FC2ブログ

ラノベ: 『妹さえいればいい。 〜4』感想

【悲報】京さんはやっぱりビッチだった

妹さえいればいい。 4 (ガガガ文庫)
平坂 読
小学館 (2016-03-18)
売り上げランキング: 33,238

 うそです(AA略

 ……すいません、昨日ちょっとリフレッシュしてきたせいか何かノリがおかしいですね(笑)。調整調整。

 というわけで、先日の1巻感想の後、4巻まで読み終わりましたのでその時点での感想。あと一部5巻の途中までの話も含みます。
 という辺りで未だに謎なのが、伊月の妹萌えというかキ○ガイの理由。そうなった経緯はある程度出てきていますがそういう意味ではなく、この作品の主人公が妹に固執していなければならない物語上の必然性というのがね。まあその辺りは追々ってところでしょうか。

 さて。
 ここまで読んで一番思ったのが京さんの件です。そもそも上記の1巻感想でも京をちょっと意識しているんですが……ってあまり出てこないですけど、最早今の私は、京ファンと言っても過言ではないのではないかと。

 まず、京の位置づけ。
 極めてクセの強い人物(あの千尋でさえそう)ばかりが並ぶ中、ほぼ唯一の一般人です。いつも、強烈な個性の光を放つ人々に捲き込まれる押しの弱さがあります。しかし、その「押さば引け」的な弱さは押してくる人々を全て絡め捕ってしまう。
 伊月だけは京自身が「押す」側ですが、例えばアニメ2話で描かれたように、那由多はすぐに引き込まれてしまいました。その後も、他の小説家のフラグを立てるし、漫画家のポリシーを曲げる……時に助力、そして5巻では編集部にまで影響力を及ぼし始めるようです。
 まったくもう、あちこちと関係を持ちまくってからに。これだからビッチは(笑)。

 いやつまり京は、各キャラの隙間を満たす、背景であったり地であったり場であったり、そんなある意味で強烈な存在感を見せています。

 そんな立ち位置にいるためか、この物語はかなりの部分が、京の存在により動いている、京がドライブしているようにさえ思えてきます。彼女がいなかったら動き始めない、そんな世界に見えてくるのです。それは、京が「場」として他のキャラ同士を結び付け、干渉させ、自身はその媒介役を担っている、というような構図です。

 そんな京が、彼等に興味を持ってしまっているわけで。

 なにも持っていない自分が、何十万人の読者を差し置いて那由多の作品の役に立てる——そのことに京は自虐的な恍惚感を覚える。

(2巻p114)

 全裸になってあちこち観察されただけだが、自分がこの作品に関わったことが誇らしくさえある。
(略)
 それはけっこう……かなり……素敵なことなのかもしれない。

(4巻p202)

 逆に言えば彼等もその影響から逃れられないわけで。

 とかいうようなことをつらつらと思いながら読んでいると、なんだか私自身もいつの間にか京という存在に絡め捕られて来てるような気がします。
 そんな京は、5巻で伊月に対して攻勢に出るようですが……まあ結果はわかっているにしても、京がそのように動いた以上は伊月もその影響からは逃れられないでしょう。果たして?

 とまあそんな感じで妙に偏った読み方をしてしまっているわけですが(笑)、まだ既刊の半分くらいですね。
 さて、どんな展開があることやら。

せいじ: 石原慎太郎と小池百合子で妄想

 とかいうタイトルだとおかしな意味に取れちゃいそうですが、書いたときはそんなこと考えてませんでした。
 まあ、思い至っても直しませんでしたけど(笑)。

 いやマジで大した話じゃないんですけど、都知事選のときね、石原ってまるで、自らが協力して……るように見せかけて無茶苦茶やって敵を潰すことで小池を応援してたんじゃないかなどと思ったりしたんですよ。冗談半分ですけど。
 で今回の希望の党。
 石原はもう出てきませんけど、馬鹿らしい話に敵を捲き込んで壊滅させたという意味で、あの時の石原みたいな自爆攻撃になってるなーなどと思ったりしたわけです。本人に対してではないけど恩返しかも、とか。実際、あの空っぽの党が真面目に作ったものとはちょっとね。

