから近づける。そんなところかな。でもそのくせ、意外と行動力はある。
 セツナは、実際には色んなことに興味を持っていて、どうやら突っ走っちゃうタイプみたいなので、むしろそういう「ふわっと」感はまさに求めていた存在そのものであるかも。

 それにしても、いやまあ最初から可愛い感じではありましたが、メガネ取ると美少女ってどんなテンプレ(笑)。
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 ただ、そんなセツナにパクリ疑惑発生、まとめwikiまでできる始末。ただし「出典が確実じゃないの多すぎ」なのが(笑)。
 颯太の視点からの話なので、そのときセツナがどうしていたのか、どう思っていたかについてはさっぱりです。後に自殺したことや、アルタイルが颯太を敵と同一視していることが間接的に表現してはいますけど、セツナは颯太を「可哀想」と言った筈(#03)。
 この件はセツナの視点からの解説もないとなんとも言えませんね。いずれあると思うのですが、それは、アルタイルが語ることになるのかそれともセツナまで現界するのか(笑)?

 ところで、颯太の口から語られた真実は、私が想像していたのとはだいぶ違っていました。
 アルタイルの創作時期とか。これは「星の名前をつける」ことにした頃にはもう破局が迫っていたわけなので勘違いですか。また、音楽は後で始めたっぽいとか、しましまPは第三者だったようだとか。

 それにしても颯太、内心まで話す必要はないんですよね。
 ないんですけど、それは颯太には必要なことだったように思います。

 ところで最後にどうでもいいことですが、今回の颯太の回想、特に出会いのきっかけとか、なんだかエロマンガ先生と似てるかも(笑)?
 あとこれは多分どうでもいいことでもないのですが、中乃鐘が言っていた「りんごの種」って何だろうか。

アニメ: 2017春アニメ感想 (11)

 今期アニメ感想、十週めくらいですね多分。

千寿ムラマサ先生 #10 「和泉マサムネと年下の先輩」
 タイトルのムラマサ先生には申し訳ないですが、やはりエルフと比べると格の違いを感じちゃいます。まああちらは大先生だし仕方ないか?
 というような所は、正宗に表れていると思います。前回のエルフ回と比べると、正宗の「振り回され」度がやはり少ない。というか、冒頭から正宗はムラマサに構ってあげてる感じだし、特に終盤はむしろ正宗が諭してやってる流れだし。
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 まあ、ちょっと可哀想かなと思った点もありますけどね。例えば、朝食を作った、筈なのにその料理の描写がスルーされちゃってる所とか。

 それはおくとして、ということになるとやはりエルフ大先生のことが気になっちゃうわけで。
 正宗、先生泣かすなよな!

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「……エミリー」
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「は、はいっ♡」
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 これで呼んでみただけとか、許されませんよねー(笑)。だから、

「その名前でわたしを呼ぶときは、プロポーズするときって言ったでしょ!
なんで気軽に呼んじゃうの!」」

論理的には微妙に違うけど気持ち的にはそうでしょう。

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「わたしあんなにがんばったのに! なかったことにされたらたまらないわ!」

 当然です。
 というわけで、正宗が悪い。

 あとおまけ。
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 これまでに何度かこういう絵について同じ指摘をしてきましたが……みんなが普通の格好をしている中に一人だけ水着って、妙にエロい(笑)。

アトム ザ・ビギニング 第08話「ロボレス」
 ロボレス「編」らしいですね。ということは、しばらく続く?
 別に悪くはないですが、ちょっと関心度が下がるかな。ただ、そんな中でもA106は「らしい」ところを見せているので、それなりには楽しめるかも。
 それも、今回は

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「心優しき科学の子、A106!」
「はぁ~~~!? なんだ今のキャッチフレーズは!」

ってのもあったし(笑)。

 後は、午太郎の「動きを止めてこい」のような指示に忠実に動くというのはパタ……お約束ですね。
 で、二回戦で「内臓をもぎ取ってやれ」と言ったら相手が人が乗り込むタイプで一体どうなることやらと思ったのですが、そこで「内臓」を字義通りに解釈しなかったのはベヴストザインの力でしょうか。まあ、この作品でそんなヤバいことが起きる筈もないわけですが。

 ただちょっと気になったのが、観客の掌返しがちょっと露骨すぎやしませんですかね?ってとこ。

Re:CREATORS #10「動くな、死ね、甦れ! "We know exactly how you think and how you're fighting!"」
 今回の主役は、颯太と松原で決まり、ですね。
 特にその松原の活躍するシーンは、本作これまでのエピソードの中で一番燃えたかも。まみかの話とかは、燃えるというよりもはらはらする、もしくは悲愴な感じだったし。

 というわけで前回あっさり騙されたアリスは、実に実直に(笑)騙されたまんまで行動します。
 アリスは、今回の颯太の言葉をどう受け止めるかが分かれ道だと思うんですが、どうかな。

 では、今回の主役の一人である颯太が一体何を言ったか。

 自分の世界、現実と考えていた世界が創作であり虚構であったことに絶望しているアリスですが、最早自暴自棄になっているとも言えます。何故なら、ちょっと順序は入れ替わりますが、

「どこに真実があるかなど、私にはわからぬ」

と言っているし、颯太達の語ろうとすることに耳を貸そうともしない。もう、真実などどうでもいいのかも知れません。はっきりしているのはまみかが死んだこと。だから、

「莫逆の友の無念は晴さねばならぬ!」

のであり、その不愉快な現実のためには誰かが犠牲にならなければいけないわけです。なんと迷惑な。まーたまにいますけどこういうの。

 話を戻して、絶望するアリスに颯太が何を言ったのか。アリス達の世界を娯楽としていたこの世界の人間、ここでは颯太に対し非難を向けたわけですが、颯太は切って捨てました。