 勿論、これも全部冗談半分で言ってるわけですけど。

ラノベ: 『妹さえいればいい。』/『ゲーマーズ! DLC』感想

 あれ? 『妹さえ』の方、ナンバリングがないですね。まさかこの内容で一冊で終わる可能性もあったと……?
 いやまあよくある話か。

妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)
平坂 読
小学館 (2015-03-18)
売り上げランキング: 22,814

 というわけで、先日書いたようにアニメ見て即座に気に入ってまずは一巻を読んでみました。ちなみに、アニメのどの辺りに惹かれたかというと、一話のラスト、伊月が那由多のデビュー作『銀色景色』を読むシーンです。エンディング主題歌『どんな星空よりも、どんな思い出よりも(ピアノバージョン)』を背景に。
 最後のあの一言は原作にもありますが、伊月のキャラとか読んでいるうちに色々と見えてきた辺りで、彼は京にこんなことも言っています。

「……お前が将来作家を目指す予定がないなら読んどけ。あれを読まないのは人生を損してる。俺の本なんて読んでる暇があったら、可児那由多の作品を読め……」

(p113)

 春斗辺りが言うのならともかく、伊月がですからね。しかもこれを言われた京にしてみれば、彼との出会いがあれだったわけで。
 まあ彼はぷりけつについても似たようなことを言ってたようですが。内容がじゃなくその作家としての姿勢が。
 でもその那由多は、その作品の他メディアへの展開を望まれてたりしても、「伊月先輩と会える時間が減るじゃないですか」とか言って拒否ってるわけですが(笑)。

 この物語、そういうところが基盤になってる感じです。春斗の伊月に対する色々にしても。京だって、作家としての才能という土俵でではないものの、そういうものと無関係ではいれらないようだし。

 あとその京の、「なにやってんだろーあたし」要員としてのご活躍も見逃せない(笑)。4巻くらいまでは口絵で勇姿が見られますね。

ゲーマーズ! DLC (ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA (2017-09-20)
売り上げランキング: 5,914

 ちょw「あと四ヶ月」てwww
 出だしがあのアニメ第12話みたくアグリさんが爆弾を投下しまくる話だったので、しかもサブタイトルにDLCとあるのでそういう話かと思いきやほんとに外伝でした。
 しかし思うに、同好会の面子はもう大体それぞれの想いが(一部を除き)通じている関係からか序盤みたいな錯綜があまり発生しなくなっているような。今回、景太を全く知らなかった人が登場して「新キャラの美人さん達とフラグ立てたり」したために、そういう意味での風味が戻ってきた感があります。
 さすが「安いラブコメの主人公属性持ち」景太(笑)。

 ところで、ラストの辺りで天道さんがこれまでとちょっと違う登場の仕方をするわけですが。
 ああ、これが元々の(壊れる前の(笑))姿なのかな、などとちょっと感慨深いものが。さすが外伝というべきか、本編ではちょっと見られないですよね、あの「抜き身の刀がそのまま置いてあるみたいな」天道さんなんて。
 でも、所々に出てくる「景太の交際相手」って天道さん……ですよね?
 もしや「踏み込む」のって、次の外伝でってこと?

アニメ: 2017秋アニメ感想 (1)

 というわけで、見ようと思っていた作品郡がそれなりに始まったところで概観です。
 ちなみに、いつも週末に書いている感想、次回は都合により多分書けません。まあ、まだ序盤だし。

 まずはラブライブ!サンシャイン!! 第2期。
 一期ではμ'sとは別の理由、つまり個人の救済から始まったAqoursに、今になって音ノ木坂と同じ問題が降り懸かってきました。いや前からありましたが、メインテーマになったというか。しかしなんだか、音ノ木坂の時とは深刻度が違うような印象です。どうしてなのかはまあ何となくわかる気もしますが個人の感想です(笑)ので。
 ただ、OPムービーのAqoursはμ'sの時のシリーズを超える大観衆を前に歌ってるんですよねー。
 あと、やはり相変わらずこのシリーズのダンスシーンの作画はちょっと凄すぎる。しかもしっかり進歩してるし。