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「楽しくなんてない!」

 その世界について語る颯太に、アリスとしてはこう言うしかないのですが、颯太はそれも切って捨てます。

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「あくまでも世界の外側からな。所詮はただのお話だ。
お前のような、この世界の者にとってはな」
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「お話なんて言うなら、僕の目の前で起きなかった全てが、僕にとってはただのお話だ!」

 これは多分、極めて重要な指摘です。当然、次元を一つずらして我々に当てはめてもいい。
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 このときの颯太、もう演説ですね。

 アリスはそれを聞いても上記のようなことをぐちぐち言っていたわけですが、前述のように、颯太の言葉をどう受け止めるか。それが分かれ道となるでしょう。「現実だってお話」なのか、「お話だって現実」なのか。

 幸いにも、一つ機会が与えられています。セレジアとの戦いにアルタイルが水を指したことです。
 アリスとしては立ち止まらざるを得ない。ちょっと頭を冷やして考える機会がこれでできました。

 このシーンでもう一つ気になったのが、メテオラ。
 颯太がアリスに「あなたのようでありたいと、そう思うから」と言ったところで手を握り締めていましたが……?

 それにしても颯太、


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「僕は、何もできないぞ。
よく考えろよ颯太。よく、考えろ。
戻ってもどうにもできない。足手まといになるだけだ。
だから——」

そう言って戻るとか(笑)。いや立派だと誉めてるんですよ?

 さて、途中から参戦したセレジアですが、彼女の言葉もアリスに水をぶっかけていますね。アリスを卑怯者呼ばわりしていますが、これには反論の余地がない。
 そこにアルタイルが介入し、セレジアが重傷を負うことになります。

 そして、松原の登場です!
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 まずはセレジアに……。

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「うっせんだよバカ!」

 ですよねー(笑)。確かに私もテンプレ台詞だと思いました。逃げてどうなるものでもないし。色々言った挙げ句、こう宣言します。

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「どこのどいつが描いたかもわかんねーようなクソ落書きに勝手に殺されるとか、俺は死んでも認めねー!
俺がお前の作者な限り、お前にそんな間抜けな死に方絶対にさせねーぞ!
絶対にだ!!」

 なんかどっかで聞いたような言い回しになってますが(笑)、宣言するだけでなく行動も起こします。松原の熱血さもあり、ここの展開はもう本当にぞくぞくするくらいいい。
 まずまりねに連絡して……。
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 イラスト付きで新設定をネットにどーん!
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 いや実際、原作者がイラストレーターまで捲き込んで

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「ちょっとまりねさんに協力してもらって出来上がったセレジアの新規設定。
まだ、仮だけど評判よかったら本編で登場させるかも?
RSヨロシク!感想も大歓迎!」

こんなこと言い出したら大騒ぎですよね。
 で、その反応が来るまでの「間」の演出が滾らせる。音楽(が途切れること)も含めて。
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 松原の後ろ姿が妙にかっこよかった。

 松原とセレジアの関係、なんかいい感じです。
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 前はなんか漫才やってましたが(笑)、それだけ彼も思い入れがあるんだろうし。松原の目にちょっと涙が見えるのが、これもなんか逆にかっこいい。
 そして、この時松原がやったことも作品タイトルの意味するところの一つなんでしょうか。re-createってね。
 ただ、結局セレジアの復活……に見えたのは一時的なものだった模様。もしかして、「仮」と書いちゃったから?

 ところで、この事態を引き起こした真鍳はと言えば、
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楽しんだ上にちゃっかりと何か持ってっちゃってますよ!
 これぞ、鬼に鉄棒? 弥勒寺はどうなる?
 ただ、彼は「呪い」と言っていました。それを剥がされたということは……実はその方が強くなっちゃったりして(笑)?

 それにしてもアルタイル。

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森羅万象[ホロプシコン]第三楽章——表象展観」

 あー、なんかいかにも音楽やってる人っぽい名付け方です。また、今回他にも新しいキーワードを残していきました。

「御柱の様子を探ってみるのも一興か」

とか、

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「形而下での実像が綻んでいる……?
やはりな。今御柱を揺るがせば、世界に弾かれるのは余の方と……そういうわけか」

とか。御柱ってなんじゃ。

アニメ: 2017春アニメ感想 (10)

 今期アニメ感想、九週めくらいかな。

山田エルフ大先生 #9 「妹と妖精の島」
 タイトル、間違いじゃないですよ?
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 Bパート後半のアレは原作にあった中でもかなり好きな、というかもしかすると一番好きなエピソードかも知れない。そして今回は、山田エルフ大先生というタイトル通り、ほぼ全編エルフが主役でしたし。
 というわけで、エルフ大好き人間としては今回の話は大変よろしかったと申し上げるしか(笑)。

 それにしてもエルフ大先生、今回は攻めて来ましたねぇ。エロマンガ先生が

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「マジでっ!? (AA略」

と反応してましたが、宣言通りでした。
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 しかも、その宣言を利用してちゃっかり自分だけがマサムネ、だか正宗だかと二人っきりの状況を楽しんじゃう
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とか、さすがはエルフ。まあでも、うつ伏せになれと言われて
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こんな表情をしている辺りはどっちがへたれなんだかって感じですけど(笑)。だがそれがいい。
 まあでも、
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エルフが楽しそうでなにより。

 そして夜には、打って変わってしっとりした雰囲気に。
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 風呂場での兄貴の言葉の影響もあったんでしょうが、多分最初から計画していたんでしょう。前回の感想のコメントにも書いたんですが、紗霧が「やっとわかった」と言ったこと、つまり正宗にとって家族とは何かということにエルフは恐らく既に気付いていたのでは。
 だからもしかすると、「姉貴」と言われたので一足飛びに別の立場での「家族」関係を提示したのかも、などと思ってしまいました。8話9話のつながりって、そういうことなんじゃないかな、と。
 ここでのエルフの表情は、実に豊かでした。
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 また、この時の話題が自分の家族のことであるというのも、かなりの本気モードだという証拠かな。そういう意味でも、今回のエルフは攻めて来ています。
 そしてラスト。

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「わたしにプロポーズするときは、その名前で呼んで頂戴」

 ここで「真名」という言葉を使っていますが、ラノベ作家である彼等が共有する世界では、それを伝えることが特別な意味を持つという認識も共有されていることと思います。途中で
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こんな風に本名を隠すシーンがありましたが、エルフが今回ここまでのことを計画していたことを示唆している気がしますね。あと、エンドカードも(笑)。
 で、エルフが言った予言めいたことはさて、何を意味するのでしょうね?