 結城友奈は勇者である 第2期はつまり『鷲尾須美は勇者である』みたいですが、結末の後の世界を知っている物語って何か複雑ですね。
 果たしてどんな展開が待っていることやら。

 UQ HOLDER!~魔法先生ネギま!2~って、最近までネギま!の続編だとは知りませんでした。アニメ化の話が出始めた頃に作者による紹介を見て知ったという感じ。

 というわけで何となく並べた三作が気付いたら全部ある意味で続編だったという……。いやほんとに意図はしてなかったんですけど。
 なのでちょっと思い起こしてみたら、まだ続編がありますね。始まってなかったので(特番はありましたが)忘れてましたけど、3月のライオン 第2シリーズ。この作品は多分、淡々と続きが描かれる感じになる感じ?
 そういう意味では、干物妹!うまるちゃんRもそうかな。
 これ実は凄く不思議に感じてる作品です。そんなに面白いか?と思いつつ何故か好きなんですけど、理由がわからないのでもしや実はあまり人気ないのではとか思ってて、妙に出版社等の推しがあるのは違和感あるなーと思ったら本当に二期が始まってしまった。
 大丈夫なん?と思いつつやっぱり見ていると面白いという辺り、本当に不思議。

 わけがわからないという意味では、クジラの子らは砂上に歌うとか宝石の国はその物語世界が独特すぎて本当にわけがわからない。の割には奇妙な共通点がありますね主人公に。
 その意味で正反対なのがJust Because!。なんか、昔友人が住んでた辺りの風景に妙に似ているんですよねあの舞台。どこだったか詳しくは忘れちゃったんですが、多分、殆んど同じ場所っぽい。

 現実にある場所なのに現実と掛け離れた世界なのが、魔法使いの嫁
 ついに始まった、という感じです。BDのCMやってましたが、それによると、多分2クール放送かな。

 そして、今期新作でこれまで見た中で最も衝撃を受けたのが、妹さえいればいい。
 いやもう出だし二分弱の狂気の世界はこりゃ一体何だという感じですが、一話見終わったら原作読みたくなって早速買ってきちゃいました。まだ一巻の途中までしか読んでないですけど、登場人物達の伊月を中心とする関係性と持っている資質との配分とか、とても絶妙。原作では各キャラについて、伊月との関係と内面をそれぞれ順に描いていますが、アニメではその前半を一気にやる構成になってますか。
 ちなみに、那由多に振り回される京さんが可愛い。えろい意味でも(笑)。どうでもいいですけど、イラストのカントクさんはどうにも、えっちなゲームの原画さんというイメージがあって……。あ、いくつかプレイさせていただいてます。
 さてその一巻、ぱらぱらっとイラストとか所々にあるキャラ紹介とか先に見たら、最後にどでかいネタバレを食らってしまいました。
 しかし、あーやっぱり……としか思わないネタバレって一体(笑)。

独り言: 懲りない文春

 以前にも似たようなことがあり、それに対してはこんな
文春砲:なぜ声優ファンには効かなかったのか - MANTANWEB(まんたんウェブ)
分析もあったわけですが、また何やらやってるようですね。特に何をとは言いませんけど。

 この件については何か書こうかと思ってちょっと考えたりしたのですが、ばからしくて放置してたので忘れちゃいました。反応すること自体が彼等としては歪んだ喜びなのかも知れないし。ストーカーかよ。
 まあ一言で表現すると、あんたらそれ面白いと思ってんの?という感じ。

 ただ、私はどちらかというとアニメファンであり声優ファンという分類には入らないと思うので、感性が違うかも。個人的には、作品を創る側の人として敬意は払うものの、プライベートなこととか、ここで意図的に悪い表現を選ぶならば「どうでもいい」し、むしろそういうことを穿り返すのは卑しい行為としか思えない。
 ですが、上記の記事のような見解もあることだし、そう異端というわけでもないかも。