アトム ザ・ビギニング 第07話「蘭とTERU姫」
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 これが上機嫌な顔(笑)。さすが友達です。
 というわけで今回はサブタイトル通り蘭の話でしたが、蘭がロボコン部でなんだか微妙な立ち位置にいたのが落ち着いた場所に収まる話、という感じですね。そして、間接的にそれをサポートしたのが、兄の博志だったということになりましょうか。

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「そういうときは、考えるのをやめて、手を動かす」
「え?」
「論理的じゃないけどね。
でも、手を動かして失敗しなければ得られないノウハウもきっとある」

 彼が先輩風を吹かせて言ったことが、巡り巡ってそういう結果をもたらしたということで。
 勿論それだけじゃなく、蘭達ロボコン部が頑張ったからというのもね。それは、天馬の表情に代弁されているように思います。「あの」天馬午太郎が、
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こんな風に目を輝かせたり、
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TERU姫が変形!したときには
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思わず身を乗り出しています。挙げ句、

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「だが見所はある。俺達の足元くらいには、及ぶかもな」

とまで言わしめたのは物凄いこと、なんでしょうねきっと。

 その天馬にはロロ(最初00かと思った)、博志には茂理也が接触してきています。いやロロは二人にかも知れませんが、反応しているのは天馬だし。
 果たして、この二大勢力は7研をどのように翻弄するのか?

Re:CREATORS #09「花咲く乙女よ穴を掘れ "The world requires choice and resolution."」
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 真鍳ひでぇwww
 やってることがまんまマスゴミじゃんかwwwwwwwww

 というわけで、前回もう必死だなwという感じで一所懸命まみかが生き残る理由を探したりしましたが、結局無意味でしたねぇ……。合掌。今回も、血が残ってるぞとか思ったりしたんですけど……。この世界での成長(re-create)を楽しみにしてたんですが、残念。
 しかも、まみかが颯太から聞き出した話を、そしてそれまでにもメテオラとかから聞いていた話を総合したうえでアルタイルに対峙し何をどのようにしようとしていたのか、結局わからずじまいとなってしまいました。台詞はほぼ、瀕死の状態での遺言だけだったし、モノローグもなかったので。
 前回指摘したようにまみかが最も真相に迫っていた筈なんですが、これで一歩後退です。
 ただ、今回は真鍳のお陰?で颯太がやっとメテオラに何もかもを話すきっかけができました。対アルタイル陣営の情報共有もやっと進むだろうし、視聴者にもわかるように説明があるかも。
 そして、颯太がまみかに何をどのように話したかの回想もある、かも?

 それにしても、まみかもつくづく運がない。

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「はーい真鍳ちゃんだよーん♪ 元気ぃ?」

 いやいや(笑)。
 でもまあ、アリスがギリギリのところで駆け付けてくれたのは不幸中の幸いだったと言えましょう。最期は大好きな友達の腕の中で、でしたから。
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 ここでアリスはあっさり騙されちゃうわけですが、今回ばかりはさすがに責める気になれないかな。相手はプロですから、それはちょっと酷です。

 ところで、その後は真鍳のお陰でドッタンバッタン大騒ぎだったわけですけど、しかし、何か味気ない感じがする。芸能人が騒いでるバラエティみたいな印象。
 まみかがいなくなったというだけで、世界も色褪せてしまいます。事の本質に迫ったその情報収集などの精力的な活躍もさることながら、性格なども含めて、どれだけ愛すべきキャラだったかという証拠です。

 ……と思ったのですが、どうもそれだけではないような気がしてきました。
 今回は、本作特有の次元の超越、つまり被造物と創造主、またそれぞれの世界自体、裏に隠れたもの、そして我々の世界とのつながり、そんなものがあまりなかったですね思い起こしてみると。

 でその大騒ぎですが、勿論中心にいたのは真鍳です。だって、自分が楽しむために引き起こしたわけですから。
 でも真鍳って、「ソウタきゅん」に言うことは他の人に言うこととちょっと違う気がします。
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 なんか気に入っちゃったんだろうか。それともそれも、彼を嵌めるためのことなのだろうか……? 嵌めると面白そうだから気に入った、ということだったりして。
 でも、こんだけの悪役っぷりを見せ付けておきながら、どっか真鍳って嫌いになれない感じがするんですよね。ただの悪役ではありません。我らが愛すべきまみかの死際の言葉を穢した、万死に値する罪を犯しておきながら、です。

 一方のメテオラ。前回の感想でするっとスルーしましたが、今回も似たようなシーンがあったので触れておくとですね。
 それは、打ち拉がれる颯太に言葉をかけていたときのこと。彼女は頼りになるし、颯太のためも含めて一所懸命力になろうとしてくれているのはわかるんですが、どうにもその言葉が……ちょっと表現がキツくなってしまいますが、空疎に響くというか響かない感じがして。そういう意味では、アトムの方で博志が言ってたことの方が。
 まあこちらは逆に、だからといってそれで嫌いだというわけではないんですけど。
 でもね、ふしぎふしぎー。

 ところで、まみかの物語はどうなるんでしょうね。それによって、現界というのがどういうことなのかというのもちょっとわかるかも。

アニメ: 2017春アニメ感想 (9)

 今期アニメ感想、八週めくらいですか。
 間が空くことを考えて時間の進行とタイトルの通し番号を別にしたのに、なんか逆の方にずれ始めていますね。

エロマンガ先生 #8 「夢見る紗霧と夏花火」

「浴衣姿、可愛いなって」
「そ、そう……」

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「なんていうか、
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ムラマサ先輩みたいだ」

 この表情の変化(笑)。下手にハイライトなくしたり効果線(広義)を入れたりするよりも余程凄みがあるってもんです。
 それにしてもエロマンガ先生、

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「兄さん、早く帰ってきて……!」

の理由が
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これってのは、もうその名前全然恥ずかしくないですね。ぴったりですよ。
 まあ今回も色々とごたごたありましたが、煎じ詰めれば正宗の電話と、ラストの紗霧の二つの言葉のための話だったように思います。実質同じことについての言葉なんですが。
 一つは、ここのところ。

「やっとわかった。兄さんは家族が欲しいんだ」
「うん。俺は家族が欲しい」
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「わたしは、兄さんを家族だなんて思ってなかったし、兄さんの妹になんてなりたくない。
でも、しょうがないから、
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ちょっとだけ妹のふりをしてあげる」

 知らないと、紗霧の方はそんなに正宗に親しみを持っていないように聞こえるかも知れませんね。※ただし本作を見るような人を除く。
 ……なんだ、全然問題ないじゃないですか(笑)。
 もう一つは、最後の最後。

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「すっごく遠ざかった」

 この台詞、直前のEDテーマ曲『夏色恋花火』の詞の最後の部分からつなげてあるかのようですね。というかつなげてあるんでしょうきっと。

 さて、本題はこのくらいにしておいていつものようにエルフについて。ってなんかテーマの扱いがおかしいような(笑)。
 今回はまたいつもとちょっと違った姿を見せてくれました。
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 この服装、単にいつもと違うというだけでなく、やはり制服って特別って感じ。あと、
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この一瞬の立ち姿。というか後ろ姿ですけど。直前の正宗の台詞が何であったかを考えるとね……心情が表れているようで。
 今回は、こんな服装もありました。
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 相変わらず何でも自分のものにしちゃう人です。

 あとおまけ。
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 目が光るのがキリトでなく後ろの誰かさん(笑)。

Re:CREATORS #08「わたしにできるすべてのこと "I CHOSE this way of life."」
 まみか、失速どころかまさかの退場!か?

 いやどう見ても死んでますけど、「か?」には一応理由があります。お気に入りキャラなので生きててほしいというだけじゃなく(笑)。
 まず、まみかはアルタイルを「助ける」「救う」と言ったのにマジカルスプラッシュフレアで自爆/心中してどーすんの、という点。
 そして、セツナの名前を出したこと。前回の颯太とのやり取りなどを鑑みるに、そのことで相手が逆上するのはまみかにはわかっていた筈。
 また、まみかはメテオラとも接触していたらしい。直接何かを話したような口振りだった。ということはもしかすると、現界した被造物の「死」というものについて、何らかの考えを持っていた可能性もあります。アリスとの対話の中に、こういう言葉もありました。

「おねがい。わたしがアリスちゃんを信じているように、この先に何があっても、わたしを信じてほしい」

 死んだ後のことを言っているという読み取り方もできますが、やろうとしていることに確証を持てないため、真意を伝えることができない場合のことを考えての言葉のようにも。
 ただ、被造物を死なせる(ここではアルタイルがまみかを)ことで何かが起きることを予測していたということもあり得ますし……。

 ところで、颯太はセツナに「何が起きたのか」についてもまみかに伝えていたんですね。視聴者のみんなには内緒だよ!だったのに(笑)。
 ということは、現時点ではまみかが最も多くの情報を握っているということでしょうか。特定のことについての詳細な情報という意味ではメテオラもですが、まみかは全体を俯瞰できる位置にいるという感じ。
 それにしてもまみかって、とても容貌からは考えられないくらい大人ですね。まあ実際のところ、物語を作るときには大人が本気で考えて年少のキャラにものを言わせたりすることありますし。アルタイルとの対話なら、こんなところとか。

「それは彼女があなたに与えたただの物語じゃないの?
それはあなたを縛るものじゃない!」
「君はどうなのだ。物語の軛から解き放たれてなお、愚劣な偽善者の仮面を身に付けている君は」
「ちがうよ。わたしは確かにそう決められた主人公だった。
でも、この世界へ来て変った。わたしはこの生き方を選んだんだよ。
この世界へ来て、色んなものを見て、アリスちゃんやあなたと出会って、
わたしはもう一度、マジカルスレイヤーまみかになろうって、そう決めた!」

 英文サブタイトルにもなっている(と思われる)この台詞ですが、偽善者ってところは別に否定しないんですね(笑)。

 ところで今更ですが、まみかの色んな部分がまどかに重なります。名前とかイメージカラーとか台詞とか。今回特にそう感じたのですが、アルタイルとの対話の続きにあった、

「あなたの悲しみは、わたしが受け止めてみせる」

なんて言い回し。
[追記: 2017-05-29]
 どうして気付かなかった……!
 ネット見ててはっとなったんですが、「まみか」という名前はマミることを暗示していたのでは!?
 いやまあ、わかりやすい(いや気付きませんでしたが)ので逆にそうはならないという意味かも知れないし全く関係ないかも知れないですけど。
[追記終わり]

 颯太とセツナの関係については、颯太がわざわざメテオラを呼び出して結局
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ちゃんと言えなかったことの中にかなり仄めかされています。どうでもいいですけどこのシーン、女の子に告白できないでいる少年みたいですね。いやある意味その通りですが。
 ここでのメテオラと言えば、
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彼女もまた、前回のまみか同様、微妙な触れ方をしていますね。二人とも、颯太の性質を見て取ってのことでしょうか。