 まあでも結局結論はいつもと同じで、メディアの連中ってクソだなという思いを新たにしただけのことでした。
 ……あー、また喜ばせちゃったよ。修行が足りないな。

艶漫画: 『彼女が拉致○姦されていたのを俺は知らない。』紹介

 私としては珍しくNTRっぽい作品のご紹介です。
 タイトルは検閲に従い改変しています。ヨコシーマさんすいません。正しいタイトルはリンク先で。いやまあ行かなくてもわかるでしょうけど。

彼女が拉致○姦されていたのを俺は知らない。彼女が拉致○姦されていたのを俺は知らない。

サークル:ヨコシーマ(DLsite blog)

 内容ですが、作品ページに記されているジャンルに「寝取られ」はあるものの、サークルさんによる紹介文にはNTRとか寝取られとか書いてないし、実際その要素はだいぶ薄いと思います。

 いいなと思うところはとても沢山ありますが、ヒロインの理沙が可愛い(特に表情)、身体がエロい、内容がエロい、そして何よりもオチが好き。
 いやほんと、こういうオチとても好きなんだけどあまり多くないんですよね。貴重です。

 というわけで、詳細な感想はいつものところで。

おカネ: 日本のSEが劣る理由

 日経新聞には「やさしい経済学」というちっちゃい連載コラム記事があって、少し前から「ソフトウエアの価値創造と日本」というシリーズが始まっています。今日(2017-10-06)はその四回目。
 ……いや、ちょっと違うかも知れません。まずコラムそのもののタイトルなんて今まであまり気にしてなかったのでそういう名前で通しているかどうかわかりませんし、今日の「ソフトウエアの……」に4という数字が打ってあるからと言ってそれが1から始まったかどうかも?
 まあそんなのは大して問題でないので本論へ。

 書いてるのは同志社大学教授の中田喜文氏。で、これまでは、日米の企業ではソフトウエアの位置づけが大きく異っているという話でしたが、今日は、そもそもそれを担っている技術者(SE)の能力が日本では劣っているという話です。
 まずは生産性が低いという話、そしてその基盤となる能力の話という風に進みます。

 まあ、能力について単純に考えれば待遇が悪い(多重下請構造のことも含む)からってのがあるでしょうし、生産性が低いのも能力だけでなく無駄なことをやらされるというのもあるでしょう。
 ただ、やはり思うのが、某小説の登場人物が指摘していたこのことです。

優秀な人材ほどすぐ現場から引き抜かれ、お門違いのマネージメントや戦略策定のポジションにつけられる。かわりに残されるのは二線級のメンバーだ。

 感想で引用した部分から更に抜粋していますが、やはりね、これは大きいでしょう。大体どこでも、「君は優秀なんだからいつまでもコードなんか書いてないでマネージャになりなさい」という世界らしいですからね。
 これは小説の話ですが、実際私も、ソフトウエア開発の現場で二十数年前にそういう話を聞いていました。

 このコラムは前述のように「ちっちゃい」ので、能力の差がある理由については次回ということになっていますが、果たしてどういう「答え」が出てくるかな。
 ちょっと楽しみ。

創作観: 彼等は何に抗うのか (2)

 タイトルに番号がついている通り、これは以前書いた「彼等は何に抗うのか」というエントリの続編です。
 って、6年以上経ってるじゃん! しかも何、6年経ってこんだけしか言うことないのかと(笑)。

 今回の話は、先日書いたアニメ感想でちょっとだけ触れたことです。『メイドインアビス』のところで、

 本作そのものについてではないのですが、ちょっと(途中まで)見て思ったことがあるので、今度書いてみようかと思います。

と書いたのがこれ。
 というわけで改めて念を押しておくと、ここではメイドインアビスをきっかけに考えたというだけで、メイドインアビスがそういう作品で「ある」(もしくは「ない」)と言っているわけではありません。

 なんかもうこの時点で、本文よりも導入の方が長くなってしまったような気がしますが、上記の6年前のエントリでどんな話をしたかというと、物語の登場人物に降り懸かる苦難とか課せられる制約があまりに多いと、なんだか作為的に感じちゃうなということです。

 で、じゃあそれはどうしてなのか、逆にそれが許されるのは大雑把に言ってどういう場合か、という話。後者から言うと、登場人物が抗う対象が「人」(広義)である場合はさほど問題にならない気がしますね。その仕組みはこんな感じなのではないでしょうか。
 物語の進展のために登場人物が乗り越えるべき苦難が押し寄せるとして、それがその作品世界そのもののルールである場合、あまりにそれらが(作品に)都合良くやってくると、人はどうしてもそこに「意図」を感じてしまいます。どうにも偶然には起きそうにないことが起きたとき、神(か何か)の意思を感じてしまうように。
 しかし、読者や視聴者から見てそんなものが作中に設定されてないとした場合、その意図を持っているのは誰かというと、作者になってしまうわけです。それは、作者という別次元からの干渉という印象になってしまいます。

 勿論、意図を持っている「人」(或いはそれに類する意思を持つ存在)がいたとしてもそれは作者が創ったものであるわけですが、一応形式的には、その意図の発生源が作品世界中に存在するわけで。言い換えると、作品世界に閉じている。
 上で「さほど問題にならない」と書いたのはこのような理屈でしょう。

 というように考えると、どのような場合にどのようにすべきかを判別するひとつの基準が見えてきたわけですね。
 例えば、作中に発生源(その意図を注入すべきポイント)がない場合は、なるべく決まりをシンプルにする等の注意が必要になってくる、ということです。他にも、別のアプローチが同じ基準から導かれるかも知れません。

 わざわざ断り書きをしたようにメイドインアビスの世界が(物語の進行に)都合の良すぎる決まり、ルールを持っていると言いたいわけではないのですが、ちょっと見てちょっとこんなことを考えたりしました。

アニメ: 2017夏アニメ感想 (20)

 夏アニメ感想、そろそろ最終週です。今週分の感想と、各シリーズの概観も兼ねて。

ナイツ&マジック 終章「Heaven & Earth」

knightsmagic_13_1.pngknightsmagic_13_2.png
knightsmagic_13_3.png
「惜しい、実に惜しい! その技術を!」「その力を!」
「レビテートシップに!」「シルエットナイトに!」
「「捧げればいいものを!!」」

 いやーいいなぁこの対立(笑)。最終的にこの物語は、この二人の技術オタクの対決でした。片やロボ、片や船。今回は主人公たるエル君が一応優勢でしたが、これだけで終わらないといいですねぇ。オラシオも、どっか行っちゃうようなことを言っていますが、未練と言うかまたの機会への期待は抱いてそうです。
 唐突ですがオラシオと言えば、何やら動きがあるためか再放送が始まっている『コードギアス 反逆のルルーシュ』。このタイミングのせいか、ロイドとなんか似てるなーと思ったり。

 という中、別のドラマも進行しているようで。
knightsmagic_13_4.pngknightsmagic_13_5.png
 イサドラとエレオノーラ陛下の表情の違いが印象的です。二人、見ているものが全く違うことが見て取れます。そんなことがだめ押し(笑)だったのか、大方の予想通りの展開に。
knightsmagic_13_6.png
knightsmagic_13_7.pngknightsmagic_13_8.png
 ちなみに彼は、途中でエレオノーラを「様」抜きで呼んでましたね。
 ……一方エル君は。
knightsmagic_13_9.png
 まあある意味で健全と言えましょう。なんせ、中身は別の世界で何十年も生きた大人ですからね(笑)。

 という感じで、事態を収めつつも予想される今後の展開もあり、色んな面で綺麗に終わった本作。結構面白かった。
 結局、ブレない、何かのテーマを追ったら最後までそれを通すというのは大事なことなんでしょう。そして、そのブレるべきでない線がどこなのか、逆に言えば臨機応変に方向転換できる部分はどこからなのかというのを共有できたのが楽しめた理由の一つってところでしょうか。
 って書いててキャラの話なのか制作の話なのかわかりにくいなと思いましたが、考えてみるとどちらも似たような人たちかも(笑)?