 話を戻すと、#05での颯太とセツナのメッセージのやり取りにもありましたが、セツナが絵を描いてみたいと言い出し、颯太は好きにすれば?的な応えをしています。
 シロツメクサというキャラをあのように大幅改変したのは、そもそも誰だろう。そういう大胆なことをしそうなのは、颯太が「すごく才能があ」ると感じていたセツナのような。星の名前を付けると最終的に決めたのもセツナだったし。
 PVと中乃鐘が見つけたアルタイルの絵柄はだいぶ違いますが、では後者は一体誰が描いたのか。なんかこの流れで全くの第三者ということも考えづらいので、颯太かなと思うんですけど。
 いずれにしろ、ソシャゲのキャラをあれだけ大幅改変して二次創作したら叩かれるのもある意味必然ですが、今回颯太が見ていた動画のコメントに興味深いものがあります。「いい曲だけどなんでこんなコメントついてんの」と書いてる人がいて、昔のことを知らない人の素朴な疑問、つまりは逆に言うと何か不自然であるということを示しています。恐らく、公開当初は大荒れに荒れていたのでは。

 それにしても、メテオラの優秀さは凄まじいですね。二次創作やなんかについても解説できるほどになっているとか、どんだけ。

 まあともあれ、今回まみかはアリスやアルタイルとの対話とか……アリスに言ったことは実に興味深い。

「ここはすごく複雑で難しんだよ。
みんなが神様だから、英雄なんかじゃ救えない。
でも、だから様々な色が絡み合って、宝石みたいにきれいなんだ」

「あなたの世界はひどい世界かもしれないけれど、でも、世界を救おうとしたアリスちゃんを神様はそこに造ってくれた」

 また、
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なんかかっこいい去り方とか、凄絶な戦いぶりとか、
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魔法の威力とか色々魅せてくれました。
 冒頭に書いたことが「か?」の方になることを願って止みませんが……。

 さて、そんなことが起きているという時に颯太と来たら、
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次回は女の子とデートですかね? このリア充め。羨ましくなんてないぞ(笑)。

アニメ: 2017春アニメ感想 (8)

 今期アニメ感想七週めくらい、の「その二」です。
 実は、昨日辺り番外編その2ってことでRe:CREATORSのまみかについて書こうかと思っていたのですが、最近のあまりの多忙さで気力が足りませんでした。結果としては、今週の#07を待った方が良かったということになりましたが。

Re:CREATORS #07「世界の小さな終末 "I don't want to make a mistake for the sake of the people who are in my story."」
 しましまPって誰だ?

 #05のCパートでは「神曲」って言葉が出てきてたので、アルタイル関連で誰かが音楽やってた筈なんですけど、それがセツナかな。颯太の部屋を見ても音楽制作っぽいものが(今は)見当たらないし。
 2016年6月頃、颯太は絵を描いててそれが叩かれてて、音楽やってたしましまPことシマザキセツナが颯太に触発されて絵を「描きたくなって」、アルタイルが誕生して、巨大掲示板でスレが40(以上?)できるほどの人気になって、ということがあったのかな。11月時点で颯太が「そんなバカな」と思ったのは、実はアルタイルも叩かれてたのに今は絶賛されてるから、とか?
 ……順番が今一つよくわからない。あと、主体もよくわからない。まとめwikiのURL(のようなもの)が"setuna"だし叩かれてたのはセツナの方? それに、スレ住人の壮大な勘違いがどっかにあるように思えます。共同での制作がパクりに見えちゃったとかね。
 そもそも、本作のタイトルにはre-creatorsの意味もあると思うんですよ。多分、それは二次創作作家を指していて、特に颯太とセツナ。

 まあこういう、情報が不足している段階での推測はこの辺りにして、今回は冒頭に書いた通りまみかの話。

 いやもうなんというか、まみか凄いですね。実は、#02で登場した頃にはここまでのキャラとは思ってなかったのですが。でも、彼女も「変った」のかも?

 まずは、魔法すげぇ!
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 あの強そうなオッサンも、
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こっちも割り込んで阻止しちゃうし、八面六臂の大活躍。
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 渋いオッサンがぽっぷでふぁんしーな魔法に塗れる姿は中々笑える。

 でも、注目したいのはそういうところ(だけ)じゃなく、まみかの人間性や考え方です。まず今回最初に驚いたのは、この台詞。

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「本当に、アリスちゃんの言う通り、話し合えないとしても、
本当に相容れなかったとしても、
それならお互いに触らなければいいだけ」

 現実と虚構が混じり合う世界ってこともあり、『Re:CREATORS』という虚構の中の人が我々の現実について語って(語らされて)いるように思えちゃって。

 また、色々あったらしく口が重い颯太から情報を引き出した超功労者は、まみかでした。というか、意外と狡猾?というと言葉が悪いですか。
 まずは、いきなり颯太の前に現れて……
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ってこの格好驚くわ(笑)! #02でちらっと出てきた颯太の絵を思い出した。
 で、登校中の学生を拉致ってufotable Cafeへ。
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 でも、
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颯太の方が不審人物っぽいかも。
 とかいうどうでもいい突っ込みはおいとくとして、そのまみかの話。まずは前振りです。

「わたしのお話は、知ってる?」
「あ……ええ」
「そっか。いいお話?」
「子供向けだなと思うけど、いい物語だと思います」
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「よかった」

 単純に喜んでいるという部分もあるでしょうけど、これは、続く話の前に「基本的な価値を共有」していることの確認ですね。

「わたしは、わたしの世界じゃ、信じることが力をくれた。
でも、この場所では違うのかもしれない。
信じることは愚かなことなのかもしれない。
けれど、信じることで解決できるものがあるって、
そうすることは、この世界でも決してばかみたいなことじゃないんだって、
わたしは、そう信じてみたい」

 この世界のことはやはりよくわからない。しかし、颯太はまみかと同じか近い価値観で話ができる人であると見たので話をしているわけです。

「もし、あなたがわたしの物語を好きでいてくれているなら、
わたしの世界のために、わたしの世界の人たちのために、
本当のことを聞かせて欲しい」

 そして、だめ押し。

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「おねがい」

 では、その聞かせて欲しいこととは。こうして「嘘はつかない」と宣言した颯太から引き出したのが、軍服の姫君ことアルタイルのこと。

「軍服の姫君は、そういうことをする人?」
「そう……だと思います。彼女は、アルタイルは、ぼk……この世界のことを、
凄く、憎んでると思うから」

 やっと、颯太が語り始めました。まあ、その情報はしっかり真鍳に漏洩しちゃってるわけですが。

 今回の#07では、終始まみかが物語を引っ張っていましたね。というか、彼女の動きが物語の流れを決めていた。前回書いたようにまみかの私の中での評価は一気に上がっているわけですが、こう来るとは思いませんでした。
 でも、この時期にこんなに活躍しちゃうと後で失速しちゃうかな(笑)?