天使の3P! #12「音楽を好きにならずにいられない」

tenshino3p_12_1.png
「やっぱり最高だな」

 最高ですよね、小……音楽って!
 しかし今回潤が作った曲『ファースト・テイク』、というかそのアレンジ、いきなりヴォーカルから入るんですね。ちょっと驚き。もしや潤って、唯みたく絶対音感の持ち主だった?
 あと、桜花は相変わらず残念ですが、でもやはり触れないわけにはいきません。
tenshino3p_12_2.png
 何と言うか、逆説的ではありますが桜花ってもしかして、一番可愛いキャラなんじゃないかな?

ゲーマーズ! DAY12 INTERMISSION「ゲーマーズと課金トーク」
 いい最終回だった……。
 前回も同じことを言いましたが、どちらかというとあちらは慣用句的な意味合いで、今回は純粋に言葉通りの意味です。

gamers_12_1.png
「しかし天道よぉ。真面目な合宿の割には随分気合い入ってんなぁ」

 あそれ私も思った。というか誰もが思うでしょ(笑)。
 てなわけで唐突にゲーム同好会の合宿が企画・実施されたわけですが。
gamers_12_2.pnggamers_12_3.png
 相変わらずと言うか、ある意味で安定しているいい雰囲気の中、ゲームに対する意識という意味での異文化交流もなんとかうまく行って、
gamers_12_4.png
綺麗にまとまった感じです。色々な問題はまあほっとくとして。
gamers_12_5.png
 天道さんも楽しそうだし、色々とめでたしめでたしないい感じの最終回でした。いきなり三角君の重たい過去から始まった時は一体どうなることかと思いましたが。
gamers_12_7.png
 こういうノリも中々。
 まあ天道さんと言えば、
gamers_12_6.png
それ普通男キャラの役割じゃない?とか思いましたけど(笑)。
 今回冒頭から、キャラの絵が妙に安定しているなと思ったら、温泉回だったからでしょうかねぇ(笑)。

 それにしても、誰もが(彼氏になった人を)羨むメインヒロインの筈の天道さんが壊れる辺りからの怒涛の錯綜劇が見所の本作。序盤の緩さから急加速急転回、そして高準位での不安定な安定から綺麗な〆。温泉もあるよ!
 てなわけで、中々いい構成だったと思います。

 さて、ここからは既に終了した作品について。

捏造トラップ−NTR−
 なんかふとアニメ『ストロベリー・パニック』とか思い出しました。結局由真が捲き込まれて嵌っちゃう辺り。
 それはまあどうでもいいとして、蛍というキャラの謎めいた部分はやはり魅力的でしたね。謎というだけでなく、強そうでもあり弱そうでもあり、賢そうでもありつつ溺れるようなところもあり。

恋と嘘
 これについては最終話の感想で大体書いちゃいましたが、本作はどちらかというと、終盤の展開から締め方が今一つだったかなという印象。原作からの分岐をもうちょっと早めにした方が良かったかもしれない。
 でもまあ、それでも結構楽しめました。絵も良かったし……とは思いますが、これは人を選びそう。
 アニメ限定の話ではないですが、由佳吏が莉々奈、そして高崎さんをどのように見ているか、感じているか。それが何となく、ああわかるなーという感じがします。

はじめてのギャル
 とても意外だったのが本作。テーマ的にもキャラ的にも絵柄的にもあまり期待していなかったんですけど、まあ取り敢えず見てみるかーと思って見たらとっても面白かった。
 結局自分は、こういうお真面目なキャラと話が好きなんだなーと思ったのですが、これがお真面目という感性自体がおかしいだろというのは否定できない……(笑)。