 さて、軍服の姫君の正体については中乃鐘も辿り着いていて、むしろ知らない人の方が少なくなったのですが、やはりまみかが得た、そしてこれから得る情報はかなり真実に迫るものである筈です。なんとなれば、そこには彼女の誕生に至るまでの何かが含まれている筈だから。
 次回辺り颯太がどこまで明かすのか、そしてここ三回くらい出番のない軍服の姫君自身、そろそろ出てきて何か語ったりしないのか。まさか、まみかが直接詰め寄るなんてことは……。

 #08は特に情報の多い話になりそう、かな?

アニメ: 2017春アニメ感想 (7)

 今期アニメ感想七週めくらい、の「その一」です。

エロマンガ先生 #7「妹と世界で一番面白い小説」
 ムラマサ先輩の話です。が。
 どうもどっかの誰かみたいに贔屓にしているせいか、エルフのことが気になっちゃって。
 例えば、部数の話を持ち出された時。
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 実に潔い。……いや「見た目」的には実にこそこそとしていますが(笑)、自分が言ったことをほいほい引っくり返したりせず、ここは敗けたとする首尾一貫したところ、ダブスタを許さないところがね。

 また、常に物事の意味を把握しているのはエルフだったりしますし。

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「妹のことちっともわかってないんだから」

とか、

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「こいつにわからせたかったら、あんたの真意をばしっとぶつけてやんなさい!」

とか。事実、紗霧に関してはその直後のシーンで、

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「なんで謝るの?」

とか言われることになったし。

 そんな色んなことを見ているエルフがどういうことに反応するのかというのは、とても興味深い。例えば、マサムネが

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「ないよ。普通に書いて普通に勝つさ。
それができないようなら、元より、夢を叶えることなんてできない」

と言ったときのこと。
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ここから続く4枚くらいの間の表情の動きは、ちょっと誰が頑張ったのか気になっちゃうくらいです。コンテに指定があったのかな。

 そして、紗霧が「出てきた」シーンで。紗霧を見るときは
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こういう顔だし、ムラマサには
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こういう顔をする。ここでもやはり、ここで展開している物語が「見えてる」んですね。
 最後にこういう
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顔をしちゃうところも、エルフのいいところだと思います。

 それにしても、ラストの紗霧の回想の4枚くらい。なんか盛大にネタバレしてますな(笑)。まあ、その意味を知っているからそれがそうだとわかるという意味ではネタバレと言えるかどうか微妙ですが。

 ここで終わるとさすがにあんまりなので、ストーリー的には主役だったムラマサの個人的ベストショットを挙げるならば、これでしょうか。
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 画面に収まってないですけど、動きも含めてという意味でいいショットかなと。実際、いい絵は一杯あったと思うんですけど、これ以外も挙げるとなると一気に数が増えちゃいそうで。
 あ、絵と言えば。

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「どう……かな」

 ここのところ、一端テロップが途切れるのは視聴者に対する配慮ですかね(笑)。

おまけ:
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 ラストシーンからCMへの流れ(笑)。

アトム ザ・ビギニング 第06話「7研壊滅す!」
 今回の話は、A106というよりも7研の二人に焦点が当たってた感じですね。茂斗子さん、

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「ちょっと妬ける」

とか言ってるし。

 ただ、

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「アレを使うしか」
「アレ?」

の「アレ」ことA105は結局、一体何だったのか。
 あの騒ぎでYesボタンが押されちゃって、実はその「開発者としての汚点」が逆に評価されちゃって、という展開も想像したりしたんですけど。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #6「消えない過去、消えていく未来 -no news was good news-」
 たまにはいつもの三作以外にも触れておくことにしますか。
 このところクトリに表れている症状の描写、すごいですね。子供の声って演出次第であんなに気持ち悪くなるのか。なんか、まどマギの魔女の結界の描写をちょっと思い出しましたけど、狂気っぽさはこの方が上ですね。
 そしてこの絵。
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 段々症状が悪化してきているのがわかって、物凄く恐い。
 そしてだからこそ、そこから戻ってきたことが「奇跡」に感じられるわけかな。

 というわけで、感想「その二」に続く。

アニメ: 2017春アニメ感想 (6)

 今期アニメ感想、六週めくらいです。

エロマンガ先生 #6 「和泉マサムネと一千万部の宿敵」
 サブタイトルはムラマサのことを指しているのでしょうが、なんかこう、今回の主役はめぐみんだったような。というか主厄(笑)?
 ラノベコーナーの主を怒らせて、

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「ヤツをラノベにどっぷり嵌らせ、改心させる」
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「お客様~♡」

なんてことに。結局
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という様になった(かも?)ですが、これはどちらかというと和泉兄妹の功績のような。

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「マリみて全巻、『パラソルをさして』だけ抜いて貸してやろうぜ」
「な、何で兄さんは、そんな悪魔みたいなこと思いつくの!」

 そういえば、表紙のタイトルは正しい表記になってますね。

 あとは、やっと紗霧に会えたかと思ったら、
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この格好で強引に部屋に引き込まれた挙げ句、
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こうですから(笑)。
 まあ色々あったとは言え、
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悪いことばかりでもなかったかな?

アトム ザ・ビギニング 第05話「激走マルヒゲ運送」
 ちょっと、勢力図が複雑でよくわかりません……。
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 この場面だけでも一体どんだけの人/組織が関わってるのか。
 まあ、その辺りは追々わかってくるだろうと思うので今はおいとくとして、ヒゲオヤジつーかマルヒゲの伴つーかが今回特に重要な役どころでした。
 単なる石頭の頑固親父っぽい台詞とともに登場した彼ですが、若い二人にはない視点を持っていることも事実。

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「見ろ。「大災害」の爪痕だ」
「あれで人間は大事なもんをなくしちまった」
「どんなにロボットが復興に使われようが、人間じゃなきゃ取り戻せないものもある。
ただ綺麗にするだけじゃ駄目なんだ」

 天馬辺りはムキになって言い返しそうなものですが、それをしなかった。多分、できなかったのではないかな。
 また、事件の後でのこと。

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「見ましたか社長。ロボットでありながら、この気高い自己犠牲の精神!」
「自己犠牲なもんか。あれは、その場で一番有効な手段を選択した結果に過ぎない」
「でもさ」
「そうじゃ。こいつは守った。それでいいんだ」

 (正反対な)極端な方に走りがちな二人とはまた違う次元でのものの見方を提供しているわけで。天馬とお茶の水の二人には、彼の視座は座標軸/原点として意味あるものになりそう。

 ところで、茂斗子ですけど。

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「お嬢様は素敵な殿方をお見初めになると、一人暮らしを始められるんです」

 結末を語った蘭のモノローグでは「一番の被害者」とされていましたが、
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意外とそうでもないかも(笑)?

 さて、A106。
 いつものことですが、たまに実に面白い動き方をしますよね。今回印象的だったのはここ。
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Re:CREATORS #06「いのち短し恋せよ乙女 "You are the one who knows where justice lies."」
 軍服の姫君の出番がなかった……。なので、先日書き忘れたことを一つ。
 その言葉遣いと言うか語り口について触れましたが、#03のラストで「セツナ」を相手に話している(ように見える)時にはちょっと違いましたよね。ここ、彼女がどのような人物なのかを暗示しているような気がします。

 さて、今回はどうやら被造物として現界するキャラの最後の一人っぽい真綾……じゃなく真鍳が登場しました。自己紹介があったという意味ではブリッツも今回登場のようなものですが。
 しかし、前回の話でラストにセツナが全部持ってったのと同じように、個人的には全部まみかが持ってったように思いました。肝心の真鍳が自主的に傍観者になってたというのもありますけど。

 それは、まずは相方たるアリスちゃん(もうこれで行くよ(笑))が、

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「アタマの悪さをヒトのせいにしないでよね」

って感じの絵に描いたような無能だから。
 まあ、そのアリスも正に今回のサブタイトルのサブタイトル(?)になっている台詞を口にしています。

「其処許は、正しさの在処を知っている」

 まみかはまだ未熟ではありながらも大人で、アリスとは180度というか540度くらい違う人物ですね。アリスにそう言わせたまみかの言葉はこちら。

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「私は、いい人だったらいいな」
「それは、ただ目的が正しいことよりもずっと大事。私はそう思う」

 それは、本人はあまり自覚していないようですが、その目的を選択する理由を重視しているということであり、別の状況でどうなるかということをも視野に入れることができる視点です。

 また、ラストシーン。

『だめ。止めなきゃならない。
こんなことを黙って見ていたら、私の世界に戻ったとき、友達みんなに』
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「恥ずかしくって、会えなくなっちゃうから!」

 極めてちゃんとした理由だと思います。客観的な正義であることを標榜するわけではない。「自分が」恥ずかしいからという理由ですが、その価値判断は自分だけの基準によるものではない。まさに、アリスとは正反対。
 本作の物語の中心とはやや外れた位置にいるキャラだとは思いますが、お花畑な世界からやってきたまみかのこれからの成長がちょっと楽しみです。
 ……ついでにアリスにもいい影響があるといいですね(棒

 ちょっと付け加えておくならば、まみかは、相変わらず脱力するSE(笑)を伴ってはいても強力な魔法を使える人物です。
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 ブリッツの放つ渾身の重力弾(?)も弾いちゃう。
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 間の抜けた音とポップな見掛けの魔法で
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ブリッツと渡り合っているわけで。しかも彼によると、まみかの「マジカルスプラッシュフレアー」とやらはアリスのあの暴力的な攻撃をも込みで止められるらしい。力を持つ存在であるからこそ、綺麗な夢の世界の理想論にも現実味が出てくるかも知れません。

 ところで全然関係ない話ですが、一話登場のセレジアといい今回登場の真鍳といい、なんとなく
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履いてないっぽく見えるキャラがいるのはやはりこの世界が「胡乱な創造主の犇めき合う悍しい」所だからかな(笑)?

 さて。
 これは冒頭ですが、颯太は自分の持っている情報をあまり開示するつもりがないようです。
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 まあ、プライベートなことも含まれているし色々と苦い思いもしたようだし。
 そのこと、つまり情報が滞っていることが、物語の進行にどのように影響してくるか?

アニメ: 2017春アニメ感想 (5) - 番外編

 今期アニメ感想番外編、気になる某キャラの話。

 それは、Re:CREATORSに登場する通称『軍服の姫君』、#05まで見た限りでは恐らく名前はアルタイル。
 実はこのところ、本作の第一話を何度も見ています。全編というわけではなく、軍服の姫君が登場する場面をですけど。

 何と言うか、あのひゅんひゅん回ってるサーベルが実に見てて気持ち良いんですよ。
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 それに、やはり何と言っても強力だし。
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 サーバル……いやサーベルでパッカァーン!などと恐らく数多くの人が考えたネタを今頃になって(笑)。
 そして、サーベルが出てくるところが描かれないのもいいですね。いや、あのシステム?自体が起動される描写はありますが、その後、サーベルはどこからともなくやってきます。画面の外から(笑)。

 その姫君。以前、一話冒頭で颯太が言っていたことについて

「最後まで中心にいた彼女」とは誰のことなのかな。普通に考えればセレジアですけど。

などと書きましたが、今では普通に考えれば姫君だろ常考、という感じ。で、普通でなければセツナかも。物語初っ端で死んでるようにも思われますが、#03で姫君はまるでセツナと対話しているように語っていましたから。
 もしや、セツナが現界してくるなんて展開も?