メイドインアビス
 なんか途中から見なくなっちゃった作品。きっかけが原作者インタビューだというのが(笑)。
 本作そのものについてではないのですが、ちょっと(途中まで)見て思ったことがあるので、今度書いてみようかと思います。

Re:CREATORS
 途中色々と失速(物語がではなく放送が)してどうにも調子を狂わされましたが、最終話の前のクライマックス回でほんと文字通り「世界は二人のために」って感じの、アルタイルとセツナの非常に「おいおい(笑)」的なところは良かった。あと、後日談を含めて結末をじっくり描いてくれたのも中々好感。
 終盤のなんとかフェスには若干の違和感ありましたけど、まあ許容範囲内かな。

プリンセス・プリンシパル
 私としては、今期一番の作品はこれ。最終話でいつものように週末を待たずに感想書いたうえにまとめまで書いちゃったし。まあ、その最終話がちょっと忙しなかった感じはしましたが。
 てなわけでもうほぼ書くことないのですよね。強いて言うならば、プリンセスは嘘つきというよりも隠すタイプだなとか、まとめでちせをサムライと書きましたがあれはニンジャかなぁでも性格を考えてみるとやっぱりサムライで合ってたかもとか、ほりかわ公って堀河なのか堀川なのかとか(笑)。
 あと、BDは全話コメンタリ付きだそうですね。しかも、キャストとスタッフの二種類。

おカネ: 日経ビジネスの『寝るな日本人』と日銀のインタゲ

 何か似てるところあるなーと思ったので並べてみました。前者は日経ビジネスの2017.09.25 No.1909の特集タイトル「寝るな日本人」より。ちなみに副題は「国は夜から衰退する」。

 特集記事の内容をざっくりと表現すると、繁華街とかその他あちこちの夜の街が最近閑散としているという話(PART1)。昼の経済にも影響しているらしい(PART2)。で理由を考えてる(PART3)。最後に、もっと夜遊びしようよと提言(PART4)。
 まあ最初のは取材してレポートという内容なので取り敢えず割愛。二つ目もまあいいでしょう。
 PART3では、そうなっている理由を分析し、「10の理由」というのを示しています。勿論、人口減少とか高齢化はあるだろうから最初に挙げていますが、それだけでは説明できないほど落ち込んでいるので他の理由もある筈だと。

 ところでどうでもいいことですが、その中にこういう個所も。

 夜の産業の不振については、全く別の要因を指摘する声もある。「夜間経済の衰退の背景には、恋愛文化の消滅がある」(若者の恋愛事情に詳しい玩具メーカー、TENGAの松本光一社長)という声だ。

(p037, 強調は引用元より)

 TENGAて(笑)。ちなみに、ここまでに挙げられている理由は主に人数とかカネとかの話でした。

 話を戻すと、その「10の理由」の中になんでないのかな〜?と思うのがあって。つまり、警察を含む行政の影響です。
 まあ警察が出てくると違法な店の取り締まりの話みたいですがここではそういう意味ではなく、おキレイな社会を作りたい人々の話です。陰いところでやること=秘め事=悪事だという信念があるのか、とにかく、特に「性」に関しては徹底的に潰そうとしますよね。
 しかし、まあ上記の引用にある意見じゃないですが、そういう何かこう、あまり明るいところでやりたいと思わないようなことをとにかく「悪」として排除されると、夜の経済って成立しないんじゃないかな、と。