 姫君の言葉には秘密が沢山隠れている、そのことはよくわかります。でも、その意味を推測しようとはあまり思わないんですよね。繰り返し見ているのが視覚的な快さ、気持ち良さからであるためか。それとも、どうせわからないからか(笑)。
 ただ、最初から彼女はお気に入りキャラではありました。ああいう偽悪的っぽいキャラって元々好きなんですよね。自分の想い、大切なもののためには何だってする、というある意味での真摯さがあって。

 それにしても姫君、言葉遣いがまた……。「而て」なんて言葉、使ったことありませんよ。そういえばそんな言葉あったなくらいで、今回辞書を引くまでどういう字だったか知りませんでしたし。
 また、ホロプシコンとやらは一体何でしょう。holo-psycho-onの組み合わせかな。『メガロスフィア』の設定にあるのか、彼女の力ということは二次創作に当って創られたものか。これは直感ですがなんとなく後者っぽいような。
 彼女はどうやら、シマザキセツナによる二次創作キャラらしいのですが、セツナも絵を描くのが好きとか言いながら大概文学少女っぽいですな。まあ、姫君の命名の過程にも何となく颯太が絡んでたっぽい気がしますし、色んな意味で二人の共同作業により誕生したっぽい気もするので、彼の影響ってこともあるかも?

 まあともあれ、そもそも事を起こし物語を進行させているのは間違いなく姫君であるわけで、少なくともまだしばらくは、もしかすると最後まで彼女が物語の中心にいることになるでしょう。
 勝手な要望ですが、ずっとお気に入りキャラでいてくれると嬉しいです。

 最後に一つ追記。
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 足が意外と可愛い……。

アニメ: 2017春アニメ感想 (4)

 今期アニメ感想、五週めくらいです。

エロマンガ先生 #5 「妹とラノベ企画を創ろう」
 原作小説2巻の感想

 人は一体、どこまで残酷になれるのでしょうか。

という書出しにしていましたが、どうやら次回はそういう話になりそうですね。というかよろしく。

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「だからあたし、キモオタ小説を読もうと思うんです!」
「」

 しかも、その直前のシーンで不自然にも(笑)ずらっと並んだマリみての背表紙が写ってましたし。小説版では各作品の実名がばんばん登場していますが、アニメ版でもそれは引き継がれているのでその辺りは期待できそう。って何を期待してるんだよ。
 細かいことを言うならば「みてる」が「見てる」になってますけど、そのくらいの配慮はまあ……いや間違いだったりして(笑)。

 さて、今回の話は一つのエピソードが終わった直後くらいなので、物語的には若干、一寸一服っぽい雰囲気があります。その代わりというわけではないでしょうが、絵への気合いの入れようと言ったら(笑)。
 特に妙に拘りが見えたのが、足でしょうか。
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 挙げるときりがないですが、逆に胸とかはあれかな。智恵のなんて……ねぇ。

 ストーリーを無視して何の話をしてんだよという感じですが、ここまで来たら開き直ってもう一発。
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 ここの紗霧のお尻が可愛い……(笑)。

アトム ザ・ビギニング 第04話「練大祭へようこそ」
 楽しそうじゃないですか。
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 蘭が人気だとか。
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 やっぱり蘭が人気だとか。
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 蘭が……(笑)
 他にも笑えたのが、
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「人工知能と囲碁しよう!!」という企画。
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一手目で
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勝手に投了まで計算して、

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「まいりました」
「よい 勝負でした」

って(笑)。でもこれ、相手がA106でなくとも同じ結果になった筈では?勝ち負けはともかくとして。

 そんな中進行している怪しげなことがあるんですが、それについては次回以降ですね。

 あ、忘れてましたが、
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ロボットのうどん作りがこれまた楽しそう(笑)。

Re:CREATORS #05「どこよりも冷たいこの水の底 "So, why don't we have ouselves a guys' night out?"」
 今回多分新登場キャラで大変目立っていた菊地原さん。
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 この、最後にメテオラとやや私的に話をするときのボタンを外す仕種がなんか好きです。

 でも、最後の最後で全部持っていかれましたね。
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 この人に。
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 多分、シマザキ セツナなる人物かな。
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 電車のシーンから回想へつながるというのは恐ろしい描き方ですが、第1話冒頭に登場し颯太がモノローグで「彼女」と言っていた人物でしょうか。以前は「彼女」とは「軍服の姫君」かなと思っていたのですが。いやでも「最後まで」って所も気になる……。また登場するのかな。
 ともあれ、またもや颯太。ほんと、いつも彼は核心部分に関わってきますね。というよりも、そういう人物だから関係者になっているのだし。
 まず言っておくべき言葉があるとすると、
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「爆発しろ」(笑)。
 どうやら例の「軍服の姫君」は
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『悠久大戦メガロスフィア』の二次創作キャラである「アルタイル」らしいですね。そして、二次創作キャラの割には「5ちゃんねる」なる巨大掲示板でスレが(少なくとも)40は立つほどの人気があったらしい。

 このアルタイルは、シマザキ セツナなる人物と颯太の二人の共同作業(笑)によって誕生したっぽい、のかな?
 しかし、この人による投稿動画?には、

recreators_5_8.png
私は絵を描くことが好きでした。
応援してもらえてうれしかった。
いろいろなことがありました。
ほんの些細なことがきっかけでした。

これがシマザキセツナの最後の作品です。

もう、お会いすることはないでしょう。

という不吉なコメントが添えられています。まあ、一部潰れててよく読めないところがあるので文脈から想像で補った単語がいくつかありますが。

 今回、Cパートで唐突にも物語の核心に迫る事実が見えてきたのはちょっと驚きでした。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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