 ここでいきなり本エントリの主題である日銀のインタゲの話に無理矢理つなげますが。
 インフレ目標政策については何度か触れてきましたが、まずもって日銀に丸投げってのがおかしい。だって、日銀だけでできるわけがないじゃないですか。カネを投入して、それが一体どこにどう流れるのか日銀にコントロールできるわけではない。カネを増やせばインフレになるなんてバカなことを言う人もいますが、カネが「どこで」増えるかが問題なのに、ね。
 ところがそこのところを担うべき政府が、丸投げするだけじゃなく足を引っ張ってしまったし。少なくとも「消費」の場にだけは流れないようにしてしまったので、もうこれは成功しようがない。つまり、行政が足を引っ張ってるって辺りがね、なんか似てないかなとね。
 まあついでに言うと、あの時政府がちゃんと日銀と一体になって行動していたとしてもそれは障害を除くだけのことであって、仮に今、政府が反省してやり直しをしてももう遅いでしょうけど。何故なら、あの時あった「空気」が今はもうないから。

 さて、今回の話、もう一つあって。
 特集の締めくくりは、「PART4 日本の夜を衰退させない 起きよ、国民 「夜の本能」を呼び覚ませ」という記事となっています。
 見出しの割に内容は、企業はもう昼に軸足を移すか新興国の夜を狙うかだというものになっていますが、それでも一応、結びはこういう感じになっています。

 飲み歩けとは言わない。好きでもないのに歓楽街に行けとも言わない。夜間に何をしようがそれは個人の自由。だが、国家の衰退を食い止めるという観点に立てば、結論は次のようにならざるを得ない。
 寝るな日本人、「夜の本能」を呼び覚ませ——。

(p043)


 いやまあ、日本人の睡眠時間が統計的に少ないというのも常識だから知っての上であえて言っているのでしょうが。取材の中で出てきた「みんな寝てんじゃないの」という声が刺さったようだったので。
 ただ、それは衰退が夜に表れるということであって逆ではないのではないかな。上記引用部の前段には「老いるから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから老いるのだ」というショーの言葉が引用されているのでここもあえて言っているのかも知れませんが、ここでそれを引用するのは何かおかしい。
 一つは、個人の問題と社会の問題を混同している。もう一つは情の問題と物理的な制約も混同している。
 ちょっと寄り道になりますが、後者についてはPART3の分析を参照してみましょう。

 PART3では10の理由を挙げていますが、これ、ちゃんと整理されていませんね。ある項目が別の項目の理由になっているように思われるものもある。思われるのであって根拠はないのですが、さりとてそれを否定する分析もない。
 まあそれはおいといて、大別すると「できない(ない袖は振れない)」「不要(あるいは不一致)」になります。が、何故か挙げられていない、感情と絡めた活力の話がPART4の結論となっています。なんだかなー。

 で話を戻しますが、インタゲとの絡み。
 これも過去に何度か触れましたが、インフレ目標政策は結果から原因を起こそうというものです。勿論、そこにはそうなる可能性もあるのであって、だからスパイラルになるわけです。しかし、スパイラルになるためにはインフレという結果が原因を引き起こす条件を別途整えておく必要があります。
 しかし、その策は打たれていない。
 因果関係、ストーリー、構造、論理、そういったものをどうにもスルーしているような気がする点が、今回の記事と何だか似ているように感じるわけです。そういうところを無視してる対策というのは、むしろ逆効果になることもあるわけで。例えば「寝るな」なら、夜の経済に貢献した結果昼の経済が疎かになるとか。インタゲならインフレ期待で逆に買い控えを招くとか。

 上記の「似てるな〜」二つは平たく言うと、役所に気を使ってない?というのと理屈はどうなってんのという、なんかそこかしこにありそうな引っ掛かりです。なんかたまたま二つ重なったのでまとめてみました。
 そういえば、日経ビジネスのこれの前の号の特集は「もう銀行はいらない」でした。そこでも気になったのが、不良債権処理の時代を憶えている経営者には銀行の融資は経営リスクなんじゃないの?ということが書いてなかった点。これも配慮かもしくは忖度(笑)かな?
 という感じで、色んな政策なり何なりが、理屈はないけど配慮はあるみたいなわけのわからない代物になっているというのは、大変不幸なことなのではないかなと。
 まあでも、それでうまく行かなくても彼等別に責任取る必要があるわけでもないし。
 勿論、私も責任ないからこうしててきとーなことが言えるんですけど(笑)。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
アクセス解析中